第1回 隠れ家ビーチでシドニーの夏を満喫

サマンサのとっておきシドニーライフ

 ハジメマシテ、私はサマンサ。今月からシドニー・ライフがきっと楽しくなる、ローカル御用達のとっておきの情報をお届けするので、みんな楽しみにしてね ! 第1回目は、この夏にぜひ足を運んでほしいシドニーの隠れ家ビーチ。それでは、ドウゾ ヨロシク オネガイシマス !

 マンリーやボンダイは、夏の太陽の下でショッピングや人間観察を楽しむにはもって来いの、おなじみのビーチ。でも実は、シドニーにはこうした有名スポットの賑やかな喧騒から離れた、とっても魅力的なビーチがたくさんあるんです。その中でも私のお気に入りの場所を紹介するので、ぜひ行ってみて。日光浴や友達とのピクニック、海でのひと泳ぎには最高だし、ボディサーフィンのスポットもあるわよ。

第1回 隠れ家ビーチでシドニーの夏を満喫

 まず紹介するのはシェリー・ビーチ(①)。あの有名なマンリーのコルソ通りから歩いて行けるの。マンリー・ビーチの南端から続く海岸線沿いの遊歩道を、海を眺めながら15分ほど歩けば、こぢんまりとした可愛らしいそのビーチに到着です。
 私はこのビーチが大好き。だって、ビーチを囲むように緑濃い木々が生い茂ってリラックスできる雰囲気だし、波も静か。泳ぐのにも、打ち寄せる荒い波にバトルで立ち向かう、なんて必要ないの。というのも、シェリー・ビーチはオーストラリアの東海岸の中でわずか2つしかない、西向きのビーチの1つ。だから、海のうねりに飲まれたり、外洋からの激しい風に吹かれる心配もなし。
 この辺りの岩場は水はとても澄んでいて、格好のスノーケリング・スポットでもあるんです。カラフルな小魚が群れながら泳いでいたり、ブルーグルーパーという愛らしい大きな魚にも出会えるはずよ。
 シェリー・ビーチでリラックスした後は、ビーチを囲む岬の先にあるブッシュ・トラックを散策するのも素敵。私はこの岬の突端から外洋の波と戯れるサーファーたちを眺めるのが好き。運が良ければサーファーと一緒に波に乗るイルカを見ることもできるわ。
 その後もしもお腹が空いたら、ビーチを見渡せる「The Sandbar Cafe」でサラダやアイスクリームを頬張るのもグッド。贅沢な気分の時は、そのお隣のレストラン「Le Kiosk」の牡蠣を試してみて。夏の1日の終わりにピッタリだから。
 このエリアでは、マンリーの北にあるフレッシュウォーター・ビーチ(②)もオススメ。マンリー・ビーチの北端にある「虫食い穴」と呼ばれる小さな洞窟をくぐり抜けて、岩をよじ登ったりして、たどり着くことができるの。そんな冒険をしたくない人のために、駐車場もたくさんあるからご心配なく。北の端のロックプールで、水遊びやひと泳ぎもできるけど、この遠浅のビーチは隠れたサーフィンのメッカでもあるの。サーフィンはもちろん、ボディボードやボディサーフィンで波乗りを楽しんでみて。私はビーチの砂の上を、そぞろ歩くのが好き。
 ノーザン・ビーチの中で最も北にあるパーム・ビーチ(③)も魅力的。私はいつも浜辺をゆったり歩くんだけど、きっと白い砂浜が広がる海辺をジョギングするのはとても気持ちいいと思うわ。ここでは、シドニーで最も高級と言われる住宅地をのぞき見ることもできて、とってもリッチな「シドニー・スタイル」が感じられるはずです。
 人気のテレビ・ドラマ「ホーム・アンド・アウェイ」もこのパーム・ビーチで撮影されていて、ドラマの中で「サマー・ベイ」って呼ばれているビーチがここ。撮影現場によく出くわすので、ビーチに着いたら探してみて。私の友達も何人か、その場でエキストラ役に選ばれたのよ!
 それから、パーム・ビーチでは、ぜひ内湾のピットウォーター側にも行ってみて。ヨットが行き交いとても静かで、そこだけでも素敵な目的地になるんだけど、ウォーフから出ているフェリーに乗って、対岸のザ・ベイスン(④)やグレート・マカレル・ビーチ(⑤)に行くのも気持ちいいわよ。シドニーで一番素敵なフェリー・コースだと思います。
 この2つのビーチはクーリンガイ国立公園の一部で、人ゴミからの脱出にピッタリ。友達や家族と日帰り旅行に行って、ピクニックするのが私は大好きなの。
 先週、友達が教えてくれたトゥリメッタ・ビーチ(⑥)も素敵よ。ナーラビーンとワリーウッドの間にある、知る人ぞ知るとっておきの秘密の場所なの。リトル・ナーラビーンとも呼ばれてるわ。小さなビーチは車道からは見えないけど、舗装されていない階段を下って行くことができるの。結構歩くわよ。だから私は、ピクニックのつもりで1日ゆっくりして、寝転がって本を読んだりして、私1人だけのシドニーの夏の1ページを楽しむの。もちろん、お友達と一緒に行ってもいいけどね。
 さあ、みんなの知ってるボンダイ&マンリーのデュオから抜け出して、冒険してみましょ。そしたら、見たことのないシドニーのときめきやキラメキを感じることができるはず !

第1回 隠れ家ビーチでシドニーの夏を満喫(Photo: Tony Yeates; Tourism NSW)

●賢いあなたへ !
 シドニーの夏は暑い ! とにかくとっても暑いの ! 特にお昼の12時から2時までの間は日射しが一番強い時間帯だから、砂浜から離れた方が無難ね。ビーチに日影がないようだったら、必ず日傘を持って行ってね。そして、オーストラリア人のこんな有名な口癖をお忘れなく-「Slip, slop, slap!(着ろ、つけろ、かぶれ!)」。つまり、「Slip on a shirt, slop on some sunscreen and slap on a hat(シャツを着て、日焼け止めをつけて、帽子をかぶりなさい)」ってこと。


プロフィル
Samantha Holland/シドニー大学ではジャーナリズムとコミュニケーション学を専攻。「シドニー・モーニング・ヘラルド」紙の書評コーナーに記事を寄稿するほか、本紙別冊の英字誌「jstyle(ジェイスタイル)」では編集長という大役も務める23歳。

新着記事

新着記事をもっと見る

NICHIGO CHANNEL

新着イベント情報

新着イベントをもっと見る