2017年4月 ニュース/コミュニティー

南極観測船しらせ、シドニーに寄港

艦上レセプション開催

シドニー湾に寄港したしらせ
シドニー湾に寄港したしらせ

日本の海上自衛隊による南極地区観測協力のため、観測隊員を乗せた砕氷艦「しらせ」(大鋸寿宣艦長)が3月20日、南極昭和基地から日本に戻る途上でシドニー近郊ポッツポイントにある豪海軍基地に寄港した。同船の活動は南極地域の観測部隊への燃料や食料などの補給を目的としており、東京から南極大陸までの往復2万マイルの間に海洋調査なども併せて行う。今回のシドニー寄港は、補給や乗員の休養などが目的。

21日夕刻には艦上レセプションが開催され、大鋸寿宣艦長、竹若敬三在シドニー日本国総領事、レイモンド・ウィリアムズNSW州多文化主義大臣、ジョン・アジャカNSW州上院議長によるあいさつが行われた。

歓迎の意をスピーチする大鋸寿宣艦長
歓迎の意をスピーチする大鋸寿宣艦長
艦上では鏡割りも行われた
艦上では鏡割りも行われた

宇宙飛行士の野口聡一氏、シドニー日本人学校を訪問

講演を行う野口聡一氏(写真:馬場一哉)
講演を行う野口聡一氏(写真:馬場一哉)
シドニー日本人学校の児童・生徒たちと野口氏(写真:馬場一哉)
シドニー日本人学校の児童・生徒たちと野口氏(写真:馬場一哉)

JAXA宇宙飛行士の野口聡一氏が2月24日、シドニー郊外にあるシドニー日本人学校を訪れ、全校児童・生徒に向けた「地球人講座 in シドニー」(主催:公益財団法人JAL財団主催、共催:日本航空)で講演した。

野口氏は自身の宇宙での活動紹介や宇宙飛行士になるための資質などを講演後、子どもたちからの質問に1つひとつ丁寧に答えた。

講演会後にはメディアのインタビューに対し「子どもたちも元気にたくさん質問してくれたのがうれしかったです」、続けて「世界の多くの日本人学校で講演を行っていますが、シドニーの日本人学校の設備と環境には驚きました」とコメント。オーストラリアは宇宙産業の面においては目立った人材がいないこともあり、今後の活躍への期待も口にしていた。

野口氏は同日午後、ピンブル・レディーズ・カレッジで「持続可能な宇宙への協働」をテーマに英語で講演。また夜にはシドニー日本人会を対象に「アジア太平洋地域における宇宙飛行士の国際協力」をテーマに講演を行った。


朝倉教授(左)に賞状を授与する竹若総領事
朝倉教授(左)に賞状を授与する竹若総領事

総領事表彰に朝倉晴子氏

竹若敬三・在シドニー日本国総領事は、3月22日、総領事公邸において朝倉晴子・比治山大学客員教授に総領事表彰を授与した。

朝倉教授は、約20年間にわたり、オーストラリア・カトリック大学において日本語研究講師として勤務。今回の表彰は朝楽教授の当地での日本語の教育、普及への貢献をたたえたもの。竹若総領事からは朝倉教授の日豪交流の促進に対する感謝の意が語られた。


「日本産食材サポーター店認定制度」について講演する株式会社ウィズダムパートナーズ取締役・奥野秀敏氏
「日本産食材サポーター店認定制度」について講演する株式会社ウィズダムパートナーズ取締役・奥野秀敏氏

「日本産食材サポーター店」認定制度
JETROシドニーで説明会開催

日本の農林水産省が定める新しいガイドライン「日本産食材サポーター店認定制度」の説明会と交流会が3月6日、シドニー・シティーの日本貿易振興機構(JETRO)オフィスで開催された。

同制度は日本産の食材・酒類を積極的に使用し、その魅力を多くの人びとに伝える海外のレストラン・小売店を「日本産食材サポーター店」として民間団体などが認定するもの。要件を満たしたレストランや小売店は「日本産食材サポーター店」として、日本産の良質で安心・安全な食材を販売、活用していることを、認定ロゴマークを使って訴求・PRできる。また、日本産食材の流通ネットワークと交流、情報交換により、良質な食材を確保することも可能になる。対象は飲食店や食品小売店、輸入事業者、流通事業者など。

