2017年1月 ニュース/コミュニティー

大瀬康一氏(右)とファンとの個別撮影も行われた
大瀬康一氏(右)とファンとの個別撮影も行われた

元人気俳優・大瀬康一氏、来豪

『The Samurai』ヒーローにファン集結

シドニー市内ダーリング・ハーバー隣接のタンバロン・パークで2016年12月10日に開催された「祭り・イン・シドニー」に合わせ、元俳優の大瀬康一氏が来豪した。同イベントでは海外市場での日本のコンテンツPRを行う松樹舎が「忍者」をテーマにブースを出展。ブースでは1962~65年に日豪両国で放映された人気ドラマ『The Samurai』(日本:TBS系列、オーストラリア:チャンネル9系列、邦題・隠密剣士))の映像が流され、同作の主演を務めた大瀬氏も会場を訪れた。大瀬氏は日本では『月光仮面』(1958~59年、TBS系列)の主演としてもよく知られている。

会場には30人の熱心なファンが集結した
会場には30人の熱心なファンが集結した
当時のカツラを保持していたギャリー・ウェンチェルさん
当時のカツラを保持していたギャリー・ウェンチェルさん

「祭り・イン・シドニー」終了後の翌11日には熱心なファン30人を集めたファン・ミーティングが市内リッジズ・ホテルで開催された。会場は当時の番組の写真や新聞のスクラップが陳列されるなど『The Samurai』一色に。大瀬氏が登壇すると集まったファンは興奮を隠せない様子で話に聞き入った。ミーティングでは大瀬氏への質問コーナー、撮影会などが行われ、最後はファンが大瀬氏に向けて歌をプレゼントするなど大いに盛り上がりを見せた。

大瀬康一氏インタビュー

──50年間、愛され続けるというのは本当にすごいことだと思います。

「今でもこうして迎え入れてもらえるというのは本当にありがたいですしうれしいです。多くの皆さまが子どもの時に見ていたこともあってきっと深く印象に残ったのでしょうね。作品を観たり僕と会うことで当時7、8歳だったその時代に戻れるんだと話すファンの方もおられました」

──今回は30人と限定された方たちとの交流でしたが、本当はもっと多くのファンが来たかったことと思います。

「今回は場所の制約やセキュリティーの問題などもあって限定されたと聞いています。でもチャンスがあれば元気なうちにまた来てもっと多くの人と盛り上がれればと思います」

──オーストラリアに住む日本人にひと言お願いします。

「僕が初めてこちらを訪れた頃は、国際結婚で来られていた女性たちがまだまだ苦労していた時代でした。しかし、時代の流れで多くの方が海外で気楽に暮らせるようになりました。良い時代になったものだと思います。日本が第一の故郷なら、僕にとってオーストラリアは第二の故郷です。気候も環境も良い国ではありますが、皆様も元気に頑張って頂ければと思います」
(インタビュー=馬場一哉、2016年12月11日、シドニー市内リッジズ・ホテルで)


天皇誕生日祝賀レセプション開催

在シドニー日本国総領事館は2016年12月6日、年末恒例の天皇誕生日(12月23日)祝賀レセプションをシドニー東郊ローズ・ベイにある在シドニー日本国総領事公邸で開催した。日豪のビジネスや文化交流に携わる関係者、日系団体の代表者ら約230人が参加した。

レセプションの冒頭で、豪州海軍の音楽隊が君が代とアドバンス・オーストラリア・フェアを斉唱。竹若敬三・在シドニー日本国総領事は、日本とオーストラリアの「人的交流の拡大が両国関係発展を力強くけん引している」とあいさつした。続いて、マイク・ベアードNSW州首相の代理で出席したキャサリン・キューザックNSW州上院議員(NSW州政務次官・州首相補佐)が「日豪経済連携協定(JAEPA)の発効によって、NSW州は日本の投資先としても重要性が増している」などと述べた。

レセプションでは和太鼓の演奏が行われた他、日本の高速鉄道を紹介するブースなども設けられ、出席者らは日本酒や握りずしなどの日本食を楽しみながら歓談した。

竹若敬三・在シドニー日本国総領事
竹若敬三・在シドニー日本国総領事
キャサリン・キューザックNSW州上院議員(NSW州政務次官・州首相補佐)
キャサリン・キューザックNSW州上院議員(NSW州政務次官・州首相補佐)

