2017年10月 ニュース/コミュニティー(1)

ジェトロ・シドニー、日本食材をPR

クッキングの実演及び商談会を開催

ジェトロ・シドニー事務所は9月18日、オーストラリアの飲食業界関係者を対象に、日本の食材や調味料を利用したクッキング・デモンストレーション・イベント及び商談会を、シドニー・フィッシュ・マーケット内シドニー・シーフード・スクールで開催した。

デモンストレーションを行うシェフとして招かれたのはイギリスのプリマスにあるミシュラン認定レストランなどを経て、現在はシティーCBDにあるオー・バー・アンド・ダイニングでヘッド・シェフを務めるダレン・テンプルマン氏、及び日本食の伝道師として知られ昨年農林水産省・日本食普及親善大使に任命された、日本料理式包丁・四条真流文芸師範であり料理研究家の出倉秀男氏の2人。

カレー・ソースやワサビみそ、たまりしょうゆを調味料として使った3品をテンプルマン氏が、めかぶ、グルテン・フリー・スパゲッティ、サツマイモのペーストなどを使った料理3品を出倉氏が実演。日本の食材が持つ可能性の幅広さを示した。

実演後はシーフード・スクールの隣にあるネットワーキング会場で各食材の試食会が行われると共に、活発な意見交換が交わされた。食材メーカーの他、日本酒の酒蔵なども多数訪れ、全20社が一堂に会した。

イベント開催に際し、ジェトロ・シドニー事務所の中里浩之所長は「オーストラリアは日本からの食品輸出金額では金額ベースで世界で第9位ですが、まだまだ伸びる余地があると思っています。こういったイベントをきっかけに日本食が更に普及することで、オーストラリア、日本双方にとってメリットがある形となり、国同士の交流にも貢献できれば」と話している。

独創的なアプローチで日本の食材を利用したダレン・テンプルマン氏
独創的なアプローチで日本の食材を利用したダレン・テンプルマン氏
和風スパゲッティの調理などを実演した料理研究家・出倉秀男氏
和風スパゲッティの調理などを実演した料理研究家・出倉秀男氏
輸入関係者や名店のシェフなど、85人が会場を訪れた
輸入関係者や名店のシェフなど、85人が会場を訪れた
ダレン氏が調理実演した品々
ダレン氏が調理実演した品々
あいさつを行うジェトロ・シドニー事務所の中里浩之所長
あいさつを行うジェトロ・シドニー事務所の中里浩之所長
商談会場で振舞われた、めかぶのカクテル
商談会場で振舞われた、めかぶのカクテル

ANA機内食アンバサダー
マスター・シェフ、アダム・リャオ氏が就任

全日本空輸株式会社(全日空、ANA)は9月4日、機内食アンバサダーに「2010年マスターシェフ・オーストラリア」チャンピオンのアダム・リャオ氏を任命することを発表した。全日空では17年12月1日から18年5月31日の半年間、シドニー~羽田線の機内の和食メニューとして、アダム氏監修のメニューを提供する。

メディアや関係者をゲストに招き行われた発表会では、実際に機内で出されるメニューが提供された。登壇したアダム氏は「飛行機での料理は、提供するタイミングや見た目の演出、料理の季節感など複雑条件の中食べられるものです。その点で私も創造力を刺激されました」と話す。メニューはアダム氏とANAのスタッフが数カ月の試行錯誤を経て完成したという。

期間中、12月1日から2月28日の前半はビジネス・クラスで豪州産ウイスキーの牛ショート・リブの角煮、ホウレンソウのレモン・オイル和えの他、ワサビやオリーブ・オイルなどで味付けしたタコのテリーヌなど特製季節の前菜などを提供。プレミアム・エコノミー、エコノミー・クラスでは照り焼き鶏そぼろの三食丼が提供される。

また、3月1日から5月31日の後半はポルチーニ茸入り塩麹のサーモン焼きとたっぷりキノコのバターソテーをメインに大根の煮込みなどの前菜を提供。プレミアム・エコノミー、エコノミー・クラスでは牛のブリスケットと彩り野菜のタコライスが提供される。