オーストラリアでの同制度への参加申請方法を説明するdoq代表の作野善教氏(左)、オーストラリア国内の日本食需要などを解説するグローバル・プロモーションズ・オーストラリア代表の林さゆり氏(右)
オーストラリアでの同制度への参加申請方法を説明するdoq代表の作野善教氏(左)、オーストラリア国内の日本食需要などを解説するグローバル・プロモーションズ・オーストラリア代表の林さゆり氏(右)

説明会では、重久直人・在シドニー日本国領事やJETRO所長の平野修一氏があいさつを行った後、同制度をサポートする株式会社ウィズダムパートナーズ取締役・奥野秀敏氏により制度の詳細が説明された。続いて、オーストラリアでの同制度の申請窓口となっているマーケティング会社doq代表の作野善教氏が申請方法を、シドニーの調査・マーケティング会社グローバル・プロモーションズ・オーストラリア代表の林さゆり氏がオーストラリアにおける日本食産業の現状について、それぞれ語った。会場を訪れた飲食店やメディア関係者らは熱心に話を聞いていた。

なお、同説明会は3月14日にメルボルンのコンベンション&エキシビジョン・センターでも開催された。


領事手数料の改定のお知らせ

平成29年(2017年)4月1日以降の領事手数料が、以下の通り改定となる予定だ。

なお、3月31日までに申請あるいは申し込みをした場合は、受け渡しが4月1日以降になった場合でも旧料金が適用される(4月1日以降に申請した場合に新料金が適用)。詳細は在シドニー日本国総領事館のウェブサイト(Web: www.sydney.au.emb-japan.go.jp/index_j.htm)を参照。

現料金(豪ドル) 新料金(豪ドル)
旅券関係 一般旅券(10年旅券) $172 $195
一般旅券(5年旅券・12歳以上) $118 $134
一般旅券(5年旅券・12歳未満) $65 $73
記載事項変更旅券 $65 $73
査証欄増補 $27 $30
帰国のための渡航書 $27 $30
証明関係 在留証明 $13 $15
署名証明 $18 $21
出生、婚姻、死亡等身分上の事項に関する証明 $13 $15

シドニー日本人学校で出張授業
シドニー日本商工会議所

天然ガスの特徴を説明する白石淳平氏
天然ガスの特徴を説明する白石淳平氏
チェーンの仕組みを紹介する山本宏児氏
チェーンの仕組みを紹介する山本宏児氏

シドニー日本商工会議所の資源・エネルギー部会(部会長=小寺壮:JXエネルギー)は2月20日、シドニー日本人学校で出張授業を実施した。講師を務めた白石淳平氏(丸紅オーストラリア会社)が、「オーストラリアと天然ガス」をテーマに、天然ガスの特徴やオーストラリアと日本の関係などを説明した。

授業を受けた児童・生徒は「天然ガスは他のエネルギーに比べ環境に良いことが分かった」「今まで知らなかった資源の話が聞けた」「天然ガスによる日本とオーストラリアのつながりを知ることができた」と振り返った。

更に2月23日には、機械・建設部会(部会長=本田栄悟:前川製作所)が「私たちが暮らすこの世界にはたくさんのチェーンが動いている」と題した授業を実施。山本宏児氏(椿本オーストラリア)が講師を務め、チェーンの種類や特徴、どのような場で使われているかを紹介した。

児童・生徒からは「チェーンにはさまざまな種類があり、身近な機械にも使われていることが分かった」「いろいろなチェーンを触ったり、実際にチェーンを作ったりと貴重な体験ができた」「普段、使っている物の中にもチェーンが使われているのを知ることができた」などの感想が寄せられた。


視察会に参加した機械・建設部会メンバー
視察会に参加した機械・建設部会メンバー

板金加工機械/マンション建設現場・視察会を開催 - シドニー日本商工会議所

シドニー日本商工会議所(会頭=廣田信治:オーストラリア三菱商事会社)の機械・建設部会(部会長=本田栄悟:前川製作所)は3月10日、板金加工機械の展示施設とマンション建設現場の視察会を開催、18人が参加した。

