2018年12月 ニュース/コミュニティー

全豪日本語教育シンポジウムが開催

田口久実氏、チェイス小島氏ゲストで参加

11月2日の夜に行われたディナー・パーティーの様子
11月2日の夜に行われたディナー・パーティーの様子

ジャパンファウンデーションとモナシュ大学は11月2日と3日の2日間、全豪日本語教育シンポジウム(National Symposium on Japanese Language Education/NSJLE)をシドニー市内にあるシドニー工科大学(UTS)で共同開催した。NSJLEは2012年にメルボルンで始まり、2年に一度シドニーとメルボルンで交互に開催され、4回目を迎えた今年はシドニーで行われた。

NSJLEは豪州の日本語教育に関わる小・中学校や高校、大学、教育団体の教員らが一堂に集まる唯一の機会であり、日本からは日本語教育に携わる大学教授などが参加した。また、公共放送ABCのキャスター・田口久実氏らが基調講演を行った。

NSJLEを主催したジャパンファンデーションの日本語事業マネージャー、歳森真紀氏は「日本語教育に携わる先生方が同じ方向を目指して、NSJLEのような集まりを開催するのは非常に画期的なこと。そのお手伝いをさせて頂いているという気持ちです」と話した。

また、2日の夜にはダーリング・ハーバーの「L’Aqua」でディナー・パーティーが開かれた。冒頭にジャパンファウンデーション・シドニー和田好宏所長があいさつした後、デジャヴ酒カンパニー代表であり、酒サムライの落合雪乃氏が日本酒セミナーを行った。

その後、ゲスト・スピーカーとして参加した、シドニー「SOKYO」、ゴールドコースト「KIYOMI」でエグゼクティブ・シェフを務めるチェイス小島氏が、自身の生い立ちから現在の活動までのスピーチを行った。同氏は「母国語と異なる第2、第3言語を習得しようとする時、どうしてもその言語の言い回しや表現に対して苦労がある。その国のことが好きで楽しくなるように話すのに、なぜかうまくいかない引っ掛かりがある。その心細さと寂しさを参加者の皆さんと共有したかった」と語った。

同氏のスピーチ後、多くの質問が飛び交い、中でも「大好きな朝食は?」という質問に対しての「炊き立ての白米と納豆、のり、そしてみそ汁です」という答えは会場内の多くの共感を呼んだだけでなく、笑いを誘い会場を沸かせた。

基調講演を行った田口氏
基調講演を行った田口氏
スピーチを行った小島氏
スピーチを行った小島氏

キャンベラ・奈良姉妹都市提携25周年記念
キャンドル・フェスティバル開催

毎年多くの人が訪れるキャンベラ・奈良キャンドル・フェスティバルが10月27日、キャンベラ奈良平和公園で開催された。今年は両市の姉妹都市提携25周年を記念して奈良から市長ら約20人が来豪。「なら燈花会」が演出されるなど、例年以上の盛り上がりを見せた。「なら燈花会」は夏の夜、奈良公園中にろうそくを灯すイベント。来豪した「なら燈花会の会」のメンバーはキャンベラ奈良平和公園にろうそくを並べ、カンガルーと鹿をあしらった記念の図柄を作り上げた。

また、清酒発祥の地とされる奈良市は、日本酒をPRするブースも設置。多くの人が奈良の地酒を味わいに訪れた。

「これだけの人がブースに来て日本酒を試しているのを見ると、新しい市場として可能性があると思う」と期待を寄せるのは、奈良豊澤酒造株式会社社長の豊澤孝彦氏。5年前に来豪した時と比べ、日本食や日本酒に対する関心が強くなったと感じるという。

同フェスティバルには、キャンベラとゆかりの深いピアニストの永野光太郎氏も参加。日本とオーストラリアの曲を演奏し、日豪交流を象徴するステージとなった。また、シドニーを中心に活躍する書家・れん氏による大書パフォーマンスも披露された。

奈良市の仲川げん市長は、「姉妹都市提携から四半世紀。次の四半世紀を目指して進んでいきたい」と述べ、そのためには世代交代をして次の世代に絆をつないでいく必要があると語った。

美しく照らされたキャンベラ奈良平和公園(写真=クレイトン川崎舎裕子)
美しく照らされたキャンベラ奈良平和公園(写真=クレイトン川崎舎裕子)
書家・れん氏による大書
書家・れん氏による大書

