ハタ科のエスチャリーコッド

クイーンズランド州の釣り情報
GTキャスティングで釣れた大物のコッド

第90回
クイーンズランド州の釣り情報
フィッシング・ライター:金園 康秀
(YASU=ブリスベン在住)

 

ハタ科のエスチャリーコッド

「ヒット! でも、潜られた!」

バラマンディを狙って、魚が身を潜めやすい岩や倒木ぎりぎりの場所にルアーのキャストを繰り返す。そのうち、ゴンッという感じの大きなあたりがあるが、同時に、その倒木の中に潜り込まれてしまうことがよくある。

バラマンディやマングローブジャックとともに浅い場所に生息するハタの仲間、エスチャリーコッドは、ヒットと同時に潜り込んでしまう代表的なターゲットだ。主に、岩や水の中に倒れ込んでいる木などが密集する水底に近い障害物周りに生息していて、目の前を通る餌をさっと襲って巣穴に戻ってしまう。


エスチャリーコッドはルアー・フィッシング向きのターゲット

ルアーも水底近くまで潜って動く「ダイビングミノー」というタイプが威力を発揮するが、障害物の周りを狙ってキャストしてアクションさせるにはかなりの熟練度が要求される。

「コッドとはタラ科の魚のことですか?」とよく聞かれるが、クイーンズランド州ではハタ科の魚はコッドまたはグルーパーと呼ばれている。浅い海に生息するエスチャリーコッドやポテトコッドなどから、深海に住むバーコッドやアラの仲間のハプカまでいろいろな種類が生息していて、その中には絶滅危惧種も存在している。ルアー・フィッシングの際、そのターゲットを守るためにも、キャッチ&リリースする場合は傷を付けないよう慎重に行いたい。

ちなみに、エスチャリーコッドの規定サイズは38センチ以上で、中華風や鍋やフライなどにするとおいしい魚として知られている。そのため、この魚も年々数が減ってきているようだ。

 

オーストラリアの釣り情報
Web: www.fujimaru.com.au

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