2019年7月 ニュース/コミュニティー

オーストラリアの日系コミュニティー・ニュースをお届け!

Japanese Community News

オーストラリアにおける日系コミュニティーのニュースや最新情報を紹介していくと共に、シドニーを中心に各地で行われるセミナーやイベントの告知や報告などを掲載。

コラボ・ディナー「4 Restaurants 」

話題の4つのレストラン・シェフらが集結

左から鈴木秀人(一番鳥、敬称略以下同)、岡崎英樹(エイジュ)、小島吉隆(東京ビストロ)、松谷朋之(一番鳥)、田中ケリー健太(ブッダリシャス・バーガー)
左から鈴木秀人(一番鳥、敬称略以下同)、岡崎英樹(エイジュ)、小島吉隆(東京ビストロ)、松谷朋之(一番鳥)、田中ケリー健太(ブッダリシャス・バーガー)

ピアモントのフュージョン・ジャパニーズ・ダイニング「エイジュ」で5月27日、同じくピアモントにオープンした新店「東京ビストロ」、ニュートラル・ベイの人気店「ラーメン&炉端 一番鳥」と「ブッダリシャス・バーガー」の4店舗がコラボレーションしたディナー・イベント「4 Restaurants」が開催された。

今年がイノシシ年であることに加え、高品質の豚を仕入れることができた関係から「豚」をメイン・テーマに、各レストランから招かれたシェフが腕を振るった。それぞれ得意分野が異なることもあり、提供される料理もフレンチ、すし、バーガー、つけ麺と多岐にわたったが、一流シェフらの競演ということで各料理は見事に調和し、参加者らも舌鼓を打った。

世界のレストラン・ランキング50位以内に入る『Heston Blumenthal』でシェフを務め、東京ビストロのオープンに合わせてシェフに抜擢された小島吉隆シェフは「今後もこのようなコラボレーション・イベントを開催したい。同分野、例えばフレンチのシェフらによる競演なども面白いかもしれないですね」と今後について話している。

小島吉隆シェフら3人のシェフのコラボレーションで作られたフィンガー・フード・プラッター
小島吉隆シェフら3人のシェフのコラボレーションで作られたフィンガー・フード・プラッター
松谷朋之シェフ、鈴木秀人シェフによる濃厚つけ麺
松谷朋之シェフ、鈴木秀人シェフによる濃厚つけ麺
岡崎英樹シェフによる豚をモチーフにしたデザート
岡崎英樹シェフによる豚をモチーフにしたデザート
田中ケリー健太シェフによる色鮮やかなワサビ・バーガー
田中ケリー健太シェフによる色鮮やかなワサビ・バーガー

国際線航空機/空港施設視察会を開催
シドニー日本商工会議所

参加した部会メンバー集合写真
参加した部会メンバー集合写真

シドニー日本商工会議所(会頭=小山真之:豪州三井物産)の観光・運輸・通信・生活産業部会(部会長=定行亮:全日本空輸株式会社)は5月29日、「国際線航空機/空港施設視察会」を開催した。参加者は、シドニー国際空港を訪問し、空港施設を見学して説明を受けた後、航空機内部を見学した。また、機内見学後に空港内でボーイング787型機の特徴や整備士の仕事などについて詳しい説明を聞くと共に、ビジネス・クラス機内食の試食会を行った。


住宅建設現場/モデルハウス視察会を開催
シドニー日本商工会議所

参加した部会メンバー集合写真
参加した部会メンバー集合写真

シドニー日本商工会議所(会頭=小山真之:豪州三井物産)の機械・建設・自動車部会(部会長=小林秀岳:オーストラリア岡谷鋼機)は5月31日、「住宅建設現場/モデルハウス視察会」を開催した。参加者は、ニューキャッスルにあるマクドナルド・ジョーンズ・ホームズ社のオフィスを訪問し、同社の事業概要について説明を聞いた後、建設中の物件とモデルハウスを視察した。

■シドニー日本商工会議所
Tel: (02)9223-7982
Web: www.jcci.org.au
Email: info@jcci.org.au


セミナーを開催
シドニー日本人会/ジェトロ・シドニー事務所

豪州の医療制度について説明する栗田参事官
豪州の医療制度について説明する栗田参事官

シドニー日本人会(会長=井上大輔:伊藤忠豪州会社)とジェトロ・シドニー事務所は6月5日、「豪州での健康管理と医療機関受診時の注意点」を共同で開催、30人が参加した。