中学・高校生作文コンテスト授賞式開催

コンテスト入賞者の皆さんと竹若敬三・在シドニー日本国総領事(中央)
コンテスト入賞者の皆さんと竹若敬三・在シドニー日本国総領事(中央)

在シドニー日本国総領事館で2016年12月8日、第3回NSW州・北部準州中学・高校生作文コンテストの授賞式が行われた。同コンテストは日本へのより良い理解と日豪関係の発展を目的として、日本航空、JTB、ユニクロ、紀伊國屋書店協賛のもと在シドニー日本国総領事館が主催。NSW州、ノーザン・テリトリーの中学・高校生を参加対象としている。

3回目を迎えた今年は、26人が入賞し、ジュニア部門ではマギー・リウさん(ノース・シドニー・ガールズ・ハイスクール)、シニア部門ではブランドン・ジソップ・ユンさん(ベイカー・カレッジ)が最優秀賞に選出、また16年の最優秀校にはセント・コロンバズ・カトリック・カレッジが選ばれ、授賞式では竹若敬三・在シドニー日本国総領事からねぎらいの言葉がかけられた。

シニア部門最優秀賞のブランドン・ジソップ・ユンさん(左から3番目、代理のご家族)には日本航空から日本行きの航空券が贈られた
シニア部門最優秀賞のブランドン・ジソップ・ユンさん(左から3番目、代理のご家族)には日本航空から日本行きの航空券が贈られた
ジュニア部門最優秀賞に選ばれたマギー・リウさんは、授賞式に集まったコンテスト入賞者や関係者の前でスピーチを行った
ジュニア部門最優秀賞に選ばれたマギー・リウさんは、授賞式に集まったコンテスト入賞者や関係者の前でスピーチを行った

講演を行う日立製作所の東原敏昭・社長兼最高経営責任者
講演を行う日立製作所の東原敏昭・社長兼最高経営責任者

日立製作所、シドニーで技術展示会開催
2020年までに豪で1,000億円投資―鉱業・交通に焦点

株式会社日立製作所(以下、日立)は2016年12月1日、「日立ソーシャル・イノベーション・フォーラム2016シドニー」をソフィテル・シドニー・ウェントワースで開催し、数百人が参加した。同フォーラムは日本を始め世界各国で開催されている日立の大規模な技術展示会で、オーストラリアでの開催は今回が初。

フォーラム冒頭で日立の東原敏昭・社長兼最高経営責任者や日立オーストラリアの石原均・取締役社長らが講演を行い、竹若敬三・在シドニー日本国総領事、マイク・ベアードNSW州首相らがあいさつした。

東原氏は、日立は20年までにオーストラリアの鉱業、交通などの社会インフラ事業を主として1,000億円を投資し、同年までにオーストラリアでの事業規模を15年度の3倍の3,000億円まで拡大するとの目標を発表した。投資額には日立建機株式会社が株式公開買い付けを進める現地の鋳造部品大手ブラッドケン社の買収額も含まれる。あらゆるモノとインターネットの接続「IoT」のプラットフォームである同社の「ルマーダ(Lumada)」の開発も加速していく予定とし、IT技術を活用した社会変革事業の提供を図ることでオーストラリアの発展に貢献するとしている。

オーストラリアは現在、人口増加と急速な都市化に伴う交通渋滞や都市交通の不足など、インフラ・システムに課題を抱える。また、鉱業・農業など基幹産業の競争力強化を図るべく効率化やIoT技術の導入が求められている。フォーラム会場では、鉱業、交通、教育、ヘルス・ケア、セキュリティーなどの分野における日立の技術的取り組みが紹介された。


オープニング・イベントであいさつをするプレナス・オースト社のデイビッド・コーツ氏(Photo: Naoto Ijichi)
オープニング・イベントであいさつをするプレナス・オースト社のデイビッド・コーツ氏(Photo: Naoto Ijichi)

弁当販売「Hotto Motto」オーストラリア1号店オープン

日本の定食店「やよい」を展開するプレナス・オースト社が、テイクアウェイ弁当店「Hotto Motto(ほっともっと)」を2016年12月8日にシドニー中心部の複合商業施設ギャラリーズ地下1階にオープンした。Hotto Mottoは日本最大の弁当チェーン。今回のシドニー出店はHotto Mottoのオーストラリア第1号店かつ、アジア以外の地域での最初の店舗となる。

