2017年12月 ニュース/コミュニティー

戦時中に接収の日本企業資料寄贈へ

キャンベラで式典

オーストラリア政府が第2次世界大戦中に接収した日本企業の資料が日本の国立公文書館へ寄贈されることになり、それを記念した式典が11月21日、キャンベラの日本大使公邸で開かれた。

資料を所蔵していた豪州国立公文書館は戦後70年の2015年、日豪の友好の証として国立公文書館への寄贈を申し出た。今年7月に両館の間で移送の覚書が作成され、10月には約3,300の文書箱が日本に到着した。

来豪した国立公文書館の加藤丈夫館長は、横浜正金銀行や三井物産など12社の資料は「戦前の日本の産業の歴史であり、日豪の貿易の歴史を物語るもの」だとし、「早く日本の研究者や一般の人たちに公開したい」と述べた。

加藤氏は、来年3月の正式な寄贈から1年以内に公開するとの見通しを示し、オーストラリアをテーマにした展示会を開く可能性もあると述べた。

豪州国立公文書館にとって「過去最多」となる今回の寄贈についてデビッド・フリッカー館長は、「(資料が語る)声が日本で聞かれるようになることをうれしく思う」と語った。

草賀純男駐豪大使も、資料の中には日本企業の社員とその家族の公的及び私的生活がうかがえる物もあり、「日豪の人びとが共有する歴史に新たな側面が加わった」と述べた。

文書箱を共に手にするフリッカー館長と加藤館長
文書箱を共に手にするフリッカー館長と加藤館長
シドニー・ハーバーで新年を祝う日本領事館職員とその家族の写真。資料には当時の様子を物語る写真も含まれている
シドニー・ハーバーで新年を祝う日本領事館職員とその家族の写真。資料には当時の様子を物語る写真も含まれている

埼玉県、食をテーマにしたイベントを開催

シドニー市内のグレース・ホテルで11月13日、埼玉県の物産品をPRする「ジャパン・フード・アンド・ドリンク・プロフェッショナルズ・エキスポ2017」が開催された。埼玉県と埼玉県物産観光協会が主催し、シドニーで日本食のデジタル・マーケティングを行う「OISHI JAPAN」がコーディネーションを務めた。

同イベントは、埼玉県とクイーンズランド州の姉妹提携30周年記念事業をきっかけに「物産&ツーリズム展」として2015年に始まった。3回目となる今年は食にテーマを絞り、県内食品事業者10社が自社商品をアピールする昼の部と、寿司割烹レストラン「ゴールドクラス・達磨」の一流シェフが同県産の食品を使用したディナーを振る舞う夜の部の2部構成で行われた。

「OISHI JAPAN」の畑徳真氏は、昼の部に訪れた約150人のうち90%が現地の飲食業界関係者のため「オーストラリアに市場を広げることを目的とした食品事業者の機会を最大化できる場となった」と話す。イベントでは「本場の職人による串焼きの串打ちワークショップ」や「日本酒売上UPスタッフ育成ワークショップ」も行われた。

埼玉県産業労働部観光課の鈴木康之副課長は「過去2回の取り組みでオーストラリアとの取引額に結果が出ている。更に日本食に関心を持ってもらえるとうれしい」と話している。

「オーガニックカレー」をPRする井上剛社長(井上スパイス工業)
「オーガニックカレー」をPRする井上剛社長(井上スパイス工業)
日本麺類の製造を行う「桃太郎食品」
日本麺類の製造を行う「桃太郎食品」

創業者のチャック・ハーン氏(中央)と参加者たち
創業者のチャック・ハーン氏(中央)と参加者たち

キリン傘下のライオン・ネイサン社
モルト・ショベル・ブリュワリー見学会を開催

シドニーCBD西部キャンパーダウンにあるクラフト・ビール工場「モルト・ショベル・ブリュワリー」で11月20日、キリン・ホールディングス傘下でシドニーに本拠地を置く醸造会社ライオン・ネイサン社主催による、工場見学、クラフト・ビールの試飲会が行われた。イベントには、酒類販売、飲食、メディア関係者ら約20人が参加した。

同工場は「オーストラリア・クラフト・ビールの父」と呼ばれる、チャック・ハーン氏によって設立。小規模ながらも、人気銘柄を次々と生み出すことで知られ、現在はオーストラリアの代表的なクラフト・ビール「James Squire」を主力商品として製造している。当日は、ライオン・ネイサン社のキリン・テクニカル・リエゾン・ディレクターの渡邊康司氏を始めとする講師からオーストラリアのビール市場についてのレクチャーが行われ、続いて、一般公開されていない製造工程の見学会が行われた。見学会後は主力商品4種類の飲み比べも行われ、参加者はスタイルの違うそれぞれの味わいを楽しんだ。

イベントを主催、工場を運営する同社のエグゼクティブ・ディレクターの三木文夫氏は「ビールのおいしい時期なので、日頃お世話になっている人たちに楽しんでもらいたいと思い開催した。将来的には工場見学の一般公開もしていきたい」と今後の展望を話した。

