2017年7月 ニュース/コミュニティー(1)

キントーン・オーストラリア社

「モチベーションへの向き合い方」講演会開催

6月14日、キントーン・オーストラリア社はシドニー、ウィンヤードにあるビジネス・ビル「デクサス・プレイス」で「組織・個人を強くする! モチベーションへの向き合い方」講演会を開催した。グループウェアの日本国内シェア・ナンバー・ワンのサイボウズ社より執行役員・栗山圭太氏、同社グループ・ウェア「キントーン」の販売サポートを行うキントーン・オーストラリア社の遠藤烈士・営業マーケティング本部長、ハリウッド俳優・泉原豊氏が登壇した。

最初に登壇した遠藤氏は「キントーン」アプリの基本的な使用方法を具体例を挙げながら解説。続いて登壇した栗山氏は、キントーンの海外展開における成功事例を説明した。最後に登壇した泉原氏は、「映画界におけるチーム・ワーク」をテーマに個人としてのモチベーションの向き合い方について講演を行った。

講演会の最後には栗山氏と泉原氏による対談が行われ、組織と個人それぞれの立場からモチベーションの向上・維持に関してのさまざまな意見が交わされた。

同講演会について、栗山氏は「モチベーションの向上・維持におけるサイボウズの取り組みを、参加者の皆さんは興味深く聞いてくれていた。参加者の反応から、サイボウズの取り組みが社会的に取り入れられる余地が多くあると感じ、会社の立ち位置を知る良い機会となった」と振り返った。また、泉原氏は「個人、組織双方のモチベーションの向上・維持の仕方について学ぶことが出来、講演会は有意義だったのではないか」とコメントした。

講演会の最後には登壇者と参加者による記念撮影が行われた
講演会の最後には登壇者と参加者による記念撮影が行われた
キントーンの海外展開を説明する栗山氏(左)、個人のモチベーションについて講演する泉原氏(中)、キントーンの使用方法を解説する遠藤氏(右)

連邦政府予算案の概要を解説する大庭氏
連邦政府予算案の概要を解説する大庭氏

シドニー・ビジネス塾開催
シドニー日本商工会議所/企画委員会

シドニー日本商工会議所(会頭=廣田信治:オーストラリア三菱商事会社)の企画委員会(

委員長=奥澤徹:野村オーストラリア)は5月18日、シドニー・ビジネス塾「オーストラリア連邦政府予算案及びビジネス税制改正案」を開催、44人が参加した。

オーストラリア連邦政府は、17年度連邦予算案及び税制改正案を5月9日に発表した。講演では、KPMGの日系企業担当パートナー・大庭正之氏、シニアマネジャー・黒葛原啓一氏、税務マネジャー・都丸亮太氏から、今回の予算案、税制改正案が日系企業に与える影響などについて説明を聞いた。


「ポート・ケンブラ・コール・ターミナル」視察会を開催
シドニー日本商工会議所/資源・エネルギー部会

視察会に参加した資源・エネルギー部会メンバー
視察会に参加した資源・エネルギー部会メンバー

シドニー日本商工会議所(会頭=廣田信治:オーストラリア三菱商事会社)の資源・エネルギー部会(部会長=越後谷昌弘:JXエネルギー)は5月25日、「ポート・ケンブラ・コール・ターミナル」の視察会を開催、16人が参加した。

参加者は、年間の出荷能力1,500万トン、貯炭能力85万トンを誇る大規模なコール・ターミナルを訪れ、石炭・鉄鉱石などの積み出しを行う港湾施設を見学した。

■シドニー日本商工会議所
Tel: (02)9223-7982
E-mail: info@jcci.org.au
Web: www.jcci.org.au


小原流生け花、エキシビション開催

小原流生け花
小原流生け花

8月4日~13日まで、シドニーで活躍する生け花小原流の愛好家たち約20人による3年ぶりの展示会がシドニー北部のテリー・ヒルズにあるジャパニーズ・アンティーク・ショツプ「EDO ARTS」で、開催される。

「ぜひこの機会に静観の美、冬の生け花を楽しんで欲しい」と、小原流シドニー支部、インストラクターの中野邦子氏は話している。

■小原流シドニー支部
場所:EDO ARTS (Japanese Antiquities, Art and Textiles), 321 Mona Vale Rd., Terry Hills
日時: 8月4日(金)~13日(日)10AM~5PM
料金:無料
E-mail: hanatsubaki1@hotmail.com