セミナーでは、日本の医師免許を持ち、豪州を含む7カ国の在外日本国大使館での勤務経験を持つ在豪日本国大使館・栗田参事官が講師として登壇、参加者は豪州の医療制度や豪州で掛かりやすい病気の傾向、緊急時の対処法などについて説明を聞いた。

■シドニー日本人会
Tel: (02)9223-7546
Web: www.jssi.org.au
Email: jss@jssi.org.au


シドニー・ビジネス塾を開催
シドニー日本商工会議所

シドニー日本商工会議所(会頭=小山真之:豪州三井物産)の企画委員会は5月22日、シドニー・ビジネス塾「オーストラリアで事業を展開する上で知っておくべき会計・税務諸制度の基礎知識」を開催、45人が参加した。講演では、アーンスト・アンド・ヤング社のディレクター・篠崎純也氏、監査パートナー・石川達仁氏、税務ディレクター・カーンズ裕子氏から、ビザの基本情報や基礎的な会計・税務の諸制度について説明がされた。

また、シドニー日本商工会議所(会頭=小山真之:豪州三井物産)の企画委員会は6月6日、シドニー・ビジネス塾「オーストラリアの法律実務の基礎」を開催、42人が参加した。講演で参加者は、ミンター・エリソンのシニア・アソシエイトであるジェラード・ドゥーリー氏から、オーストラリア法の基礎や取締役の義務、契約書作成時の留意点などについての説明を聞いた。

法人税について解説するカーンズ氏
法人税について解説するカーンズ氏
オーストラリア法について解説するドゥーリー氏
オーストラリア法について解説するドゥーリー氏

テレビジョン・オセアニア、NHK配信サービス終了
長年の視聴者に向けて謝意を伝える

左からジェネラル・マネジャーのジョン・マーティン氏、ディレクターの石坂達雄氏
左からジェネラル・マネジャーのジョン・マーティン氏、ディレクターの石坂達雄氏

テレビジョン・オセアニア(TVO)は6月1日、NHKワールドプレミアムの衛星配信サービスを終了することを発表した。同社は1990年から29年間にわたりNHKの番組放送をオーストラリアに配信してきた。

インターネットの普及と共に、日本の番組を違法に配信するサービスや、スマートフォンを使っての番組視聴などが増加しているテレビ業界の現状に伴い、近年TVOでは契約者の減少が進んでいた。その結果、番組配信サービスを8月末に終了する運びとなった。

1993年に同社に入社し、以後ディレクターとして活躍してきた石坂達雄氏は「残念ながらNHK WORLD PREMIUMの配信を終了することになってしまい、視聴して頂いていた皆様には申し訳ない気持ちです」と話し、「一方で、技術の進化、社会の変化に伴い、役目を終えたという気持ちもあります。29年間、配信を続けてこられたのもひとえに視聴契約者様のお陰です。長い間本当にありがとうございました」と謝意を述べた。

サービスを利用してきた視聴者からの悲しみの声も少なくないという。同時に、長年にわたって、異国の地で日本語を聞ける安心感を与えてくれたことに対する感謝の声も多く寄せられている。

なお、今後オーストラリアでのNHKワールドプレミアムの配信は別会社によるインターネットのストリーミング・サービスによって行われることが決定している。


働く女性のための異業種交流イベント開催

オーストラリア・ビジネス女子会とハーバード・スミス・フリーヒルズ弁護士事務所は6月24日、シドニーCBDの同弁護士事務所で「第4回働く女性の異業種交流会@シドニー」を開催した。同イベントは、外務省が主催する国際女性会議「WAW(World Assembly for Women)!/W20」の公式サイド・イベントとして開催、男性も含め約100人が参加した。

イベントは2部に分かれ、第1部では「海外で働き活躍する日本人女性」をテーマに豪州で初の日本人ワイン醸造家になった小林敦子氏(スモール・フォレスト)が講演。学生時代から男子生徒と一緒に部活動を行っていたというエピソードを紹介しながら「何がやりたいか、何ができるか。それを考え、一生懸命行動するだけ。そこに性別は関係ない」と語った。