見学会終了後は工場近くのパブへと移動し、ビールを楽しみながらネットワーキングが行われた。


東京マートでデモンストレーションと販売を自ら行う弓削田洋一代表(中央)
東京マートでデモンストレーションと販売を自ら行う弓削田洋一代表(中央)

しょうゆ絞りデモンストレーション開催
東京マートで

シドニー北郊ノースブリッジにある日系スーパー「東京マート」で11月15日、来豪中のしょうゆメーカー、弓削田しょうゆ(埼玉県)によるしょうゆ絞りデモンストレーションが開催された。日本産の大豆、小麦、塩を使い、1年間熟成させたもろみを木桶ごと運び入れ、店頭で生しょうゆを絞り、訪れる客に提供。また、同社がそろえる数々の商品のラインアップ紹介を行うと共に販売を行った。

同社の弓削田洋一代表取締役は「生しょうゆの良い所は酵母菌が生きているところです。よく生しょうゆと書かれて売られている商品がありますが、店頭に並んでいるものはろ過しているため菌がいません。菌がいるかどうかで味は全然変わってきます」と話す。


1987年にジャパン保健サービス部を立ち上げたエディー・ルイカー氏によりスタッフ紹介が行われた
1987年にジャパン保健サービス部を立ち上げたエディー・ルイカー氏によりスタッフ紹介が行われた

エーオン・ジャパン保険サービス部
30周年記念セレモニーを開催

ロンドンに本社を構える大手保険サービス会社エーオンのジャパン保健サービス部は10月26日、創立30周年を記念しディナー・クルーズを開催した。当日は同社の保険サービスを利用している在豪日系企業の関係者を中心に100人以上の人びとが集まった。

イベントではジャパン保健サービス部を立ち上げたエディー・ルイカー氏らによる鏡割りが行われた後、同氏による参加者への謝意、及びスタッフの紹介が行われた。クルーズはシドニー湾を中心に4時間にわたって行われ、参加者は日本酒を始めとしたドリンクを楽しみながら歓談を行った。

同社は1987年にエーオン・リスク・サービス・ジャパン保険サービス部設立以来、豪州最大の日系企業専門チームを組織し、包括的なリスク・マネジメントのソリューションを提供している。各企業に対し、カスタマイズされたサービスを提供し、また現地企業のM&Aを計画する日系企業に対するデュー・デリジェンスのサービスも強化。医療保険「メディパック」など、日系企業に勤める日本人の個人的な保険ニーズにも対応している。


豪州の重要政策について解説する松本氏
豪州の重要政策について解説する松本氏

セミナー開催
シドニー日本商工会議所/ジェトロ・シドニー事務所

シドニー日本商工会議所(会頭=末永正彦:豪州新日鉄住金)の企画委員会(委員長=奥澤徹:野村オーストラリア)と日本貿易振興機構(ジェトロ)シドニー事務所は10月26日、ナオキ・マツモト・コンサルタンシーの松本直樹代表を講師に迎え、「豪州の重要3政策の概要と日系企業への影響について」をテーマにセミナーを開催、約40人が参加した。

セミナーでは、豪州政治の専門家である松本氏から、温暖化・エネルギー問題、労使関係政策、外国資本投資政策について説明を聞いた。


サイバー・リスクへの対応について説明するヘア氏
サイバー・リスクへの対応について説明するヘア氏

シドニー日本商工会議所でセミナー開催

シドニー日本商工会議所の金融・投資部会(部会長=中村聖二:三井住友海上火災保険㈱)と電子機器部会(部会長=松本剛:キヤノン オーストラリア)は11月6日、「サイバー脅威と戦うためのリーディングプラクティス」と題しセミナーを開催、22人が参加した。

近年サイバー攻撃が増加し、セキュリティーに対する脅威が拡大する中、企業が現在直面しているサイバー脅威の危険性を認識し、対策も進化させていかなくてはならない。

今回のセミナーでは、大手会計事務所アーンスト&ヤングのジョン・ヘア氏と篠崎純也氏が、最新のサイバー脅威の動向やリスクなどについて具体的に解説。企業が対策を実施するに当たっての重要なポイントを紹介した。

■シドニー日本商工会議所
Tel: (02)9223-7982
Email: info@jcci.org.au
Web: www.jcci.org.au


移転価格政策が企業に与える影響について解説する楊(ヤン)氏
移転価格政策が企業に与える影響について解説する楊(ヤン)氏

シドニー・ビジネス塾が開催

シドニー日本商工会議所の企画委員会(委員長=奥澤徹:野村オーストラリア)は11月14日、シドニー・ビジネス塾「豪州移転価格税制における日系企業への影響と今後の対策」を開催、約50人が参加した。

講演では、移転価格税制の専門家であるKPMGディレクターの楊揚(ヤン・ヤン)氏から、豪州移転価格税制の概要から税制の変遷、企業に与える影響や具体的に裁判となった事例などについて説明を聞いた。


優勝したWYNYARDのメンバー
優勝したWYNYARDのメンバー

春季ソフトボール大会を開催
──シドニー日本人会

シドニー日本人会(会長=小林伸一:丸紅オーストラリア会社)のレクリエーション委員会(委員長=笠原昌哉:JTBオーストラリア)は11月12日、第78回春季ソフトボール大会を開催。12チームから200人以上が参加した。

