2016年8月 ニュース/コミュニティー

個人・団体に総領事表彰

日本文化など各分野に貢献

在シドニー日本国総領事公邸で7月15日、19日の2日、総領事表彰授賞式が行われた。受賞したのは尾辻恵美氏、中野邦子氏、ファーズ・みどり氏、保坂佳秀氏、ジェラルド・マクドナルド氏、矢野仁氏、ロウィーナ・ウォード氏の個人7人、及びJCSレインボープロジェクト、NSWジェット・アルムナイ・アソシエーション、祭りイン・シドニー、和太鼓りんどうシドニー支部の4団体。

総領事表彰は1976年に日豪間で署名された「日豪友好協力基本条約」(奈良条約)の署名40周年を記念し、日本文化の普及、日本語の指導及び日豪交流の促進などの分野において長年にわたり貢献してきた個人と団体の功績を称えるために与えられるもの。

受賞者の1人である中野邦子氏は、約25年にわたりシドニーを拠点に流派を超えて生け花の普及に尽力してきた。授賞式後のスピーチでは、「友人が見せてくれた生け花に大きな感動を受けて始めた生け花から、さまざまなことを学んできました。これからも体が動く限りずっと続けていきたい」と語った。

また、祭りイン・シドニーの代表スピーチでは、「開催10年の節目となる年に、私たちのこれまでの活動を認めて頂き大変うれしく思います。近年は若い方たちの祭運営への参加も多く、皆で力を出し合いすばらしい推進力で進んでおります。今年も大きな成功のためによろしくお願いします」とコメント。

受賞者スピーチの後には、団体部門で受賞した和太鼓りんどうシドニー支部による和太鼓の演奏が行われ、参加者は力強い音色を楽しんだ。

尾辻恵美氏はシドニー工科大学で日本語指導に尽力した
尾辻恵美氏はシドニー工科大学で日本語指導に尽力した
中野邦子氏は流派を超えて生け花文化の普及活動を行った
中野邦子氏は流派を超えて生け花文化の普及活動を行った
ファーズ・みどり氏は独創的な折り紙アートで日本文化を広めた
ファーズ・みどり氏は独創的な折り紙アートで日本文化を広めた
保坂佳秀氏はシドニー日本クラブを創設、初代会長を務めた
保坂佳秀氏はシドニー日本クラブを創設、初代会長を務めた
ジェラルド・マクドナルド氏は日本の錦鯉の普及に尽力した
ジェラルド・マクドナルド氏は日本の錦鯉の普及に尽力した
矢野仁氏は多くのイベントで書道を通して日本文化の普及に貢献
矢野仁氏は多くのイベントで書道を通して日本文化の普及に貢献
ロウィーナ・ウォード氏はウーロンゴン大学で日本語を指導する
ロウィーナ・ウォード氏はウーロンゴン大学で日本語を指導する
JCSレインボープロジェクトは東日本大震災の被災児童を毎年シドニーへ招待している
JCSレインボープロジェクトは東日本大震災の被災児童を毎年シドニーへ招待している
NSWジェット・アルムナイ・アソシエーションは、交流イベントや英語講師を日本へ送り出す活動をしている
NSWジェット・アルムナイ・アソシエーションは、交流イベントや英語講師を日本へ送り出す活動をしている
祭りイン・シドニーは日本の伝統的な祭り文化を豪州で伝え、豪州最大の日本の祭りを毎年開催している
祭りイン・シドニーは日本の伝統的な祭り文化を豪州で伝え、豪州最大の日本の祭りを毎年開催している
和太鼓りんどうシドニー支部は日本の伝統楽器である和太鼓をさまざまなイベントで演奏し、普及に貢献
和太鼓りんどうシドニー支部は日本の伝統楽器である和太鼓をさまざまなイベントで演奏し、普及に貢献
受賞された皆さん(一部)と高岡正人総領事
受賞された皆さん(一部)と高岡正人総領事

JETプログラム参加者のための歓送会開催

高岡正人在シドニー日本国総領事公邸で7月19日、JETプログラム参加者のための歓送会が開催された。

JETプログラムは、外国語教育の充実と国際交流の推進を図ることを通して、日本と諸外国との相互理解の増進と日本の地域の国際化推進を目的として1987年に開始。毎年世界65カ国から、多くの参加者を日本に送り出している。プログラム参加者は地方自治体、教育委員会及び全国の小・中学校や高等学校で、国際交流の業務と外国語教育に携わることになる。