グランド・オープンにさきがけ同月5日には同店でメディア向けのオープニング・イベントが開かれ、プレナス・オースト社の最高経営責任者デイビッド・コーツ氏とオペレーション・マネージャーの岡啓一郎氏があいさつした。会場では和牛焼き肉やカツ丼など販売メニューと同じものがビュッフェ形式でふるまわれ、来場者は日本の弁当の味に舌鼓を打った。

提供する弁当メニューは14種類で、日本の味や調理法をそのまま再現し、米も日本産を使用。今後シドニーや他都市でも出店を検討中だという。


新春経済講演会・賀詞交歓会を開催

シドニー日本商工会議所(会頭=廣田信治:オーストラリア三菱商事会社)の企画委員会(委員長=石原均:日立オーストラリア)と金融・投資部会(部会長=井上晶雄:みずほ銀行)は2月8日、シドニーのインターコンチネンタル・ホテルで新春経済講演会・賀詞交歓会を開催する。

講師は、三井住友フィナンシャルグループの協力により、日本銀行前副総裁の山口廣秀氏、更に、みずほ銀行の協力により、同行常務執行役員の大島周氏を迎え、2017年の世界経済や日本経済の見通しについて聞く。申し込みは、シドニー日本商工会議所に問い合わせ申込用紙を取り寄せた後、必要事項を記入して同所へ送付する。

■JCCI新春経済講演会・賀詞交歓会
日時:2月8日(水)5PM~9PM
会場:InterContinental Sydney(117 Macquarie St., Sydney NSW)
料金:シドニー日本商工会議所会員$150、非会員$170(いずれもGST込み)
定員:80人(先着順)
問い合わせ先:(02)9223-7982またはinfo@jcci.org.au(シドニー日本商工会議所)
Web: www.jcci.org.au(シドニー日本商工会議所)


オーストラリアの資源会社の特性が解説された
オーストラリアの資源会社の特性が解説された

セミナー「資源会社の財務数値の読み方と留意点」開催

シドニー日本商工会議所(会頭=廣田信治:オーストラリア三菱商事会社)の資源・エネルギー部会(部会長=小寺壮:JXエネルギー)は2016年11月21日、「資源会社の財務数値の読み方と留意点」と題しセミナーを開催、33人が参加した。

資源会社の財務数値は、所在国における会計慣行や税務制度の影響を大きく受け、これらの基礎知識無くして適切に対象会社の財政状態と経営成績を理解することは難しい。セミナーでは、デロイト・トウシュ・トーマツ会計事務所パートナーの竹中真一氏から、オーストラリア特有の税務制度や会計慣行を前提に、資源プロジェクトの種類や各開発段階における財務数値の留意点などについて説明を聞いた。


見学会に参加した自動車部会メンバー
見学会に参加した自動車部会メンバー

「フォークリフト物流倉庫見学会」を開催

シドニー日本商工会議所(会頭=廣田信治:オーストラリア三菱商事会社)の自動車部会(部会長=東浦義郎:トヨタファイナンス オーストラリア)は2016年12月7日、フォークリフト物流倉庫の見学会を開催した。

参加者は、豊田自動織機のオーストラリア現地法人であるトヨタマテリアル ハンドリング オーストラリアを訪問。フォークリフト販売会社の本社・支店機能について説明を聞くとともに、修理・整備工場や在庫ヤード、部品倉庫などを見学した。


2016年クリスマス・パーティーを開催
シドニー日本人会

シドニー日本人会(会長=伊藤令:オーストラリア住友商事会社)のレクリエーション委員会(委員長=笠原昌哉:JTBオーストラリア)は2016年11月29日、ダーリング・ハーバーのドックサイド・ラクアで真夏の恒例イベント「クリスマス・パーティー」を開催。日本人会員を中心に52人が参加した。

今年の総合司会は、山田俊哉氏と岩崎久美氏が担当。竹若敬三・在シドニー日本国総領事による乾杯の音頭、伊藤会長による開会のあいさつに続き、日本人会員のボランティア・スタッフの協力の下、会員企業から寄贈された豪華賞品が当たるラッフル抽選会や、鈴木結氏の司会によるテーブル対抗トリビア・クイズなど、大盛況のパーティーとなった。

総合司会の山田俊哉氏(右)と岩崎久美氏
総合司会の山田俊哉氏(右)と岩崎久美氏
トリビア・クイズ司会の鈴木結氏
トリビア・クイズ司会の鈴木結氏
あいさつする伊藤令会長
あいさつする伊藤令会長
あいさつする竹若敬三・在シドニー日本国総領事
あいさつする竹若敬三・在シドニー日本国総領事