第2部ではパネル・ディスカッションが行われ、パネリストとして若林香名氏(JNTOシドニー事務所)、馬島知恵氏(日立オーストラリア)、若松祐子氏(オーストラリア連邦科学産業機構)、佐々木リカ氏(オーストラリア貿易投資促進庁)が登壇した。「女性が活躍できる社会の構築」をテーマに、日豪両国での働き方の違いや、女性の意識改革などが話し合われた。

講演を行った小林敦子氏
講演を行った小林敦子氏
活発な意見交換が行われたパネル・ディスカッション
活発な意見交換が行われたパネル・ディスカッション

doqが創業10周年記念イベントを開催

創業10周年を迎えたdoqのスタッフ一同
創業10周年を迎えたdoqのスタッフ一同

在豪日系マーケティング企業doqが6月20日、シドニー・ピアモントにある同オフィスで創業10周年を祝うイベントを開催した。

2019年1月に移転した新オフィスで行われた同イベントには、日豪両国の政府機関やメディア、日系企業、地方自治体、旅行業関係者ら約80人が集まった。ゲストは提供されたすしやBBQ、ワインに舌鼓を打ちながら同社のアニバーサリーを祝福した。

同社の代表・作野善教氏は、「この時代の変革期にすばらしい出会いと、その人たちと共にさまざまな業を起こした10年間でした。心から信頼できるチーム・メンバー、ワン・チームとして何でも言い合えるクライアント、約束以上のことを成し遂げてくれるメディア会社やベンダー、そしてどんな時でもサポートしてくれる家族のお陰です。次の10年、時代は更なる変革期に入るでしょう。その流れを上手くつかみ、七転び八起きの精神で常に前を向いて取り組む会社に成長させていきたいです」と語った。


ほしいもオーガニック
グッド・フード&ワイン・ショーに出展

茨城県産の干し芋が試食・販売された
茨城県産の干し芋が試食・販売された

茨城県の風土が誇る干し芋を販売する「ほしいもオーガニック」は6月21~23日、ICCシドニーで開催されたグッド・フード&ワイン・ショーにブースを設置し、干し芋の試食・販売を行った。

同社が提供する照沼勝一商店の干し芋は、完全無農薬、無化学肥料の自然栽培で育てたさつまいもを原料とし、味、品質共に高く評価されている。日本国内シェア9割以上を占める茨城県産の高品質の干し芋をオーストラリアにも広めるため、同国最大規模の食とワインの祭典に参加した。

照沼勝一商店の干し芋は、ブリスベン及びゴールドコーストのフジマートなどで販売中で、8月にシドニーの東京マートでの販売が予定されている。


日本将棋連盟オーストラリア支部
「オーストラリア将棋リーグ2019」を開催

2019年4月にシドニー、メルボルン、キャンベラの将棋クラブが連合を組み「日本将棋連盟オーストラリア支部」を発足させた。支部発足に際し、豪州で一番強い将棋クラブを決めるべく、「オーストラリア将棋リーグ2019」が6月の1カ月間にわたり開催された。

同大会は、将棋サイト「81道場」上で行われ、シドニー、メルボルン、キャンベラ以外の都市も含んだ多くの人が参加した。同大会の勝者は、10月に行われるアジア支部対抗戦へ出場する予定だ。

また、同クラブは、8月18日(日)にテリーヒルズ日本人学校、8月31日(土)にはキラニー日本語補習校の学園祭に「将棋ブース」を出すことが決まっている。

■将棋クラブ
Tel: 0430-099-510
Email: sydneyshogiclub@gmail.com


WBSC U-12野球ワールド・カップ
豪州代表に望月陸くんが選出

U-12野球豪州代表に選出された望月陸くん
U-12野球豪州代表に選出された望月陸くん

豪州野球連盟は6月19日、7月26日から8月4日に台北で開かれるU-12野球ワールド・カップに出場する豪州代表チームの選手18人、コーチ他スタッフ4人を選出した。

その中に、QLD州ゴールドコースト市在住の望月陸くん(11)が日本人として唯一選出された。望月くんは6月のU-12リトル・リーグ全国大会で投手として活躍していた。

U-12野球ワールド・カップは、世界野球ソフトボール連盟が2年ごとに開催している世代別ワールド・カップの最年少部門。居住国の国籍を持つ者と永住権保持者にも出場資格がある。U-12豪州代表は現在世界ランク7位(日本は1位)で、初戦は世界ランク2位で大会3連覇中の強豪・米国と対戦する。


