2018年6月 ニュース/コミュニティー

スノー・リゾート関係者多数来豪

スノー・トラベル・エキスポ、JNTOイベント開催

雪遊びを楽しむ子どもたち
雪遊びを楽しむ子どもたち

シドニー、ダーリング・ハーバーにあるインターナショナル・コンベンション・センターで5月20日、「スノー・トラベル・エキスポ2018」が開催された。エキスポではオーストラリア国内のスキー関連事業者を始め、日本、アメリカ、カナダ、韓国、ヨーロッパなど海外のスキー・リゾート関係者らが数多く訪れそれぞれブースを出展した。

日本のブース数は例年通り最大の規模を誇り、会場の約3分の1ほどを埋め尽くした。オーストラリアでは近年、日本のスキー・リゾートの人気がうなぎ上りとなっており、エキスポに出展するスキー・リゾートの数も年々増え続けているのが実情だ。

また、会場内には子どもたちが雪遊びをできるスペースや、ライダーがパフォーマンスをできるキッカー、ボルダリング設備、スキーのシュミレーターなど大掛かりな設備も複数設置。訪れた来場者を楽しませた。

22日には、日本政府観光局(JNTO)シドニー事務所がサーキュラー・キーのフォー・シーズンズ・ホテルで、オーストラリアの旅行業関係者らを対象に日本のグリーン・シーズン(春から秋にかけての緑溢れる季節)を含めた観光の魅力を訴求するイベント「JAPAN ROADSHOW2018 in Sydney」を開催した。同イベントには日本側から自治体、ホテルなど53のブースが出展、豪州側からは174人が来場し、JNTO主催のイベントとしては過去最大規模となった。商談時間には、来場者が各ブースで熱心に意見交換する姿が見られた。

イベントでは冒頭、若林香名・JNTOシドニー事務所長、竹若敬三・在シドニー日本国総領事があいさつ、続いて同事務所メディア・マーケティング・アシスタント・マネージャーのトニー・ファン氏が伝統工芸や工場見学など日本各地で体験できるアクティビティーについてプレゼンテーションした。また、ゲスト・スピーカーで人気料理コンテスト番組「マスター・シェフ」(シリーズ9)のファイナリスト、サラ・ティオン氏が登壇、自身の料理人としての経験を通した日本の食の魅力が語られた。

ステージ上で白馬エリアをPRする出展者
ステージ上で白馬エリアをPRする出展者
来場者に説明を行う出展者
来場者に説明を行う出展者

左から石井謙次氏、伊原木隆太知事、高橋邦彰氏
左から石井謙次氏、伊原木隆太知事、高橋邦彰氏

伊原木隆太・岡山県知事らオーストラリア市場を視察

伊原木隆太・岡山県知事、高橋邦彰・岡山商工会議所専務理事、石井謙次・岡山県産業労働部観光課課長ら岡山県一行は5月3日、岡山県への観光誘致に向けた市場調査のため、シドニーを訪れた。

岡山県一行はJTBオーストラリア社のオフィスで、在豪日系メディア、訪日旅行商品を取り扱う旅行代理店などを相手に岡山県の魅力をアピールした。伊原木知事は「オーストラリア市場が持つポテンシャルは高い。今後は岡山県だけではなく、中国・四国地方の7県合同でアピールしていく」とオーストラリア市場への期待を口にした。

岡山県は南オーストラリア州と姉妹都市提携しており、今回の訪豪ではシドニーの視察前にアデレードを訪問している。


オーストラリア勲章を日本人女性が受章

毎年1月26日の「オーストラリア・デー」にオーストラリア社会に多大な貢献をした人に与えられるオーストラリア勲章を、今年2人の日本人女性が受章した。

シドニー大学名誉准教授の松井朔子さんは、長年にわたり日本語教育及び日本研究の分野で日豪関係を発展させた功績が認められ、メンバー・オブ・オーダー・オブ・オーストラリア(AM)を受章した。松井さんは、「長い日本語教育の歴史を持つシドニー大学で、40年間教育に携わることができ、また自分の教え子が各界で活躍する姿を見ることのできる幸運に感謝している」と受章の喜びを述べている。