日本での新規ビジネス・モデルをプレゼンテーション
学生7組がイノベーション道場で

NSW大学(UNSW)を中心にオーストラリアの学生と東京工業大学の学生4人を含む24人7グループが2016年12月14日、日本における新規ビジネスモデルの創出を目指し、イノベーション道場はプレゼンテーションを行った。

イノベーション道場はNSW大学に勤務するジョシュア・フラネリー氏が自身の経験をベースに立ち上げたスタートアップ・プログラムで、今回は参加グループのうち3組が実際に日本に招待されるという特典が用意された。日本では投資家に実際に会えるということもあり、参加グループのプレゼンテーションにも熱がこもった。

今回の審査で最も得点を集めたのが「V-KAIWA」という発表を行ったグループ。VR(バーチャル・リアリティー)空間を活用し英会話をするというプログラムの開発を目指すプレゼンテーションを行った。

審査員を務めた日経マーケティング会社・ドック代表の作野善教氏は「V-KAIWA」を「日本人が長年抱えている課題である英会話の問題を最新テクノロジーで解決する点が評価された」と話す。

イノベーション道場を立ち上げたジョシュア・フラネリー氏
イノベーション道場を立ち上げたジョシュア・フラネリー氏
作野氏(左)に激励される「V-KAIWA」チーム
作野氏(左)に激励される「V-KAIWA」チーム

杉原千畝を演じた俳優・水澤心吾氏
杉原千畝を演じた俳優・水澤心吾氏

杉原千畝を描いた一人芝居「決断・命のビザ」上演

第2次世界大戦中、ビザ発給により多くのユダヤ人の命を救った外交官・杉原千畝(ちうね)の実話を描いた一人芝居「決断・命のビザ」が2016年12月5日、シドニー市内ケンジントンのNIDA(National Institute of Dramatic Art)で上演された。俳優・水澤心(みさわしんご)吾氏が杉原千畝を演じた。

同演目は、水澤氏のライフワークとして十数年にわたり演じ続けられており、これまでにアメリカ、カナダ、リトアニアでも公演が行われている。シドニーでの公演当日は、杉原千畝氏の親族が来場し講演も行われた。

水澤氏は「杉原千畝さんの心の叫びを表現することがこの一人芝居のテーマ。その心の叫びにある『希望』や、無条件の愛を行動に移した彼の姿から、何かを感じてもらえたら」とコメント。今後については「現在までの上演回数は270回。これからは1,000回を目標に演じ続けたい」と抱負を語った。


クリスタル・シンギング・ボウルを演奏するグッドウィン氏
クリスタル・シンギング・ボウルを演奏するグッドウィン氏

クリスタル・シンギング・ボウル演奏を披露
シドニー・クリスタル・ショーで

2016年12月3~4日にシドニー・マリックビルで開催された天然石の展示販売イベント「シドニー・クリスタル・ショー」で、クリスタル・シンギング・ボウル演奏家のひとみグッドウィン氏が演奏を披露した。クリスタル・シンギング・ボウルが奏でられると会場は澄んだ響きに包まれた。シドニー・クリスタル・ショーは今年から年2回の開催が予定され、グッドウィン氏は今後も同イベントへのゲスト出演が決定している。

また、1月22日にはシドニー北部のチャッツウッドでクリスタル・サウンド・ニューイヤー・コンサートを開催する。参加申し込み・問い合わせは右記まで。

■クリスタル・サウンド・ニューイヤー・コンサート
日時:1月22日(日)7:30PM~
会場:チャッツウッド
料金:無料(寄付金制)
Tel: 0411-139-872(ひとみグッドウィン)
備考:飲み物・スナック付き


銅メダルを獲得したローンボウルズ男子日本代表
銅メダルを獲得したローンボウルズ男子日本代表

ローンボウルズ男子日本代表、世界大会で銅
NSW州からも日本選手団に参加

ローンボウルズ世界大会(World Bowls 2016)がニュージーランドのクライスト・チャーチで2016年11月29日から12月11日にかけて開催され、男子日本代表チームのトリプルス(佐藤寿治選手/Harboard Club、江村健一選手/Tweed Heads Club、長谷部健太選手/North Sydney Club)がアイルランドを破り銅メダルの快挙を成し遂げた。