参加者の1人であるソフィー・ステインズさんは北九州市の中学校で英語の教師として勤務することが決まっている。「日本の教育に興味があり、子どもたちとの触れ合いを楽しみにしている。これから1年間、教師として、また日本語の勉強を同時に頑張りたい」と明るい表情で語った。

またJETプログラムの運営に携わるNSWジェット・アルムナイ・アソシエーションの社長であるイーダン・ロウ氏は、自身もプログラムに参加した経験があり、「世界的に見てもこのプログラムが認知されつつあることを誇りに思い、達成感を感じる。今回の参加者にも英語の教育という大きな役割の担い手として、意識を高く持って日本へ旅立ってほしい」と締めくくった。

プログラムに参加するソフィー・ステインズさん(右)とエヴァ・クミさん
プログラムに参加するソフィー・ステインズさん(右)とエヴァ・クミさん
歓送会に参加した皆さんと高岡正人総領事(前列中央)
歓送会に参加した皆さんと高岡正人総領事(前列中央)

新会頭に廣田氏

シドニー日本商工会議所・第59期総会を開催

シドニー日本商工会議所は7月29日、第59期(2016/17年度)定時総会を開催。「第58期(15/16年度)事業報告書(案)」及び「同収支決算報告書(案)」について審議し、いずれも原案の通り承認された。

その後、第59期の役員を発表し、新会頭は廣田信治氏(オーストラリア三菱商事会社)が就任することになった。なお、新年度の役員は下記の通り(敬称略)。

【2016/17年度シドニー日本商工会議所役員】

■会頭
廣田信治(オーストラリア三菱商事会社)
■副会頭
卯滝 勝(豪州三井物産)
野村忠司(豪州新日鉄住金)
溝口雄介(キヤノン ・オーストラリア)
■理事    
石原 均(日立オーストラリア)
伊藤 令(オーストラリア住友商事会社)
奥澤 徹(野村オーストラリア)
小林伸一(丸紅オーストラリア会社)
桜井章雄(みずほ銀行)
曾我英俊(双日豪州会社)
田島 実(日本航空株式会社)
田中智之(三井住友銀行)
平野修一(ジェトロ・シドニー事務所)
桝谷 亨(三菱東京UFJ銀行)
四居利之(伊藤忠豪州会社)
■監事
大庭正之(KPMG)
菊井隆正(アーンスト・アンド・ヤング)

■問い合わせ先
シドニー日本商工会議所
Tel: (02)9223-7982
Email: info@jcci.org.au
Web: www.jcci.org.au


新会長に伊藤氏

シドニー日本人会・2016/17年度総会を開催

シドニー日本人会は7月29日、2016/17年度通常総会を開催。「15/16年度事業報告書(案)」及び「同収支決算報告書(案)」について審議し、いずれも原案の通り承認された。

シドニーその後、16/17年度の役員を発表し、新会長に伊藤 令氏(オーストラリア住友商事会社)が就任した。なお、新年度の役員は下記の通り(敬称略)。

【2016/17年度シドニー日本人会役員】

■名誉会長
高岡正人(在シドニー日本国総領事)
■会長
伊藤 令(オーストラリア住友商事会社)
■副会長
桝谷 亨(三菱東京UFJ銀行)
小林伸一(丸紅オーストラリア会社)
四居利之(伊藤忠豪州会社)
■財務担当理事
田中智之(三井住友銀行)
■理事
卯滝 勝(豪州三井物産)
笠原昌哉(JTBオーストラリア)
桜井章雄(みずほ銀行)
曾我英俊(双日豪州会社)
田島 実(日本航空株式会社)
野村忠司(豪州新日鉄住金)
廣田信治(オーストラリア三菱商事会社)
溝口雄介(キヤノン・ オーストラリア)
宮川勝利(在シドニー日本国総領事館)
武藤卓夫(トヨタ自動車オーストラリア)
■監事
大庭正之(KPMG)
菊井隆正(アーンスト・アンド・ヤング)

■問い合わせ先
シドニー日本人会
Tel: (02)9232-7546
Email: jss@jssi.org.au
Web: www.jssi.org.au


講演する草賀大使
講演する草賀大使

昼食講演会「現在の日豪関係と今後の見通し」を開催

シドニー日本商工会議所の企画委員会は6月24日、在オーストラリア日本国大使館の草賀純男大使をゲスト・スピーカーに迎え、昼食講演会を開催。46人が出席した。

講演では、「現在の日豪関係と今後の見通し」と題し、オーストラリアを取り巻く現状と課題、官民連携の推進をはじめとする日本政府の取り組み、今後の日豪関係の見通しなどについて、草賀大使の説明を聞いた。