全日空の定行亮・シドニー支店長はアダム氏をアンバサダーに選んだ理由を「両国の懸け橋であるエアラインとして、和食を軸に食文化の面で懸け橋となっているアダムさんと組むことで面白いメッセージを伝えられると考えた」と話す。そして「日本人はもちろんですが、日本に行くオーストリア人がこれだけ増えている今だからこそ、よりいっそう日本に親しみを感じて欲しいという願いを込めました」と続けている。

アダム氏はSBS放送局の人気番組「Destination Flavour」シリーズのメイン・キャストとして活躍する一方、日本政府から「日本食普及親善大使」に、ユニセフ・オーストラリアから栄養親善大使に任命されている。

料理のコンセプトを話すアダム・リャオ氏
料理のコンセプトを話すアダム・リャオ氏
豪州産ウイスキーの牛ショート・リブの角煮
豪州産ウイスキーの牛ショート・リブの角煮
あいさつを行う定行亮・全日空シドニー支店長
あいさつを行う定行亮・全日空シドニー支店長
会場では日本酒も提供された
会場では日本酒も提供された
ビジネス・クラスで提供される前菜
ビジネス・クラスで提供される前菜
イベント当日は天気にも恵まれた
イベント当日は天気にも恵まれた

伝達式には日豪の関係者が招待された ©Hiroko Clayton
伝達式には日豪の関係者が招待された ©Hiroko Clayton

ピーター・グレイ元駐日大使が旭日重光章を受章

春の叙勲で旭日重光章の受章が決まっていたピーター・グレイ元駐日オーストラリア大使に対する伝達式が8月29日、キャンベラの日本大使公邸で開かれた。

草賀純男駐豪大使は、今回の受章は「駐日大使として、日豪関係の深化に成果を上げたことの証」だとし、グレイ氏は両国の経済関係の拡大に大きく寄与したと述べた。

グレイ氏は1998年から2001年まで駐日大使を務めた他、日豪21世紀会議(日豪会議)の立ち上げに貢献し、日豪経済連携協定(EPA)の交渉でも首席交渉官として活躍した。現在は日豪経済委員会の理事も務める。

20年来の「良き友」だという草賀大使から勲章を手渡されたグレイ氏 ©Hiroko Clayton
20年来の「良き友」だという草賀大使から勲章を手渡されたグレイ氏 ©Hiroko Clayton

受章のあいさつの中でグレイ氏は、日本と関わってきた過去40年の間に「オーストラリアにおける日本の役割は変化し、拡大し、深化した」と述べ、その時期に日本との仕事を続けて来られたことは光栄だったと語った。

日豪関係の今後についてグレイ氏は、日本を訪れるオーストラリア人観光客の数が増加していることに触れ、注目の分野として観光業を挙げた。

草賀大使も、経済関係は鉱業などの伝統的な分野からサービス、金融、ITなどの分野へ広がりを見せているとし、「多様化する動きを目の当たりにできる非常に面白い時期に差し掛かっている」と述べた。


イベントの最後にあいさつを行った小山氏
イベントの最後にあいさつを行った小山氏

プリンス・ホテル・グループ、豪州市場に注力
プロモーション・イベント開催

プリンス・ホテル・アンド・リゾートは9月6日、オーストラリアの旅行業界関係者を対象に、日本全国にあるプリンス・ホテル・グループのホテルなどをPRする「プリンス・ホテル・アンド・リゾート・ロードショー」をシドニーCBDの日本食レストラン東で開催した。

会場では全国展開しているプリンス・ホテル・グループのホテルを、スノー・リゾート、関西エリア、箱根、高輪・品川エリアなど地域で区切る形でブースを設置。訪れた旅行関係者に向けて、それぞれのエリアのホテルやリゾートの特徴の説明を行った。

株式会社プリンス・ホテル・取締役・常務執行役員の小山正彦氏は「今回、グループとして初めてシドニーでのプロモーションを行いましたが好感触です。スノー・リゾートは充実してきているので、今後は東京、名古屋、京都、広島と、新幹線を使ったゴールデン・ルートを改めてPRしていきたい。10月には名古屋プリンス・ホテル・スカイタワーオープンなど引き続き話題には事欠かないので今後も注目して頂きたいです」と話した。