総領事表彰
ラドクリフ敦子氏、村松貞治氏、シドニーさくら合唱団

ラドクリフ敦子氏
ラドクリフ敦子氏
村松貞治氏
村松貞治氏
シドニーさくら合唱団
シドニーさくら合唱団

在シドニー日本国総領事館は12月4日、ラドクリフ敦子氏、村松貞治氏及びシドニーさくら合唱団らの日豪友好親善関係の増進への貢献を称え、総領事表彰授与式を在シドニー日本国総領事公邸で開催する。

スモール・フォレスト代表・ラドクリフ氏は、自身のワイナリーで日本酒の試飲提供や、インターナショナル・ワイン・チャレンジの日本酒部門の審査員を務めるなど、日本酒の普及に尽力している。日本の内閣府「アジア・太平洋地域で輝く『架け橋女性』」に選ばれるなど、その精力的な活動が評価された。

村松氏は、ストラスフィールド交響楽団を始め、さまざまな楽団の指揮者を務める他、シドニーさくら合唱団の指導者としても活躍。音楽を通じて日本と豪州の友好親善関係の増進への貢献が称えられる。

シドニーさくら合唱団は、豪州で活動する日本語で歌う合唱団として2014年に設立され、各種日本関連のイベントに積極的に参加し、日本文化や日本語の魅力を豪州に広める活動が評価された。


RPAによる業務改善について説明する有馬氏
RPAによる業務改善について説明する有馬氏

シドニー日本商工会議所、セミナーを開催

シドニー日本商工会議所の電子機器部会(部会長=岡本浩一:ブラザー・インターナショナル・オーストラリア)と機械・建設・自動車部会(部会長=小林秀岳:オーストラリア岡谷鋼機)は11月8日、「ロボティクス・プロセス・オートメーション(RPA)による自動化と業務改革」と題しセミナーを開催し、22人が参加した。

豪州では人件費の高騰に伴い「働き方改革」や「生産性向上」への関心が高まっており、デスク・ワーク効率化の手段としてRPAが注目されている。

同セミナーでは、デロイト・コンサルティングの有馬優氏がRPAの機能と具体的にRPAを活用した業務改善の例などを紹介した。


競争法に抵触した場合のリスクについて解説する二コラ氏
競争法に抵触した場合のリスクについて解説する二コラ氏

シドニー日本商工会議所、シドニー・ビジネス塾を開催

シドニー日本商工会議所の企画委員会(委員長=小西敦史:日立オーストラリア)は11月13日、シドニー・ビジネス塾「汚職防止及び競争法に関する最新動向」を開催し、31人が参加した。

講演では、オーストラリアの競争法で著名な「Johnson Winter & Slattery(JWS)法律事務所」のアルド・ニコラ氏とジム・ハンウィック氏が、汚職や競争に関する最新の動向などについて説明すると共に、アーンスト・アンド・ヤングの不正・汚職調査チームがコンプライアンス強化やリスクを軽減する対策について説明した。


シドニー日本商工会議所、視察会を開催

視察会に参加した部会メンバー
視察会に参加した部会メンバー

シドニー日本商工会議所の電子機器部会(部会長=岡本浩一:ブラザー・インターナショナル・オーストラリア)は11月15日、効率的なロジスティクスを実現するための最新物流倉庫視察会を開催し、10人が参加した。

参加者は「TOLL HOLDINGS」の物流倉庫を訪問。施設概要について説明を受けた後、実際のオペレーションの説明を聞きながら倉庫内を視察した。

■シドニー日本商工会議所
Tel: (02)9223-7982
Email: info@jcci.org.au
Web: www.jcci.org.au


シドニー日本人会、春季ソフトボール大会を開催

優勝したJCSのメンバー
優勝したJCSのメンバー

シドニー日本人会(会長=井上大輔:伊藤忠豪州会社)のレクリエーション委員会(委員長=笠原昌哉:JTBオーストラリア)は11月11日、第80回春季ソフトボール大会を開催。13チームから220人以上が参加した。

同会では、午前の予選を勝ち抜いた8チームが午後の決勝トーナメントに進出。決勝戦は、安定した試合運びで勝ち上がってきた「JCS」と、2試合連続1点差の勝利で決勝に駒を進めた「がんばれベアーズ」の対戦となった。JCSは最終回に3点差を逆転し、見事サヨナラ勝ちで優勝を飾った。