オーストラリアでの事業運営の留意点を解説する篠崎氏
オーストラリアでの事業運営の留意点を解説する篠崎氏

シドニー・ビジネス塾が開催、シドニー日本商工会議所

シドニー日本商工会議所(会頭=卯滝勝:豪州三井物産)の企画委員会(委員長=石原均:日立オーストラリア)は6月16日、シドニー・ビジネス塾「豪州ビジネスのスタートから拡大における会社法・会計・税務の制度に迫る」を開催、33人が参加した。

オーストラリアで事業を始める際の法制度や、既存のビジネスを拡大するにあたっての会計・税務上の取扱いなど、知っておくべきことが多くある。講演では、アーンスト・アンド・ヤング会計事務所の篠崎純也氏、渡辺登二氏、野本明彦氏から、オーストラリアの会社法や税制の枠組み、事業投資や買収の会計処理及び税務検討事項などについて説明を聞いた。


JCSによるコミュニティー・サロンが発足

シドニー日本クラブ(JCS)の福祉グループ、コミュニティー・ネットは8月から、日系コミュニティーに向けて、各分野の専門家を招き情報発信などを行う「コミュニティー・サロン」を開催する。初回はソーシャル・ワーカーの石塚クリス氏をゲストに招き、8月7日に行われる。

同コミュニティー・サロンでは、心身の健康や日々の生活を豊かにする情報発信を行う他、各分野の専門家から仕事や人生に関する哲学をはじめ、文化的、専門的な知識も学ぶことができる有意義な場となるという。

8月7日は、シドニーを代表する非営利福祉機関で、ホームレスの人びとの自立を促すケース・ワーカーとして勤務する石塚クリス氏が、同機関のシステムやサービス、また彼自身のエピソードなども交えて講演(インタビュー形式)を行う。

講演の後は質疑応答の時間もあるため、福祉分野に興味がある人には、貴重な情報が得られる機会となるという。

参加を希望する人は、人数把握のため、必ず事前に下記のメール・アドレスへ申し込みを。

■JCSコミュニティー・サロン
日時:8月7日(日)1:30PM~3:30PM
開場:Mosaic 12 Brown St., Chatswood NSW
料金:$5(アフタヌーン・ティー付き)
問い合わせ: jcscommunitynet@gmail.com、0418-656-228(コミュニティー・ネット、薫さん)


昨年12月に行われた授賞式の様子
昨年12月に行われた授賞式の様子

■在シドニー総領事館からのお知らせ

「第3回NSW州・北部準州中学・高校生作文コンテスト」作品募集のご案内

在シドニー日本国総領事館は「第3回NSW州・北部準州中学・高校生作文コンテスト(英語)」を開催します。本年度もNSW州、北部準州の全学校に通う中学・高校生の皆さまから広く作品を募集いたします。日本とオーストラリアに関するテーマを題材とする本コンテストへの参加を通して、より多くの学生たちが日本に関心をもってくれることを期待しています。奮ってご応募下さい。締め切りは平成27年8月24日(水)(必着)です。

その他テーマ、募集要領などの詳細は総領事館ホームページ(Web: www.sydney.au.emb-japan.go.jp/english/education/essay%20contest.htm)をご覧ください。問い合わせ先は、cginfo@sy.mofa.go.jp。

本年も日本航空、JTB、ユニクロの協賛及び紀伊國屋書店の協力により、優秀者には賞品として日本旅行(1人)や商品券、図書割引券などが贈られます。


2年後のビエンナーレ・オブ・シドニー芸術監督に就任した片岡真実氏(Photo: Daniel Boud)
2年後のビエンナーレ・オブ・シドニー芸術監督に就任した片岡真実氏(Photo: Daniel Boud)

初のアジア人芸術監督に片岡真実氏

2018年ビエンナーレ・オブ・シドニー

2018年に開催されるアジア太平洋地域最大の現代アート展「第21回ビエンナーレ・オブ・シドニー」のアーティスティック・ディレクター(芸術監督)に、日本人キュレーターの片岡真実氏が就任することが7月4日、ビエンナーレ主催側より発表された。1973年の同イベント開始以来、アジア人ディレクターの起用は今回が初めて。同氏は芸術監督として18年の開催に向けて、展覧会のコンセプトやカラーを決定付ける重要な役割を果たしていくことになる。