当日は、午前の予選を勝ち抜いた8チームが午後の決勝トーナメントに進出。決勝戦は、安定した投手力と堅い守りの「WYNYARD」チームと、高い攻撃力で勝ち上がった「るっくJTB」チームの対戦となった。初回に1点を先制したWYNYARDが中盤にも1点を追加し、決勝トーナメント3試合を無失点で見事に優勝を飾った。

次回秋季大会は2018年5月に開催予定。

■シドニー日本人会
Tel: (02)9232-7546
Email: jss@jssi.org.au
Web: www.jssi.org.au


日本人学校、スクール・コンサート開催

シドニー北郊テリーヒルズにあるシドニー日本人学校で11月2日、「2017スクール・コンサート」が開催された。キンディ、イヤー1、イヤー2、イヤー3&4、イヤー5&6、ハイスクールと、全6グループがそれぞれ2~4曲を披露。楽器の演奏から合唱まで、生徒同士で幅広く練習の成果を披露した。また休憩を挟んで1組目には同校の先生たちによる合唱も行われ、生徒たちは盛り上がりを見せた。

同校の三浦昌道校長は「インターナショナル・クラスの生徒にとっては学年末ということもあり、1年の最後にみんなで楽しめる一大イベント。また、日本人学級に生徒にとっても自分たちのクラスがきちんと安定した中での全校としての催しです。音楽での交流なので、つい最近日本人学級に転入した英語が分からない生徒も一体となって楽しむことができる。それがスクール・コンサートの醍醐味ですね」と話している。

翌3日には保護者らをゲストに招いたコンクールも行われた。

かなりの練習期間を経て当日を迎えた生徒たち
かなりの練習期間を経て当日を迎えた生徒たち
先生たちによる合唱も披露された
先生たちによる合唱も披露された

橋の頂上でお茶会を楽しむ参加者
橋の頂上でお茶会を楽しむ参加者

シドニー・ハーバー・ブリッジで日本式茶会を開催

ツアー会社「ブリッジ・クライム」は11月1日、日本の「文化の日」を記念して日本式のお茶会をシドニー・ハーバー・ブリッジの頂上で開催した。同イベントは、芸術・文化及び学術の振興のため「ブリッジ・クライム」が各国の文化を取り入れて、毎年行っている催しの一環。

日本文化とシドニーの象徴でもあるハーバー・ブリッジを組み合わせ、双方の魅力を広く伝えられるユニークなイベントを1年前から構想していたという主催者チャーリ・ビル氏は「美しい眺めを一望できるこの橋は、日本の歴史的シンボルである茶の湯を披露する最高の舞台だと思う」と喜びを語った。

茶道を10年間研究してきた特別ゲストのウェンディー・リン氏は「世界から集まってくださった方に日本の茶道文化と芸術を紹介できることをうれしく思う」と話し、京都から取り寄せた抹茶と伝統的な和菓子を振る舞った。招待された5人の参加者は、ステージ上に固定されたテーブルや、ワイヤーでつながれた茶器や袱紗(ふくさ)など、普段とは違うシチュエーションの中でお茶を楽しんだ。


ステージで行われた包丁式
ステージで行われた包丁式

キャンベラ・奈良キャンドル・フェスティバルを開催

キャンベラ奈良平和公園(Canberra Nara Peace Park)で10月28日、今年で第15回目となる「キャンベラ・奈良キャンドル・フェスティバル」が開催された。同イベントは平成5年から姉妹都市となったキャンベラと奈良の友好関係を祝して毎年開催されているもので、今年は約1万2,000人が会場を訪れた。

ステージでは日本舞踊、太鼓、尺八などの伝統音楽を始め、奈良の高校生による踊りと歌やキャンベラの高校生による吹奏楽の演奏などが披露された。また、日本文化の体験ブースや日本食の屋台は家族連れでにぎわった。

夕方には1,300年の歴史を誇る包丁式が行われた後、草賀純男在オーストラリア日本国大使が灯籠に火を入れ、会場内に設置された2,000個の灯籠の火は、幻想的な雰囲気を作り会場を沸かせた。


登壇した岸善幸監督(中央)と女優・門脇麦氏(左)
登壇した岸善幸監督(中央)と女優・門脇麦氏(左)

日本映画祭2017、シドニーで開催

ジャパン・ファウンデーションは11月16日、シドニー市内にあるイベント・シネマズで「第21回日本映画祭(Japanese Film Festival)」のオープニング・イベントを行った。今年で21回目となる同映画祭は、英語の字幕付きで人気の邦画を楽しめる毎年恒例イベントだ。10月13日からキャンベラ、アデレード、ブリスベン、パースの4都市で順に行われ、シドニーでは11月26日まで37作品が上映された。また、メルボルンでは12月3日まで開催される。

