第5回 Windows7アップグレード注意点!

パソコン・トラブル・シューティング

岩戸あつしの
パソコン・トラブル・シューティング

「新・パソコン講座」から装いも新たにスタートしたこのコーナー。パソコンにおける、身近なトラブルの解決方法ををコンピュータ・エンジニアの岩戸あつしさんが分かりやすく解説してくれる。
このコーナーではウィンドウズについての解説となります。

第5回 Windows7アップグレード注意点!

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 10月22日に発売されたWindows7(セブン)。VISTAと比べて、立ち上がりのスピード、アプリケーション・ソフトへの反応スピードも速く、今のところ人気は上々です。VISTAやXPを使っているユーザーが、様子を見て、そろそろ7にアップ・グレードしてもいいのではと考えているようですが、アップグレードについては、かなり複雑な事情があるのを知らない人が多いようです。今回はアップグレードに失敗しないためのコツをお伝えします。

その1
製品版とアップグレード版
 まずWindows7には、ホームプレミアム、プロフェッショナル、アルティメットなどと名付けられた機能の多少の違いによるエディションという商品分類があり、それぞれのエディションに対して、製品版とアップグレード版があります。アップグレード版は、WindowsXPやVISTAを使用しているユーザー対象で、製品版より安く(およそ半額くらいで)提供されています。製品版は、全く新しくウィンドウズを購入するユーザーやWindows2000などの古いものを使っているユーザー向けです。
その2
言語の異なるWindows、アップグレードは?
 マイクロソフトのウェブサイトによると、Windowsの言語の違い(例:日本語⇔英語)によるアップグレードも可能ですが、すべて「新規インストール」扱いになるとのことです(その3を参照)。

第4回   Windows7買う前にココをチェック!

その3
アップグレード版に2つの異なるアップグレード方法
「アップグレード・インストール」と「新規インストール」

 従来のウィンドウズ・アップグレードという意味は、アップグレード後、現在のアプリケーションソフトやデータをそのまま使用できるというものでした。ところが今回のWindows 7アップグレード版は、現在使用しているエディションや、アップグレードするエディションの種類によって、以前のようにソフト、データがそのまま使用できる「アップグレード・インストール」(「上書きインストール」と表現されることもある)と、すべてのアプリケーションやデータが使えなくなってしまう、「新規インストール(クリーン・インストールとも言う)」に分かれます。
 それぞれに注意点があり、「新規インストール」をする場合は、再インストールに備えて、必ずアプリケーションCDの確認、メールを含めてすべてのデータのバックアップが必要です。また「アップグレード・インストール」にしても、VISTA付属のWindowsメールが使用できなくなるなど、アップグレード時にいくつか問題が生じる可能性があるため、事前にデータのバックアップを取っておくことをお薦めします。
 以下の表はWindows7へのアップグレード対応をまとめたものです。
◆XP、VISTAからWindows 7にアップグレードする場合の対応表(32ビット仕様)*1

アップグレードしたいWindows 7
現在使用している
Windows
Windows 7
ホームプレミアム
Windows 7
プロフェッショナル
Windows 7
アルティメット
XPホーム、プロフェッショナル
VISTA ホームプレミアム *2
VISTA ビジネス*2
VISTA アルティメット*2

○は、「アップグレード・インストール」/「新規インストール」両方可能 △は「新規インストール」のみ可能
*1 その他のエディション、64ビット仕様など、さらに詳しい情報は、以下のマイクロソフトウェブを参照: 
Web: www.microsoft.com/japan/windows/windows-7/guide/upgrade01.mspx
*2 VISTAは、SP1以上にアップグレードされているのが条件

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