次回秋季大会は2019年5月に開催予定。

■シドニー日本人会
Tel: (02)9232-7546
Email: jss@jssi.org.au
Web: www.jssi.org.au


柿をPRする・JA紀北かわかみの北本順久・販売部販売課・課長(左)と木村惠一・代表理事専務
柿をPRする・JA紀北かわかみの北本順久・販売部販売課・課長(左)と木村惠一・代表理事専務

和歌山県産「柿」、シドニーでPR

ジェトロ主催、ビジネス・セミナーで

シドニーCBDソフィテル・シドニー・ウォントワース・ホテルで11月21日、ジェトロ・シドニー事務所主催の下、和歌山県、ジェトロ和歌山事務所、JAグループ和歌山が和歌山県産柿のPRイベントを行った。レストラン・シェフ、小売店、ディストリビューター、メディアなど約30人が参加した。

ジェトロ・シドニー事務所の中里浩之所長による冒頭あいさつの後、和歌山県北東部、世界遺産の高野山の麓に位置するJA紀北かわかみの木村惠一・代表理事専務がプレゼンテーションを行った。

木村氏は和歌山県が日本一の柿収穫量を誇り、中でも紀北エリアは、たねなし柿生産量、日本国内トップであることを強調すると共に柿の栄養成分に関して講義。みかんやぶどう、りんごなどといった果物と比較し、βカロテン、ビタミンC、カリウムなどの値が高いことから、高血圧予防やコレステロール低減効果などが期待されると話した。

プレゼンテーション後は会場内でたねなし柿の試食に加え、柿ミルクシェイク、柿ふんわりプリンなど、2種類のスイーツも振る舞われ、多くの参加者が和歌山県産柿の甘みに舌鼓を打った。

和歌山県は、今回の来豪に際し、食品卸の大手JFCオーストラリアの協力の下、和歌山県産柿を全132ケース、1万トンを輸入。シドニーのアジア系スーパーで販売、試食イベントを開催。また、シドニーの日本食レストラン、鱒屋、居酒屋ますや、東レストランでは柿を使ったメニューを提供する。


左から竹若敬三在シドニー日本国総領事、ティム・オーバル・クインビアン・パレラング市市長、やまなし大使の飯島浩樹氏
左から竹若敬三在シドニー日本国総領事、ティム・オーバル・クインビアン・パレラング市市長、やまなし大使の飯島浩樹氏

総領事がクインビアン・パレラング市を表敬訪問

10月29日、首都キャンベラに隣接するNSW州クインビアン・パレラング市を竹若敬三在シドニー日本国総領事が表敬訪問し、ティム・オーバル市長らと会談した。クインビアン・パレラング市は山梨県南アルプス市と姉妹都市で、やまなし大使の飯島浩樹氏も同行した。市庁舎内で行われた会談では、今後の姉妹都市関係や相互交流について意見交換を行い、その後オーバル市長の案内で、市内の姉妹都市記念公園(Sister City Park)などを視察した。


竹若敬三在シドニー日本国総領事(左)とオタゴ大学のロイ・スターズ氏
竹若敬三在シドニー日本国総領事(左)とオタゴ大学のロイ・スターズ氏

第12回井上靖賞授与式、ロイ・スターズ氏が受賞

第12回井上靖賞授与式及び文化プログラムが11月9日、シドニー大学構内で行われた。井上靖賞は2006年に日豪交流を記念し、豪州・NZで日本文学研究と研究者を支援するために設立されたもので、今年はニュージーランド・ウェリントンにあるオタゴ大学のロイ・スターズ氏が受賞した。受賞の理由として、長年の日本文化や文学研究、特に昭和時代の代表的小説家の研究に加え、17年に発表された連歌についての論文「Renga: A European Poem and its Japanese Model」が評価された。ロイ・スターズ氏は「(受賞は)本当に誇らしいこと」と受賞の喜びを語った。

授与式では冒頭、同賞設立者の1人、大谷正矩氏があいさつし、竹若敬三在シドニー日本国総領事のあいさつ、ロイ・スターズ氏への表彰状授与が行われた後、同氏から受賞のスピーチ、三島由紀夫と昭和時代と題された講演が行われた。

その後、文化プログラムとして三島由紀夫原作の映画『Mishima: A Life In Four Chapters』の観賞が行われた。会場には60人ほどの参加者が集まった。


イベントの進行を務める谷野汐里氏
イベントの進行を務める谷野汐里氏

ナショナル心理学ウィーク
シドニー市内で日本語イベント開催

心理学の啓発を目的に豪州心理臨床学会によって11月11日から17日まで開催された「心理学ウィーク」の一環として同月16日、シドニーCBD内ワールドシティ日本語センターで日本語の無料イベントが開催された。同センターでの期間中のイベントは今年で4回目、イベントの進行役はシドニーこころクリニックの臨床心理士・谷野汐里氏が務めた。

