2016年5月 メルボルン/ローカル・コミュニティー・ニュース

Hiromiの最新アルバム「SPARK」
Hiromiの最新アルバム「SPARK」

国際ジャズ・フェスティバルが開催

ピアニストの上原ひろみ氏、6月9日公演

メルボルンの秋の最大イベント、メルボルン国際ジャズ・フェスティバルが6月3日から10日間にわたり開催される。1998年から始まった同フェスティバルには、毎年ジャズの大御所や人気バンドなど世界中から多くのミュージシャンが参加し、過去にはハービー・ハンコックやチック・コリアなども出演した。

ソウルやファンクを取り入れたジャズやモダン、ラテンなど、さまざまなスタイルのジャズ・パフォーマンスが繰り広げられる中、今年はジャズ・ピアニストの上原ひろみ氏による公演が4年ぶりに行われる予定だという。

上原氏は6歳でピアノを始め、14歳でチェコ・フィルハーモニー管弦楽団と共演、その後は米国バークリー音楽大学ジャズ作曲科を首席で卒業した日本を代表するジャズ・ピアニスト。今回は「The Trio Project」として、アンソニー・ジャクソン(ベーシスト)、サイモン・フィリップス(ドラム)と共に、全米ビルボード・ジャズ・チャートにおいて初登場1位を獲得したアルバム「SPARK」(心の衝撃)から、ドラマティックな演奏を観客に届ける。

■Melbourne Jazz Festival
日程:6月3日(金)~6月12日(日)
会場:メルボルン市内各所
料金:イベントにより異なる
Web: www.melbournejazz.com

■Hiromi: The Trio Project
会場:Hamer Hall, Arts Center Melbourne, 26-28 Southgate Ave., Southbank
日程:6月9日(木)
料金:$79~119(席により異なる)
Web: www.melbournejazz.com/program/hiromi-the-trio-project

ペア・チケットを1名様に抽選でプレゼントします。件名を「上原ひろみコンサート」とし①名前、②住所、③電話番号、④メルボルン・ページへのご意見を書いて、5月15日までにEmailで「viceditor@nichigo.com.au」までお送りください。



ジャパン・フェスティバル、盛大に開催

ヴィクトリア日本クラブ(JCV)主催の日系フェスティバル「JCVジャパン・フェスティバル」が5月15日に開催される。日豪の文化交流という趣旨の下、毎年5,000人以上が訪れる豪州での指折りの大規模な日本の祭りだ。

当日はボックス・ヒルのタウン・ホールとTAFEを会場に、日本文化を紹介するイベントやパフォーマンス、70以上の食べ物や日本関連商品のブースが軒を連ね、更に今年は異世界を演出したメイド・カフェも加わる。また、着物・コスプレ・コンテストなど、子どもから大人まで楽しめる盛りだくさんの催しで1日中にぎわう。

祭りの最大の見どころと言えば、タウン・ホールのメイン・ステージ上で次々に繰り広げられる多彩なパフォーマンスだ。日本人やオーストラリア人による武術、踊り、太鼓演奏などが10~20分間隔で披露され、飽きのこないステージ構成になっている。

中でも人気を誇るのが「ジョージ・アンド・ノリコ」のブルースと三味線のライブ。また、迫力の演奏で定評のある豪州三宅会、メルボ連の阿波踊りなど常連も顔をそろえる。コーフィールド小学校の児童は歌、メルボルン日本人学校の生徒は南中ソーラン節とよさこい節を披露する。この他、今年は千葉県松戸市とホワイトホース市の姉妹提携都市45周年を記念して、松戸市より甲冑隊が参加し、甲冑デモンストレーションなどが披露される。

■Japan Festival
日時:5月15日(日)10AM~5PM
会場:Box Hill Town Hall & Box Hill TAFE, 1022 Whitehorse Rd., Box Hill
Web: www.jcv-au.org/wordpress/japan-festival


メルボルン日本人会50周年、山桜を記念植樹

メルボルン日本人会は3月21日、羽田恵子・メルボルン日本国総領事、メルボルン市のロバート・ドイル市長、並びにスーザン・ライリー副市長を迎え、日本人会50周年を記念して桜の植樹を行った。晴天の中、ボタニック・ガーデンに隣接するザ・ドメイン・パークランドには、メルボルン日本人会・嵯峨伸二会長をはじめ20人が参加した。

