2018年8月 メルボルン/ローカル・コミュニティー・ニュース

リリー・フランキー、安藤サクラ、樹木希林出演、是枝裕和監督作『万引き家族』。東京の下町、家族ぐるみで軽犯罪を繰り返す家族の姿を描くヒューマン・ドラマ
リリー・フランキー、安藤サクラ、樹木希林出演、是枝裕和監督作『万引き家族』。東京の下町、家族ぐるみで軽犯罪を繰り返す家族の姿を描くヒューマン・ドラマ

メルボルン国際映画祭

8月2日から開幕

南半球最大の映画祭、第67回メルボルン国際映画祭が8月2日から開幕する。1952年から続く歴史ある同国際映画祭では、毎年さまざまなジャンル、国、時代の映画が楽しめ、毎年のべ14万人を超える観客でにぎわう。8月19日までの18日間で、国内外の映画254本が、市内各地の映画館で上映される。今回のオープニング映画はキャリー・マリガン、ジェイク・ジレンホール主演の『ワイルド・ライフ』。リージェント・シアターで上映され、華やかなオープニング・ガラを飾る。

日本映画からは、故・伊丹十三監督の名作『タンポポ』や、日本を代表する芸術家・草間彌生氏のドキュメンタリー映画『Kusama:Infinity』など9作品が上映。中でも、カンヌ国際映画祭でパルム・ドール(最高賞)を受賞し、日本国内で大ヒットを記録している、是枝裕和監督作の『万引き家族』は注目作品だ。同監督が描く「犯罪」という衝撃的な事実でつながった、ひたむきに生きる家族の姿は、「家族の在り方」を観客に問い掛ける。多くの国で称賛を受けた同作は、メルボルンでも多くの感動を呼びそうだ。

■メルボルン国際映画祭
日程:8月2日(木)~19日(日)
場所:メルボルン市内各地映画館
Web: www.miff.com.au


移籍先が注目されているサッカー元日本代表FW本田圭佑選手
移籍先が注目されているサッカー元日本代表FW本田圭佑選手

メルボルン・ビクトリーが本田圭佑獲得に向けて始動

今年6月でメキシコ1部パチューカとの契約を満了したサッカー元日本代表FW本田圭佑(32)の移籍先が注目されている中、民放SBSのスポーツ番組「The World Game」が「メルボルン・ビクトリーが本田獲得に向けて動き出した」と報じた。記事では、「メルボルン・ビクトリーはカリスマ的プレー・メーカーを数百万ドルのマーキー契約(サラリー・キャップ制の制限を受けずに年俸を設定できる選手)でAAMIパークに連れて来ることを望んでいる」と大きく報じた。

Aリーグはサラリー・キャップ制度を導入しているため、チーム全員の年俸合計額が決まっている。しかし、各クラブに1人のみ、その制限を受けない「マーキー・プレーヤー」を獲得することができる。オーストラリア・リーグのグレッグ・オルーク会長は「本田は我々が本当に欲しい選手の1人で、現在も本田選手側のマネージメント陣営と話をしている。超一流のプレーヤーを獲得するには時間が掛かるかもしれないが、彼が他チームと契約するまで我々は諦めない」と、本田獲得に向けて全力で取り組んでいることを示唆した。


メルボルンでEコマース市場セミナーを開催

メルボルン商工会議所(会頭=勝 登:豪州三井物産株式会社)と日本貿易振興機構(ジェトロ)シドニー事務所は6月26日、在メルボルン日本国総領事館で、「オーストラリアEコマース市場セミナー」を開催、30人が参加した。

セミナー前半では、日豪ビジネス・クリエーターズの木名瀬晴彦氏が、Eコマース市場の現状とGST課税強化に起因する今後の動向などについて詳しく解説した。後半は、ジェトロ・シドニー事務所の佐藤次長が2018年2月に実施したEコマースに関する消費者に対するアンケート調査の結果について説明した。Eコマース市場は、世界でもオーストラリアでも拡大を続けており、参加者からも越境Eコマースの動向などについて質問が寄せられた。


メルボルンから西日本豪雨災害被災地支援

ルボルン市内中心部にあるバー・ホースバザールで7月22日、「西日本豪雨災害被災地支援チャリティー・イベント」が行われ、メルボルン在住の日本人や地元市民ら350人が集まった。

