2017年11月 メルボルン/ローカル・コミュニティー・ニュース

日本映画祭、日本からゲストが来豪

『獣道(Love and Other Cults )』
『獣道(Love and Other Cults )』

毎年人気の日本映画祭がオーストラリア全土で開幕した。豪6都市で毎年開催され、3万人以上が訪れる日本国外では最大規模の日本映画祭。メルボルンでは11月23日から12月3日まで、市内2つの映画館で上映される。

今年のオープニングには、中村義洋監督で大野智主演の『忍びの国(Mumon: The Land of Stealth)』、クロージング作品には『光(Radiance)』が選ばれた。今年の話題作で、第2次世界大戦下の広島・呉を舞台にした劇場長編アニメ『この世界の片隅に(In This Corner of the World)』も上映される。

メルボルン上映に合わせて来豪する伊藤沙莉さん
メルボルン上映に合わせて来豪する伊藤沙莉さん

また、『夜空はいつでも最高密度の青色だ(The Tokyo Night Sky..)』の石井裕也監督が11月26日、12月2日には『獣道(Love and Other Cults)』の内田英治監督と女優の伊藤沙莉がフェスティバルに合わせ来豪、スペシャル・ゲストとしてそれぞれ上映後にQ&Aセッションが行われる。

■Japanese Film Festival Australia(メルボルン会場)
日程:11月23日(木)~12月3日(日)
場所:①ACMI Cinemas, Federation Square, Flinders St., Melbourne VIC
②Hoyts Melbourne Central, Melbourne Central Shopping Centre, Cnr. Swanston & Latrobe Sts., Melbourne VIC
料金:一般$18.50、コンセッション$15.50、フィルム・パス$75(5回分、オープニング・フィルムとスペシャル・イベントを除く)
Tel: (03)8663-2583(ACMI ボックス・オフィス)、1300-357-357(Hoyts Melbourne Central)
Web: www.japanesefilmfestival.net


外務大臣表彰を受賞した杉本良夫ラトローブ大学名誉教授© 2017 Michelle McFarlane
外務大臣表彰を受賞した杉本良夫ラトローブ大学名誉教授© 2017 Michelle McFarlane

日豪両国に貢献、杉本教授に外務大臣表彰

メルボルン在住の杉本良夫ラトローブ大学名誉教授に対する平成29年度外務大臣表彰が決まり、10月18日に表彰式がメルボルン総領事公邸で開かれた。

同氏は1973年からラトローブ大学社会学部で教壇に立ち、現在もラトローブ大学名誉教授として日本学の発展に貢献している。オーストラリアの複合文化社会の研究を通じ、日本社会を問い直す日本論・日本人論などに関する著作を数多く発表。また、多様性や階層構造に焦点を当てたマルチカルチュラル・モデルを構築し、日本社会論・日本文化論の展開に主導的役割を果たした。更に、1999年には英文学術出版社トランス・パシフィック・プレスを設立し、日本国内の優れた研究を英語圏に発信するなど、長年の功績が認められた。


満開の桜の前で和太鼓の腕前を披露する、メルボルン国際日本語学校の生徒の皆さん(Photo=Tallzeebaa)
満開の桜の前で和太鼓の腕前を披露する、メルボルン国際日本語学校の生徒の皆さん(Photo=Tallzeebaa)

桜ピクニック・デー、
満開の桜に1,500人

メルボルン北郊バンクシア公園で10月15日、桜ピクニック・デーが開催され、参加した市民ら1,500人が桜の下で春を満喫した。

同公園内に植えられた桜20本は、1980年に当時の大平正芳首相より日豪友好記念として同市に寄贈された物。メルボルンの日系コミュニティーに広く知ってもらいたいと、昨年からマニングハム市、パークス・ビクトリア、ビクトリア州豪日協会などが共同で開催した。今年は予想参加者人数を大きく上回るイベントに成長し、メルボルン総領事館・川田首席領事、ミシェール・クレイナート・マニングハム市長、村上和浩メルボルン日本人会会長らも参加した。

この日の気温は18度。爽やかな陽気の下、メルボルン国際日本語学校の生徒による「太鼓組」の威勢の良い太鼓で始まり、メルボルンで活躍する琴奏者・ブランドン・リーさんの琴演奏、和太鼓ユニットA-YAによる演奏など、参加者は日本の音色を心ゆくまで楽しんだ。また、南西館剣道クラブによる剣道のデモンストレーション、茶道裏千家淡交会メルボルン支部による茶会、ビクトリア日本クラブによる折り紙教室など、より多くの人に日本の文化を知ってもらいたいと、日本文化を伝えるデモンストレーションも行われた。

メルボルン日本人会では、今後も各方面と協力しながら桜の環境改善に力を入れ、継続的にお花見を開催したいとしている。


メイン・スピーカーの松永一義・総領事(Photo=Tallzeebaa)
メイン・スピーカーの松永一義・総領事(Photo=Tallzeebaa)

豪日協会・商工会議所・日本人会、
合同ディナー開催

メルボルン豪日協会、メルボルン日本商工会議所、メルボルン日本人会が合同で行う「スプリング・ガラ・ディナー」が10月20日、メルボルン市内のクラウン・タワー・ホテルで行われた。今年5月に着任したメルボルン総領事の歓迎会ということもあり、過去最高の246人が出席した。

VIC州豪日協会共同議長で元駐日オーストラリア大使マレー・マクレーン氏の開会の挨拶に続き、草賀純男・駐豪特命全権大使が、自身のオーストラリアとの関わり、近年の日豪交流の深化についてなどをユーモアを交えながら話した。また、メイン・スピーカーとして登壇した在メルボルン総領事館の松永一義・総領事は、画像を使って自身の経歴やエピソードを説明するなど、ITのバックグランドを生かしたユニークな方法でプレゼンテーションを行い、会場を沸かせた。

最後は、メルボルン日本商工会議所の竹部会頭が、本会への参加や協力に対し礼を述べ、「来年2月25日に『メルボルン夏祭り』が開催されるフェデレーション・スクエアでお会いましょう」と会を締めくくった。


左から、イベントの企画・運営をしたサケ・メイトの黒川豪人さん、ホース・バザールのフミさん
左から、イベントの企画・運営をしたサケ・メイトの黒川豪人さん、ホース・バザールのフミさん

日本酒で乾杯、
「日本酒の日」イベントを開催

「日本酒の日」を祝い10月1日、日本各地から集められた日本酒を楽しむイベントがメルボルン市内の「ホース・バザール」で開かれた。

「日本酒の日」は1978年に日本酒造組合中央会(東京都)が制定したもので、メルボルンでは「ワールド・酒・デー」として、2014年からホース・バザール、東京フード、サケ・メイトなどが共同開催している。

会場では日本酒の樽のふたを木槌で割る「鏡開き」も行われ、来場者は大樽から注がれた日本酒や、市内有名レストランでしかお目にかかれない大吟醸などをテイスティングし、日本酒を心ゆくまで楽しんだ。

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