同イベントは、今年の心理学ウィークのテーマ「寂しさをどう克服するか」の下、谷野氏を中心とした少人数による対話形式で行われた。メルボルン・スウィンバー大学の孤独に関する研究結果を基に、孤独の定義や世代間における孤独を感じる割合及びその要因といったトピックが話し合われた他、イベント終盤では谷野氏によって他者との関係作りのポイントが解説された。

イベントについて谷野氏は「少人数で孤独という自分たちに身近なテーマを深く話し合うことができて良かった」とコメントした。


セミナーに登壇したジェイコスメ・ジャパン同社代表取締役兼CEO・菅原淳司氏
セミナーに登壇したジェイコスメ・ジャパン同社代表取締役兼CEO・菅原淳司氏

化粧品会社ジェイコスメ
シドニーで会員対象セミナーを開催

化粧品・栄養補助食品の販売などを行う株式会社ジェイコスメ・ジャパン(東京・銀座)は11月12日から4日間、JTBオーストラリア協力の下、会員320人への報奨旅行をシドニーで実施、日程最終日となった同月15日にシドニー市内中心部ヒルトン・ホテルでセミナーを開催した。同社は年2回の報奨旅行を実施しているが、シドニーを渡航先としたのは今回が初だった。

午後6時半より開催されたセミナーには同社代表取締役兼CEOの菅原淳司氏が登壇、冒頭で菅原氏より旅行に参加した会員に向け感謝の意が述べられた。その後、同社の企業目標、海外での事業展開、今後の報奨旅行の予定などについて説明がされた。セミナー後はディナーに移り、会員はゲーム大会やダンスなどと共に旅行最終日の夜を楽しんだ。

シドニーでの報奨旅行とセミナーについて菅原氏は「良い季節にシドニーに来られたことで会員としては得られたものが多かったと思う。また会員の熱気溢れる良い雰囲気の中、セミナーを開催できて良かった」と振り返った。


カンファレンスの冒頭であいさつしたWireBarley会長、ジャイ・キム氏
カンファレンスの冒頭であいさつしたWireBarley会長、ジャイ・キム氏

海外送金サービス――WireBarley
2018年12月から日本追加・開始予定

韓国に本社を置く海外送金サービス会社、ワイヤバーリー(WireBarley)が10月30日、ストラスフィールド・ゴルフ・クラブのカンファレンス・ルームで、グローバル・ローンチ・イベントを開催した。元々、同様の事業をオーストラリア・ニュージーランド・韓国間で展開していたD2K Club(ディーツーケー・クラブ:創業者ジャイ・キム)を、今回海外送金の取扱範囲をアジア・太平洋に拡大するに当たり、社名をWireBarleyへと変更させた。

会場には、韓国メディアを始め、早くから同サービスが開始されていたベトナムやフィリピン・メディアが半数を占め、その他同社への投資家やVIPなど、50人ほどが集まった。冒頭に同社会長のジャイ・キム氏があいさつし、COO・エリック・ユン氏、CEO・ジョン・ユ氏より事業概要が話された。

現在同社サービスは韓国、豪州、ニュージーランド、ベトナム、フィリピンで使用でき、2020年までに50カ国まで増やす予定。日本は2018年12月ごろから日本・豪州間、日本・韓国間で使用できる見込み。CEO・ジョン・ユ氏は「日本のマーケットに可能性を感じている。豪州・日本間はもちろん、韓国や日本への旅行者にも役立つはず」と話した。


多彩な作品が並ぶ毎年恒例の作品展
多彩な作品が並ぶ毎年恒例の作品展

RENCLUB会員書作展が開催

書家れん氏主宰の書道教室「RENCLUB」の会員による書の作品展「RENCLUB MEMBERS’ EXHIBITION 2018」が、11月20日~12月3日までチャッツウッドの「The Art Space」で開催される。

毎年恒例となった同作品展では、日頃の稽古の成果を存分に発揮すべく、熱心に作品制作に取り組んだ日本人会員はもちろん、日本語を母国語としない会員たちの作品も見ることができる。漢字、漢字かな混じりの文言を、楷書、行書、隷書などのスタイルで表現した物や、ペン字の作品で仮名の書法である散らし書きで詩を書いた物、有名小説の冒頭を書いた物などさまざまな作品が披露される。また、9月に結果が発表された中国系コミュニティーの児童競書会で入賞した7人を含むキッズ会員全員の作品も出展される。

