2018年7月 メルボルン/ローカル・コミュニティー・ニュース

豪州の人口、2,500万人突破目前

人口増加はメルボルンでも顕著

年々、人口増加を続けるメルボルン。特に、都市部でアパート建設ラッシュが続いている(©ビクトリア州政府観光局)
年々、人口増加を続けるメルボルン。特に、都市部でアパート建設ラッシュが続いている(©ビクトリア州政府観光局)

豪政府統計局(ABS)は6月21日、豪州の人口が8月上旬にも2,500万人を突破すると予想する調査結果を発表した。ABSウェブサイトによると、6月23日現在の同国の人口は2,495万2,243人、1分23秒毎に1人の人口増加のペースだという。

人口増加はメルボルンでも顕著で、都市部での昨年の人口増加率は2.7%に上り、米国の主要都市の人口増加率よりも高い。ビクトリア(VIC)州の野党自由党のマシュー・ガイ党首は、メルボルンの都市計画におけるゾーニング関連の法律を改正すると、11月の次期選挙に向けて公約を発表した。6月18日付の地元紙の「ジ・エイジ」によると、同氏は「メルボルンは700万人を超える人口を受け入れる余裕はない」と急激な人口増加に懸念を示している。

現在のゾーニング規制では、「ガーデンエリア」が25%維持されている限り、400平方メートル以上のブロック内に自由に住居を建てられるとしている。一方、同氏は「既存の道路に中規模サイズの集合住宅を建てる際の規制を厳しくするべきだ」と考えを述べた。


22歳女性強姦殺害事件、豪各地で追悼集会

ユリディシィー・ディクソンさん(22)が6月13日未明、メルボルン市内カールトン・ノースのサッカー・フィールドで倒れているのが発見された。警察はブロードメドウズに住むジェイミズ・トッド容疑者(19)の自首を受け、強姦殺人で逮捕起訴したと、地元紙「ジ・エイジ」が伝えた。

殺人現場は、メルボルン北郊プリンセス・ヒルのプリンセス・パーク・スポーツ施設で、通行人が倒れている女性を発見・通報し、救急隊が駆けつけたが女性を蘇生させることはできなかった。

殺害されたのはスタンダップ・コメディアンのユーリディス・ディクソンさん、殺害された当日もステージの帰りで、発見場所は自宅まであと数百メートルの距離だった。

メルボルンでは同月18日、プリンセス・パークで午後5時30分から追悼集会が行われ、1万5,000人がユリディシィーさんを悼み献花を捧げ、夕闇の中で静かにキャンドルに火を灯しながら哀悼の意を示した。

また、追悼集会では、「女性への暴力」に対して、社会や警察の取り組み方が十分ではないことに対し、多くの人が声を上げた。特に、事件後に警察が会見での「女性は常に身の回りの安全に気を付けるべきだ」とコメントしたことに、「被害の原因が女性側にもあったと思われるようなコメントだった」と、SNSを中心に反論が広がったことで、「女性が夜に1人で歩いていても、このような残酷な事件が起きない安全な社会を」と、市民の安全を守る警察パトロールの強化、「暴力のない社会」への積極的な取り組みが問われている。

この動きを受け、ターンブル首相は議会でのスピーチで「私たち男性は、周りにいる女性を尊重するよう心を入れ替えるべきであり、小さな男の子、息子、孫にもその姿を示すべきだ」と語った。

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