冬の小魚は干し物がおいしい

今の時期の小魚は干し物にするとおいしい
今の時期の小魚は干し物にするとおいしい

第133回
クイーンズランド州の釣り情報
フィッシング・ライター:金園 康秀
(YASU=ブリスベン在住)

冬の小魚は干し物がおいしい

ゴールドコーストのシーウェー・ジェッティーや、ブリスベンのショーンクリフ、ウッディ・ポイントなどの桟橋の先端付近は、15センチ前後の小アジや「へーリング」と呼ばれるコハダに似た魚、そしてカマスなどがサビキでよく釣れるポイントとして有名です。

大物狙いのアングラーたちがこれらの小魚を釣り上げてバケツの中に入れて生かし、キングフィッシュやオーストラリアン・サーモン、はたまたマグロなどを狙うための生き餌(Bait)として使っている光景をよく見かけるものです。

今の時期のこれらの小魚は脂がそこそこ乗っているので、干し物にして焼くとパリパリと骨ごとおいしく食べれるものです。日本の旅館などで朝食に出てくる干し魚の焼き物と同じような、懐かしい味わいを楽しめます。

小魚ではないがカマスやテイラーも干し物に向いている
小魚ではないがカマスやテイラーも干し物に向いている

小魚の釣り方はサビキ(Bait Catcher)と呼ばれる針が6本付いた仕掛けを水中に落として上下させる方法が一般的ですが、ある程度の数を釣り上げると小魚も学習して釣れにくくなります。そこで、場所やサビキの色を変えたり、小さく切ったイワシの切り身などを餌にしてサビキの針に付けたりとそれなりの工夫が必要です。

小魚を釣っていると、アジア人たちが小魚を乱獲して持ち帰っているのではという偏見の目を持つ人たちも少なからずいますので、家族でおいしく食べきれる数匹か、または多くても20匹くらいまでをめどにして環境保護を心掛けましょう。決して日本のように隣近所へのおすそ分けの分まで持ち帰るようなことは自重しましょう。

魚を干す網はアジアン・グローサリーなどで購入することができます。魚を干すとそれなりに匂いが出ますし、匂いに引き寄せられて多くのハエも飛来してくるので、隣近所の苦情沙汰にならないよう注意が必要です。

なお、アジやへーリング、カマスなどの魚には持ち帰っても良い大きさの制限はありませんが、鯛系やパーチ系、ベラ系などの魚の多くは制限サイズが決められていますので、持ち帰る際は魚種をよく調べてください。

オーストラリアの釣り情報
Web: www.fujimaru.com.au

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