■RENCLUB MEMBERS’ EXHIBITION 2018
日時:開催中~12月2日(日)11AM~ 5PM(土・日は4PMまで)、12月3日(月)11AM~12PM
場所:The Art Space(The Concourse, 409 Victoria Ave., Chatswood)


総合音楽センター「Musical Between」
コミュニティー・コンサートを開催

シドニー郊外ペナント・ヒルズにある総合音楽センター「Musical Between Inclusive Music Centre」は12月17日、「Thornleigh Community Centre」でコミュニティー・コンサートを開催する。同センターでは、音楽療法セッションや音楽レッスン、障がいの有無にかかわらず誰もが気軽に参加し音楽、アート、ダンスなどを通して交流を深めることができるコミュニティー・アクティビティーが行われている。

毎年年末に行われるコミュニティー・コンサートは、誰もが音楽を通して一体感を味わうことのできるイベントを目指しており、同コンサートは「Wider Horizons」というテーマで音楽パフォーマンスの他、折り紙アート体験、ズンバ・ダンス、ドラム・サークルなど、さまざまなアクティビティーを観客も含めて楽しめるイベントとなってる。スナックや飲み物も用意される予定。

■Musical Between Community Concert 2018
日時:12月17日(月)10AM~12:30PM
場所:Thornleigh Community Centre(Lot 200 Phyllis Ave., Thornleigh)
料金:入場無料
Tel:0421-744-090(名郷泉)
Web:www.musicalbetween.com
Email:mbetween@gmail.com


スタイリッシュな店構えで、店内奥には日本酒のディスプレイが並ぶ
スタイリッシュな店構えで、店内奥には日本酒のディスプレイが並ぶ

ますやグループ、肉料理とラーメンの新店
「満 Michi Izakaya & Ramen」をオープン

「鱒屋」や「居酒屋ますや」、「MISO」、「誠」など数々の日本食料理店を経営する、ますやインターナショナルは11月1日、シドニー市内中心部に新しくオープンさせた「満 Michi Izakaya & Ramen」でグランド・オープン・パーティーを開催した。主に食材や酒などの仕入れ会社関係者を招待したパーティーでは、同店メイン・メニューである肉料理やラーメン各種、その他すしや刺し身、居酒屋メニューが振る舞われた。

同店オーナーであり、ますやインターナショナルCEOの定松ケン氏は、「カジュアルな居酒屋をコンセプトに、メイン・メニューは肉料理とラーメンとなっています。また、私自身が酒蔵を訪ねた岡山県の日本酒を備前焼の器で楽しんでもらえたら」と語った。

同店はシドニー在住の日本人建築家、高田浩一氏が設計したレンガ造りの建物の地上階に位置する。


左から松谷朋之シェフ、寺本和奈可氏、岡崎英樹シェフ、原田義信シェフ
左から松谷朋之シェフ、寺本和奈可氏、岡崎英樹シェフ、原田義信シェフ

ジャパニーズ・ダイニング「EIJU」でディナー・イベント
トップ・シェフ3人がコラボレーション

シドニー西郊ピアモントのフュージョン・ジャパニーズ・ダイニング「Eiju」で10月30日、クローズ・ネストの「華樹林」、サリーヒルズ「神楽」など人気日本食レストラン2店とコラボレーションしたディナー・イベントが開催された。

当日はこれまで数々のファイン・ダイニングで活躍し、8月に満を持して「Eiju」をオープンさせた岡崎英樹シェフの元、「華樹林」の松谷朋之シェフ(現在は退店)、「神楽」の原田義信シェフら3人が集結し、全7コースを提供した。

シェフそれぞれが得意とする料理を「新しい日本食」を提供するという「Eiju」のコンセプトに合わせてアレンジ。塩こうじとワサビを利かせた原田シェフによる「Pork Osso Buco Stew」、名すしシェフとして地元メディアにも取り上げられる松谷シェフは洋風にアレンジした「Chirashi Zushi」、そして岡崎シェフによる「Grilled Wagyu Sirloin」などがそれぞれ提供された他、シェフ3人のシグネチャー・ディッシュをワン・プレートに載せたぜいたくな「Assortment Plate」もお目見えし注目を集めた。