もう1人の受章者、マクラレン温子(たずこ)さんは、NSW州北東部リズモー市にあるサザンクロス大学で日豪交流プログラムに取り組んでいる。かつて敵同士であった日本とオーストラリアの和解のために尽力した同市出身のポール・グリン神父とトニー・グリン神父の生涯に感動し、募金活動を行って同大学内にグリン神父記念日豪センターを設立するなど、2国間の理解を深める活動が評価され、メダル・オブ・オーダー・オブ・オーストラリア(OAM)を受章した。マクラレンさんは「若い世代に日豪和解の歴史を知ってもらい、どこの国の人が悪いとか良いとかではなく、私たちは皆、同じ人間であることを教えていくことが大事です」とコメントを寄せている。

AMを受章した松井朔子さん
AMを受章した松井朔子さん
OAMを受章したマクラレン温子さん
OAMを受章したマクラレン温子さん

サイバーリスクについて説明する斉藤氏
サイバーリスクについて説明する斉藤氏

シドニー日本商工会議所
サイバーリスクについてセミナーを開催

シドニー日本商工会議所(会頭=末永正彦:豪州新日鉄住金)の観光・運輸・通信・生活産業部会(部会長=笠原昌哉:JTBオーストラリア)は4月26日、「サイバーリスクに対する保険業界の対応」と題しセミナーを開催、23人が参加した。

同セミナーでは、斉藤大氏(エーオン・リスク・サービス・オーストラリア、クライアント・エグゼクティブ)と藤沢克益氏(同)が、拡大するサイバーリスクについて事例を交えながら詳しく解説した上で、サイバー保険の市場規模や担保内容などについて説明した。


予算案・税制改正案のポイントについて解説する都丸氏
予算案・税制改正案のポイントについて解説する都丸氏

シドニー日本商工会議所
シドニー・ビジネス塾を開催

シドニー日本商工会議所(会頭=末永正彦:豪州新日鉄住金)の企画委員会(委員長=小西敦史:日立オーストラリア)は5月17日、シドニー・ビジネス塾「オーストラリア連邦政府予算案及びビジネス税制改正案について」を開催、47人が参加した。

オーストラリア連邦政府は、来年度連邦予算案及び税制改正案を本年5月17日に発表した。講演では、KPMGの監査部門ディレクター・黒葛原啓一氏、税務マネジャー・都丸亮太氏、税務パートナー(日本法人)・吉岡伸朗氏から、今回の予算案・税制改正案が日系企業に与える影響などについて説明を聞いた。


JBIC法の改正点について説明する一条氏
JBIC法の改正点について説明する一条氏

シドニー日本商工会議所
JBICの役割についてセミナーを開催

シドニー日本商工会議所(会頭=末永正彦:豪州新日鉄住金)の機械・建設部会(部会長=中西禎治:ダイワ・ハウス・オーストラリア)と自動車部会(部会長=東浦義郎:トヨタ・ファイナンス・オーストラリア)は5月21日、「JBICの役割と機能―日本企業の活用事例を通じて―」と題しセミナーを開催、18人が参加した。

同セミナーでは、国際協力銀行(JBIC)シンガポール駐在員事務所・首席駐在員の一条智行氏が、一昨年5月のJBIC法改正のポイントを詳しく紹介すると共に、日系企業の具体的な活用事例について紹介した。

■シドニー日本商工会議所
Tel: (02)9223-7982
Web: www.jcci.org.au
Email: info@jcci.org.au


シドニー日本人会
秋季ソフトボール大会を開催

優勝した、るっくJTB
優勝した、るっくJTB

シドニー日本人会(会長=桑田成一:丸紅オーストラリア会社)のレクリエーション委員会(委員長=笠原昌哉:JTBオーストラリア)は5月13日、第79回秋季ソフトボール大会を開催。11チームから約200人が参加した。

同大会は、雨が降ったり止んだりの難しいコンディションの中、午前の予選リーグを勝ち抜いた8チームが午後の決勝トーナメントに進出。決勝戦は、前回大会と同一カードとなるWYNYARDと、るっくJTBが対戦。見事、前回の雪辱を果たしたるっくJTBが優勝した。次回春季大会は11月に開催予定。