イベントでは、ジャパン・ファウンデーション・シドニー日本文化センターの和田好宏所長が「映画祭の期間以外も日本映画をオーストラリアに広め続けてきて、過去20年より成長したものになっている。映画祭がこれからどう進化していくか楽しみにしている人も多いと思う」と期待の言葉を述べた。また特別ゲストとして映画『二重生活』から監督の岸善幸氏と主演の門脇麦氏が登壇した。岸監督は「この映画が世界を旅して、今回シドニーの皆さんに観て頂けることが本当にうれしい」と話した。門脇氏は「『二重生活』は私の大好きな映画なので、ぜひ多くの人に観てもらいたい」と流暢な英語で話した。

その後、アイドル・グループ嵐の大野智氏が主演を務めた『忍びの国』がオープニング作品として上映され、忍者を題材としたアクション映画に会場は盛り上がった。


大盛況の会場
大盛況の会場

シドニー市生誕175周年パーティー開催

フレンズ・オブ・タウンホールは11月9日、シドニー市生誕175周年を祝う招待制パーティーを開催した。竹若敬三在シドニー日本国総領事ら多くのゲストが招かれ、シドニー市の歴史の節目を祝った。

これを記念して、シドニーのキュレーターや公文書保管人、史学専門家らが企画した特別展示スペース「Our City: 175 Year in 175 Objects」では10月27日から11月12日までの間、175年の歩みを物語る書簡や遺物の数々を展示された。

日本のお酒が招待客に振る舞われた
日本のお酒が招待客に振る舞われた

パーティーでは、シドニー・酒・ソサエティーの後援やJFCオーストラリアの協賛の下、招待客らにサントリーのザ・プレミアム・モルツと白鶴酒造の純米酒とにごり酒、ゆず酒が振る舞われた。

フレンズ・オブ・タウンホールは、市が所有するコレクションの保存や新たな作品の収集のため、市役所の館内ツアーやさまざまなイベントを開催している。日本語でのシドニー市役所館内ツアーも随時開催が可能。問い合わせ、申し込みは下記まで。

■フレンズ・オブ・タウンホール
Tel: (02)4285-5685
Email: fosth@cityofsydney.nsw.gov.au


入賞した選手たち
入賞した選手たち

第40回全豪空手大会開催

空手道新極真会主催による第40回全豪空手大会が、11月5日開催された。空手団体が多数参加し、流派の垣根を越えた大会となった。新極真会は、青少年育成、社会貢献、国際交流の理念を基に毎年若い有望選手を大会に招待しており、今大会では全日本ジュニアで優勝経験を持つ2人の高校生を招待した。近年まれに見るハイレベルな戦いが繰り広げられた結果、16歳の男子高校生が優勝した。会場には、東日本大震災支援団体「JCSレインボープロジェクト」がブースを設置。また、太鼓パフォーマンス・グループ「和太鼓りんどう」が特別出演し大会を盛り上げた。

主催の空手道新極真会では、3歳~大人までの幅広い生徒が稽古を楽しんでいる。現在、4回の無料体験を実施中。問い合わせは下記まで。

■空手道新極真会 八尋道場
Tel: 0422-342-792
Email: wkosydney@gmail.com
Web: www.wkosydney.com.au


豪州国内で初の日本酒啓蒙イベント
「酒まつり」が開催

シドニー大学近郊にあるアート・イベント・スペースのキャリッジワークスで10月28日、豪州では初となる国内最大規模の日本酒の啓蒙イベント「酒まつり」が開催された。当日、5時間にわたった同イベントには約400人が来場、キャンセル待ちの名簿にも100人以上の名前が並ぶなど、豪州国内における日本酒への関心の高さがうかがえるイベントとなった。

イベントでは、デジャヴ酒カンパニーを始め、「SuperSake」「Sakenet Australia」、「Sakeshop」「Black Market Sake」の5つの日本酒輸入業者がそれぞれブースを出展、各社からは12種類以上の日本酒が用意され、全体で68種類もの日本酒が会場に並んだ。来場者は、各ブースで用意された銘柄を飲み比べるだけでなく、出展者に各銘柄の特徴や違い、冷か燗かなどお薦めの飲み方についての質問を熱心に投げかけていた。また、ブースでは用意された銘柄の試飲だけでなく販売も行われ、複数本まとめ買いをする来場者の姿も見られた。

当日の様子について、同イベントへの出展を行ったデジャヴ酒カンパニーの落合雪乃氏は、「ブースに足を運んでくれた来場者の皆さんは熱心に多くの質問をしてくれた。その姿から豪州における日本酒の潜在的な市場の大きさを感じることができた」とコメントした。

国内初開催となった日本酒啓蒙イベントには多くの人が詰めかけた
国内初開催となった日本酒啓蒙イベントには多くの人が詰めかけた
各ブースでは来場者が日本酒について熱心に質問をする姿が見られた
各ブースでは来場者が日本酒について熱心に質問をする姿が見られた

サラワク・チーフ・ミニスターズ・カップの表彰式で土方選手(右)とパラタップ選手(左)
サラワク・チーフ・ミニスターズ・カップの表彰式で土方選手(右)とパラタップ選手(左)