上松不動産、25周年記念パーティ開催

上松不動産、スタッフ一同
上松不動産、スタッフ一同

シドニー北郊、ニュートラル・ベイで6月22日、上松不動産創立25周年記念パーティーが老舗パブ「オークス」のファンクション・ルームで開催された。上松不動産は1996年6月の創業以来、日本人駐在員などから厚い信頼を集める老舗不動産会社。当日は創業当時からの知己を含め、約50人が会場を訪れた。あいさつに立った代表取締役社長の上松和子氏は、「これまでの皆様のご支援により25周年を迎えることが出来、心からお礼を申し上げます」と話すと共に、同社設立の経緯や思いを口にした。パーティーでは不動産業界に関するクイズ大会やラッフル抽選会なども行われ、活況を呈した。

感謝の念を口にする上松和子社長
感謝の念を口にする上松和子社長
パーティーでは植松社長の孫が踊り出す場面も
パーティーでは植松社長の孫が踊り出す場面も

「マインド・ボディー・スピリット・フェスティバル」で
クリスタル・シンギング・ボウル演奏

クリスタル・シンギング・ボウルを演奏したひとみグッドウィンさん
クリスタル・シンギング・ボウルを演奏したひとみグッドウィンさん

5月25日から28日までの4日間、ダーリング・ハーバーに新設されたシドニー・コンベンション・センターにおいて開催された「マインド・ボディー・スピリット・フェスティバル」で、ひとみグッドウィン氏が、クリスタル・シンギング・ボウルを3日間にわたり演奏した。それぞれの音と惑星との関係性を、ナレーターのうすきかずえさんが説明。ひとみ氏の演奏は、多くの観客を魅了し、主催側及び関係者からも高く評価された。

年に2回、シドニーで開催されている同イベントは、心と体、そして魂を健やかに保ち、心地良く生きることをテーマにした人気のフェスティバル。今年は200以上の出店者が参加し、会場は連日賑わった。


JJBAライブを盛り上げる出演者
JJBAライブを盛り上げる出演者

日本ジャズ&ブルース愛好会
定期ライブを開催

日本人によるアマチュアの音楽同好会「日本ジャズ&ブルース愛好会」(Japan Jazz & Blues Association/JJBA)は5月27日、今年初となる定期ライブをシドニー北部チャッツウッドの「チャッツウッド・クラブ」で開催した。

当日は6バンドが出演し4時間にわたり和洋ポップス、ロック、ジャズ、ブルースなどの演奏を披露。会場には大人から子どもまで100人以上が詰めかけ、立ち見が出るほどの盛況ぶりとなった。

同ライブ主催者の竹井博吏さんは、当日の様子について「このライブは、会場の全員が楽しめるパーティーのような雰囲気にしたかったので、ライブに来て頂いた方々に楽しんでもらえたようで良かった」とコメントした。次回ライブは、11月の開催を予定。


広島デー集会、8月6日開催

過去30年間シドニーでは毎年、広島に原爆が投下された8月6日前後に、豪州平和団体による広島デー集会が開催されてきた。原爆、核の在り方を真摯に受け止め、平和を唱える同集会が今年もシドニー市内、ハイド・パークで開かれる。

今回は、オーストラリア政府が核兵器禁止条約の制定交渉への不参加を決めたことについても触れられる予定。広島、長崎、福島の歴史を再認識し、世界においてこの悲劇を二度と繰り返さぬよう祈念するこの集会へ、多くの参加者を募っている。

■広島デー集会
場所:ハイド・パーク北側、噴水近く
日時: 8月6日(日)1PM~
Web: www.hiroshimacommittee.org/


「JASICオーストラリアの医療ガイド」発行

在豪邦人コミュニティー・サポート(JASIC)は、2015年の設立以来、セミナーやワークショップ、ホームページなどを通じてオーストラリアの医療福祉制度について日本語で情報を提供してきた。

JASICが60歳以上の在豪邦人を対象にアンケートを実施したところ、オーストラリアの医療に関する情報がまとまった冊子を希望する声が多かったことから、これまでJASICが開催したセミナーの内容に加え、オーストラリアの医療・福祉の現場で活躍している日本人の協力を得て、正確かつ最新の情報をまとめた、「JASICオーストラリアの医療ガイド」をウィロビー市役所の助成を受け発行した。

■在豪邦人コミュニティー・サポート(JASIC)
Tel: 0456 219 340
E-mail: info@jasic.org.au
Web: www.jasic.org.au/welfare


