2019年6月 メルボルン/ローカル・コミュニティー・ニュース

アデレードに新支店開設

豊田自動織機の現地法人TMHA

アデレードの新支店前に立つ開所式の出席者ら
アデレードの新支店前に立つ開所式の出席者ら

フォークリフトなどの産業車両の輸入・販売を手がけるトヨタ・マテリアル・ハンドリング・オーストラリア(TMHA=本社シドニー)はこのほど、アデレードに新支店を開設した。投資額は約700万ドル。1万2,600平方メートルの敷地に事務所、ワークショップ、訓練やデモンストレーションの施設を建設した。

TMHAの中澤俊会長氏(右)などがTMHA新支店開所式であいさつを行った
TMHAの中澤俊会長氏(右)などがTMHA新支店開所式であいさつを行った

新支店の開所式にはSA州のロブ・ルーカス財務相をはじめ約100人が出席した。TMHAの中澤俊会長は「SA州のお客様に向け、トヨタ・フォークリフトに加え、ハスキー・ブランドの小型建機商品の販売、レンタル、アフター・サービスの展開に力を入れていく」と述べた。

同社はトヨタ・グループの源流企業である豊田自動織機の現地法人で、フォークリフトのシェアは豪国内トップ。豊田自動織機は1968年にフォークリフトの豪州向け輸出を開始。2003年に現地法人を設立し、07年に現在の社名に変更した。アデレードの新支店では国内に17カ所ある支店で初めて同社が敷地を購入。今後も主要都市の支店をリースから不動産購入に切り替え、事業基盤の強化を図る。


和彫りの写真展開催中
メルボルンの移民博物館

メルボルンの移民博物館(イミグレーション・ミュージアム)は10月6日まで、日本の入れ墨「和彫り」の写真展を開催している。7人の著名な彫師による「作品」の等身大の写真などを展示し、伝統文化である和彫りと現代のタトゥーへの影響について考察する。和彫りは日本国内ではアウトローのイメージが強いが、国際的には芸術性や職人芸への評価が高まっている。写真展は米ロサンゼルスの全米日系人博物館が主催し、海外の博物館を巡回している。

■Perseverance: Japanese Tattoo Tradition in a Modern World
日程:開催中~10月6日(水)
会場:Immigration Museum(400 Flinders St., Melbourne VIC)
入場料:大人$15


日本にインスピレーション受けた絵画展示
メルボルンの画家の作品展

メルボルン出身の画家、アンジェラ・アボット氏の作品展「アスペクト・オブ・ジャパン」が6月3日~7月31日、在メルボルン日本国総領事館で開催される。アボット氏はガッシュ(水彩絵の具の一種)や墨などの画材の特徴を生かした作風が特徴。河口湖の風景を描いた作品をはじめ、同氏が訪れた日本でインスピレーションを受けた絵画を展示する。入場は無料。

■Aspect of Japan
日時:6月3日(月)~7月31日(水)9AM~1PM、2PM~5PM
会場:Consulate-General of Japan, Melbourne(Level 25, 570 Bourke St., Melbourne)


アデレードで領事出張サービス
在メルボルン日本国総領事館

在メルボルン日本国総領事館は6月22日、SA州アデレードで領事出張サービス「1日総領事館」を実施する。在外公館のないSA州在住の邦人を対象に、在外選挙人名簿登録や、在留届、旅券(パスポート)の申請・交付、各種証明書(在留証明、署名証明など)の申請、出生届、婚姻届、戸籍や国籍に関わる届出などに関するサービスを提供する。

当日、各種証明書の交付を受ける人は、6月12日必着で同総領事館あてに郵送申請を行う。当日受付の場合、郵送での交付はできないため、後日、本人または委任状を持つ人が直接、同総領事館に取りに行くことになる。また、会場にはコピー機がないため、事前に必要な書類の写しを用意する必要がある。

