クイーンズランド州の釣り情報/秋は“歯もの”の季節

クイーンズランド州の釣り情報

フィッシング・ライター:金園泰秀(YASU=ブリスベン在住)

秋はサワラに脂が乗っておいしい季節だ
秋はサワラに脂が乗っておいしい季節だ

第142回
秋は“歯もの”の季節

秋から冬にかけては水温も下がり始め、上流の浅い場所にいた小魚も水温がやや高い湾や外洋に降りて餌の豊富な場所へと群れていきます。

早朝や夜になると外洋に近い浅い桟橋周辺や磯場などに群れている小魚を狙って、イカや「フィッシュ・イーター」と呼ばれる魚を捕食する肉食魚が回遊してくるので、大物のフィッシング・シーズンの到来とも言えます。

この時期に釣れる代表的なフィッシュ・イーターのテイラー、サワラ、ハガツオなどは、いずれも鋭い歯を持っているのが特徴です。その鋭い歯に糸が触れるといとも簡単に切られてしまいます。夜釣りではナイロンの釣り糸の代わりにワイヤーを使いますが、警戒心が高まる日中の釣りでは、水が濁っていない限りワイヤーの釣り糸にはなかなか食いついてこないものです。

釣り針が3、4つほど連結した「ギャング・フック」を使用することで一番上の針まで食われない限り糸が切られる確率が低くなります。そして3つ以上の針が餌に刺さっているので、思いっきり遠投しても餌が針から外れることも少なく、遠い場所まで狙えるものです。

ベイトの大きさに合わせてフック・サイズを変えることが大事
ベイトの大きさに合わせてフック・サイズを変えることが大事

また、餌に針が3、4つほど刺さっているので、針と餌の重さで仕掛けがゆっくり自然に沈むため、できるだけ重りを使用しないか軽くして釣るのがコツです。

餌は冷凍イワシ類ですが、ピルチャード(マイワシ)、ブルー・ベイト(シコイワシ)、ホワイトベイトなどそれぞれサイズが異なりますので、釣り場の状況に合わせて、餌とギャング・フックのサイズを選択します。

魚へんに春と書いてサワラですが、サワラも含めて春よりは今の時期の魚が一番脂が乗っています。今が魚の旬と言えるのではないでしょうか。

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Web: www.fujimaru.com.au

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