主催の岡崎シェフは「日本のテイストを洋食に入れ込むという新しい日本食のチャレンジをしたかった。今日は多くの人に喜んで頂いてうれしい」と話している。


鏡開きを行った岩澤氏(左)と井上氏(右)
鏡開きを行った岩澤氏(左)と井上氏(右)

博多串焼き「ごりょんさん」
オープニング・パーティーを開催

シドニーで多数の日本食店を運営する「I’s Holdings Pty. Ltd.」は11月21日、サリー・ヒルズに同月30日にグランド・オープンさせた新店「ごりょんさん」のオープニング・パーティーを開催した。会場では、サプライヤーや飲食関係者ら約60人に焼き鳥や野菜巻き、焚きぎょうざなどが振る舞われた。

同店は、東京で10店舗以上展開する大繁盛店、博多串焼き「ごりょんさん」を運営する「BACICS」代表・岩澤博氏とタッグを組み、シドニー店としてオープン。昼は豚骨ラーメンとどんぶり、夜は博多串焼きが提供される。I’s Holdings Pty. Ltd.代表・井上義朗氏は、「同店は日本の博多串焼き店のコンセプトをそのまま再現し、メイン・メニューはポーク・ベリーやベーコンに野菜を巻いた串焼きです。カウンターのケースの中にネタが並び、お客さんの目の前で焼いた物を温かいうちに提供する、すし屋感覚の串焼き店は今まで豪州にはなかったと思います」と語った。


後半26分のPKの場面、相手GKの動きを冷静に見て沈めた(Photo: Moto)
後半26分のPKの場面、相手GKの動きを冷静に見て沈めた(Photo: Moto)

メルボルンV本田、上位対決でPK決勝弾

サッカー元日本代表MF・本田圭佑選手が所属するメルボルン・ビクトリー(以下、メルボルンV)は11月25日、敵地シドニーでAリーグ第5節シドニーFC戦を戦い1-2で勝利した。右サイドのMFで先発出場した本田選手は1-1で迎えた後半24分、ペナルティー・エリア内でスルー・パスに反応したところを倒されPKを獲得すると、その後のPKを自身で冷静に決めて決勝ゴールをマークした。終盤メルボルンVはシドニーFCに押し込まれる展開となったがそれを何とかしのぎ切り、フル出場を果たした本田選手は敵地での勝利に貢献した。

この結果、4節終了時点で2勝2敗の勝ち点6で5位だったメルボルンVは勝ち点を9にまで伸ばし、勝ち点8だったシドニーFCを抜き2位に浮上した。

オーストラリア最大都市シドニーで行われた同試合は、チケットが完売になるなど試合前より大きな注目を集め、会場となったジュビリー・スタジアムのスタンドには日の丸を振るファンなど多くの日本人の姿が見られた。そんな中で本田選手がPKを沈めた場面では、1万9,081人で埋まったスタンドが一際大きく揺れた。試合後もチーム・バスの前には多くの日本人ファンが本田選手を待ち構え、同選手が現れると大きな歓声が飛ぶなど、同日シドニーはまさに本田フィーバーの1日となった。


「テニスNSWアワード・ナイト2018」で授与されたトロフィーを持つ土方選手
「テニスNSWアワード・ナイト2018」で授与されたトロフィーを持つ土方選手

テニス・土方凛輝選手、2018年、2つのアワードを受賞

オーストラリア在住の土方凛輝選手(17歳、マックヒジカタ・テニス・アカデミー)が10月20日、シドニー・クリケット・グラウンドで行われた「テニスNSWアワード・ナイト2018」で「テニスNSWジュニア・メール・アスリート・オブ・ザ・イヤー」を受賞した。同賞の受賞により「2018ニューカム・メダル、オーストラリア・テニス・アワード」にエントリーされ、10月30日にバンクスタウン・スポーツ・クラブで行われた「2018ローカル・スポーツ・スター・アワード」で「ノーザン・ディストリクト・タイムス・ジュニア・スポーツ・スター・オブ・ザ・イヤー」も受賞。メダルと賞金1,000ドルが贈呈された。

同選手は今年、グランド・スラム全てでプレーし、「全豪オープン・ジュニア」シングルス・ベスト8、「全英オープン・ジュニア」ダブルス・ベスト4、10月に行われた「2018ユース・オリンピック・ゲームス」でオーストラリア・テニス初の銀メダルを獲得したことが評価された。

11月5日、韓国で開催された「アジア・オセアニア・クローズド」(ITFグレードB1)ではシングルス準優勝、ダブルスで優勝の快挙を果たした。12月には、オーストラリア・ナショナルに出場予定。


