夏のゴールドコーストの釣り!

クイーンズランド州の釣り情報
夏から秋は、回遊魚の盛期を迎える

第 54回
クイーンズランド州の釣り情報
フィッシング・ライター:金園 康秀
(YASU=ブリスベン在住)
夏のゴールドコーストの釣り!
「ヒット! 」。ライト・トローリング・ ロッドが大きくしなって、ボートの後方50メートルほどの海面にシイラ(Dolphin Fish)が大きくジャンプした。

 夏のクイーンズランドの海は、沖からの黒潮が大陸にぶつかって一部は北部へ、そして一部は南部へと速く流れる日が多くなる。沖の釣りで潮が速いとボートが流されてポイントを早く通過するので、じっくり狙うのは容易ではない。仕掛けが無事海底に着いても、そこから竿までの距離にある釣りラインが潮に押されて浮き上がってしまい、さらなる困難を強いられるからだ。

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ジギングでヒットしたシイラ

潮が速い時は、ジギング釣りでナマリ製のルアーをすばやく海底まで沈め、高スピードのリールで1度すばやく巻き上げてから再度沈めるという方法で対処もできるが、結構な重労働となる。そこで、初心者や年配アングラーには高速巻き機能がある電動リールが有利かもしれない。
 このように潮が速くて海底に生息する魚を狙うのが難しい時は、夏に盛期を迎える回遊魚の魚たちを狙うのもお薦めだ。主なターゲットはシイラやカツオ類(スマカツオ:Mac Tuna、本カツオ:Skipjack、歯カツオ:Bonito)やマグロ類(キハダ:Yellowfin Tunaなど)、そしてサワラ類など。手軽なライト・トローリングのタックルを使って、それほど沖合いへ出ない沿岸部で狙うことが可能なのである。
 本格的なトローリングで狙うカジキなどのマーリンのゲーム・フィッシングでは、それなりのトローリング・ボートでそれなりの高価なタックルを使って、そしてそれなりの沖合いスポットまで走らなければならないことも多いが、浅場のライト・トローリングであれば、一般の餌釣りの釣り船の後ろから何本かのトローリング・ルアーを引いて、のんびりとビールなどを味わいながらエンジョイできるのも嬉しい。その酒の肴となる採れたての刺し身を味わうことも、もちろん一番の醍醐味である。

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Web: www.fujimaru.com.au


今月の釣りポイント 
キハダマグロの穴場

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夏の底物の代表的な大物のジューフィッシュ大ニベ

 QLD州南部のブリスベンやゴールドコーストから車で2時間ほどの距離にあるNSW州北部沿岸には、小型のキハダなどのマグロ類や本カツオやスマカツオ、そしてサワラやシイラなどの青物魚が多数回遊している釣り場がある。餌釣りの釣り船の後ろから浅場用の小型の魚の形をしたミノー・タイプのルアーやタコベイトなどのライト・トローリング・ルアーで狙うことが可能。群れに遭遇すると同時に何匹もヒットするので、小型ながら60センチ以上の青物魚を持ち帰ることもできるのが魅力だ。
 また、浅い岩礁根の釣り場では、ジューフィッシュやタイ、カサゴ、シマアジなどの五目釣りも時間の合間に行えるため、お土産狙いのアングラーたちには大人気。
 同釣り場への参加希望の人数が6人以上が集まった際には、1泊2日程度での遠征釣りを検討しているので、興味のある人は下記メール・アドレスまで問い合わせを。
 なお、釣れた規定サイズの魚はすべて持ち帰れるので、大型のクーラーボックスの用意が必要となる。

 問い合わせは、ヤスまで(yasu@fujimaru.com.au)

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