■シドニー日本人会
Tel: (02) 9232-7546
Web: www.jssi.org.au
Email: jss@jssi.org.au


NSW豪日協会と料理研究家・出倉氏
日本酒利き酒イベントを開催

NSW豪日協会(AJS-NSW)は5月16日、サーキュラー・キー外国船旅客ターミナル内のファイン・ダイニング「YUKIS」で日本料理研究家・出倉秀男氏をゲストに招き、日本酒のテイスティング・イベント「Sake tasting night with complementary Japanese food!」を開催した。同イベントは、今年10月に迎える同協会の50周年記念の一環で、平日の夜に開催されたにもかかわらず52人もの多くの参加者が詰めかけ大きなにぎわいを見せた。

イベントでは、出倉氏による日本酒の歴史・味わいの特徴・酒器の説明などが行われ、参加者はJFCオーストラリア社協賛の日本酒7銘柄「一品 大吟醸」「一品 純米酒」「浦霞」「男山」「杜氏鑑」「南部美人」「白鹿 純米にごり酒」を、イカの酢味噌和え、里芋のそぼろあんかけ、鮭のみそ漬け焼きなど日本酒とのマッチングを重視した料理6品と共に、思い思いに楽しんだ。また、イベント中には日本酒が注がれた大杯を参加者が一気に飲み干す場面があり、会場は大いに盛り上がった。

同イベントの開催について出倉氏は、「日本酒のテイスティング・イベントはいろいろと開催されているが、今日はワールド・クラスの良いロケーション、雰囲気の中、日本酒と料理を楽しんでもらえて良かった」とコメントした。

会場内各テーブルを回り銘柄について説明をする出倉氏
会場内各テーブルを回り銘柄について説明をする出倉氏
参加者は日本酒と共に全6品の料理に舌鼓を打った
参加者は日本酒と共に全6品の料理に舌鼓を打った

日豪合作映画『STAR SAND-星砂物語-』
シドニー初上映会が開催

シドニー日本クラブ(JCS)と豪州で沖縄の伝統文化・音楽を伝えながらチャリティー活動を行う団体・豪州かりゆし会は5月12日、NSW州立美術館で昨年日本で公開された映画『STAR SAND-星砂物語-』のシドニー初上映会を開催した。同作は、作家・劇作家・脚本家のロジャー・パルバース氏が、太平洋戦争下の沖縄を舞台に自らが書いた小説『星砂物語』を原作に、平和への祈りと未来への希望を描いた初監督作品。当日、会場にはパルバース氏、同作プロデューサーの小西順子氏、ブランドン・マクレランド氏(ボブ役)に加え、250人以上もの多くの観客が詰めかけた。

約2時間の作品上映後には、パルバース氏がスクリーン前ステージに登壇、原作小説の映画化の経緯、同作の背景、作品の舞台となった沖縄県・伊江島などについてスピーチを行った。その後は、観客との作品に関する質疑応答が行われた。撮影期間、キャスティング、沖縄戦をテーマにした理由など多くの質問が寄せられ、パルバース氏は英語に日本語を交えながらその1つひとつに丁寧に答えた。また、原作小説と映画の違いについて観客から話が及ぶと「それについて話すと(原作の)ネタバレになるから……」と会場の大きな笑いを誘った。

シドニーでの同作初上映についてパルバース氏は「シドニーにいる多くの方に足を運んで観て頂いて、今日は本当に感無量」と喜びを語った。プロデューサーの小西氏は「会場が本当に多くの観客で埋め尽くされ、日本とは違う熱気や感動する場面の違いを知ることができて良かった」と振り返った。

作品上映後、ステージに登壇したパルバース氏
作品上映後、ステージに登壇したパルバース氏
プロデューサーの小西氏(中央)とマクレランド氏(右)、作品関係者も来場した
プロデューサーの小西氏(中央)とマクレランド氏(右)、作品関係者も来場した

バーチャム氏(中央)、吉岡氏(中央左)、大阪市立科学館ボランティアの皆さん(写真:Hiroko Kawasakiya Clayton)
バーチャム氏(中央)、吉岡氏(中央左)、大阪市立科学館ボランティアの皆さん(写真:Hiroko Kawasakiya Clayton)

