VIC州コロナウイルス規制さらに緩和続く

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事務職、友人・家族宅訪問など

 12月6日、ダニエル・アンドルーズVIC州首相は、「マスクは特定の状況でのみ着用とする。また、友人・家族の自宅の訪問は最大30人までに広げる」と発表した。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 VIC州のコロナウイルス新陽性者ゼロは連続37日を記録しており、住宅での集まりの上限を緩和すること、マスク着用条件を緩和すること、また、ホスピタリティ施設については収容客数上限を設けるよりも、1人あたりの必須面積で規制することを明らかにした。

 官庁、民間部門労働者は2021年1月11日より、2段階でメルボルン都心部の事務所に勤務できるようになる。マスク着用義務は緩和されるが、スーパーマーケット、デパート、屋内マーケット、公共交通機関内ではマスクを着用しなければならないため、外出する時は常時マスクを携帯することが求められる。

 現在、民間企業では職場に勤務できる人数が事務職員では25%と規定されている。2021年1月11日より事務職の職場勤務は50%まで認められるようになる。一方、省庁の労働者は、民間部門労働者の通勤などにゆとりを持たせるため、当分は在宅勤務を続ける。ただし、いずれの目標もその時々の公衆衛生上の勧告に基づいて変更されることもある。

 また、12月7日から、世帯は1日あたり30人まで客を招くことができる。また、戸外であれば上限100人まで集まることができる。

 また、結婚式、葬儀、宗教行事などの人数上限は取り払われ、1人2平米面積確保の条件だけが適用される。また、結婚式でのダンス・フロアは1人4平米を確保しなければならず、また50人を上限とする。ナイトクラブも同じ規制条件が適応される。

 マスク着用義務は大幅に緩和されるが、外出して大きな人混みに入ったり、あるいは飲食店などでQRコード登録しない人がいることも考えられ、そのような条件ではマスク着用が義務づけられるため、外出時にはマスクを携帯することが必須となる。

 大イベントの場合、許容参加人数はイベントごとに条件を考慮して決められる。
■ソース
Coronavirus restrictions eased again in Victoria with changes for office workers and home visitors

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