日本選手団は合計9人のうち男子3人を含めた6人がNSW州からの参加。女子チーム(佐藤正子選手/Harboard Club、松岡緑選手/Neutral Bay Club、江村裕子選手/Tweed Heads Club、他)は惜しくも予選通過とはならなかったが、強豪を相手に一歩も引かず大健闘を見せた。同大会はローンボウルズの五輪とも呼ばれる4年に一度の世界最高の大会で、圧倒的にコモンウェルスの国々が強い中での日本男子の銅メダル獲得は、大きな驚きをもって報じられた。

ローンボウルズはボウリングの前身とも言われ、転がすとカーブする合成樹脂製のボウルを芝生の上で転がし目標球に近付けることを競うイギリス発祥の球技。老若男女を問わず身体障害者、健常者などが共同でプレーでき、オーストラリアやカナダなどコモンウェルス諸国で人気がある。


ゲスト・スピーカーの山本至氏と参加者たち
ゲスト・スピーカーの山本至氏と参加者たち

障害児を持つ保護者の会、学習会を開催

障害のある子どもを持つ保護者の会「ジャパニーズ・ケアラーズ・グループ」(代表:ひとみグッドウィン氏)は2016年12月14日、チャッツウッドのグッドウィン氏私邸で学習会を開催し、12人が参加した。ゲスト・スピーカーに豪・家族コミュニティー省管轄のADHC(Ageing Disability and Home Care)のシニア・ケース・マネージャー山本至氏を招き、「ライフ・ステージにおけるリスク・マネジメント」をテーマに、障害児が将来自立する時にどのような政府のサポートがあるか、それに伴うガーディアン及びファイナンシャルの管理リスクをいかにして最小限にするかなどが、実例に基づき分かりやすく解説された。

ジャパニーズ・ケアラーズ・グループはチャッツウッドを中心にノース・エリアで16年以上活動を続け、NSW州政府から公式資金援助の下、運営を行う非営利団体。毎月第2、4水曜日の例会への参加希望・問い合わせは下記まで。

■ジャパニーズ・ケアラーズ・グループ
Tel: 0411-139-872(ひとみグッドウィン)
Email: fumikae@tpg.com.au


SBSラジオ日本語放送1月のハイライト

SBSラジオ日本語放送は毎週、火曜、木曜、土曜の午後10~11時に番組を放送している。番組は、AMラジオ1107khzにチューンを合わせる方法と、デジタル・テレビのデジタル・ラジオ「SBS Radio1」を選択する方法で聞くことができる。

1月のシドニーサイドでは、同月にシドニーで公演を予定している日本のエンターテインメント集団「白A」(SIRO-A)や、美術人形作家の蒼成院母祥(そうしょういんぼしょう)さんのインタビューの放送を予定している。

クリスマス前に放送された、シドニーの朗読グループ「声」による朗読劇「賢者の贈り物」や、月光仮面や隠密剣士でおなじみの俳優・大瀬康一さんのインタビューなど、聞き逃してしまった先月の放送もSBSのウェブサイトで視聴することができる。インタビューは公式フェイスブックにもアップされる。

なお、毎月最終週の木曜に、日豪プレス翌月号の見どころを紹介している。次回は1月26日(木)放送予定。

■SBSラジオ日本語放送
Email: Japanese.program@sbs.com.au
Web: www.sbs.com.au/Japanese
Facebook: www.facebook.com./SBSJapanese


日系プレス8社が東京で大会

第43回海外日系新聞放送大会は2016年10月21日、東京・内幸町の日本プレスセンターの会議室で日豪プレスなど6カ国8紙誌の代表が集まって開かれた。

北米報知(週刊)、J+PLUS(隔週刊)、バンクーバー新報(週刊)、ニッケイ新聞(週5刊)、サンパウロ新聞(週5刊)、Daily Sun New York(週5刊)、ライトハウス(月刊)、日豪プレス(月刊)の8社。

各国の読者事情について、ブラジルでは若い日系3~4世はインターネット派で活字を読まない傾向があることや、日本語を書ける記者が少なくなったことなどが報告された。また労働ビザが取りにくくなり人件費が高くなったことなどから、日系メディアは冬の時代との声が聞かれた。