豪国立科学技術センターが西日本で巡回展

豪国立科学技術センター(クエスタコン)が10月から日本で行うサイエンス・サーカス巡回展を前に、4月30日、キャンベラの同センターでローンチ・イベントが行われた。それに合わせて、巡回展のパートナーとなる大阪市立科学館のボランティア8人が来豪し、スキルなどの共有を通して両館の交流を図った。

豪日交流基金が助成するこの巡回展は、豪政府が今年、日本を対象に開催する「オーストラリアnow」プログラムの一部。大阪を皮切りに、奈良、名古屋、高知を訪れ、科学で遊べる展示や、科学の楽しさをショーで伝えるサイエンス・ショーを行う。

クエスタコンの愛称で親しまれるキャンベラの科学技術センター(写真:Hiroko Kawasakiya Clayton)
クエスタコンの愛称で親しまれるキャンベラの科学技術センター(写真:Hiroko Kawasakiya Clayton)

「科学は誰でも楽しめるユニバーサルな言語」だと言うのは、日本でショーを行う予定の、同センターのジョエル・バーチャム氏。海外の科学コミュニケーターと協力することで、互いに学ぶことは多いという。

大阪市立科学館の親善大使として来豪した吉岡亜紀子氏も、国によってやり方が違うのが面白いと語る。「日本のショーは、プレゼンターが説明し過ぎずに(科学の)現象自体に語らせるやり方をします。オーストラリアではプレゼンターがよく話し、お客さんも大喜び。楽しくするための演劇的な要素が強いです」

2008年に吉岡氏らが初めて同センターを訪れてから、両館のスタッフは個人的な交流を続けてきたという。今回の巡回展の背景には、そんな草の根交流があると吉岡氏は言う。

サイエンス・サーカスは10月12日から1カ月間、西日本各地の科学館や学校などを巡る予定。


マルチコネクションズ、エスニック・ビジネス・アワード、サルベーション・アーミーのシニア・スピーカーらと、アラン・タッジ市民権多文化主義担当大臣(左から3番目)、セリーナ・タカラ氏(右から2番目)
マルチコネクションズ、エスニック・ビジネス・アワード、サルベーション・アーミーのシニア・スピーカーらと、アラン・タッジ市民権多文化主義担当大臣(左から3番目)、セリーナ・タカラ氏(右から2番目)

救世軍
マルチカルチャー・コミュニティーに支援の呼び掛け

イギリスに本部を置き、現在、世界128の国と地域で活動する慈善団体「サルベーション・アーミー」(日本名で救世軍)は4月24日、年に一度のマルチカルチャー・メディア向けのイベントを開催。

同イベントでは、豪政府のアラン・タッジ市民権多文化主義担当大臣も登壇し「救世軍は、マルチカルチャー・コミュニティーも含め多くの方々からの助けを求めています。私たちは豪州が多文化国家として世界で最も成功している国であることを誇ると共に、救世軍を始めさまざまな団体が差別撤廃に尽力していることを誇りに思います」と、集まったメディアに訴えた。


笑顔で盆栽の育て方を解説するめぐみさん
笑顔で盆栽の育て方を解説するめぐみさん

オーストラリア初の盆栽デモンストレーション・イベント開催

盆栽家のめぐみ・ベネット氏とその息子であるアレックス・ベネット氏が、5月1日、ジャパン・ファウンデーション・シドニー事務所で盆栽のデモンストレーション・イベントを開催した。同イベントは、4月30日から1週間にわたって同事務所で行われていた盆栽の展示会「Bonsai Generations of Growth」のオープニング・イベントの1つ。

同氏は、長年にわたってシドニー郊外で盆栽園を営みながら、生け花や盆栽教室を通じて日本の魅力を伝えている。今回のデモンストレーション・イベントでは、それまで展覧会に出したことがないというイチジクの木を使った盆栽を紹介した。「それがどのようにして盆栽になるのか、その過程を多くの皆様に知ってもらうことができて、本当にうれしい」と述べ、オーストラリアで初の盆栽イベント開催の喜びを語った。50人を越える参加者たちは、盆栽の育て方や手入れの仕方などを熱心に学び、講演終了後も展示会場で盆栽の鑑賞を楽しんだ。