出発前、シドニー・オペラ・ハウスの前でリキシャーズのメンバーと人力車
出発前、シドニー・オペラ・ハウスの前でリキシャーズのメンバーと人力車

人力車でシドニーからメルボルンへ

人力車での移動で世界各地を回ることを試みるグループ「リキシャーズ(Rickshaws)」のメンバー4人が11月15日、シドニーに到着した。同グループは、これまで中国からインドまで、ヨーロッパではスペイン・フランス間を人力車とナビゲーター、サポーターの役割である自転車と一緒に各国を横断してきた。今回はシドニーからメルボルンまでの道のりを人力車1台と自転車3台のみで移動していく。

同グループ代表の鈴木悠司氏は、仕事を通して好きになったという人力車と、元々興味がありバックパッカーとしても旅をした経験を掛け合わせ、世界各地で人力車を走らせる活動にたどり着いたという。同氏は「人力車があるだけでそこに会話が生まれ、さまざまな人たちと交流することができます。それが楽しいです」と語った。29日にキャンベラ、12月21日にメルボルンに到着予定。各都市では、一般客が参加できる人力車の乗車体験も企画しているという。


ロジャー・パルバース氏、秋の叙勲受章祝賀会

米国出身のオーストラリア人作家で、劇作家、演出家、宮沢賢治の翻訳書などの著書も多数発表している東京工業大学名誉教授のロジャー・パルバース氏が、平成30年秋の叙勲において旭日中綬章を受章。11月14日、自身の小説を映画化した初監督作品『STAR SAND ― 星砂物語― 』(2017年公開)のシドニー上映会に携わった友人らが集い、受章祝賀会を開催した。チャッツウッドのタイ料理レストランで開催された祝賀会では、同氏が得意のジョークを日本語で連発。参加者全員が和気あいあいとした雰囲気で盛り上がった。

ロジャー・パルバース氏(左から4番目)と祝賀会に参加された皆さん
ロジャー・パルバース氏(左から4番目)と祝賀会に参加された皆さん
和やかな雰囲気の中で、祝賀会が行われた
和やかな雰囲気の中で、祝賀会が行われた

生け花デモンストレーションの様子
生け花デモンストレーションの様子

生け花、小原流
豪日協会50周年記念カンファレンスに賛助

小原流シドニー支部は10月20日、シドニー工科大学(UTS)のエリアルUTSファンクション・センターで開催された「全国豪日協会連盟カンファレンス」で生け花のデモンストレーションと展示を行った。 豪日協会50周年記念の一環でもある同カンファレンスで、小原流は、春の季節にふさわしい花材の花水木、つわぶき、アイリス、蘇鉄、松に交え、ニュー・サウス・ウェールズ州の州花である赤いワラタ、極楽鳥などを加味させた大きな生け花で観衆を魅了した。


PNGなど12の島国、国際旅行博に出展

136の国と地域が参加し、千葉・幕張メッセで恒例の国際旅行博(ツーリズムEXPOジャパン)が9月21~23日に催された。入場者は20万人を超えた。

常連のオーストラリアは、人気の旅行先として定着したとみてか不参加。代わってPNGなど島国諸国が勢ぞろいした。ミクロネシア連邦、ナウル共和国、トンガ王国、クック諸島、パプアニューギニア、ソロモン諸島、バヌアツ共和国、マーシャル諸島共和国、フィジー共和国、キリバス共和国、ニウエ、サモア独立国が、それぞれ代表的な観光スポットの写真パネルを展示して、内外の入場者にアピールしていた。(投稿=千葉・青木公)


松平みな氏の最新作『偶然の点の続き』発売開始

明治時代に40歳で来豪し、オーストラリアで稲作を成功させたオーストラリアの米の生みの親、高須賀穣の生涯を描いた『穣の一粒』(愛媛新聞社)で第32回愛媛出版文化賞激励賞を受賞したオーストラリア、ゴスフォード在住の作家、松平みな氏の最新作『偶然の点の続き』(愛媛新聞社)が発売を開始した。

最新作では明治から昭和にかけて、日本各地の若者が真珠貝採りのダイバーとしてオーストラリアの木曜島やブルームに渡った史実をベースに、当時を生きた日本人の姿を、日豪を舞台に松平氏が描く。『偶然の点の続き』はシドニーの紀伊国屋書店で取り寄せが可能だ。価格は日本円で900円。