そこで和食ブームに乗って日本祭を催して、巻きずしや焼きそば、盆踊りなどで、非日系人を集める副業で収入を得ているという。日豪プレスは、クールジャパンで食材の広告が微増。ワーキング・ホリデー制度で日本人留学生が年1万人もオーストラリアに来るので経営は安定していると報告した。(文=東京・青木公)


第57回海外日系人大会の参加者たち
第57回海外日系人大会の参加者たち

海外320万人の声、海外日系人大会で

第57回海外日系人大会は2016年10月24~26日の3日間、東京・永田町の憲政記念館で開かれ、19カ国から203人が参加した。参加国はオセアニア地域からはオーストラリアとミクロネシア連邦の2カ国、カナダからアルゼンチンまで南北アメリカ10カ国、アジアはインドネシア、フィリピン、シンガポール、韓国、また、イギリス、フランス、英国、ドイツと欧州地域に広がり、グローバル化した。

今年のテーマは「21世紀の日系人像」で、①日系の創造力を生かすには、②ビジネス戦略としての日系人、③ユースにとっての21世紀日系人像、という3分科会で話し合った。

田中克之理事長は「ようこそ、お帰りなさい」と開会あいさつし、「リオ五輪大会で日系人が登場して多文化共生を実感した」と述べた。海外日系人は320万人、うちブラジルは190万人で3~4世が中心だが、6世までおり、混血が進んでいる。

基調講演を行った沖縄出身の呉屋新城春美さんは、ブラジル日本文化福祉協会の会長で、初の女性会長。「戦後、5歳の時に父母がコーヒー畑に移住。大学卒でサンパウロ州税務局に就職、13年退職。今は沖縄県に委嘱され、ウチナンチュー(沖縄人)民間大使を務めている」と自己紹介。17年、サンパウロにジャパン・ハウス(日本文化会館)ができることを報告した。

また、南カリフォルニア大のダンカン・ウィリアムス准教授は、東京生まれの2世で曹洞宗の僧侶。「現在は、戦時中に強制収容された日系人や、混血化の進む日系人のアイデンティティーを研究している」と英語で語った。

オーストラリアからは在豪30年の池口アイク・峰子夫妻の他、QLD州ブリスベンの永田由利子さん、WA州パース在住のニコルソン・クニコさんが出席。各国の1世たちと語り合っていた。

最終日の「在日日系こども発表会」では、群馬県などに出稼ぎに来た日系ブラジル人の子弟の小中高生の1人は、「私は日本で生まれました。でも、ブラジルに行ったことはありません」と日本語で話した。子どもたちは日本の子どもと変らぬ日本語上手で、帰国した時にポルトガル語が分からずに苦労するという。

日本への日系留学生は「日本語の壁は厚く、国際交流が難しい。心の絆で両国の架け橋になりたいと」とその心情を表した。

会議後の食事会には、秋篠宮殿下同妃殿下が出席され、各地の日系人を親しく言葉を交わされ、高齢の日系人は感激していた。(文・写真=東京・青木公)


ワークショップ「太鼓ウィークエンド」開催

池上正恵氏とグラハム・ヒルゲンドルフ氏による太鼓デュオ「YuNiOn(ユニオン)」が1月14日、15日にシドニーでワークショップ「太鼓ウィークエンド」を開催する。

子どもから大人まで参加することができる複数のセッションが各日用意され、特別ゲスト講師として八丈太鼓(八丈島)・還住太鼓(青ヶ島)演奏家の荒井康太氏が参加する。問い合わせは右記まで。

■YuNiOn Presents Taiko Weekend
日程:1月14日(土)、15日(日)
会場:YuNiOn Studio(Ultimo)
プログラム・料金:荒井康太セッション
<八丈太鼓・還住太鼓>両日1PM~3PM($80/120分)、ユニオン・セッション
<子ども向け>両日9:45AM~10:45AM/11AM~12PM($25/60分)
<三宅太鼓>14日(土)3:15PM~4:45PM($45/90分)
<大太鼓>14日(土)5PM~6:30PM($45/90分)
<担ぎ桶胴太鼓>15日(日)3:15PM~4:45PM($45/90分)
<屋台囃子>15日(日)5PM~6:30PM($45/90分)※子ども1日パス$40、2日パス$70、大人1日パス$160、2日パス$300
Email: masae.yunion@gmail.com
Web: www.yunion.org
Facebook: www.facebook.com/yuniontaiko