会場は生け花作品を鑑賞する多くの人でにぎわった
会場は生け花作品を鑑賞する多くの人でにぎわった

草月流、生け花エキシビション開催

草月流シドニー支部は4月14日から29日まで、ロイヤル・ボタニック・ガーデン内エキシビション・ホール・CALYXで生け花作品の展覧会「IKEBANA nature intertwining」を開催した。

会場ではアーティスト・トークやワークショップなどが行われ、竹若敬三・在シドニー日本国総領事が登壇しあいさつもした。同展覧会では豪州独自の花材を用いたものなど、華やかに美が紡ぎ出された作品の数々が並び、訪れる人を楽しませた。

草月流は自由な表現で知られる流派。6月9日にシドニー西部パラマタで開催される、シドニー日本クラブ(JCS)が主催するパラマタ日本祭りでも1日を通しワークショップを行う予定。


第8回東日本大震災復興イベントが開催

東北へエールを送る竹若敬三・在シドニー日本国総領事(中央)とボランティア・メンバー
東北へエールを送る竹若敬三・在シドニー日本国総領事(中央)とボランティア・メンバー

鯉ソサエティー・オーストラリアは、東京マート、REN CLUB、Café L’eclair Patisserie、Café Japon’e、EIKO TOUR、NGOスマイルツリー協賛の下5月20日、シドニー西郊フェアフィールドで、第8回東日本大震災復興イベント「私達は忘れない、諦めない」を開催した。

金魚すくいや手作り和風小物などのバザー、東京マート・チャリティー・セットなどが販売され、レインボープロジェクトからは岩手県手作り刺し子や東北郷土料理が振る舞われ、多くの来場者でにぎわった。

同イベントには、ワーキング・ホリデーや学生を始め、シドニー在住の日本人などステージ出演者を含め50人以上のボランティアが参加した。「海外でボランティア活動ができて貴重な体験だった」「ローカルの人びとが日本のために募金してくれることに深く感謝した」「日本に帰国しても風化防止として活動したいと思う」などの声が寄せられた。

また、錦鯉の品評会に主賓で参加した竹若敬三・在シドニー日本国総領事は東北へ熱いエールを送るスピーチを行った。

集まった義援金1,586.75ドルは、経費を差し引いてレインボープロジェクトの活動、東北復興支援団体に送金される。


クリスタル・シンギング・ボウルを演奏したグッドウィン氏
クリスタル・シンギング・ボウルを演奏したグッドウィン氏

クリスタル・シンギング・ボウル演奏を披露

5月12日、シドニー西郊ホームブッシュにあるオリンピック・パーク・ショー・グラウンドで開催された天然石の展示販売イベント「シドニー・クリスタル・ショー」で、クリスタル・シンギング・ボウル演奏家のひとみグッドウィン氏が演奏を披露した。クリスタルの澄んだ音は、広い会場の隅々まで響きわたり集まった観客を魅了した。

同ショーは、年に2回オーストラリア各地からパワー・ストーンや化石などの出店があり、今回は日本からの参加もあった。グッドウィン氏は今後も同イベントへのゲスト出演を予定している。


『穣の一粒』(豪州で最初の米作りをした高須賀穣と家族の物語)の著者松平みな氏
『穣の一粒』(豪州で最初の米作りをした高須賀穣と家族の物語)の著者松平みな氏

BEST Inc 講演会を開催

NPO法人「BEST」(Business Establishment Strategy Team Inc)は、6月23日、シドニー北部チャッツウッドのドウアティー・コミュニティー・センターで、松平みな氏の講演会を開催する。

同氏は、白豪主義のオーストラリアで数々の困難に立ち向かい稲作を成功させた高須賀穣氏についての本『穣の一粒』を執筆。同会では、日本人がどのようにしてオーストラリアで米の試作をすることができたのかなど、貴重な豪州産日本米の歴史について話される。

■松平みな氏講演会
日時:6月23日(土)1:30PM~4:30PM
場所:Chatswood Dougherty Commmunity Centre
料金:35ドル(交流会・お茶付き)
Email: bestinc0717@gmail.com(問い合わせ、申し込み)