参加者は、まずシドニー郊外のアマダ オセアニア社を訪問。同社の機械展示施設で、最新のファイバーレーザ加工機、各種数値制御機器、加工サンプルの説明を受けた。続いて訪れたサマー・ヒルのマンション建設現場では、大和ハウス オーストラリア社が進めるプロジェクトの概要を聞くと共に、現地のモデル・ルームを見学した。


SBSラジオ日本語放送4月のハイライト

SBSラジオ日本語放送は毎週火・木・土曜の午後10~11時に番組を放送している。番組はAMラジオ1107khzにチューンを合わせる方法と、デジタル・テレビのデジタル・ラジオ「SBSRadio1」を選択する方法で聞くことができる。

4月のシドニーサイドでは、シドニーに寄港した日本の南極観測船「しらせ」関係者へのインタビューや、朗読の会「声」による朗読劇「待つ」(作・太宰治)の放送などを予定している。また、現代陶芸家の青木良太さん、横山玄太郎さんへのインタビューや、NSW州立美術館の「タイム、ライト、ジャパン展」の見どころの説明など、聞き逃してしまった先月の放送もSBSのウェブサイトなどで視聴することができる。インタビューは公式フェイスブックにもアップされる。

なお、毎月最終週の木曜には、日豪プレス翌月号の見どころや取材の裏話などを編集長自ら紹介している。次回は4月27日(木)放送予定。

■SBSラジオ日本語放送
Email: Japanese.program@sbs.com.au
Web: www.sbs.com.au/Japanese
Facebook: www.facebook.com./SBSJapanese

クリーンアップ・オーストラリアに参加
シドニー日本人会・シドニー日本クラブ

シドニー日本人会(会長=伊藤令:オーストラリア住友商事会社)のレクリエーション委員会(委員長=笠原昌哉:JTBオーストラリア)は3月5日、シドニー北部のレーンコーブ・ナショナルパークで「クリーンアップ・オーストラリア」に参加した。

クリーンアップ・オーストラリアは、全国一斉にオーストラリアの公園や浜辺をきれいにすることを目的に設けられた日。今回もシドニー日本クラブ(会長=水越有史郎)と合同で参加し、クリーンアップ・オーストラリアの創設者であるイアン・キールナン氏から激励を受けた後、大人から子どもまで総勢135人が公園内や周辺道路のゴミを拾った。また、清掃活動後はバーベキューを楽しんだ。

清掃活動に参加した皆さん
清掃活動に参加した皆さん
参加者により集められたゴミの一部
参加者により集められたゴミの一部

箱根ツーリズム・セミナー開催

シドニーCBDのラディソン・ホテル・シドニーで2月21日、箱根ツーリズム・セミナーが開催された。箱根町ほか小田急電鉄や同地で宿泊施設を提供するプリンス・ホテル・グループや富士屋ホテル・グループの他、箱根関係者8団体が来豪、会場には多数の旅行業界関係者が訪れた。

会場では温泉や観光名所など、東京からのアクセスの良さなど箱根の魅力に関するプレゼンテーションが行われた後、それぞれのブースでの商談会が開催された。

神奈川県に位置する箱根は日本を代表する温泉地の1つであり、東京からも非常に近いロケーションと恵まれたポテンシャルを持つ。今後、ますます増えることが予測されるオーストラリア人旅行客の次の目的地として、その存在感をアピールした。

セミナーでは箱根の魅力が余すことなく紹介された
セミナーでは箱根の魅力が余すことなく紹介された
春夏秋冬、季節で美しさを変えるロープウェーからの景色
春夏秋冬、季節で美しさを変えるロープウェーからの景色


4月2日、夏時間終了

NSW、VIC、TAS、SAの4州とACTで4月2日、夏時間(デイライト・セービング・タイム)が終了する。午前3時が午前2時へと1時間戻される。次回のデイライト・セービング・タイムは2017年10月1日から始まるが、QLD州、WA州、北部準州は、今年も採用しない予定。


