テイラー釣りのシーズン

クイーンズランド州の釣り情報
ボート・フィッシングではトップ・ルアーで狙うことも多い

第83回
クイーンズランド州の釣り情報
フィッシング・ライター:金園 康秀
(YASU=ブリスベン在住)

 

テイラー釣りのシーズン

テイラー釣りでは、日中よりも夜の方が警戒心が薄くなって釣りやすいので、夜釣りが盛んです。テイラーのカミソリのように鋭い歯に対して、普通のナイロンのラインではヒットした魚が暴れまわるうちに切れてしまうので、針のすぐ上にナイロンではなく鉄製のワイヤーのラインを使います。日中では警戒心が強い魚にラインが見えてしまうようで、必然的に餌釣りでは夜釣りになってしまうのでしょう。

ルアー・フィッシングでは、テイラーの鋭い歯でルアーに歯形の傷がつくことがあっても切れることがないので、昼夜を問わず狙うことができます。日中のルアー・フィッシングでは、ベイト・フィッシュの群れを探して、その周辺を狙うのがコツです。ルアーのアクションは早巻きが基本ですが、早く引くと水上スキーのようにルアーが水面上に出てしまう場合があります。テイラーは水面にジャンプして逃げる小魚を追うのが苦手なので、ルアーは水面下5センチくらいを早く引くのがベストでしょう。竿先を下に向けてリールを早く巻くことになりますが、よそ見などをしてうっかりルアーを竿先まで勢いよく巻いてしまうと、簡単に竿の先の部分が折れてしまうので注意が必要です。


テイラーは堤防や桟橋からのルアー・フィッシングのいいターゲットだ

テイラーの餌釣りはワイヤー・ラインの先にギャング・フックと呼ばれる3本の針を連結したものに冷凍イワシを1本丸ごと付けて、ビーチなどから遠投してアタリが来るのを待つという方法が代表的ですが、最近はアジア人のアングラーを中心に、桟橋や堤防から電池やケミホタルなどで光る浮木の下に餌を付けた仕掛けを遠投して狙うケースも増えてきているようです。これからのシーズンには、ゴールドコーストのスピット桟橋上で、海上に電気浮木の光が無数に浮かんでいる光景を見かけることが多くなるでしょう。

外洋側ビーチでの釣りポイントはカレントと呼ばれる沖から打ち寄せる波の作用で海流が沖に払い出す場所を狙うのが基本です。打ち寄せる波がやや穏やかなところがそうですが、よく分からない時は、サーファーたちが沖に向かって泳いで行く場所を見つければ、そこにカレントがあります。ただ、そういった場所ではサーファーたちが邪魔で、釣りにはならないかもしれません。

テイラーは身が柔らかい魚で、一夜干しや、開きなどの料理に向いているのでぜひ試してみてください。きっとそのおいしさに驚かされることでしょう。

 

オーストラリアの釣り情報
Web: www.fujimaru.com.au

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