【WH日記】たくさんの経験を積んで大きくなっていきたい – 久保田真奈さん

みんなの「ワーホリ・ダイアリー」

たくさんの経験を積んで大きくなっていきたい

第50回 今回登場のワーホリ・メーカーは?

久保田真奈さん


1996年生まれ・岐阜県出身
高校卒業後、東京の大学へ進学し臨床心理学を選考。2学年終了時に1年間休学しワーキング・ホリデー制度を利用し渡豪。「日豪プレス」編集部で数カ月にわたりインターンシップとして携わる。4月から復学予定。


大学を休学し1年間オーストラリアでのワーキング・ホリデー(以下:ワーホリ)生活を選んだ久保田真奈さん。英語を学びたいわけでもホリデーを満喫したいわけでもなく、彼女にとって何よりも大切にしている「経験」を得にこの地に来た。

「大学入学当初から留学は考えていたのですが、学びたいというより海外での社会経験を積みたいと留学エージェントに相談し、ワーホリ制度を使っての渡豪を決めました。どうしても編集の仕事をしてみたかったので、日豪プレスにインターンをさせて欲しいと懇願しました」

編集者としての経験を積むために編集部でのインターンを始めた久保田さんは、日本では自身で学生団体を立ち上げ、クライアントを獲得し地元・岐阜県にスポットを当てたフリー・ペーパーを発行しているそう。

「大学のフリー・ペーパー・サークルに入り、その後自らフリー・ペーパー団体を立ち上げ、編集長として活動を始めました。故郷の岐阜にスポットを当て、主な資金は岐阜県に進出したい企業などをクライアントとした広告費で製作しています。そのような活動をしている中で、私は何かを作ることが好きだと改めて気付けたので、今度は実際に出版社など企業の一員として働いてみたいという気持ちが強くなり、オーストラリアの出版社でインターンをすることを決めました。実際、編集業務であれば日本でもできるとは思うのですが、日本にいたら大学を休学してまでやろうと思わなかっただろうし、このまま普通に大学に通っていてもそんな大きな壁にぶち当たることもなく無難な生活が続くのかな……という不安にかられていたのも事実です」

自分に課題を与え、あえて壁にぶち当たる機会を作るために渡豪し、知らない人たちの中でどうやって生活していくのかと、久保田さんは自身を試す場として同地を選んだ。

時間が足りないくらい最高の経験

「インターン当初は、文字の校正や編集部員の取材に同行し、慣れたころに元原稿をまとめるような簡単な記事を幾つか作成するようになりました。その後は1人で取材に行き、記事をまとめたり、企画を担当し取材先にアポイントを取り取材・撮影・記事の作成を1人で行いました。最終的には、企画を考え企画書を作成し、全てを1人で行い、「日豪プレス」2月号のインターン企画でシドニーのアイドルに約2週間密着し、見開き記事を完成させました」

インターンをしていく中で将来やりたいことが少しずつ明確になり、それを受け企画案を決めたという久保田さん。初めて自分で企画を立ち上げ最後まで製作し、その紙面が発行されたことで自信につながったと共にたくさんの反省点にも気付いたという。

「あんなにも密着したつもりでいたのに、彼女たちの深い部分まで探れなかったことや写真のクオリティーなど、反省だらけの初企画となった」と悔しそうな姿勢に驚かされた。

ワーホリ当初とは良い意味で別人に

約1年間のワーホリ生活を終える久保田さんの心境は大きく変化したという。考え方が別人のように変わった自分に驚きながらも前向きな気持ちでいることが伝わってきた。

「インターンを経験して社会人の方と一緒に生活するようになり改めて社会人への尊敬を感じました。経験のある人の強さはかっこ良いなと深く感じ、私もたくさんの経験を積んで大きくなっていきたいと改めて実感しました。来豪するまでは、自分の入りたい企業があって、その会社に入ったら定年までその会社に尽くすのが普通のことだと思っていましたが、来豪している多くの人が前職を辞めて来ていることにも衝撃を受けたし、それが自分の考えを大きく変えました。持たなくてはいけない目標はどこの企業に入りたいとか何の職に就きたいということではなく、どんなものを作りたいとかどんな人になりたいという強い気持ちだと知りました。会社を辞めても変わらない芯があり、それを持つことが何よりも大事なんだなと感じています。また、今まで自分があり得ないと思っていたことや考え方も良いかもと受け入れられるようになり、自分の殻が破れ、視野が広がりました。帰国しても好きという気持ちを大切にして、興味のあることに正直に挑戦したいですし、何かを生み出し作ることが改めて好きだと気付けたので出版社に限らずメディアの世界をいろいろと見てみたいとワクワクしています」

同地でのインターン経験が久保田さんの殻を破り更なる挑戦を引き出したようだ。どこまでも向上心の高い久保田さんはワーホリの経験を日本で大きな糧にして羽ばたいていくことだろう。将来、久保田さんの作るさまざまな記事を目にする日が待ち遠しい。

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