テニス土方選手、ITFグレード3で優勝

シドニー在住の土方凛輝選手(16、マック・ヒジカタ・テニス・アカデミー)は、10月10~15日、マレーシア・サラワクで開催された「第30回サラワク・チーフ・ミニスターズ・カップ」ITFグレード3で失セット・ゼロの完全優勝を遂げた。

土方選手は7シードで出場し、準決勝で第1シードのクリスチャン・ディディ・シン(MAS)に6-3、7-5で快勝。決勝ではパラタップ・ディクヴィジェイ・シン(IND)[3※シード]に7-6(5)、6-3で勝利した。

また10月16~22日、土方選手にとって日本デビュー戦となる「ワールド・スーパー・ジュニア・テニス・チャンピオンシップス2017」ITFグレードA(日本・大阪)では8強に進出した。

2回戦、市川泰誠(JPN)[6]に6-2、5-7、6-4で勝利し、3回戦ではフィリップ・クリスチャン・ジヌー(ROU)[10]に2-6、7-6(2)、6-3と相手のマッチ・ポイントを凌いでシード選手を相次いで撃破した。しかし同試合で足の故障が再発し、準々決勝は棄権を勧められるが、ティモフェイ・スカトフ(RUS)[2]に5-7、5-7の惜敗。勝利を逃したが、同大会の第2シード(ITF世界8位)にあと一歩というパフォーマンスで日本のみならず世界から注目されることとなった。

今後は12月2~9日、「18歳以下オーストラリアン・チャンピオンシップス」に出場する予定で、同大会で優勝すると2018年1月6~13日に行われる「ATPキャンベラ・チャレンジャー」の本戦ワイルド・カードが獲得できる。

また、12月12~17日に「16歳以下オーストラリアン・チャンピオンシップス」に出場予定。そして2018年1月20~27日「オーストラリア・オープン・ジュニア2018」ITFグレードA(メルボルン)と続く。

注目・期待度が高くなる土方選手の今後の活躍に大いに期待したい。


豪州かりゆし会のメンバーの皆さん
豪州かりゆし会のメンバーの皆さん

『奇跡の島』CDリリース記念新年会を開催──豪州かりゆし会

オーストラリアで沖縄の伝統文化などを紹介する「豪州かりゆし会」が2018年1月10日、シドニー市内のレストラン「ゴールドクラス・達磨」でCD『奇跡の島』のリリース記念を兼ねた新年会を開催する。

シドニー在住のジャーナリストでTBS通信員を務める飯島浩樹氏が、自ら作詞・作曲し、リード・ボーカルも担当する自身初のCDをリリース。CDの制作には「豪州かりゆし会」のメンバーが協力した。新年会では、CD収録曲が演奏される他、世界遺産の首里城(那覇市)の踊り手で、現在シドニー在住の赤嶺里緒菜氏の琉球舞踊やメンバーによる沖縄伝統のエイサーなどが披露される。CDはシドニー市内の紀伊国屋書店で12月初旬より販売され、iTunesやAmazonなどでもダウンロードできる。詳しくは『奇跡の島』オフィシャル・ウェブサイト(kisekinoshima.com)を参照。

■豪州かりゆし会CDリリース記念新年会
日時:2018年1月10日(水)6PM~
会場:ゴールドクラス・達磨(L18, Quay St., Sydney, NSW)
Tel: (02)9281-2889
Email: goshukariyushi@gmail.com(問い合わせ:マサまで)


ワークショップに参加した竹若敬三・在シドニー日本国総領事(右)
ワークショップに参加した竹若敬三・在シドニー日本国総領事(右)

シドニー日本人学校で生け花ワークショップ開催──草月流シドニー支部

シドニー北郊テリー・ヒルズにあるシドニー日本人学校で10月28日、学園祭「ファン・フェア2017」が開催され、プログラムの一環として草月流シドニー支部による生け花のワークショップが行われた。ハロウィンに合わせて装飾された会場には多くの親子連れが訪れ、生け花の稽古を受けた。

ファン・フェアは、例年のスクール・フェイトから名称を改め、今年から「子どもたちの楽しみのために」をスローガンに掲げて開催された。

生け花のワークショップでは、シドニーで草月流の指導にあたる多田喜巳氏らが100セットの花材や道具を用意し、児童らとその保護者が参加して生け花に取り組んだ。会場を訪れた竹若敬三在シドニー日本国総領事らもワークショップに参加し、日本伝統文化である華道を楽しんだ。

また多田氏は、12月9日にシドニー市内のダーリング・ハーバーで開催される「祭りジャパン・フェスティバル」でもブースを設けワークショップを行う予定だ。


ステージでクリスタル・シンギング・ボウルを演奏するひとみグッドウィン氏
ステージでクリスタル・シンギング・ボウルを演奏するひとみグッドウィン氏

「マインド・ボディー・スピリット・フェスティバル」
クリスタル・シンギング・ボウル演奏

10月26~29日までの4日間、シドニー西部に位置するホームブッシュで開催された「マインド・ボディー・スピリット・フェスティバル」で、ひとみグッドウィン氏がクリスタル・シンギング・ボウルを演奏した。また29日には、サウンド・セラピストとしてワークショップも行い、クリスタル・シンギング・ボウルの演奏、チャクラの説明をしながらメディテーション、チューニング・フォークを使った音叉セラピーのデモンストレーションと自身で行うボディー・メンテナンスの方法などを紹介した。

