オーストラリアにおけるライフ・セービング資格

Lifeguard Yutakaの今日も僕は海をみていた

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今日も僕は海をみていた

 

美しく平和そうに見えるビーチも、海のプロの目を通せばドラマがいっぱい。もっと海を知り、もっと海と仲良くなるためのコツを、現役ライフガードが優しく指南。

第20回
オーストラリアにおけるライフ・セービング資格

ブロンズ・メダリオン。この言葉を聞いたことがある人は相当ライフ・セービングについて詳しい人だと思います。一般的に救命と言えばファースト・エイド(救急法)ですが、オーストラリアではライフ・セービングそのものが日常生活に普及しており、ライフ・セーバーの数もかなり多いです。

日本でも、救急法取得者や心肺蘇生の講習を受けたことがある方は多いと思いますが、ライフ・セービングに関わり、実際に資格も持っているという人は少ないでしょう。

しかし、ライフ・セービング先進国であり、発祥の地でもあるオーストラリアでは、小さなお子さんから年配の方まで、皆が海で泳ぎ、海を愛しライフ・セービングに携わります。

そんなライフ・セービングの登竜門とも言われる資格がブロンズ・メダリオンです。プールで行われるスイミング・テスト、実際に海で行われる一連の救助訓練、そして筆記試験。これらすべてを通過した者だけが、資格を取得することができます。

ライフ・セービングはそもそも、奉仕者が志を持って人助けをするという素晴らしい奉仕活動です。資格とは言っても、ブロンズ・メダリオンはあくまでも修了書。実際に、海で一生懸命にライフ・セービングをできるかどうかはその人の気持ち次第です。

ですが気持ちのある方なら絶対に取れる資格とも言えます。一生に1度の思い出として、ライフ・セービングの資格を取り、ライフ・セーバーとして海に立つのも良い経験になるかもしれません。

興味のある方は、ぜひお近くのライフ・セーバーまでお尋ねください。


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<プロフィ-ル>
朽木豊(くちき・ゆたか)

ゴールドコースト市のプロ・ライフガード。北はスピットから南はクーランガッタまで、海難救助に精を出す日々を送る。オーストラリアで採用された最初の日本人プロ・ライフガード。フェイスブック(Yutaka Kuchiki)も随時更新中。

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