「働き方」について語る山田氏
「働き方」について語る山田氏
キントーンの使い方をレクチャーする遠藤氏(左)、講演前に笑いを提供したパフォーマーTK氏(右)
キントーンの使い方をレクチャーする遠藤氏(左)、講演前に笑いを提供したパフォーマーTK氏(右)

企業ネットワーク・セミナー
山田理・サイボウズ副社長登壇

シドニー、タウン・ホールにある高層マンション「ルミエール」内で3月22日、企業ネットワーク・セミナーが開催され、グループウェアの日本国内シェア・ナンバー・ワンのサイボウズ社、山田理副社長、及び同社のクラウド版グループウェア「キントーン」を販売・サポートするキントーン・オーストラリア社の遠藤烈士・営業マーケティング本部長が登壇した。

最初に登壇した遠藤氏は「キントーン」の実際の使い方などを具体例を挙げながら話した。続いて山田氏はサイボウズ社の目指す「働き方改革」について講演を行った。講演後は、同社のユニークな人事制度などに多くの質問が飛び交った。

当日、会場にはシドニー滞在中のパフォーマーTK氏も参加者として訪れており、講演前、自己紹介で笑いを誘い場を温めるなどといったシーンも見られた。


NSW州立美術館・日本語ボランティア・ガイド便り
アドマン「ポップ・アート以前のウォーホル」展

Philip Pearlstein 'Andy Warhol in New York City' c1949 Philip Pearlstein papers. Archives of American Art. Smithsonian Institution
Philip Pearlstein ‘Andy Warhol in New York City’ c1949 Philip Pearlstein papers. Archives of American Art. Smithsonian Institution

アメリカン・ポップ・アートを代表するスーパースターのアンディ・ウォーホル。消費社会と大衆文化の時代を背景に、多彩な顔を持つマルチ・クリエーターとして活躍しました。アイコニックな作品としてキャンベル・スープ缶やマリリン・モンローのシルク・スクリーンなどが浮かびますが、今回の展示会はウォーホルのキャリアの中でも、商業アーティストとして才能を発揮した早期の作品に注目しています。

1949年、21歳のウォーホルは大学卒業と同時にニューヨークに出てすぐ商業デザインの仕事を手掛けました。テクニカルな才能を超えた流暢で感覚的なデザインで、広告のみならずレコード・ジャケット、デパートのウィンドウ・ディスプレイなど商業分野の仕事を次々とこなしました。イノセントで自由なタッチのイラストレーションは愛すべき緻密さでアイテムの魅力を引き出し、イマジネーションや夢を感じさせ一躍好評を博しました。

本展はNSW州立美術館とピッツバーグのアンディー・ウォーホル・ミュージアムの協賛企画展です。商業美術で成功した1950年代の若きウォーホルに焦点を当てた展示会は珍しく、アーティスト・ブックなどの初公開を含め300点以上の作品を総覧頂けます。ペンで描いた絵を別の紙に押し当てることでにじんだ線の効果を出した、ウォーホル独特の「ブロテッド・ライン」が特徴のイラストレーションの数々も紹介されています。

幼少時、3人兄弟の末っ子として生まれ病弱だったウォーホルは母親への思いが強く、生涯を共にした母ジュリアの存在はウォーホルに多大な影響を与えたと言われます。絵心があったジュリアのレタリングをデザイン画に施したり、ジュリアがサインを代筆したりと共に仕上げた作品群も見どころです。

20世紀を代表する影響力のあるアーティストでありながら捉えきれない存在感を持つウォーホル。そんな彼の新たな人物像をも見出せるユニークな展示会となっています。(NSW州立美術館コミュニティー・アンバサダー:吉澤なほみ)

■Adman: Warhol before pop
日時:開催中~5月28日(日)10A M~5PM、水曜のみ10PMまで
場所:Rudy Komon Gallery, Art Gallery of New South Wales(Art Gallery Rd., The Domain NSW)
料金:大人$18、コンセッション$16、メンバー$14
Tel: (02)9225-1700(英語)
Email: communityambassadors@ag.nsw.gov.au(日本語可)
Web: www.artgallery.nsw.gov.au
無料日本語ガイド・ツアー:毎週金曜11AMより