グッドウィン氏は「あまり知られていない物の紹介と、不思議な体験ができるデモンストレーションを通し、来場された方々が積極的に興味を持って、楽しんで頂けたという手応えを感じ、充実した時間を過ごすことができました」と語った。


日本語療育会とゆーかり教室
合同家族会「ファミリー・ファン・デー」開催

障害を持つ子どもがいる家庭をボランティア支援する「日本語療育会」と、障害を持つ子どもに日本の文化・教育・言語・クラフト・音楽・セラピストを提供する「ゆーかり教室」は11月5日、合同家族会「ファミリー・ファン・デー(Family Fun Day)」を開催した。

同イベントはNGO組織「Carers NSW」からの寄付を得て行われ、参加者家族は映画鑑賞と食事会を楽しんだ。音や光に敏感な自閉症や障害者の参加者に配慮してセンソリー映画が上映された。食事会ではニュー・サウス・ウェールズ州多文化主義大臣レイモンド・ウィリアムズ氏があいさつをした。同氏は障害者サービス担当大臣も務めている。

「日本語療育会」と「ゆーかり教室」は、シドニーで障害を持つ家族がいる家庭の支援を有資格者が無料で提供している。また毎月行われている定例会では、政府や支援団体などよりゲストを迎えて勉強会を開催しており、今後も同様の活動を継続する予定だ。


苦心して開発した「ももふる」を手にシドニーを訪れた斎藤さん
苦心して開発した「ももふる」を手にシドニーを訪れた斎藤さん

インタビュー

斎藤由芙子さん
「福島県の桃のおいしさをそのまま伝えたい」

四季折々の果樹を育てる「くだもの王国」として知られる福島県を代表する産物、桃。粘土質の土壌や昼夜の寒暖差など、桃の糖度を高める条件がそろう福島の桃のおいしさをそのまま家庭に届けたいと、傷や見た目の理由から商品化できない桃の果肉を使いつつ、その生の果肉のおいしさを味わえる商品の開発を実現した株式会社「ももがある」。同社代表の斎藤由芙子さんが海外展開を目指しシドニーを訪れた。

──どのような経緯でこの商品を開発しようと考えられたのですか。

「福島は果物と野菜がとてもおいしい土地で、中でも特に桃がおいしいとして知られています。ただ、桃は足が早いので本当においしいものは近場か東京に直で行って消費されてしまいます。その本当のおいしさを何とかして更に広く伝えたいという思いから会社を立ち上げ、開発を重ね商品化を実現しました」

──目指したのは、元の味をそのまま日本国内に幅広く、更には海外にまで届けるということですね。

「はい。桃はとてもデリケートなのでなかなか生のままというのは難しい。けれども、もぎ取った状態のものをそのまま最低限の加工でフレッシュな状態でキープできないかということに重点を置きました」

──その加工はかなり苦労されたのでは。

「どうにか方法はないかと考えていた時に桃の漬物を作っている人に出会ったんです。桃の加工に関して非常に技術を持っていた会社なのですが、会社をたたむというので、その人からノウハウや設備を含めて買い取らせて頂き、開発環境を整えることができました。ただ、その後はどれだけ最低限の加工で生のままに近い桃をパッケージ化できるか、ひたすら試行錯誤の日々でした。21品種の桃に対し、さまざまな加工を加えながら味を見る作業を繰り返したのでとにかく大変でした。その結果、現在では5品種の完熟桃を使った商品を展開できるようになりました」

──なるほど。今後、シドニーの日本食材店でも手に入る日を心待ちにしております。

「日本の桃はレベルが高いですが特に福島のものは味が濃くておいしいです。特に福島に来なければ食べられないような完熟桃をいつでも食べられる体験は他ではできないと思うのでぜひ期待して頂ければと思います」(10月26日、日豪プレス社内で)


「死」をテーマに語り合うデス・カフェ開催

日本語によるデス・カフェが12月14日、シドニー市内のカフェで開催される。「デス・カフェ」とは、人が亡くなることやグリーフについて語るボランティア・ベースのサロンのことで、何でも話せる雰囲気の中、オーストラリアの各都市や日本を含む全世界で展開されている(参考:deathcafe.com)。

同会は定期的に行われており、最近は参加者の年齢層がアップし、話は各国での安楽死の制度や生や死をどうとらえるのかなど、多岐にわたっている。

ファシリテーターは日本人サイコロジストのやのしおり氏が務める。予約・問い合わせは下記まで。

■日本語デス・カフェinシドニー
日時:12月14日(木)10AM~11:30AM
会場:ジョージ・ストリートとキャンプベル・ストリートの角に位置するスターバックス・カフェ(Capitol Square, G01/730-742 George St., Haymarket)
Tel: 0416-006-835(やの)
Facebook: www.facebook.com/deathcafejasyd


4大会連続の本大会出場を決め喜びに沸く豪州代表のメンバー(写真=山内亮治)
4大会連続の本大会出場を決め喜びに沸く豪州代表のメンバー(写真=山内亮治)