たくさんの参加者でにぎわった昨年のイベントの様子
たくさんの参加者でにぎわった昨年のイベントの様子

毎年恒例のJCSフェイトが今年も開催

シドニー日本クラブ(JCS)フェイトが7月14日、オーバーン・コミュニティー・ピクニック・エリアで開催される。紙芝居や玉入れ・綱引きなどの催し物の他、さまざまなパフォーマンスやアクティビティーが楽しめる。更に、ソーセージやたこ焼きなどの屋台も出店予定。

またJCSでは現在、JCSフェイトの屋台出店を募集中だ。販売できる物は食べ物、飲み物、和風小物、古着、古本など。売上げは全て屋台主催者の物になるが、出店費用が掛かる。屋台の出店を希望される人は、JCS事務局まで連絡を。

■JCSフェイト
日時: 7月14日(土)11AM~3PM(ストールの主催者は準備のため10AM集合)
場所: The Auburn Community Picnic Area
Tel: 0421-776-052 (申し込み・問い合わせ: JCS事務局)
Email: jcs@japanclubofsydney.org (申し込み・問い合わせ:JCS事務局)


SBSラジオ日本語放送6月のハイライト

SBSラジオ日本語放送は毎週、火曜、木曜、土曜の午後10~11時に番組を放送している。番組は、AMラジオ1107khzにチューンを合わせる方法と、デジタル・テレビのデジタル・ラジオ「SBS Radio1」を選択する方法で聞くことができる。

6月のシドニーサイドでは、豪州の稲作の父・高須賀穣を主人公にした作品「穣の一粒」を執筆したニュー・サウス・ウェールズ州在住の作家・松平みなさんや、サッカーで日豪をつなぐ豪州ソリューションズの宮下忠志さんのインタビューを放送予定。また、シドニー日本クラブ(JCS)35周年の記念イベントなどについて水越有史郎JCS会長のインタビューなど、聞き逃してしまった先月の放送もSBSのウェブサイトで聞くことができる。

なお、毎月最終週の木曜日には、日豪プレス翌月号の見どころや取材の裏話などを編集部スタッフが紹介している。次回は6月28日(木)放送予定。

■SBSラジオ日本語放送
Email: Japanese.program@sbs.com.au
Web: www.sbs.com.au/Japanese
Facebook: www.facebook.com./SBSJapanese


Illustrator: Hiromasa Ogura, ©1995 Shirow Masamune / KODANSHA・BANDAI VISUAL・MANGA ENTERTAINMENT Ltd.
Illustrator: Hiromasa Ogura, ©1995 Shirow Masamune / KODANSHA・BANDAI VISUAL・MANGA ENTERTAINMENT Ltd.

日本の「Anime Architecture」
ジャパン・ファウンデーションで展示会が開催

日本のアニメーションで表現されている建築物の作品を展示するイベント「Anime Architecture」が6月1日~8月11日まで、シドニー・シティー南部にあるジャパン・ファウンデーション、ギャラリー内で開催される。

同展示会では、世界にも多大な影響を与える日本のサイバーパンク・アニメーションの中で描かれる架空の都市空間や建築物の鉛筆画からフル・カラーへと仕上がる過程を見ることができる。展示されるイラストの中には、日本のアニメーション界に寄与する小倉宏昌氏や渡部高志氏、樋上晴彦氏、押井守氏、竹内敦志氏らの作品が並ぶ。また、アニメーション映画の『パトレイバー』や『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』のオリジナル作品も展示される。他にもワークショップや講演会などが予定されている。

■Anime Architecture
日時:6月1日(金)6:30PM~8PM(オープニング・レセプション)、6月2日(土)~8月11日(土)月~木10AM~8PM、金10AM~6PM、土10AM~3PM 
場所:ジャパン・ファウンデーション(Level 4, Central Park, 28 Broadway, Chippendale NSW)
料金:無料
Web: www.jpf.org.au/events/anime-architecture


ストラスフィールド交響楽団、定期演奏会を開催

シドニー在住の日本人指揮者、村松貞治氏が音楽監督を務めるストラスフィールド交響楽団の演奏会が6月30日と7月1日の2日間にわたり、同市西郊のストラスフィールド・タウン・ホールで開催される。

曲目はエンゲルベルト・フンパーディンク作曲『ヘンゼルとグレーテル序曲』、ニコロ・パガニーニ作曲『ヴァイオリン協奏曲第1番』、ドヴォルザーク作曲『交響曲第9番新世界より』。

