【QLD】思いがけない罰金?

GC在住日本人なら知っておきたい

ゴールドコーストの異文化サービス

MCCGC(マルチカルチュラル・コミュニティーズ・カウンシル・ゴールドコースト)は、異なる文化背景を持つコミュニティーの問題や悩みを市役所、州政府、連邦政府へ報告し、政府・行政との橋渡しの役割を担っています。

最終回 思いがけない罰金?

日本とオーストラリア(QLD)では公共のルールが異なる場合も多く、何気ない行為が罰金や処罰の対象になることもありますので、以下のようなケースでは十分に注意が必要です。

●歩行者用の信号は赤だが、左右ともまったく車が来ないので横断歩道を渡った。
 ⇒罰金です!
●買い物の間、駐車場の車の窓を換気のために少し開けていく。
 ⇒もし5センチ以上開いていたら罰金です!
 ※車を盗難から守る安全義務を果たさなかったということになります。
●16歳以下の子どもがいる車内(自分の車を含む)で喫煙した。
 ⇒罰金(227ドル)です! ※2015年1月〜

いずれも、見つからなければもちろん罰金にはなりませんし、警察も目くじらを立ててこのような取り締まりを行っているわけではありませんが、車の盗難の多いエリアや、夜の盛り場など事故の多い場所では要注意です。
 また、公共の場所でやってはいけない行為(Public Nuisance Offence)は以下の通りです。これらの行為に対して警察は、その場で罰金を科すことも逮捕することも可能です。その場での罰金は有罪の記録は残りませんが、あなたの犯罪の履歴には残りますので絶対にやめましょう。

●誰かを脅す、暴言を吐く(悪い言葉を使う)大勢で必要以上に騒ぐ、他人の行為を妨げるなどの行為
●公衆便所以外の場所での放尿(立ち小便など)
●公共の場所で、お金や物をねだる行為(募金など、登録され認められた行為は除く)
●公共の場所または公共の場所から見える場所で自らの性器を露出する行為
●泥酔や、違法ドラッグなどによる酩酊行為

また警察官は、あなたの行為が以下の状況に該当する場合、最高で24時間を限度に一定の公共の場所への立ち入りを禁止したり立ち退きを命じる権利があります。

●誰かを不安に陥れている場合
●商売の邪魔になったり、入り口をふさいでいる場合
●誰かを脅したり、攻撃したり、わいせつであったりする場合

もしも誰かから上記のような行為を受けたら、速やかに000で警察に連絡しましょう。

MCCGCの活動、ならびに質問がありましたらお気軽に日本語でnaoh@mccgc.com.auまたは0423-511-549へお問い合わせください。

なお、「ゴールドコースの異文化サービス」は今回をもって最終回となります。ご愛読ありがとうございました。次回から新たなタイトルでの新連載をお楽しみに。


リビング

〈著者プロフィル〉平野尚道
マルチカルチュラル・コミュニティーズ・カウンシル・ゴールドコースト
コミュニティー・デベロップメント担当
ゴールドコースト日本人会の会長職を8年務める。ゴールドコーストの異文化からの移民をサポートする非営利団体MCCGCにて、ゴールドコーストでただ1人の州政府プログラム異文化育成担当を委託。09年在ブリスベン在日本国総領事館より在外公館長表彰を授与される。14年ゴールドコースト市オーストラリアデー文化功労賞受賞。

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