豪州、4大会連続のW杯出場決定
ロシアW杯大陸間プレー・オフ

11月15日、シドニー郊外・ANZスタジアムでサッカーW杯ロシア大会予選大陸間プレー・オフの第2戦が行われ、サッカーの豪州代表(愛称・サッカルーズ)がホンジュラスを3-1で破り、本大会(来年6月14日~7月15日)の出場権を獲得した。

北中米カリブ海予選4位のホンジュラスとのホーム・アンド・アウェーで戦われた大陸間プレーオフ。同月10日に行われたアウェーでの1戦は終始試合を優位に進めながらスコアレス・ドロー。豪州は、ホームでの2戦目の勝利が必須という条件で臨んだ。

7万人を超える大観衆が詰めかけた試合の前半は、豪州が試合をコントロールするもスコアレス。勝負の後半には、キャプテンのミレ・イェデイナクがPK2本を含むハット・トリックの大活躍で試合を決めた。試合終了間際に失点を許すも、2戦合計3ー1で豪州がプレー・オフに勝利、4大会連続5度目のW杯出場を決めた。

12月1日に行われる組み合わせ抽選会で出場32カ国が8グループに分けられ、日豪両国のロシアW杯での対戦相手が決まる。(本誌特約記者/植松久隆)


Rembrandt Harmensz van Rijn 'Self-portrait as the apostle Paul' 1661 Rijksmuseum, de Bruijn-van der Leeuw Bequest, Muri, Switzerland
Rembrandt Harmensz van Rijn ‘Self-portrait as the apostle Paul’ 1661 Rijksmuseum, de Bruijn-van der Leeuw Bequest, Muri, Switzerland

■NSW州立美術館・日本語ボランティア・ガイド便り

レンブラントとオランダ黄金時代:
アムステルダム国立美術館名作展

アムステルダムは運河が縦横に流れる街です。重厚な煉瓦造りのアムステルダム国立美術館はそんな運河の1つシンゲル運河に面して立っています。

地下1階の特別展会場の入り口には、アムステルダム国立美術館のゲートを思わせる格子戸と投影で浮かび上がる美術館の建物が私たちを迎えてくれます。本展会場のインテリアは数々の美術展覧会場を設計している著名なシドニーの建築家リチャード・ジョンソン氏によるデザインです。壁の色はアムステルダム国立美術館にマッチするよう入念に調節された灰色を主に、ジョンソン氏が巨匠達の絵が良く見えるという暗く落ち着いた色“Noire de Vigne”も使われています。会場の中央にあるフェルメールの“青衣の女”とレンブラントの “聖パウロに扮した自画像” は其々の展示室を隔てながらも、静かに向き合うように展示されています。

それぞれの分野で活躍した多数のオランダの画家たちの作品78点を集めました。彼らは綿密に、日常生活、急成長している都市と穏やかな田園地方、世界の海を航海する冒険、そして共和国設立を成功に導いた人びとの肖像画などを描きました。画家たちは細かい情緒を見分け単純なものの魅力を写し取る技術に並外れて優れていましたが、それぞれの絵のスタイルは非常に異なっていました。特にレンブラントとフェルメールほど違うものはないでしょう。レンブラントの劇的な絵画、光と影のコントラストの強い冷徹なリアリズム、それにひきかえ、フェルメールの描く鮮明で淡い色の謙虚な日常生活を描いた小さな絵は詩的な静けさの中に私たちを誘います。

日本語ツアーでは、作品の裏話なども織り交ぜ、楽しみながら作品を鑑賞頂けるようご案内致します。ぜひご参加下さい。

日本語ガイド・ツアーは、展覧会開催中、毎週土曜日午前11時からです。(投稿=コミュニティーアンバサダー:チョーカー和子)

■レンブラント・オランダ黄金時代展
日時:開催中~2月18日(日)、10AM~5PM、水曜のみ10PMまで
会場:Art Gallery of New South Wales, Lower level 1, Major Exhibition Gallery (Art Gallery Rd., The Domain NSW)
料金:大人$24、コンセッション$21、メンバー$18、子ども$14(12~17歳)、家族(大人2人+子ども3人まで)$62
Tel: (02)9225-1700 (英語)
Email: communityambassadors@ag.nsw.gov.au(日本語可)
Web: www.artgallery.nsw.gov.au/calendar/japanese-language-guided-tour


日系メディア7社が東京で大会

第44回海外日系新聞放送大会は、10月26日に東京・日本プレス・センター会議室で開かれ、7社の代表が出席し、交流を深めた。

出席者は北米報知(米・シアトル)、J+PLUS(シンガポール)、バンクーバー新報(カナダ)、サンパウロ新聞(ブラジル)、日豪プレス(オーストラリア)、ライトハウス(米・ロサンゼルス、ポートランド、サンディエゴなど)、ニュースダイジェスト(英、独)。

各社が実情を報告。インターネット、SNS時代で活字離れが進み苦しんでいる。日本語を読めるシニア世代が減り、労働査証が厳しくなった上、日本語で取材して書ける記者の確保が難しくなっている。引っ越し業、スーパーマーケット、ワーキング・ホリデー、留学生などの本業あっての発行。新聞だけでは、やっていけなくなっている。日本祭りなど文化事業で地元に貢献している、との報告もあった。(投稿=東京・青木公)