竹若敬三在シドニー日本国総領事(中央)が藤森選手(左)と竹内選手(右)にメダルを授与した(写真:山内亮治)
竹若敬三在シドニー日本国総領事(中央)が藤森選手(左)と竹内選手(右)にメダルを授与した(写真:山内亮治)

競泳NSW州オープン選手権
日本人選手が活躍

3月3日~5日、シドニー近郊のオリンピック・パーク・アクアティック・センターで、競泳のニュー・サウス・ウェールズ州オープン選手権が開催された。日本からは昨年のリオデジャネイロ五輪に出場した古賀淳也、鈴木聡美を始め5人の五輪代表選手を含む、13人の選手が同大会に出場した。

3日間の大会で日本チームは、男女併せ金6個、銀7個、銅5個の合計18個のメダルを獲得。参加した全チームの中で最多のメダル獲得数を記録した。

大会2日目には、竹若敬三・在シドニー日本国総領事が同大会を観戦。また同日、大会のメダル・プレゼンターを務めた竹若総領事は、男子200m個人メドレーの表彰式で藤森太将選手(ミキハウス)に金メダル、竹内智哉選手(ヨコハマSC/湘南工科大学付属高校)に銅メダルを授与した。今大会の日本選手たちの活躍に、竹若総領事は「2020年東京五輪に向けた日本人選手の意気込みを感じ、元気をもらえた」とコメントした。


ボランティアとして活躍した東北大学の学生たち
ボランティアとして活躍した東北大学の学生たち

東日本大震災6周年復興支援イベントで黙祷

未曾有の大災害となった2011年の東日本大震災から6年が過ぎた3月11日、シドニー北部チャッツウッドで毎年恒例の復興支援イベント「TSU-NA-GU」が開催された。主催はシドニー日本クラブとレインボープロジェクト。震災発生時間の午後4時46分(日本時間2時46分)には、浄土真宗本願寺派の渡部住職と共に来場者も黙祷を捧げた。

原発帰宅困難区域の福島県浪江町出身でシドニー在住の斎藤崇寛氏はスピーチで「3月11日は亡くなった人たちを思う日、3月12日からは1日1日を大切に生きるための毎日」と語った。

当日は多くのプログラムが催され、宮城県東松島氏出身の日本舞踊家・佐々木芙美氏は、津波で亡くなった舞踊の恩師や祖母への祈りを込め踊りを披露。シドニーで活動する朗読グループ「声」は、福島県の詩人・和合亮一の詩をピアノ伴奏と共に朗読した。被災地をボランティア活動や撮影で何度も訪れた写真家の伊藤美咲氏は、被災地プレゼンテーションと写真展、被災地工芸品販売会を開催。東北被災地の工芸品を取り扱うArtLabは、福島県浪江町で被災した国の伝統指定工芸品「大堀相馬焼き」のプレゼンテーションと展示販売会を行った。

祈りを込め踊りを披露した佐々木芙美氏(左)、東北地方の郷土料理を紹介した出倉秀男氏(右)
祈りを込め踊りを披露した佐々木芙美氏(左)、東北地方の郷土料理を紹介した出倉秀男氏(右)

福島県白河市の渡辺だるま店は、だるまのプレゼンテーションと展示販売を行い、郷土玩具のコーナーでは参加者たちは起き上がりこぼしやお面の絵付け体験などに興じた。

日本食普及親善大使の出倉秀男氏は、東北地方の郷土料理を紹介し、ずんだ餅、喜多方ラーメン、こづゆ、イカ人参などの試食会も行われた。シドニーふくしま会も福島県の郷土料理を作ったり、子ども体験コーナーを実施した。仙台市から留学中の東北大学の学生らは、被災地についてのプレゼンテーションや会場でのボランティア活動を行った。

また会場では、2月にロンドンのフィルム・フェスト・インターナショナルで特別賞に輝いた、福島県南相馬市の小中学生のマーチング・バンドを描いたドキュメンタリー映画『MARCH』が上映され、プロデューサー角田氏からのビデオ・メッセージも届けられた。

4時間にわたった同イベントには300人以上が来場した。この日集まった2,000ドル以上のイベント収益金は、経費を除き、被災学生を保養招待するレインボー・ステイ・プロジェクトの本事業に寄付される。(報告=平野由紀子)

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