『オーストラリア概要2017/18』の表紙
『オーストラリア概要2017/18』の表紙

シドニー日本商工会議所
『オーストラリア概要2017/18』を発刊

シドニー日本商工会議所(会頭=末永正彦・豪州新日鉄住金)の編集委員会(委員長=中里浩之・ジェトロ・シドニー事務所)は『オーストラリア概要2017/18』を発刊した。同書は、豪州の経済、産業、貿易の動きを中心に、連邦及び各州の政治・経済や日豪関係など、幅広い分野をカバーしたもので、豪州経済の最新の情報を得られる唯一の日本語出版物。1986年から毎年発行しており、第31版となる。

2017/18年度版は、16年連邦両院解散選挙の総括、与野党のリーダーシップ問題、保守連合政権のエネルギー政策、オーストラリアのインフラ整備、スマート・シティーはオーストラリアの経済発展には不可欠、オーストラリアの労働法をめぐる最新の動向、税制改革の動向、豪ドル為替相場の読み方、オーストラリアで強まる中国投資の影響、オーストラリアからの訪日外客の概況、オーストラリアの地方自治制度などのテーマをコラム形式で掲載した。価格は1部45ドル、商工会議所会員は40ドル(GST込み・送料別)。

■シドニー日本商工会議所
Tel: (02)9223-7982
Email: info@jcci.org.au
Web: www.jcci.org.au


第6回オーストラリア医療・福祉セミナー開催

在豪邦人コミュニティー・サポート(JASIC Inc.)は11月11日、第6回オーストラリア医療・福祉セミナーを開催する。

同セミナーでは、オーストラリアの社会福祉制度であるペンション(老齢年金)についての概要とサービスのしくみ、対象者、利用方法の仕方を専門家が日本語で分かりやすく説明する。また、ペンションの対象となる65歳以上の人だけでなく、その家族や老後をオーストラリアで過ごす予定の人が、オーストラリアの社会福祉制度を理解し上手に利用していくための必要な情報が提供される。

参加希望の際は、下記の連絡先まで申し込みを。

■在豪邦人コミュニティー・サポート(JASIC Inc.)
日時:11月11日(土)1:30PM~3:30PM(開場:1PM)
場所:Dougherty Community Centre, 7 Victor St., Chatswood NSW
参加費:会員無料、非会員10ドル ※現金のみ(お茶とお菓子付き)
定員: 80人
Tel: 0456-219-340(担当:小島)
Email: info@jasic.org.au 
Web: www.jasic.org.au
Facebook: www.facebook.com/jasicinc


スライドを使用して行われた講演
スライドを使用して行われた講演

シドニー日本クラブ、日本語学校合同教員研修会

シドニー日本クラブ(JCS)は、8月26日、JCS日本語学校シティー校(ウルティモ校)で第4回日本語学校合同教員研修会を開催した。会場には約30人の教員、関係者が集まった。

同会ではブレイン・ストーミングが行われ、日本の教育の変動や使用する教材など、テーマは多岐にわたった。その後質疑応答の時間も設けられた。

講演を行った、シドニー日本語土曜学校教務局員の阿部圭志氏は「生徒たちが大人になった時を想像して必要な日本語を教えることが大事」と語った。


講演を行った吉田健太郎氏
講演を行った吉田健太郎氏

若者と起業家のネットワーキング・イベント開催

シドニーに留学中の学生やワーキング・ホリデー・メーカーなどの若者と起業家の交流を目的としたネットワーキング・イベント「ジャパニーズ・アントレプレナリアル・ネットワーキング」が9月15日、ピアモントで開催された。同イベントはアカデミー・オブ・アントレプレナーとキントーン・オーストラリア社の共催で、ゲスト・スピーカーにはグラフィック・デザイナー兼アーティストとして活躍する吉田健太郎氏を迎え、会場には40人以上が集まった。

