2017年9月 メルボルン/ローカル・コミュニティー・ニュース

和菓子の概念を超える美しい作品を実演した、三堀純一氏の作品
和菓子の概念を超える美しい作品を実演した、三堀純一氏の作品

「ジャパン・イン・メルボルン」を開催

日本食材と地方の魅力を知ってもらおうと8月9日、「ジャパン・イン・メルボルン」が在メルボルン日本国総領事公邸で行われた。食品卸業者、人気シェフらが中心に招待された。今回が初めての試みで、日本酒や地元の名産品を中心に愛媛、沖縄、徳島、秋田、岡山、長野、新潟の各県から自治体や企業が参加した。

ご当地キャラクターの「みきゃん」も登場した愛媛県のブースでは、県産の伊予かんジュース、塩ミカンなどを並べて試飲・試食を呼び掛けた。愛媛県営業本部営業課長の高橋誠吾氏は「今後は豪州市場での県産食材の販売拡大と、更に多くの人に愛媛県へ来て頂くためのプロモーションに力を入れていきたい」と話し、2019年のラグビーW杯、20年の東京五輪・パラリンピックへ向けてインバウンドの呼び込みにも意欲を見せていた。

日本の食材を使ったひと口料理や日本酒をテイスティングする参加者
日本の食材を使ったひと口料理や日本酒をテイスティングする参加者

また、沖縄県からは柑橘系の果物、シークワーサーが紹介され、日本一の長寿村として知られる沖縄県大宜味村でシークワーサーを栽培する上間夫妻と公邸をスカイプでつなぎ、「味を楽しみながら生産者と会話する」という新しい試みも行われた。

この他にも多くの角度から日本の魅力を知ってもらおうと、さまざまなデモンストレーションが行われ、神奈川県横須賀市から芸術的な和菓子を世界に発信している菓道家の三堀純一氏の実演、メルボルンを拠点に活躍する書道家・東川潤子の書道、徳島県の阿波踊りなども披露された。


本田メソッドをメルボルンで、サッカー・スクールを開校

メキシコ1部のパチューカに所属するサッカー日本代表・本田圭佑選手がプロデュースする「HONDA ESTILO AUSTRALIA Pty. Ltd.」が世界で4カ国目となるサッカー・スクール「SOLTILO FAMILIA SOCCER SCHOOL ハイデルバーグ校」を開校し、コーチを募集すると発表した。

同スクールは日本を始め、中国、タイ、シンガポールにも開校し、「サッカーを通じて夢を持つことの大切さを伝えたい」という本田選手の理念の下、人材育成に取り組んでいる。コーチはプロ・サッカー・クラブを目指すハイデルバーグ・ユナイテッドFCの11歳以下のスクール生を対象に、SOLTILOのトレーニング・メニューを通じた育成を行う。

ハイデルバーグ・ユナイテッドFCは「この協力関係はハイデルバーグ・ユナイテッドFCが国際的なフットボール・ブランドとなることにつながる。選手たちにとって多くのものを手に入れられるまたとない機会になるだろう」と抱負を述べた。


メルボルン・フリンジ・フェスティバルに出演するメルボルン在住の落語家・笑福亭笑子氏
メルボルン・フリンジ・フェスティバルに出演するメルボルン在住の落語家・笑福亭笑子氏

笑福亭笑子さん、フリンジ・フェスティバルに出演

9月14日から開催されるメルボルン・フリンジ・フェスティバルにメルボルン在住の落語家・笑福亭笑子氏が出演する。オーストラリアで初上演という「アブソルートリー・ノーマル」は非現実的コメディー、腹話術、古典落語の3部構成のスタンドアップ・コメディー。「母親との苦い思い出、辛い失恋、驚きの日本での体験など、実体験を基にしたコメディーを、笑子ワールド満載でお届けします」と抱負を語った。

笑子氏は2004年より日本を始め、シンガポール、イギリスなど各国で落語の公演を行い、現在はメルボルンを拠点に幅広く活動している。今回のフリンジ・フェスティバルでは参加者3,000人の中からイメージ・アーティストとしても選ばれている。

■Absolutely Normal
会場:Fringe Hug, Lithuanian Club
日時:9月23日(土)~30日(土)6:30PM~7:20PM、月休
料金:大人$25、コンセッション$22、チケットはwww.melbournefringe.com.auから購入


AFLジャパン・サムライズが来豪

AFL日本代表チーム「サムライズ」の皆さん
AFL日本代表チーム「サムライズ」の皆さん

オーストラリアン・フットボール(AFL)の日本代表チーム「サムライズ」の選手団が、8月5日からメルボルン市内で行われた3年に1度のAFLの世界大会「第6回AFLインターナショナル・カップ」に出場するため来豪した。大会では18カ国の参加チームがディビジョン1と2に分かれ、各組で総当たり戦で戦う。日本はディビジョン2のプールBでインド、パキスタン、ドイツと対戦した。

6日にロイヤル・パークで行われたインドとの初戦は86対2の大差で勝利。試合後のインタービューでクアルトロ―監督は「対戦相手のデータがほとんどない中、良い内容の試合をしてくれた」と選手たちをねぎらった。続くパキスタン戦、12日のドイツ戦も勝利し、ディビジョン2のプールB組を予選1位で通過した。

しかしながら、準決勝ではプールA組で勝ち上がってきた強豪クロアチアに苦戦し、65点差で惨敗。「この大会でディビジョン2から1に上がって、更に強いチームと戦いたい」(キャプテンの榊道人氏)と、チームが一丸となって練習に取り組んできたが、その夢は次回大会に託されることなった。

初戦後、インタビューに答えるキャプテンの榊道人氏
初戦後、インタビューに答えるキャプテンの榊道人氏

日本に初めてAFLが紹介されたのは1986年。その年に豪州のプロ・チーム、ホーソン・ホークスとカールトン・ブルースが日本を訪れ、横浜スタジアムで行った招待試合が日本で初めてのAFLの試合だ。その後、日本でも徐々に競技人口が増え、現在はリーグに所属するチームは6チームにまで増えた。

それでも日本ではまだまだ認知度が低い競技のため、日本AFL協会は全国各地でフットボール・クリニックを定期的に開催し、多くの子どもたちやユース世代を育成するための活動をしている。

チームはメルボルン滞在中にも、メルボルン日本人学校やメルボルン国際日本語学校などを訪れ、クリニックを通して子どもたちと交流した。

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