20カ国248人、ニューカレドニアからも
盛大に海外日系人大会

豪州さくら会のみなさん
豪州さくら会のみなさん

第58回海外日系人大会が、10月23~25日に東京・永田町の憲政記念館で催され、世界20カ国から248人が参加した。仏領ニューカレドニアからも2人が初出席した。田中克之理事長は「お帰りなさい」と開会宣言。歓迎夕食会で河野太郎外務大臣が「おやじがお世話になりました。私は倅(せがれ)です」と述べ、笑いを誘った。

今年のテーマは「TOKYO 2020に向けて日系パワーを結集!」で、3つの分科会で、ポルトガル語、スペイン語、英語、日本語が入り混じった。スポーツ庁長官の鈴木大地氏は、ソウル五輪の水泳、金メダリストとして特別講演。「汚い水を飲んでいる途上国の人がいるのに、奇麗な五輪プールで泳げるのは……」と複雑な気持ちだったと述べた。ペルーのフェリペ・アゲナ氏(総合運動場総支配人)は「22回も南米各国で日系オリンピックを開いている」と報告。

第1分科会は「スポーツと文化」、第2は「ビジネスも視野に入れて」、第3は「ユースにとっての2020」をテーマに自由な討論を行った。ユース世代としては、2020年東京オリンピックは祖父母、父母の国、日本を特別に意識するチャンスだ。「日本を意識しなくなっている6世たちを目覚めさせる手助けをしたい」と発言。いま南、北、中米を中心に1世から6世まで日系人は350万人いる。各地の日系アスリートたちの活躍ぶりが紹介された。

プロ野球のダルビッシュ有投手、短距離ランナーのケンブリッジ飛鳥選手。分野は違うがノーベル文学賞カズオ・イシグロ氏など、多彩な日系人材がいる、と指摘もあった。

最終日の大会宣言では、①日本に在住する日系子弟の教育に力を入れる、②日本の国民体育大会や、大きな競技会に海外日系人の参加を可能とする制度の新設、③日本政府が海外に設置する「ジャパン・ハウス」が今年5月にサンパウロにオープンして非日系人にも人気がある。各国にも設けて欲しい、④日本企業の海外進出や国際協力に、日系人を活用すべきだ、⑤ワーキング・ホリデー制度を日系4世にまで広げる。日本政府は二重国籍を認める制度を、⑥日系ユースのネットワークを強める。運動会、相撲、野球などのスポーツを通して日本文化を発信、継承せよ、⑦2018年は、日本人のハワイ移住150周年になる。来年はホノルルで海外日系人大会を開き歴史遺産を再認識する機会――と7項目を決議し、賛同を得た。

2020年東京五輪は、応援を意味する、フレフレ大会とも言われているそうだ。

豪州から「さくら会」が参加

オーストラリアからは、海外日系人大会に23人が参加。これまでにない多人数グループとなった。戦争花嫁(ウォー・ブライド)が、渡米40周年の1988年に第1回会合をワシントンで開いたのがきっかけで、日系国際結婚親睦会のオーストラリア支部ができメルボルンで大会を開いた。キャンベラやカウラ、タスマニアなどへの旅行会を楽しみ、2014年1月に、戦争花嫁第1号のチェリー・パーカーさんにちなんで「さくら会」というグループ名になった。その活動は、日本のテレビでも取り上げられた。

現会長はACT在住のファイフ浩子さんで、夫君も含め23人が、東京の海外日系人大会に出席。オーストラリア国旗を持って記念撮影も。最高齢は90歳。高齢者が多くなってきたので、参加者を募って来日したという。

仏領ニューカレドニアのミッシェル・マリー・ジョゼ(ニューカレドニア日本国名誉領事)、ローズ=マリー・タケ(日本ニューカレドニア友好協会会長)。パリの日本大使館から「海外日系人大会があるから出席したらどうか」と伝えられ、初参加となった。3世のフランス語世代で、通訳を通して語った、ニューカレドニアの2人は「初めての出席で、さまざまな日系人がいるのが分かった」という。ニューカレドニア島ヌメアにあるニッケル鉱山に働きに来た1世の子孫だ。同島には日本人墓地もある。

■オーストラリアからの参加者氏名(敬称略)
ファイフ浩子、コーポナイ弘子、恵美子スクリップチャックと夫エドモンド、イーデ延子、千鶴アーウィン、バーバラ・サルター、梶岡七尾(ACT)
オニール富子、石井伸子(NSW)
マクマン美子、セイラ・コルウェル、ファーガソン広子、バーティ・キャロル、ジェニター・ローソン、デリー・パメラ、キーン・リンダ、コーガン・ピーター、ハフ信子(VIC)
ハンプトン昌子、ミクザ・デビー(TAS)
クミコ・ニコルソン(WA)
カトリーン・ウェバーKmpコンサルティング代表(NZ)
その他にシドニーの日豪プレス社主、池口アイク

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