非常時に頼れるSESって?

GC在住日本人なら知っておきたい

ゴールドコーストの異文化サービス

MCCGC(マルチカルチュラル・コミュニティーズ・カウンシル・ゴールドコースト)は、異なる文化背景を持つコミュニティーの問題や悩みを市役所、州政府、連邦政府へ報告し、政府・行政との橋渡しの役割を担っています。

第32回 SESって何?

QLDは今サイクロンのシーズンで、「マーシャ」の被害も記憶に新しいですね。サイクロンとは熱帯性低気圧で南半球やインド洋などで発生するものです。強さに応じてカテゴリーが5段階に分類され、マーシアは最終的に最も大きなカテゴリー5になりました。グレート・バリア・リーフやQLD北部では甚大な被害に見舞われ、サンシャイン・コーストやブリスベン、ゴールドコースト地区でも道路の冠水や家への浸水が起こりました。

こうした大きな災害が発生した時、我々はどのようなことに注意すべきでしょうか?安全確保のため、最低限取るべき行動は以下の4つです。

① BOM(気象庁)のウェブサイトで状況を確認
② 警察やエマージェンシーのウェブサイトを確認
③ ABCラジオなどを聞き情報収集
④ 念の為、災害用避難袋を用意

しかしどんなに万全の備えをしていても、災害を回避できない場合もあります。その際に心強い味方がSES(ステート・エマージェンシー・サービス)です。SESとは全国的なボランティア組織ですが、州ごとに管理されており、災害時に24時間体制でさまざまな専門的なサポートを提供します。

SESが行うサポート例としては、洪水で家の周りが冠水して身動きが取れない時にボートで救助に来てくれたり(家の中が浸水した程度では来てくれません)、サイクロンの際は、家屋に甚大な被害(近くの木が倒れて家が壊れた、屋根が嵐で飛んでいったなど)が出た場合に駆けつけて応急処置をしてくれたりします。彼らは皆、ボランティアの一般人です。

非常時に生命の危機があると思われる場合は「000」に、洪水やストームで甚大な被害が生じた場合は「132-500」にすぐ電話をかけ、SESに救助などの要請をしましょう。SESの代表連絡先は以下の通りです。

● SES本部 137-468
● SESゴールドコースト(South Eastern Region) 5547-3100
● SESブリスベン(Brisbane Region) 3635-1890

最後に、水害の際に役立つ砂袋の正しい使い方を説明したビデオを、ぜひ一度ご覧ください。
Web: http://bit.ly/1B8W2KL

MCCGCの活動について、ならびに行政サービスについての質問がありましたらお気軽に日本語で「naoh@mccgc.com.au/0423-511-549」へお問い合わせください。


リビング

〈著者プロフィル〉平野尚道
マルチカルチュラル・コミュニティーズ・カウンシル・ゴールドコースト
コミュニティー・デベロップメント担当
ゴールドコースト日本人会の会長職を8年務める。ゴールドコーストの異文化からの移民をサポートする非営利団体MCCGCにて、ゴールドコーストでただ1人の州政府プログラム異文化育成担当を委託。09年在ブリスベン在日本国総領事館より在外公館長表彰を授与される。14年ゴールドコースト市オーストラリアデー文化功労賞受賞。

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