吉田氏は自身の作品をスクリーンに映しながら「アートとデザインの相互性」をテーマに講演を行った。「アートには自己表現、デザインには問題解決という区別があり、僕は仕事によってこの2つのバランスを変化させながらニーズに合った作品を生み出しています。誰でも仕事や趣味にデザインを生かすことで生活を彩ることができると思います」とデザインの有用性について解説した。

今回、プロモーションなどの運営に携わったビーエックス(BeX)の中塚智恵氏は「講演後も多くの人が会場に残って交流していることがとてもうれしい。イベントを通して業界や文化を超えて人びとが繋がれるよう、今後もネットワーク創りに関わっていきたい」と、大盛況の会場を見ながら笑顔で話した。今後もさまざまな分野からゲスト・スピーカーを招き、月に1回のペースでイベントを続けていく予定だという。


ジェス・スカリー市長代理(中央)、神谷泰先選手(中央右)、成瀬優選手(右から3番目)
ジェス・スカリー市長代理(中央)、神谷泰先選手(中央右)、成瀬優選手(右から3番目)

名古屋市招聘ランナー
シドニー市庁舎を表敬訪問

9月17日に開催されたシドニー・ランニング・フェスティバル(シドニー・マラソン)に名古屋市から派遣されたランナー2人が、9月18日、シドニー市内にあるシドニー市庁舎を表敬訪問した。シドニー市と名古屋市は姉妹都市関係にあり、シドニー・マラソンと名古屋シティー・マラソンは両都市の交流を深めるため、2012年より姉妹マラソンとして提携している。

今回派遣されたのは、日本国外でのマラソンは初参加だった神谷泰先選手とバンクーバー・マラソンへの出場経験のある成瀬優選手。両選手とも、マラソン当日のコンディションは万全ではなかったのものの、完走することができて良かったとコメントした。

両選手と面会したジェス・スカリー市長代理は「シドニーと名古屋の姉妹都市関係が長く続き、スポーツの分野でもこうした交流が続いていることを喜ばしく思う」と述べ、マラソンに参加した両選手を労り、記念品を授与した。また、同席したシドニー・ランニング・フェスティバル事務局・イベント・ディレクターのウェイン・ラーデン氏は、今年は約500人の日本人ランナーがマラソンに参加し、その数は年々増加していると語った。


日本酒マッチング・ディナー・イベント、華樹林で開催

シドニーを中心にオーストラリア国内で日本酒の啓蒙活動を行うシドニー酒ソサエティーは8月31日、シドニー北郊クローズネストにある日本食レストラン華樹林で日本酒マッチング・ディナー・イベントを開催した。

鏡開きから始まったイベントは、前菜4品、メイン5品にそれぞれ、選りすぐりの日本酒をマッチングさせる形で行われた。前菜ではサンマの山椒煮、ホウレンソウの胡麻和え、自家製のからすみ、タコ・ワサビに合わせて、愛知県名古屋市の銘酒「醸し人九平次・純米大吟醸・山田錦EAU DU DESIR(萬乗醸造)」を合わせた。また、メインの刺し身の盛り合わせには「月山純米大吟醸(吉田酒造)」、ズッキーニ・フラワーとさつまいもの天ぷらには「八海山純米吟醸(八海酒造)」、味噌でマリネしたWAGYUには「一品純米(吉久保酒造)」、サーモンのグリルには「千羽鶴山廃作り純米(佐藤酒造)」、鯛めしには「白鶴杜氏燗大吟醸(白鶴酒造)」がマッチング日本酒として提供された。「醸し人九平次」は愛知県名古屋市の萬乗醸造が作る銘酒で、ヨーロッパのミシュラン認定ホテルでも提供されるなど世界で人気が高いが、オーストラリア国内では手に入らない。今回は、自治体国際化協会(クレア)シドニー事務所協力の元、シドニー市と姉妹都市関係にある名古屋市を通して特別に提供が可能となった。

シドニー酒ソサエティーの主催者の1人、オーストラリア人ながら11年間日本に住んだ経験を持つジェイソン・コウ氏は「今回はプレミアムなイベントでプレミアムな日本酒を提供できて本当に良かったです。日本人が楽しむ日本酒のスタイルとこちらの人が楽しむ日本酒のスタイルは違います。そういったことを深く理解した上で、今後も当地での日本酒の啓蒙活動に邁進したい」と話している。