全豪リトル・リーグ選手権大会2019
クロヌラが優勝

優勝したクロヌラのチーム・メンバー
優勝したクロヌラのチーム・メンバー

NSW州リズモアにあるアルバート・パークで6月10日、全豪リトル・リーグ選手権大会の決勝戦が行われた。NSW州第2代表クロヌラが同第1代表ライド・レッドを5-2で下し優勝した。

NSW州大会の決勝と同カードとなった全国大会の決勝は、クロヌラが初回に4点を奪い、試合を終始優勢に進めライド・レッドの追撃を振り切った。クロヌラは8月15日に米国で開幕される世界大会「リトルリーグ・ワールド・シリーズ」に豪州代表として出場する。

3位決定戦ではNSW州のヒルズ・レッドがWA州のイースタン・ファントムスを10-5で下し、金メダルから銅メダルをNSW州のチームが独占した。

また、昨年の優勝チームで日本人3選手を擁したQLD州第1代表ゴールドコースト・クーガースは、準々決勝でライド・レッドに2-3で敗れ、5位に終わった。


第10回ボイス・フェスティバルが開催

昨年行われた同フェスティバルの参加者たち
昨年行われた同フェスティバルの参加者たち

歌や朗読、演技表現などのステージ・パフォーマンスを実現する場がない人のため定期的に開催されてきた声の祭典「第10回ボイス・フェスティバル」が10月19日、シドニー大学シーモア・センターのサウンド・ラウンジで開催される。昨年、出演者と観覧者合わせて約100人が参加しにぎわった同フェスティバル、パフォーマーは主にシドニー在住の日本人だが、中国人やフランス人、また他都市からの参加者が集まり、バラエティー豊かなステージ・イベントとして注目されている。

7月中旬からパフォーマーとボランティア・スタッフの募集が開始される。ソロ・グループは問わず、メイン・パフォーマーが「声」を使ったパフォーマンスを披露することが条件で13組を募集している。詳しくは下記のウェブサイトを参照。

■第10回ボイス・フェスティバル参加者募集
日時:10月19日(土)3PM~7PM
場所: Seymour Centre, Sound Lounge(Cnr. City Rd. & Cleveland St., Chippendale)
パフォーマンス参加費: 50ドル(1枠10分)
Web: www.voifes.com


WSOがパラマッタ日本祭りに初参加

チャリティー活動を行ったWSOのメンバー
チャリティー活動を行ったWSOのメンバー

ワールド・スカラーシップ・オーガナイゼーション(WSO)は6月1日、パラマッタで開催された「祭りジャパン・フェスティバル・イン・パラマッタ2019」に参加し、264ドルの収益金を集めた。

WSOは、バングラデシュやケニアなどで15歳以上の義務教育を終了した学生を対象に、職業訓練学校などに進むための返済の必要のない給付型奨学金を提供することを目的とした非営利団体で、シドニー近郊に住む日系コミュニティーによって2013年に発足された。

同フェスティバルで集められた収益金は、バングラデシュやケニアの恵まれない青少年に無償の奨学金や1年間の生活費の一部として支援される。WSOでは、チャリティー活動のボランティアを随時募集している。問い合わせは下記の連絡先まで。

■WSO
Email: yamaguchi@nbca.com.au(問い合わせ担当:山口正人)
Web: wso-au.org


小原流生け花展が開催

小原流生け花
小原流生け花

小原流シドニー支部は8月10~18日、9日間にわたりシドニー北郊テリーヒルズにあるジャパニーズ・アンティーク・ショップ「Edo Arts」で生け花の展示会を開催する。日本の骨董品に囲まれ、伝統的な生け花やモダンな生け花など、自然に調和した展示を鑑賞することができる。

■小原流生け花展
日時:8月10日(土)~18日(日)10AM~5PM
場所:Edo Arts (Japanese Antiquities, Art and Textiles), 321 Mona Vale Rd., Terry Hills
E-mail: hanatsubaki1@hotmail.com


相撲体験イベント、ゴールドコーストで開催

元力士らによるデモンストレーションも披露される
元力士らによるデモンストレーションも披露される

7月19日、20日の2夜にわたり日本文化を体験できるイベント「SUMO International Events」がゴールドコーストのザ・スターで開催される。

日本の国技である相撲がメインに紹介される同イベントでは、豊後錦(佐藤和政氏)と東桜山(田代良徳氏)ら元力士をゲストに迎え、相撲の歴史について学べ、さまざまなアクティビティーを楽しめる。土俵に上がり相撲を組むことができるプログラムなども用意されている。