■1日総領事館
日時:6月22日(土)8AM~1PM
場所:The Bullion Room, Adina Apartment Hotel Adelaide Treasury(2 Flinders St., Adelaide SA)
問い合わせ:在メルボルン日本国総領事館領事部
Tel: (03)9679-4510(平日9AM~1PM、2PM~5PM)
当日の連絡先Tel: 0407-303-769
郵便物のあて先:Consular Section, Consulate-General of Japan(Level 25, 570 Bourke St., Melbourne VIC 3000)


在外選挙人名簿登録を呼びかけ
交付まで約2カ月——早めに手続きを

在メルボルン日本国総領事館は現在、在外選挙人名簿への登録を呼びかけている。満18歳以上の日本人は海外に住んでいても国政選挙に投票することができるが、在外選挙人名簿への登録を済ませる必要がある。

同総領事館で登録申請を行う際、3カ月以上継続して管轄地域(VIC州、SA州、TAS州)に居住していることを確認する必要があるが、既に在留届を提出している場合はパスポートのみで登録が可能。申請後、在外選挙人証が交付されるまで2カ月程度かかる。同総領事館は「今後の国政選挙に備えて、お早めに在外選挙人名簿への登録手続きを行ってください」としている。

■在外選挙に関する外務省ホームページ
Web: www.mofa.go.jp/mofaj/toko/senkyo/index.html


メルボルン大学で尺八の演奏会——アフリカの伝統音楽も

メルボルン大学で6月14日、尺八のコンサートが行われる。尺八を学ぶ50人以上の学生が古典と現代の尺八の楽曲を演奏する。別のグループがアフリカの伝統音楽も披露する。入場は無料だが、同大学は下記ウェブサイトから登録するよう呼びかけている。

■World Music Concert Two: African Music and Dance Ensemble and Shakuhachi Ensemble
日時:2019年6月14日(金)6PM~7PM
会場:Melba Hall, Gate 13, Parkville Campus, Royal Parade, Parkville VIC
Web: www.eventbrite.com.au/e/world-music-concert-two-african-music-and-dance-ensemble-and-shakuhachi-ensemble-tickets-54386677015?aff=eac2


アデレード沖に隕石落下——SA州とVIC州で目撃される

SA州とVIC州の広い範囲で5月22日夜、閃光とともに南の空に落ちていく隕石が目撃された。その様子を撮影した多数の動画がソーシャル・メディアに投稿された。公共放送ABCが伝えた。

天体観測の専門家によると、隕石は4輪駆動車ほどのサイズで、重さは推定20~40トン。観測データから、落下地点はアデレードの南約400キロの海上と推定される。速度は時速約4万キロに達し、大気圏突入時の爆発のエネルギーは1.6キロトンと広島型原爆の約10%に相当する。

隕石は大気との摩擦で燃え尽きたり、割れたりした後、3~4トン程度の塊となって地上に降り注いだと見られる。落下地点が地上の市街地であれば、人命にかかわる大惨事になる恐れもある。

ただ、米航空宇宙局(NASA)のスティーブ・チェスリー博士がABCラジオに述べたところによると、この大きさの隕石は世界で1年に最大6回程度観測されており、特に珍しくない。同博士によると、隕石は数千万年前に火星と木星の間のアステロイド・ベルト(小惑星帯)を旅立ち、地球に飛来したものである可能性が高いという。

地球の大気圏に飛来する天体のほとんどは大気との摩擦で燃え尽きるが、比較的大きな隕石は今回のように地上に到達することがある。大規模な小惑星や隕石が人口密集地に落ちて人的被害をもたらすことは稀だが、近年では2013年にロシアのチェリャビンスク州に隕石が落下し、衝撃波で建物の窓ガラスが割れ、負傷者が出た例がある。約6,600万年前には、現在のメキシコ・ユカタン半島に小惑星が衝突。地球環境を一変させ、恐竜絶滅の原因になったとの説がある。

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