片岡氏は民間シンクタンクで文化政策・都市開発と芸術文化プロジェクトに関する調査研究を行った後、森美術館(東京都)のチーフ・キュレーターとして時代を象徴する話題の美術展を数多く手がけてきた。今年第20回のビエンナーレ・オブ・シドニーではキュレーターの1人としてその手腕を発揮。その他、第11回光州ビエンナーレ(2012年、韓国)の共同ディレクター、サンフランシスコ・アジア美術館「ファントム・オブ・アジア展」(同12年、アメリカ)のゲスト・キュレーターなど国際的な活躍で近年注目されている。今回のビエンナーレ・オブ・シドニーの芸術監督起用は、同氏の日本・アジアのアートにおける社会や歴史、時代分析の立役者としての実力が認められた格好となった。

ビエンナーレの代表を務めるケイト・ミルズ氏は「彼女は新鮮な視点とアジア的な繊細さを、そしてアジア太平洋地域とビエンナーレの関係強化や既存の英知への挑戦をもたらしてくれるだろう」と語っている。

例年ビエンナーレ会場の1つとなるNSW州立美術館
例年ビエンナーレ会場の1つとなるNSW州立美術館

片岡氏は「アジアから初の芸術監督就任を誇りに思う。世界の社会政治学的な文脈や加速する複雑さに対し、文化的多様性を持つオーストラリアでのビエンナーレがいかなる理解を提示できるか、興味深く感じている」とコメントしており、どのようなテーマを掲げたビエンナーレとなるか注目が高まる。

ビエンナーレ・オブ・シドニーは2年に1度、約3カ月にわたりシドニー各所を会場として開催され、国内外のアーティスト作品が展示される大規模な現代美術展。今年16年のビエンナーレではヘイワード・ギャラリー(ロンドン)のチーフ・キュレーターであるステファニー・ローゼンタール氏が芸術監督の大役を務め、約64万人を動員した。


SBSラジオ日本語放送8月のハイライト

SBSラジオ日本語放送は毎週、火曜、木曜、土曜の午後10~11時に番組を放送している。番組は、AMラジオ1107khzにチューンを合わせる方法と、デジタル・テレビのデジタル・ラジオ「SBS Radio1」を選択する方法で聞くことができる。

8月のシドニーサイドでは、国際学級(オーストラリア・カリキュラム)と日本人学級(文部科学省教育課程)を併設するシドニー日本人学校の生徒に、同校での日本語の授業の内容やそれぞれの日本語の勉強法について話を聞く。

なお、毎月最終週の木曜に、日豪プレス翌月号の見どころを紹介している。次回は8月25日(木)放送予定。

■SBSラジオ日本語放送
Email: Japanese.program@sbs.com.au
Web: www.sbs.com.au/Japanese
Facebook: www.facebook.com./SBSJapanese


2015年に行われた作品展の様子
2015年に行われた作品展の様子

RENCLUB、書の作品展が開催

書家れん氏主宰の書道教室「RENCLUB」会員による書(毛筆・ペン字)の作品展が8月23日から約2週間にわたりチャッツウッドの「The Concourse」で行われる。

同作品展では、漢字から漢字仮名交じり書まで、会員たちの1年間の稽古の集大成を見ることができるという。

■RENCLUB MEMBERS’ EXHIBITION 2016
日時:8月23日(火)~9月5日(月)11AM ~ 5PM
開場:Art space in The Concourse, 409 Victoria Ave., Chatswood NSW
問い合わせ: (02)8970-3575(RENCLUB)


NSW州立美術館・日本語ボランティア・ガイド便り
イリバナ・ギャラリーより

NSW州立美術館地下3階のイリバナ・ギャラリーではアボリジナルとトレス海峡諸島アートを紹介しています。現在は「Sentient Lands」をタイトルにAGNSW所蔵作品からキュレートされた展示会を開催中です。

アボリジナル文化にはスピリチュアルな土地との情緒的な結びつきの思想があります。土地、風景の形は祖先たちの行為で創造されました。カントリー(故郷)にはダイナミックな祖先の存在が宿り、強いスピリチュアルな力が存在します。アーティストたちは、土地と深く結びついたスピリチュアルな関係を多様な形で表現しています。