JCSがフェイトを開催

毎年恒例のイベントである、シドニー日本クラブ(JCS)主催の「JCSフェイト」が、シドニー西部のオーバンにある「オーバン・コミュニティー・ピクニック・エリア」で7月8日に開催される。食べ物の屋台や、古着や雑貨の販売の他、紙芝居や綱引き、玉入れなどのゲームが予定されている。会員以外の参加も歓迎。また、子どもたちによるチアリーディングや、ソーラン踊り隊によるパフォーマンスなども行われる。

当日は、チャッツウッド駅、またはオーバン駅から会場までの送迎バスも運行される予定だ。

■JCS事務局
日時:7月8日(土)11AM~3PM
場所:Auburn Community Picnic Area
料金:無料
Tel: 0421-776-052
E-mail: jcs@japanclubofsydney.org


レクチャーを行った、原田容子さん
レクチャーを行った、原田容子さん
使用されたスライドの一部
使用されたスライドの一部

八王子の日豪セミナー
トイレ巡る多文化社会のジレンマ

毎年恒例の第38回日豪合同セミナーが6月3、4日、東京都八王子市にある大学セミナー・ハウスで開かれ、約50人のオーストラリア好きの学生や社会人が参加した。今年のテーマは、「トランプ旋風と日豪関係」だった。

2月に着任したリチャード・コート駐日大使は、「日豪関係は、アジアで最も緊密で成熟した関係」とメッセージを寄せた。基調報告で防衛大学校の福嶋輝彦教授は、「行方定まらないトランプ大統領に巻き込まれることなく、日豪連携を崩さないことだ」と強調した。

6分科会に分かれて講師のレクチャーと質疑があったのだが、最も人気があったのは第5分科会の「オーストラリア人とは何か? トイレ騒動から考えるアイデンティティー」だった。講師はNSW州ウーロンゴン大卒の原田容子さん(写真)。「ターンブル政権は、4月から市民権取得を希望する人に対し、市民権テスト(英語検定など)を厳しくした。3回連続して合格しなかったら以後2年間申請出来なくなった。オーストラリア人らしさとは何なのか」とスライド付きで現地報告。

原田さんは27年前、父親の勤務でシドニー日本人学校にも通った。当時と現在のオーストラリア社会の大きな変化は、原田さんによると、オーストラリア人が箸を使うようになったことだと言う。日本食もすき焼き、てんぷらがすしに変わって、欧米系オーストラリア人が箸を上手に使うようになった。アジア化、非西欧化でスーパーにインターナショナル売り場が出来、アジアや中東のコーナーが出現した。

メルボルンのボックス・ヒルという町で、税務署のトイレにスクワット・トイレ(和式便所)を付けることになり騒動が起きた。メルボルン住民の20%は非英語圏出身で、ボックスヒルでは5人に1人は中国生まれ。フード・コートもアジア風になった。

税務署で働く人の中にもアジア系がいる。トイレの一部を非洋風のしゃがむトイレに変えたところ、噛み付いたのはポーリン・ハンソン上院議員。「モスクやハラール食はけしからん」など、排外主義で有名な女性議員は「これではアジアに飲み込まれてしまう」と、トイレ騒動に発展した。

移民社会、いわゆる多文化主義が裏目に出た形だ。一方で、日本風の菓子パンも扱うブレッド・トップというパン屋は人気を集め、雨傘用のビニール袋、トイレのオート・フラッシュ式が広まっている。いなりずしにロブスター入り、わさびマヨネーズといった新種が発売された。食の分野でのアジア化と言える。

オーストラリアの内部に宿るアジアだ。先住民、移民を抱えた新しいオーストラリア社会へ。

原田さんによると、「トランプ大統領の登場で中東系を閉め出す、ムスリムはテロリストという風潮が強まった」と言う。しかし、移民がいないと困る国柄で、ジレンマは深まっていると耳新しいレクチャーだった。(投稿=東京・青木公)


SBSラジオ日本語放送7月のハイライト

SBSラジオ日本語放送は毎週、火曜、木曜、土曜の午後10~11時に番組を放送している。番組は、AMラジオ1107khzにチューンを合わせる方法と、デジタル・テレビのデジタル・ラジオ「SBS Radio1」を選択する方法で聞くことが出来る。