昨年10月に嵯峨会長がライリー副市長を表敬訪問した際に、日本人会の50周年を報告、副市長より桜の植樹の提案があり、この日の記念植樹が実現した。

2年前にもメルボルン市は大阪市との姉妹都市35周年の記念植樹で大阪市のシンボルである銀杏を植樹しており、今回はこの隣に、多くの人が春の花見を楽しめるようにと山桜(関山)3本が植えられた。


2016 邦楽コンサートのお知らせ

ジャパン・クラブ・オブ・ビクトリア(JCV)主催の邦楽コンサートが5月13日に開催される。メルボルンで活躍するミュージシャンらが邦楽の魅力を伝える。今年は日本から和太鼓奏者・林田ひろゆき氏を招き、迫力ある演奏を披露する。

■2016 JCV邦楽コンサート
日時:5 月13日(金)7PM~9:30PM
会場:Library at The Dock, 107 Victoria Harbour Promenade Docklands
料金:大人$20、コンセッション$15
出演予定:エイ・ヤー、いちまでぃん、只野徳子、ブランドン・リー、和太鼓りんどう
チケット予約・問い合わせ:toshi@wadaikorindo.co

ペア・チケットを2名様に抽選でプレゼントします。件名を「邦楽コンサート」とし①名前、②住所、③電話番号、④メルボルン・ページへのご意見を書いて、Emailで「viceditor@nichigo.com.au」までお送りください。


ラテ・アート世界大会で準優勝、世界で戦う日本人バリスタ

下山さんがコーヒー部門をプロデュースし、4月にオープンした「Super Random」にて。ここでも彼の技術の詰まった1杯が味わえる。(Photo: 小出祐輔)
下山さんがコーヒー部門をプロデュースし、4月にオープンした「Super Random」にて。ここでも彼の技術の詰まった1杯が味わえる。(Photo: 小出祐輔)

今年3月、ニューヨークで開催されたラテ・アート・ワールド・チャンピオンシップ・オープンで、メルボルンの「Super Random + Nobu」でバリスタとして働く下山修正さんが準優勝を果たした。惜しくも優勝は逃したものの、5年連続で上位入賞したのは下山さんが大会初。毎年入れ替わりが激しい世界で「勝ち残る」秘訣を聞いた。

――ラテ・アート大会はどのように競うのですか?
 大会の審査の基準は、Aesthetic Beauty(外観の美しさ)、Definition(明確さ)、Color Infusion(色の表現力)、Degree of Difficulty and Creativity(創造性と難易度)、Speed(速さ)、これらを3分間の中で競います。今年は世界中から64人が3日間にわたりトーナメント方式で戦いました。

下山さんのラテ・アート作品(Photo: 小出祐輔)
下山さんのラテ・アート作品(Photo: 小出祐輔)

――今大会を振り返っていかがでしたか?
 準優勝でしたが、今まで出た大会で一番自分の技術を発揮できました。慣れない環境での大会はベスト・コンディションにもっていくのが難しいのですが、今回はそんな環境でも対応できる能力を上げて挑みました。失敗の少ないアートを施す人が多い中、初戦から優勝を狙って難度が高く、リスキーなアートにチャレンジしました。

――コンペに出場し続ける理由、毎年上位に「勝ち残る」秘訣を教えて下さい。
 理由は優勝したいからです(笑)。ただ、優勝してもお客様に喜んでもらうために出続けます。大会は自分の技術を確かめる場所であり、大会で得た技術や経験は全て、カフェに来て下さるお客様に出す1杯に反映させます。勝ち残る秘訣は「常に自分の出来を疑うこと」ですかね。「本当にこれが自分のベストなのか?」と1杯作るごとに自問することです。

――アジアのラテ・アート技術の高さは?
 アジア人バリスタはとても器用な人が多く、ひたすら努力をする人が多いので技術レベルはとても高いです。メルボルンのバリスタは数をこなしているので、一定の味を作る技術は安定していますが、アートに関しては美的感覚がアジア人とは違うので、仕上がりに違いがあります。

――今後の目標を教えて下さい。
 まずは毎日、お客様においしいコーヒーを届けること。いつもお客様の方を見て仕事をしていたいと思っています。また、次の大会では優勝がしたいです。将来の夢は「新たな日本スタイル」のコーヒーを確立して、日本でカフェを出すことです。

■「Super Random +Nobu
416 New St., Brighton

■「Super Random」
424 New St., Brighton

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