展示会の作品の1つ、エミリー・カーメ・ウングワレー(1910年推定~96年)の「無題(アルハルクラ)(1992)」は大胆な点描で描かれた優しい色合いの抽象画です。エミリーの名前の一部であるカーメ(ヤムイモの種)は、ヤムイモのストーリーである自己とカーメを同一視するエミリーとヤムイモの種との深いつながりが表現されています。アルハルクラはエミリーの故郷です。アルハルクラの祖先からつながる大切なすべてがエミリーの作品の主題で風に運ばれた種が無限に大地に広がっていくような、自然の生命力や成長を称えるダイナミックな作品です。

絵画だけではなくアーネムランドのミミやヨックヨックなどフィガレティブな精霊の彫刻などもご覧頂けます。

イリバナ・ギャラリー内、プロジェクト・スペースでは「Yuendumu of fire and water」と題し、アリススプリングの北西Yuendumuのコミュニティーの作品が展示されています。作品は風景とそこを旅する祖先の幾何学デザインを基本とする、水や火のエレメントなどにフォーカスされた作品群です。35人での共同制作の大作やカラー・エッチング・シリーズなどを含みます。「Sentient lands」の展示会は2017年まで続きますが(期間中プリント作品など一部入れ替えあり)、「Yuendumu of fireand water」は16年11月までとなっています。お見逃しなく。(投稿=コミュニティー・アンバサダー:吉澤なほみ)

■問い合わせ
Tel: (02)9225-1700(英語)
Email: communityambassadors@ag.nsw.gov.au(日本語可)
無料日本語ハイライト・ツアーは毎週金曜日11AM開始



バイオリニスト後藤和子さん、リサイタル開催

ACO(オーストラリア国内室内弦楽団)で活躍する日本人バイオリニスト後藤和子(あいこ)さんがシドニーで9月24日、バイオリン・リサイタル「GoTo Aiko’s Violin Recital」を開催する。
 3年ぶりの自主演奏会で、世界的ピアニストのイアン・ムンロ氏との競演が楽しめる。演目は以下を予定。

■GoTo Aiko’s violin recital with Ian Munro, pianist
日時:9月24日(土)2PM~
会場:Independent Theatre(269 Miller St., North Sydney NSW)
料金:大人$45、コンセッション$35、学生・子ども$10
チケット購入Web: www.theindependent.org.au/#!gotoaiko/bdj7k
演目:Mozart: Sonata for Piano and Violin No.8 in C major, K296
Bach : Sonata for Violin Solo No.2 in a minor, BWV1003
Takemitsu: Distance De Fee
Schumann: Sonata for Violin and Piano No. 2 in d minor, Op121



日本人女性アーティストによる展覧会が開催

シドニー在住の日本人女性アーティスト3人による展覧会が、8月27日~9月30日までグリーブの「Yugaカフェ&ギャラリー」で開催される。

展示を行うのは、ビジュアル・アーテイストの伊藤佳子氏、日本伝統芸術文化水引アーテイストの熊谷佳枝氏、油彩画家の竹下優子氏の3人。春に向けて「花、華、ハナ」をテーマとし、各々の作品を発表する。

期間中はオープニン・グナイトをはじめ、ディナーとアーティストによるデモンストレーションが行われるカルチャー・ナイトやワークショップなど、さまざまなイベントが開催される。なお、カルチャー・ナイトやワークショップなどは予約が必要。詳細は下記を参照のこと。

■展覧会
日時:8月27日(土)~9月30日(金)
開場:Yuga cafe & Gallery, 172 St Johns Rd., Glebe NSW
電話:(02)9692-8604
問い合わせ:setsuko@yugaflora.com.au(カルチャー・ナイト)、info-hana@gmail.com(ワークショップ)
オープニング・ナイト:8月27日(土)6~8PM
カルチャー・ナイト:9月2日(金)7PM~
ワークショップ
折り紙:9月11日(日)10AM~12PM
風呂敷:9月18日(日)10AM~12PM
水引:9月18日(日)1PM~3PM
ペーパー・クイリング:9月25日(日)10AM~12PM
Web: www.facebook.com/hana.exhibition


会場には美しい盆栽や生け花が並ぶ
会場には美しい盆栽や生け花が並ぶ

シドニー北部テリーヒルズで、盆栽展が開催

シドニー盆栽会は8月27~28日、シドニー北郊テリー・ヒルズで毎年恒例の盆栽と生け花展を開催する。会場には、大中小のさまざまな盆栽と美しい生け花が展示される。

展示会では盆栽実演(午前10時~11時半、午後1時~3時)や生け花実演(午前11時45分~午後12時45分)が開催される他、販売会、ラッフル、ランチなども行われる。

