冬の女王、サヨリ(針魚)釣り

今の時期のサヨリは形も味も良い
今の時期のサヨリは形も味も良い

第109回
クイーンズランド州の釣り情報
フィッシング・ライター:金園 康秀
(YASU=ブリスベン在住)

 

冬の女王、サヨリ(針魚)釣り

小さな玉浮きがスーッというような感じで横に動いた。そっと竿を立てて合わせると、針がかりしたサヨリが水面で暴れて竿が大きくしなった。

寒い季節になると、脂が乗って太った良いサイズのサユリの大群が沿岸に回遊してくる。今の時期のサヨリは大型で全長が40センチ前後もあり、その強いファイトと、また、刺身や天ぷらにすると上品で美味しい味わいも楽しめることから、釣り人も好んで釣行するこの季節ならではの手軽なターゲットとなっている。

サヨリは下顎のくちばしが長く、上顎は短い受け口。これはエンピツとも呼ばれるタイプだが、小型サイズになると口も小さいので釣りにはコツが必要だ。しかしこの時期のカンヌキ・サイズはそれなりの大きさの口に成長していて、比較的釣りやすくなる。

サヨリを釣る際、一番注意したいのは、魚を集めるために使う寄せエサだ。寄せエサを少しずつ水面に撒いて、水面にサヨリの群れが集まってくるのが見えてきたら、釣りを開始する。いくら寄せエサを撒いても魚影がない時は場所を移した方が良い。仕掛けは浮きから1メートルくらい先のラインに小さな針を付けるだけ、水面を狙うのでオモリなどは不要だ。エサは針が隠れるくらいに小さく切ったエビの剥き身などを使い、サヨリが泳いでいる近辺に投げて、浮きが左右に動いたり潜ったりしたらそっと竿を立てて合わせる。

コツをつかめば短時間で大漁となる
コツをつかめば短時間で大漁となる

ヒットした瞬間、サヨリは左右に大暴れするので、そのスマートな魚体には似合わない強さのファイトに驚かされることだろう。

ダツ目ダツ科のサヨリの仲間では、ダツやサンマが代表的。ダツは上下のくちばしが同じくらい長く歯があるのが特徴だ。サンマは日本周辺の魚だが、オーストラリアの南部にはサンマと瓜2つのソーリー(Saury)という仲間も生息している。

余談だが、昔、シドニーでゲーム・フィッシングのツアーを催行していた時、釣ったキハダの胃の中から大漁のソーリーが出てきて驚かされたものだ。

釣具のガレージ・セールのお知らせ!
フィールド・テストや見本市などで数回使用しただけの新品同様のロッドやルアー、ジグなどをこの時期に格安で処分しています。オフショア・ジギングやキャスティング、バラムンディやバス用タックルが主流ですが、ご興味のある方はお気軽にお問い合わせください。

 

オーストラリアの釣り情報
Web: www.fujimaru.com.au

新着記事

新着記事をもっと見る

NICHIGO CHANNEL

新着イベント情報

新着イベントをもっと見る