ディナー前には鏡開きが行われた
ディナー前には鏡開きが行われた
突き出し4品
突き出し4品
華樹林特製の南洋金目鯛と南マグロの熟成刺身
華樹林特製の南洋金目鯛と南マグロの熟成刺身
世界でも人気の高い「醸し人九平次」
世界でも人気の高い「醸し人九平次」
日本料理研究家の出倉秀男氏(左)と主催のジェイソン・コウ氏
日本料理研究家の出倉秀男氏(左)と主催のジェイソン・コウ氏
会場では日本舞踊も披露された
会場では日本舞踊も披露された

UNSW大学日本研究専攻学生、卒業発表会を開催

ニュー・サウス・ウェールズ大学(UNSW)の日本研究専攻の学生たちによる卒業発表会が、10月27日、同大学内のコロンボ・シアターで行われる。

日本に関するさまざまなテーマを研究した学生たちによる、同発表会は毎年開催されてる。今年の卒業生の研究発表テーマは「日本人の移民」「過労死の現状」「日本の高校生の制服」など。また、発表会の後には懇談会も予定されている。

参加の際には事前予約が必要なので、10月22日までに下記の連絡先まで問い合わせを。

■UNSW日本研究専攻学生卒業発表会
日時:10月27日(金)1:30PM~
会場:ニュー・サウス・ウェールズ大学構内(Colombo Theatre C)
Email: unswjapanesehapyo2017@gmail.com(問い合わせ)


doqのメンバー
doqのメンバー

doq「NSW州優良輸出企業賞2017」
最終候補企業に選出

9月20日、シドニーを拠点とする在豪日系企業のdoqが「NSW州優良輸出企業賞2017」(2017 Premier of NSW Export Awards)の最終候補企業として選出された。今回が初めての応募となるdoqは、ビジネス・サービス部門の優良企業5社の1つとして選ばれている。

同賞は、オーストラリア貿易投資促進庁(Austrade)とオーストラリア商工会議所が、国際的な事業展開を行っている企業を対象に事業成長性、マーケティング力や財務戦略などを審査。その年のNSW州における優秀企業を表彰する国家プログラムとして1963年から毎年開催され、今年で55回目を迎える権威の高い賞だ。

オーストラリア輸出復興機構(Export Council of Australia)のリサ・マコーリー最高経営責任者は、「多くの企業が応募し最終候補者を選出することが大変難しくなってきているが、新規応募者や各候補者のすばらしい功績に大変感銘を受けている。また今年は例年以上に多種多様な業種の企業の参加がありとても喜ばしく思う」と述べた。

ビジネス・サービス部門で最終候補者に選出されたdoqは、クロス・カルチャー・マーケティングを中心としたマーケティング・コンサルティング会社。09年にシドニーで設立され、日本のブランドを世界に広めるため、日系企業及び日本政府機関のプロモーション事業や日本企業や組織の豪州市場を中心としたアジア・パシフィック市場への展開を支援している。16年には東京・東日本橋にオフィスをオープンし、日本側からも日系企業のサポートを図っている。

10月25日、シドニー市内にあるザ・スターでNSW州の最優良企業が発表され、選出された企業は12月5日にキャンベラで開催される「第55回オーストラリア優良輸出企業賞」(55th The Australian Export Awards)の最終選考に参加する。


スライドを使用して行われたセミナー
スライドを使用して行われたセミナー

豪州で刑事事件に巻き込まれた場合のセミナー開催

8月22日、シドニー市内にある弁護士事務所「H&H Lawyers」で豪州で刑事事件に巻き込まれた場合に関するセミナーが行われた。

同事務所の林由紀夫主任弁護士が、具体例を示しながら、警察の捜査の対象になってしまった時に取るべき対応などを説明した。同氏は豪州では、比較的容易に刑事事件が裁判になってしまうという点や、起訴するかどうかを検察が吟味する日本とは違い、警察が起訴する権限を持っていることが理由の1つと指摘し、身近に起こりうる刑事事件として、運転中のスピード違反や規制されている食品や多額の現金の持ち込みなどを例に挙げて話した。