シドニー盆栽会は1999年にベネットめぐみ氏によって設立。同氏は長年にわたりシドニー郊外で盆栽園を営みながら、生け花と盆栽教室を開き、オーストラリアに盆栽の魅力を伝えている。

■盆栽展2016
日時:8月27日(土)、28日(日)10AM~4PM
会場:フォレストビルRSLクラブ、22 Melwood Ave., Forestville NSW
料金:大人$5、12歳以下無料
問い合わせ:0423-763-506、bennettmegumi@gmail.com(めぐみベネット)
備考:無料駐車場あり


ダブル優勝を果たしたリン優香さん
ダブル優勝を果たしたリン優香さん

日系ジュニア・ゴルファー、ダブル優勝の快挙

キャンベルタウンGCで6月12~13日に行われたジュニア・ゴルフのメジャー・トーナメント「マッカーサー・ジュニア・マスターズ」で、シドニー在住のジュニア・ゴルファー、リン優香さん(13歳)が、13歳以下の女子の部で優勝を果たした。

スコアは77.76のトータル153で2位と10打差の大差をつけた。また、ハンディキャップの部でも優勝し、ダブル優勝の快挙となった。



■新刊案内

「海境を越える人びと」――真珠とナマコとアラフラ海

日本・オーストラリア・インドネシアをつなぐ海域では、人びとの移動、交易、交流をめぐりどのような営みやドラマが繰り広げてきたのか――。真珠貝やナマコなどの採取や交易のために、あるいは新天地や希望を求めて海を渡った人びとの足跡を辿りながら、近現代における移動・交易・交流の諸相を描き出した人と物の交流・交易史。

■「海境を越える人びと」
著者:村井吉敬・内海愛子・飯笹佐代子
出版社:コモンズ
価格:3200円+税
ISBN: 978-4-86187-133-7


テロにいっそうの警戒を

外務省が注意喚起

安否確認のために長期滞在者は在留届、短期滞在者は「たびレジ」の登録を
安否確認のために長期滞在者は在留届、短期滞在者は「たびレジ」の登録を
海外旅行・出張中の人や海外在住者向けに安全情報を発信する「海外安全アプリ」
海外旅行・出張中の人や海外在住者向けに安全情報を発信する「海外安全アプリ」

バングラデッシュで7月1日に発生したテロ事件で日本人7人を含む約20人が犠牲になった事件を受けて、日本の外務省は海外に渡航・滞在する邦人に安全対策を呼びかけている。

外務省は同月3日に発表した注意喚起の文書の中で「特に繁華街、観光地、公共交通機関などに対し、イスラム過激派組織によるテロやこれらの主張に影響を受けた者による一匹狼(ローンウルフ)型などのテロが発生しており、テロを含むさまざまな事件の被害に遭う恐れがあります」と指摘。

その上で、「海外に渡航・滞在される方は、旅行計画の段階から渡航・滞在国に発出されている海外安全情報をよく確認し、自らの安全確保に努めてください。特に、テロの標的となりやすい場所(デパートや市場など不特定多数が集まる場所、公共交通機関、ホテルなどの宿泊施設、ビーチなどのリゾート施設、観光施設、政府・軍・警察関係施設、欧米関連施設など)を訪れる際には、周囲の状況に注意を払い、不審な人物や状況を察知したら速やかにその場を離れるなど、安全確保に十分注意を払ってください」と警戒を促している。

緊急事態の際、外務省が出す安全情報を確実に得るためには、3カ月未満の渡航の場合は外務省海外旅行登録「たびレジ」に登録すること、3カ月以上の滞在者は在留届を必ず提出すること、スマートフォン用の「海外安全アプリ」を利用することも必要だ。

また、実際にテロ事件に遭遇した際に被害を最小限に抑えるため、外務省は次の対策を推奨している。

<予防措置>
○退避ルートを確認しておく。
○隠れられる場所を確認する。
○常に周囲の状況に注意を払い、不審者や不審物を見かけたら速やかにその場から離れる。

<対処法>
○その場に伏せるなど直ちに低い姿勢を取る。
○頑丈なものの陰に隠れる。
○周囲を確認し、可能であれば、銃撃音などから離れるよう、速やかに、低い姿勢を保ちつつ安全なところに退避する。

