【WH日記】「働く=人と接する」を楽しむ ー 真田洋之さん

第24回

がんばるワーキング・ホリデー・メーカーにフォーカス

みんなの「ワーホリ・ダイアリー」

オーストラリアでがんばるワーキング・ホリデー・メーカーを毎月紹介。

 

今回登場のワーホリ・メーカーは?

真田洋之さん

1986年生まれ・北海道出身
日本で飲食店店長や小学生への英語教師のボランティアを経て、2013年に来豪。趣味はビリヤード。シドニーで極真空手にも挑戦中。

「働く=人と接する」ことをオーストラリアで楽しむ

中学生のころから海外生活に憧れ英語の勉強に力を入れてきた真田洋之さん。きっかけはあるテレビ番組だったという。

「当時人気だった『進め!電波少年』で芸人さんたちが世界中を旅する様子を毎週のように観ていました。試練の続く過酷な旅でしたが、観ているうちに自分も世界に出たいと思い始めたんです」と真田さんは楽しげに話す。そして「英語が話せれば世界中の何十億もの人とコミュニケーションが取れる」ことに魅力を感じ、高校は国際科、大学は英米文化学科を選択。大学在学中から英会話学校にも通い始め、アルバイト先のホテルでは仕事で英語を話すチャンスにも恵まれた。

人と接すること、教えること

「世界地図を見るたび、日本は小さいなと思っていました」と言う真田さんは、まず地元・北海道を出て社会人経験を積むべく、大学卒業後は日本中に支店を持つ飲食店に就職した。千葉県、大分県、神奈川県など各地の店舗で働いた後、北海道に配属され店長のポジションに。労働時間が長く体力も求められる飲食店の仕事だが「人と接することが好きなので、楽しかったです。自分にとって仕事の楽しさ=人と関わることなので」と真田さんは熱意を込めて話す。

人を育てること、教えることもまた店長としての仕事の1つ。「入社したてのころ、『スタッフを育てることは自分の分身を作ること』と言われたのが印象的。自分が学んでできるようになるだけでは十分ではないと、働く中で強く感じました」。

元々、人に何かを教えることが好きだったという真田さんは、就職後も続けていた英会話教室での勉強の中でJ-Shine(小学校英語指導者認定)の資格を取得し、小学生に英語を教えるボランティアを始めた。教える側としても英語に親しみ、多忙な社会人生活の中でも海外へ行きたいという気持ちは失われないまま。通勤で毎日乗る地下鉄の中では留学エージェントの広告がいつも目に入っていた。

退職、そして渡豪

5年続けた仕事を辞める契機となったのは、友人の結婚式のために取った休日だった。「式に出席していて職場の部下からの電話に出られなかったことで、後日上司から呼び出しを受けたんです。結果的にそれが海外に出る決心につながりました(笑)」と、真田さんは当時を振り返る。

オーストラリアを選んだのは「学生ビザでしか行きにくい国を選ぶと、働くことが制限されてしまうため、ワーキング・ホリデー・ビザが使える英語圏の国を探していたから。また、治安の面でも良さそうだったので」。

旅行やホームステイでの海外経験はあったが、オーストラリアは初めて。言葉の不安はなかったが、海外生活に親しむためまずはブリスベンの語学学校へ。入学当初はさまざまな国の生徒が話す英語のアクセントに戸惑うこともあったが、それも海外ならではの経験だ。その後、飲食店やファームの仕事を経て、真田さんのオーストラリア滞在は2年目に突入した。

ニックネームは「店長」

シドニーへやって来た真田さんは食品工場や飲食店で働く傍ら、再び語学学校にも通い始めた。「いずれ子どもに英語を教える仕事をもっとやりたいので、今はケンブリッジ英語検定のために勉強しています。そのせいで週3日しか働けないことはストレスでもあるのですが…」と話すほど、真田さんにとって「仕事」の存在は大きなウェイトを占める。

飲食店ではダイニング・セクションのサブ・リーダーに抜擢され、「頼られることでやる気も出ますし、何より人と接する仕事は楽しい。極真空手の先生をしている常連さんと親しくなり、自分も習い始めて交友関係が広がったり。職場の仲間には『店長』というあだ名を付けられて仲良く働いています」。同僚は日本人以外に台湾人、中国人、韓国人もいて、「英語力や接客スキル、人に教えた経験など、自分の持てる能力を生かせる場所にいられることが嬉しいです。日本へ帰ってもそういった環境で仕事をすることが夢ですね」と笑顔で話す。

「ワーキング・ホリデーは、社会人生活の中で得られる貴重な自由時間。勉強して、働いて、趣味に没頭して、睡眠時間を削ってでも自分の時間を作っています。これからこの国に来る人も、ぜひ人と積極的に関わって生活を楽しんでほしいです」と、真田さんらしいひと言で締めくくってくれた。

「ワーキング・ホリデー・メーカー」募集中!
自薦、他薦は問いません! 「推薦理由」など、詳細をお書き添えの上、編集部(nichigopress@gmail.com)まで。

新着記事

新着記事をもっと見る

NICHIGO CHANNEL

新着イベント情報

新着イベントをもっと見る