熊本を舞台に撮影された映画『うつくしいひと』
熊本を舞台に撮影された映画『うつくしいひと』

熊本復興支援映画『うつくしいひと』上映会

2016年4月14日と16日に起きた熊本地震で被害を受けた地区の復興のため、チャリティー・イベント「熊本地震復興支援チャリティー映画上映会」が1月15日、シドニー北部のニュートラル・ベイで開催される。

同震災で大きな被害を受けた熊本県では、地元への観光客の激減など経済的な打撃が現在も尾を引いている。今回のイベントでは復興支援を目的に、熊本の雄大な自然を映し出した映画『うつくしいひと』(2016年公開)を上映する。同作はノスタルジックなラブ・ストーリーで、行定勲監督の他、俳優の高良健吾、橋本愛、石田えりなど熊本県出身者が制作に参加した短編作品。

イベント当日は太鼓グループ「和太鼓りんどう」がオープニング・アクトを務める他、熊本県人手作りの郷土料理が振る舞われる。運営側は「熊本県が世界に誇る自然や料理、文化をシドニーに住む人びとに知ってもらい、熊本を訪れて頂きたい」と話している。参加は無料。

■熊本地震復興支援チャリティー映画上映会
日時:1月15日(日)2PM~4PM
会場:St Augustine’s Anglican Church(75 Shellcove Rd., Neutral Bay, NSW)
料金:無料
問い合わせ先:h.kuroki515@gmail.comまたは0431-453-129(担当:黒木)
Web: imanyu03.wixsite.com/charity-in-sydney
主催:熊本支援シドニー留学生有志、協賛:J-TOP Trade Australia、後援:JCSレインボープロジェト


NSW州立美術館・日本語ボランティア・ガイド便り
2017年 注目の展示会情報

NSW州立美術館では2017年も皆様に喜んで頂ける素晴らしい展示会を開催します。その中でも、絶対に見逃せない展示会を幾つかご案内します。

「ヌード展~テート・コレクションより~」(開催:2月4日まで)
 ロダンの「キス」を始め、ピカソ、マティス、デ・キリコ、ターナー、ルイーズ・ブルジョワなど100点以上の見ごたえのある傑作を集めた秀逸な展示会。中でも、オーストラリア人アーティスト、ロン・ミュエックの「野生の男」は3メートル近い超写実的な作品で一見の価値あり。

「時間、光、日本 - Time, light, Japan」(開催:4月30日まで)
 1990年代から現在まで活躍する日本人アーティストたちの作品を集めて開催中。展示作品は、創作集団チームラボの「花と人々 ̶ 金色2015」、森村泰昌が17世紀の巨匠ヴェラスケスの絵画ラス・メニーナスの全登場人物を演じる「2013年夜に再生したラス・メニーナス」など。

「ジョン・オールセン ̶ The You Beaut Country」(開催:3月10日~6月12日)
 オーストラリアが誇る現代アーティスト、ジョン・オールセンの70年にわたるキャリアの中で生み出された作品を展示。

「現代を作る - オキーフ、プレストン、コッシングトン・スミス」(開催:7月1日~10月2日)
 新しいアート・フォームを求めた現代絵画のパイオニア、アメリカ人アーティスト、ジョージア・オキーフの傑作と、オーストラリアの最も有名な20世紀のアーティスト、マーガレット・プレストンとグレイス・コッシングトン・スミスの作品をそれぞれ30点以上集めて展示。

「レンブラントとオランダ絵画の黄金時代」(開催:11月11日~2018年2月18日)
 巨匠レンブラントを始め、17世紀に栄えたオランダ絵画の黄金時代を代表する画家フェルメール、ロイスダール、ハルス、デ・ヘーム、デ・ホーホ、ステーン、リーフェンス、レイステルの作品たち。他に類を見ない豊かなオランダ海運社会を反映する名画の数々を鑑賞できます。

以上は2017年にNSW州立美術館で開催される21の展示会の一部です。充実した数々の展示会をお楽しみに。今年も皆様のお越しをお待ち致しております。
(投稿=コミュニティー・アンバサダー:チョーカー和子)


■ヌード展~テート・コレクションより~
Tel: (02)9225-1700(英語)
Email: communityambassadors@ag.nsw.gov.au(日本語可)
Web: www.artgallery.nsw.gov.au/exhibitions/nude
無料日本語ガイド・ツアー:現在開催中の「ヌード展」は2月4日まで、毎週水・土曜11AMより。常設展ツアーは毎週金曜11AMより

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