村松氏は愛知県岡崎市出身。1997年に英国に渡り、英国王立北音楽院やシドニー音楽院などで学び、欧州各地やオーストラリアで研鑽を積んだ。現在はストラスフィールド交響楽団の音楽監督を務める。

■ストラスフィールド交響楽団演奏会 
日時:6月30日(土)7PM開演、7月1日(日)2:30PM開演
場所:ストラスフィールド・タウン・ホール(Cnr. Redmyre and Homebush Rds., Strathfield NSW)
料金:大人$30、コンセッション$20、ファミリー$80
Web: www.strathfieldsymphony.org.au(チケット・詳細)、www.sadaharu.net(村松貞治氏の公式ウェブサイト)


Yvette Coppersmith in front of her 2018 Archibald winning portrait at the Art Gallery of NSW photo: AGNSW
Yvette Coppersmith in front of her 2018 Archibald winning portrait at the Art Gallery of NSW photo: AGNSW

■NSW州立美術館・日本語ボランティア・ガイド便り

2018年アーチボルド(Archibald)展

NSW州立美術館では恒例のアーチボルド展が開催されています。今年で97回目を迎え、オーストラリアで最も長い歴史があり権威のある肖像画の公募展です。各界のセレブリティーなど時の人たちがモデルとして描かれ話題性があり、注目度が高くテレビや新聞などのメディアでも大々的に報道されます。毎年この季節には多くの観客を迎え美術館は活況を呈します。

今年のアーチボルド展への作品応募数は794点。57人のファイナリストからイベット・コパースミス(Yvette Coppersmith)の“Self-portrait after George Lambert” (oil and acrylic on linen,132x112cm)、自画像がアーチボルド最優秀芸術賞に選ばれ賞金10万ドルを獲得しました。

コパースミスは1980年メルボルン生まれの若手女性画家で、アーチボルド賞5回目の入選で見事に最優秀賞を受賞しました。自立した強い意志を持つ女性像を描くことを主題とし、最初はニュージーランドの女性首相ジャシンダ・アーダーンにモデルの依頼をしました。断られた彼女は自画像の中にアーダーンの凛とした存在感を投影しようと試みましたが、コパースミスにとって納得の完成度にたどり着けず、締め切り1週間前にオーストラリアの著名な肖像画家のジョージ・ランバート(1873-1930)が1924年に描いた社交界の名士ヘラ・ロバートの肖像画に関心を抱き、ランバートの作風を手本として新たに自画像を描き直しました。ランバートは当時アカデミックな画家でありながら自立したコンテンポラリーな女性をモデルとして描いています。

審査するNSW州立美術館理事会が自画像を最優秀作品に選ぶのはまれなことで、ファイナリストとして今年は21作品もの自画像が最終選考されたことも話題を呼んでいます。美術評論家でも今年のファイナリストの作品から最優秀作品の予想は難しく、発表されたコパースミスの作品の批評は賛否両論(理事会は満場一致の結論)、議論が繰り広げられています。ぜひ会場を訪れてさまざまな肖像画をご覧ください。

ウィン賞(オーストラリアの風景画、彫刻分野ではフィガレティブ作品)、そしてサルマン賞(歴史や宗教画など主題性のある作品)の公募展も同時開催しています。展覧会は9月9日までとなり、日本語ガイド・ツアーは展覧会開催中の毎週水曜日午後1時から行っています。(投稿=コミュニティー・アンバサダー:吉澤なほみ)

■Archibald,Wynne, Sulman Prizes 2018
日時:開催中~9月9日(日)、10AM~5PM(水曜日のみ10PMまで)
会場:Art Gallery of New South Wales Upper Asian gallery (Art Gallery Rd., The Domain NSW)
料金:大人$20、コンセッション$18、ギャラリー・メンバー$16、子ども(5~17歳)$8、子ども5歳未満無料、家族(大人2人+子ども3人まで)$48、マルチ・エントリー・チケット大人$32、コンセッション,$29、ギャラリー・メンバー$26
Tel: (02)9225-1700 (英語)
Email: communityambassadors@ag.nsw.gov.au (日本語可)

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