2部構成で行われたイベントの昼の部では、現地在住のオペラ歌手の演奏や折り紙、書道教室などで寄付を募り、夜の部ではメルボルンで活動する沖縄音楽バンド「いちまでぃん」らが演奏した。今回のチャリティー・イベントは、義援金ではなく被災地の復興活動を行う団体への支援金を集める目的で行われた。主催者のTak Miyataさんは「1週間という短期間で企画したイベントだったが、多くの人が集まった。オーストラリアから被災地へ支援の気持ちが伝わればうれしい」と語った。寄付先は、埼玉レスキューバイク(web: www.saitamarb.com)と広島県の坂町災害支援金(web: www.town.saka.lg.jp/kurashi/katsudou/post_305.html)の2団体へ送られる。


塩田千春さんが個展開催

国際的に活躍するベルリン在住の現代美術家・塩田千春さんの個展が、メルボルンとアデレードで開催される。京都精華大学客員教授でもある塩田さんは、パフォーマンスや映像作品、赤や黒い毛糸を使ったインスタレーション作品で知られている。

南オーストラリア・ギャラリーでは『身体化したかたちの不在』など、毛糸を使ったインスタレーションの他、写真、映像など多くの作品が展示される。

■塩田千春個展(メルボルン)
場所:アナ・シュワルツ・ギャラリー(185 Flinders Lane, Melbourne)
日程:開催中~8月16日
料金:無料
Web: www.annaschwartzgallery.com

■塩田千春個展(アデレード)
場所:Art Gallery of South Australia, North Terrace, Adelaide
日程:8月24日(金)~10月21日(日)
料金:無料
Web: www.artgallery.sa.gov.au


(前列男性左から)松永一義・在メルボルン日本国総領事、コリン・ブルックスVIC州政府立法議会議長、赤岩弘智CLAIRシドニー事務所長と2018年度JETプログラム参加者らによる記念撮影
(前列男性左から)松永一義・在メルボルン日本国総領事、コリン・ブルックスVIC州政府立法議会議長、赤岩弘智CLAIRシドニー事務所長と2018年度JETプログラム参加者らによる記念撮影

「JETプログラム」参加者32人を歓送

2018年度外国青年招致事業(The Japan Exchange and Teaching Programme=JETプログラム)の参加者のための歓送レセプションが7月23日、在メルボルン日本国総領事公邸で行われた。VIC州政府、自治体国際化協会(CLAIR)シドニー、JETプログラム経験者同窓会(JETAA)、在メルボルン日本語教育実施高校を始めとした関係機関から約40人が同席し、同週の日曜日に日本に向けてメルボルンから出発するプログラム参加者32人にエールを送った。

同プログラムは、日本の地方自治体が総務省、外務省、文部科学省及びCLAIRの協力の下に実施しているもので、参加者は小・中学校の外国語指導助手(ALT)や国際交流員(CIR)、スポーツ国際交流員(SEA)として日本各地に派遣される。1987年の開始以来、今年で31年目を迎え、招致国は初年度4カ国(豪州を含む)から現在では40カ国に、参加者も848人から5,163人へと発展した。豪州からは昨年が351人、今年はVIC州から新たに35人が参加する。

レセプション冒頭のあいさつで松永一義・在メルボルン日本国総領事は、外国語教育と草の根レベルの国際交流を通した日豪の相互理解の増進、及び日本の地域の国際化を目指す同プログラムの意義を述べ、「これまで学んだ日本語力を生かして日本でさまざまな体験をし、たくさんの日本人と末長く続く友好関係を作って欲しい」と参加者たちの出発を激励した。続くVIC州政府立法議会議長のコリン・ブルックス氏も「日本の各地域で異文化交流ができる貴重な機会。戻ってから多くのすばらしい体験談を聞くのが楽しみ」と前途を祝った。

参加者からは高知県檮原(ゆすはら)町へ向かうジュリアン・サピアノさんが代表し「緊張しているが、積極的に地域のコミュニティーに溶け込みたい」と自身の抱負を語った。また、「Be 元気! 皆で成功させましょう」との呼び掛けに、参加者たちはそれぞれ期待に胸を大きく膨らませた様子だった。

新着記事

新着記事をもっと見る

NICHIGO CHANNEL

新着イベント情報

新着イベントをもっと見る