右からNSW支部プレジデント・マーガレット・ホール氏、エリン・ダーリン氏、ケビン・ウォルポール氏。イベントのため花材を準備した
右からNSW支部プレジデント・マーガレット・ホール氏、エリン・ダーリン氏、ケビン・ウォルポール氏。イベントのため花材を準備した

草月流、生け花のワークショップを開催

草月流NSW支部は10月13日、シドニー北郊セント・レナーズからほど近いグリニッチで、北欧ストックホルムから草月流総務師範エリン・ダーリン氏を迎え、アートの語らいと野菜や果物を生ける斬新な生け花のワークショップを開催した。

草月流NSW支部は、世界各国で行われている生け花のイベントを通し幅広く国際交流を行っている。問い合わせは下記まで。

■草月流NSW支部
Web: www.sogetsu-ikebana.org.au


SBSラジオ日本語放送12月のハイライト

SBSラジオ日本語放送は毎週火曜日、木曜日、土曜日の午後10~11時に番組を放送している。オーストラリアのニュースや気になる話題、各方面で活躍する人びとへのインタビューなど、盛りだくさんの番組は、AMラジオ1107khzにチューンを合わせる方法と、デジタル・テレビのデジタル・ラジオ「SBS Radio1」を選択する方法で聞くことができる。

12月のシドニーサイドでは、12月8日にダーリング・ハーバーで開催される「Matsuri in Sydney 2018」から現地リポートをお届けする予定。また、メルボルンからは、日本映画祭で上映された『生きてるだけで、愛。』の関根光才監督のインタビューや、メルボルンを訪れた著名な華道家・假屋崎省吾氏のインタビューなどが放送される。また、ドキュメンタリー映画『ハーフ』の西倉めぐみ監督のインタビューも放送予定。聞き逃した放送は、SBS日本語放送のウェブサイトやSBSのラジオ・アプリから聞くことができる。

なお、毎月最終週の木曜日には、日豪プレス翌月号の見どころや取材の裏話などを編集部スタッフが紹介している。次回は12月27日(木)放送予定。

■SBSラジオ日本語放送
Email: Japanese.program@sbs.com.au
Web: www.sbs.com.au/Japanese
Facebook: www.facebook.com./SBSJapanese


■NSW州立美術館・日本語ボランティア・ガイド便り

エルミタージュ美術館展
モダン・アートの巨匠たち

Wassily Kandinsky' Landscape: Dünabergnear Murnau'1913 / The State Hermitage Museum, St Petersburg Inv GE 9098
Wassily Kandinsky’ Landscape: Dünabergnear Murnau’1913 / The State Hermitage Museum, St Petersburg Inv GE 9098

画家という職業は、日々の創作活動を続けていく上で、長生きするというのがとても大事な要素かもしれません。巨匠と言われた画家には長寿が目立ちます。現在開催されている「エルミタージュ美術館展」に出品されている画家の中でも、ピカソ91歳、モネ86歳、マチス84歳、ルオー87歳、ブラック81歳らはそうです。

ロシアから65点の作品を何度も見て頂くために「マルチ・エントリー・チケット」もあります。カンディンスキー(※)の美しい風景画が表紙になったカタログも発売されています。しかしカタログからは個々の作品の大きさや、色合い、筆のタッチの実感が伝わりにくいかもしれません。絵の前で立ち止まり、美しい名画から、ぜひ色彩を感じ取ってください。(NSW州立美術館コミュニティー・アンバサダー:パーソンソン恵子)

※ワリシー・カンディンスキー。4点展示。1866年帝政ロシアのモスクワに生まれる。モスクワ大学で法学を学び、国家試験に合格、1896年に大学教授としての招聘を辞して、画家を志す。音楽をこよなく愛し、色をオーケストラの楽器の音色に例えて考えていた。1944年パリで死去。享年78歳。

■エルミタージュ美術館展:モダン・アートの巨匠たち
日時:開催中~2019年3月3日(日)10AM~5PM、水曜日のみ10PMまで
場所:Art Gallery of New South Wales Major exhibition gallery (Art Gallery Rd., The Domain NSW)
料金:大人$28、コンセッション$24、美術舘会員$20、家族(大人2人+子ども3人まで)$72、未成年(12~17歳)$16、12歳以下無料、マルチ・エントリーチケット(大人$48、コンセッション$42、美術館会員$36)
Tel: (02)9225-1700(英語)
Email: communityambassadors@ag.nsw.gov.au(日本語可)
Web: www.artgallery.nsw.gov.au/exhibitions/hermitage

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