他にも日本舞踊や琴の演奏が披露され、日本の歴史と文化に触れることができる。

■SUMO International Events
日時:7月19日(金)、20日(土)6:30PM~10PM
場所:The Star Gold Coast (1 Casino Dr., Broadbeach)
Web: www.sumointernationalevents.com


パラマッタで日本祭りが開催

祭りに集まった人びとでにぎわうパラマッタ駅前の様子
祭りに集まった人びとでにぎわうパラマッタ駅前の様子
オープニングで行われた鏡開き
オープニングで行われた鏡開き

シドニー日本クラブ(JCS)は6月1日、シドニー西部のパラマッタ駅前で「祭りジャパン・フェスティバル・イン・パラマッタ2019」を開催した。

同フェスティバルでは、お好み焼きやたこ焼きを始めとした日本食の屋台が並び、カルチャー・ブースでは習字、茶道、生け花、折り紙のワークショップが行われた。おもちゃの金魚すくい、ヨーヨーなどのゲーム・コーナーも設けられ、約4,000人の観客が訪れ、日本文化イベントを満喫した。

ステージでは、竹若敬三・在シドニー日本国総領事とアンドリュー・ウィルソン・パラマッタ市長、JCS会長・水越有史郎氏、小山真之・在シドニー日本商工会議所会長による鏡開きのオープニングに始まり、着物ショー、和太鼓、浴衣を着用してのフォークダンス、柔道、キッズ・チアリーディング、沖縄かりゆし会による沖縄エイサーや三線のショーなど、盛りだくさんの日系パフォーマンスが披露された。


メルボルン生け花フェスティバルが開催

8月31日と9月1日の2日間にわたり、メルボルン・シティー東部に位置するアボッツフォード・コンベントで、メルボルン生け花フェスティバルが開催される。

同フェスティバルは、日本などからの出展者を含む生け花の展示会が開かれる他、生け花のデモンストレーションやワークショップなども行われ、無料で楽しめる。

また、特別イベントとしてメルボルン・リサイタル・センターで8月31日、オーストラリア出身のアコースティック・ギター・デュオ、グリゴリアン・ブラザースと生け花のパフォーマンスも披露される(有料・要チケット予約)。

■メルボルン生け花フェスティバル
Web: www.waikebana.blogspot.com


■新刊紹介

『REFLECTIONS Australian Artists Living in Tokyo』

メルボルンを拠点にラジオ・オーストラリアの日本語セクションでアナウンサー・翻訳家の経験を持ち、現在アート・コーディネーターとして活躍中の玉井祥子氏が、新書『REFLECTIONS Australian Artists Living in Tokyo』を5月に刊行した。

同氏は、日豪両国間の文化的関係を発展させたとして1999年にオーストラリア勲章を受章している。

本書では、日豪両国間で芸術の国際交流に関わっていた画家や学芸員、展覧会の主催者らのエッセイを紹介している。また、1980年代から21世紀初期にかけての現代オーストラリア人画家の寄贈作品もまとめられている。

■『REFLECTIONS Australian Artists Living in Tokyo』(2019)
著者:玉井祥子
出版社:バルボア・プレス


■新刊紹介

『宮澤賢治の<哲学する童話>を旅する』

シドニー在住の作家・永淵閑氏の新書『宮澤賢治の<哲学する童話>を旅する』が3月に刊行された。

本書には日本を代表する作家・宮澤賢治の作品の文章を基に、論理的な文の書き方、段落の作り方、全体構成の仕方、個人的知見の述べ方などが掲載されている。

同氏は、作文・論文に悩む小・中・高・大・院生、IB生、帰国子女生、本好き、本を出版したい人に向け、基本的な文章の作成方法を紹介している。同作は、『国際バカロレアと点才教育』『IB国際バカロレア満点獲得教員の授業メモⅠ』『日本語ライティングⅠ』『IB高校生が書いた本』に続いて5冊目となる。