また、警察の取り調べなどには原則として黙秘権を行使する方が良いということ、いずれの場合も、適切な弁護士の支援が欠かせないため、できるだけ早期に弁護士に連絡を取ることが大切と呼び掛けた。


日豪スポーツ関係者レセプション
「2 and 3 to GO!」開催

9月27日、シドニー東郊のローズ・ベイにある在シドニー日本国総領事公邸で、2年後に控えたラグビーW杯日本大会、3年後の東京五輪の開催を祝すレセプション「2 and 3 to GO!」が開催された。同レセプションには、豪州の五輪各競技団体関係者を中心に100人近くのスポーツ関係者らが参加した。

レセプション冒頭、竹若敬三在シドニー日本国総領事が東京五輪について「五輪開催の2020年は、東日本大震災復興・創生期間の最終年。同大会は、東北の被災地が豪州を含め世界中の方々からの温かい支援を受けた結果、同地が見事に復興をしたことを印象付けるすばらしい機会にもなるだろう」とあいさつ。加えて参加者に向け、日豪のスポーツにおける関係発展への寄与について感謝の意が述べられた。

また、同イベントは、1967年のイースタン・サバーブス・ラグビー・クラブによる戦後初の豪州ラグビー・クラブ日本遠征50周年、87年ラグビーW杯第1回大会「豪州代表対日本代表」の試合から30周年を祝す目的でも開催。当日、同遠征時に日本代表メンバーとして試合を行った日本ラグビー協会副会長の坂田好弘氏、ラグビーW杯第1回で日本代表の主将を務めた林敏之氏がそれぞれ当時の思い出を振り返りあいさつを行った。

五輪への期待と日豪スポーツ関係者らへ感謝の意を述べる竹若敬三在シドニー日本国総領事
五輪への期待と日豪スポーツ関係者らへ感謝の意を述べる竹若敬三在シドニー日本国総領事
両大会の成功に向け参加者によるサイン・セレモニーも行われた
両大会の成功に向け参加者によるサイン・セレモニーも行われた

第11回井上靖賞授与式・文化プログラム開催

10月20日、シドニー大学構内にあるチャールズ・パーキンス・センターの講堂で第11回井上靖賞の授与式と文化プログラムが開催される。

今年で第11回目を迎える「井上靖賞」は、オーストラリアとニュージーランドにおける日本文学研究と研究者に対する奨励を目的に、2006年に井上靖記念文化財団を中心に創設された。毎年、シドニー大学が設立した選考委員会が優秀な論文・業績を選考し決定、賞金と賞状を贈呈している。

シドニー大学の希望により、本年から井上靖賞の対象を従来の「日本文学」の分野から更に発展させ「オーストラリアとニュージーランドでの日本文化研究全般」とすることになった。授与式では受賞者発表や竹若敬三在シドニー日本国総領事によるあいさつが行われる予定。

また、文化プログラムも併せて開催。今年のテーマは日本文化を代表する「源氏物語絵巻」に関する作品紹介を予定している。

■第11回井上靖賞授与式
日時:10月20日(金)6PM~
会場:シドニー大学構内(Auditorium Charles Perkins Centre)
料金:無料(予約必須)
Email: inoueyaward@gmail.com(予約・問い合わせ)


多くの来場者でにぎわった会場
多くの来場者でにぎわった会場

「祭りジャパン・フェスティバル・イン・ウィロビー」開催

9月9日、シドニー北部チャッツウッドでシドニー日本人クラブ(JCS)の主催による「祭りジャパン・フェスティバル・イン・ウィロビー」が開催された。チャッツウッド駅前のモールを会場に、日本食の屋台や日本文化の紹介のブースなどが並び、和太鼓やバンドの演奏や空手、書道のパフォーマンスなども行われた。また、メイン・ステージでは、盆踊りやソーラン踊り隊、子どもたちのチアリーディングなどが披露された。

会場には、竹若敬三在シドニー日本国総領事やゲイル・ギルス・ギドニー・ウィロビー市長が来賓し、茶道や華道のワークショップなどに参加した。

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