■外務省海外安全ホームページ
Web: www.anzen.mofa.go.jp
Web: m.anzen.mofa.go.jp/mbtop.asp(携帯版)
■外務省海外旅行登録「たびレジ」(3カ月未満の渡航)
Web: www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/#
■在留届(3カ月以上の滞在)
Web: www.mofa.go.jp/mofaj/toko/todoke/zairyu/index.html
■スマートフォン用海外安全アプリ
Web: www.anzen.mofa.go.jp/c_info/oshirase_kaian_app.html
■問い合わせ窓口
外務省領事サービスセンター
Tel: +81-3-3580-3311(内線2902、2903)


書=書家れん
書=書家れん

熊本地震、義援金へのご協力ありがとうございました

4月14日、16日と熊本県熊本地方を震源に大きな揺れを観測した「熊本地震」で被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げます。

日豪プレスでは義援金への協力を呼び掛けておりましたが7月末日にて送金を締め切らせていただきました。皆様のご協力ありがとうございました。

7月25日現在、集まった義援金は1万8,192ドル80セントに達しております。なお、最終的なご報告は送金終了後、日豪プレスのウェブサイト上で行わせていただきます。


2014年12月、人質立てこもり事件現場となったシドニー中心部マーティン・プレイスのリンツ・カフェ外観
2014年12月、人質立てこもり事件現場となったシドニー中心部マーティン・プレイスのリンツ・カフェ外観

法人安全対策連絡協議会が開催
在シドニー総領事館で

在シドニー日本国総領事館は7月11日、シドニー商工会議所、シドニー日本人会、シドニー日本クラブほか政府系組織、旅行関連会社、日系メディアを対象に「法人安全対策連絡協議会」を開催した。近年、世界各国で高まりを見せるテロ情勢を受けた形だ。

冒頭のあいさつで高岡正人在シドニー日本国総領事は「どのように安否確認をするのかが最大の課題」と話し、続いて八重樫好則領事による最近のテロ情勢についての説明、その後久保洋子領事兼警備対策官によるテロ発生時の対処法の講義と続いた。

久保領事兼警備対策官はテロに巻き込まれた際の対処法として「状況確認などはせずすぐに逃げる」ことが最も有効な手段であり、続いて「隠れる」、そして最終手段として「戦う」が選択肢と話した。

講義後、冒頭で高岡総領事の話した邦人の「安否確認」の方法について各団体間での連携が必要であるとの提案が八重樫領事からなされ、その後具体的な方法論などについて意見交換が行われた。

その際、事例として2014年12月にシドニーで発生し2人の犠牲者を出した人質立てこもり事件時の様子が、事件現場近くに事務所を構え避難指示を指揮した日本貿易振興機構(ジェトロ)の平野修一所長によって挙げられた。

現在、オーストラリアのテロ警戒レベルは5段階中3つ目となる「Probable(起こり得る)」となっている。


軽快な語り口で語る青野社長
軽快な語り口で語る青野社長

サイボウズ社・青野慶久社長来豪
クラウド・サービス「Kintone」セミナー開催

日本国内でのグループウェア市場のシェア・ナンバー・ワンを誇るサイボウズ社、青野慶久代表取締役社長が来豪しセミナーを開催、同社の事業内容の紹介と豪州市場進出にかける意気込みを話した。

同社は最長6年間取得可能な育児・休暇制度や自分自身を支援する育自分休暇制度などユニークなワークスタイルを提供しており、セミナーではそこに至るまでの道筋などを青野社長自身が語り、同時に豪州のワークライフ・バランスの優れた点を強調。市場への魅力を語るとともに豪州市場進出への意気込みを話した。

セミナー後は会場を移して懇親会が開催された
セミナー後は会場を移して懇親会が開催された

サイボウズ社の主力商品であるクラウド・サービス「Kintone」はタスク管理やナレッジ共有などグループウェアに求められるさまざまな機能をそれぞれの利用者のニーズに合わせて利用者自身が作成できることが特徴。セミナーではすでに「Kintone」を導入している利用者による導入事例なども紹介された。

同社は2014年から3年連続で「働きがいのある会社」(100~999名部門、Great Place to Work(R) Institute Japanが実施)にランクイン、15年、16年は連続3位に選ばれるなど注目を浴びている
(関連記事はこちら)。

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