7月のシドニーサイドでは、オーストラリアで日本人向けの高齢者ケアの向上を目指す沼田貴史さんのインタビューを放送する予定。また、SBSの料理対決番組「The Chefs’ Line」に出演した、シドニーの日本食レストラン「Sokyo」のエグゼクティブ・シェフ、チェイス・コジマ氏のインタビューなど、聞き逃してしまった先月の放送もSBSのウェブサイトで聞くことが出来る。

なお、毎月最終週の木曜には、日豪プレス翌月号の見どころや取材の裏話などを編集部スタッフが紹介している。次回は7月27日(木)放送予定。

■SBSラジオ日本語放送
Email: Japanese.program@sbs.com.au
Web: www.sbs.com.au/Japanese
Facebook: www.facebook.com./SBSJapanese


展覧会「ブリージング・ビルディング」開催

セントラル駅近くのジャパン・ファンデーションで、6月16日から7月28日まで、アーティストであり、建築家のエインスリー・マリー氏の展示会「ブリージング・ビルディング」が開催されている。

同氏は、ニュー・サウス・ウェールズ大学建築環境学部の専任講師を務める他、中国、デンマーク、スコットランドで展示会を開くなど、国際的にも活躍している。

この展示会は、エインスリー・マリー氏が、日本人建築家の隈研吾氏が手がけた3つの建築物に感応し、編集されたビデオ上映の他、パウダー・グラスに描かれた作品などが展示されている。

■展示会「ブリージング・ビルディング」
日時:6月16日(金)~7月28日(金)、時間:月~木10AM~
8PM、金10AM~6PM、土10AM~1PM
場所:The Japan Foundation, Level 4, Central Park 28 Broadway, Chippendale
料金:無料
Tel: (02)8239-0055
Web: jpf.org.au/events/breathing-buildings


■NSW州立美術館・日本語ボランティア・ガイド便り

「オキーフ、プレストン、コッシントン・スミス」展


NSW州立美術館では、7月1日から10月2日まで、「オキーフ、プレストン、コッシントン・スミス展-モダニズムの形成-」と題した展覧会を開催します。この展覧会は、アメリカ人アーティスト、ジョージア・オキーフの象徴的な作品を、オーストラリアのモダン・アート先駆者であるマーガレット・プレストンとグレース・コッシントン・スミスによる傑作と共にご覧頂ける機会となるものです。

モダニズムは、近代産業が生まれ新しい社会の変革期にあった19世紀末から20世紀前半における芸術の動きです。この時期に活躍し、モダニズムの形成に寄与したことから選ばれた今展のアーティストは、3人とも女流画家です。各アーティストのキャリアを通した作品の中から、それぞれ約30点ずつを集めて展示されます。


オキーフ(1887-1986)、プレストン(1875-1963)、コッシントン・スミス(1892-1984)は、それぞれ非常に個別なアート・スタイルを作り上げていながら、主題の選択や光、色彩、形体などに関わる試行錯誤、そして、その時代の世の中を知る術を作品の中に指し示すことにその人生を捧げたという点で共通するものを持っています。

互いの存在を知らず、それぞれのアーティストが個別のモダナイズされた社会の感覚を作品の中に投影しつつ、それぞれの国家のアイデンティティーや文化の持つ何ものかを表現する新しいアートを形成していったのです。

この展覧会の無料日本語ツアーは、8月16日(水)11時より約1時間の予定で開催します。予約は必要ありませんが、入場券をあらかじめご購入ください。詳細は、ウェブサイト、www.artgallery.nsw.gov.au/calendar/japanese-tour-opc/を参照下さい。
(投稿=コミュニティー・アンバサダー:鴨粕弘美)

「オキーフ、プレストン、コッシントン・スミス」展
日時:7月1日(日)~10月2日(月)10AM~5PM、水曜日のみ10PMまで
場所:Art Gallery of New South Wales(Art Gallery Rd., The Domain NSW)
Tel: (02)9225-1700(英語)
Email: communityambassadors@ag.nsw.gov.au(日本語可)
Web: www.artgallery.nsw.gov.au
無料日本語ガイド・ツアー:毎週金曜11AMより

【お詫びと訂正】
本誌6月号に掲載しました「第7回 東北復興支援イベントが開催」の記事に誤りがありました。読者の皆様並びに関係者の方々にご迷惑をお掛けしましたことを深くお詫びすると共に、訂正させて頂きます。
【誤】日本国総領事館より若竹敬三総領事が来賓
【正】日本国総領事館より大前領事が来賓

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