SBSラジオ日本語放送7月のハイライト

SBSラジオ日本語放送は毎週火曜日、木曜日、土曜日の午後10~11時に番組を放送している。オーストラリアのニュースや気になる話題、各方面で活躍する人びとへのインタビューなど、盛りだくさんの番組は、AMラジオ1107khzにチューンを合わせる方法と、デジタル・テレビのデジタル・ラジオ「SBS Radio1」を選択する方法で聞くことができる。

7月のシドニーサイドでは、日本のポップカルチャーの祭典「SMASH!」の日本人ゲストや、シドニーで「聞き方」に焦点を当てた講座を開催したコミュニケーション・カウンセラーの高橋ライチさんらのインタビューを放送予定。また、日本と西オーストラリア州ブルームを舞台とした小説『偶然の点の続き―ブルームに集いて』の著者・松平みなさん、そして沖縄とトレス海峡の木曜島を舞台にした小説『奇跡の島~木曜島物語~』を出版したジャーナリストの飯島浩樹さん、2人のシドニー在住日本人作家へのインタビューなど、聞き逃してしまった先月の放送もSBSのウェブサイトで聞くことができる。

なお、毎月最終週の木曜日には、日豪プレス翌月号の見どころや取材の裏話などを編集部スタッフが紹介している。次回は7月25日(木)放送予定。

■SBSラジオ日本語放送
Email: Japanese.program@sbs.com.au
Web: www.sbs.com.au/Japanese
Facebook: www.facebook.com./SBSJapanese


■NSW州立美術館・日本語ボランティア・ガイド便り

2019年アーチボルド(Archibald)展
日本語ツアーのご案内


Winner Packing Room Prize 2019 Tess a Mackay Through the looking glass ©the artist Photo: AGNSW, Mim Stirling

今月号も引き続き、開催中のアーチボルド展(肖像画公募展)をご紹介します。右の写真は特別賞の「Packing Room Prize」を受賞したテサ・マッカイ(Tessa MacKay)の作品『Through the looking glass』(oil on linen, 210×330.5cm)です。

アーチボルド賞の最優秀芸術賞はNSW州立美術館理事会の審査で選ばれますが、同特別賞は搬入される作品を最初に扱う「Packing Room」が決める賞です。賞金は1,500ドルで最優秀芸術賞の10万ドルとは随分差がありますが、なじみのあるセレブリティーがモデルに描かれていて人気を集めそうな印象的な作品が選ばれます。

テサの受賞作のモデルは映画、テレビ、舞台で活躍するオーストラリア人実力派俳優、プロデューサーのデビッド・ウェナム(David Wenham)です。外を見つめながらもの思いにふけるデビッドがニュータウンのカフェのガラス越しに描かれています。デビッドの暮らすシドニーの街のリフレクション、前景の花瓶、砂糖や塩の静物、カフェのインテリアが重なった構成で肖像画にとどまらない巧みなハイパー・リアルな作品です。

テサはパースに住む27歳の若手アーティストで念願かなっての初入選、そして見事特別賞を受賞。2年前に「The Foxtel Arts」のアーチボルドのドキュメンタリーで取り上げられた力作は残念ながら入選に至りませんでした。アーティストたちの舞台裏にもさまざまなドラマがあるようです。テサのますますの活躍が期待されます。

美術館訪問者の投票で選ばれる「People’s choice」という特別賞もあります。抽象的な作品からスーパー・リアルな作品など肖像画を描くアーティストたちの概念、表現方法も多様です。ぜひ会場を訪れてさまざまな肖像画をご覧頂き、お好きな作品に投票してください(投票期間は8月11日まで、発表日8月14日)。ウイン賞とサルマン賞の公募展も同時開催しています。展示会は9月8日までとなります。

アーチボルド展の日本語ガイド・ツアーは8月中、毎週土曜日午前11時から行われます。時の人たちが描かれた51作のファイナリストの中から選出した作品を1時間ほどとなりますがご案内させて頂きます。皆様のご参加をお待ちしています。(NSW州立美術館コミュニティー・アンバサダー:吉澤なほみ)

■Archibald, Wynne, Sulman Prizes 2019
日時:開催中~9月8日(日)10AM~5PM (水曜のみ10PMまで)
場所:Art Gallery of New South Wales, major exhibition gallery (Art Gallery Rd., The Domain NSW)
料金:大人$20、コンセッション$18、美術館会員$16、子ども(5~17歳)$8、5歳未満無料、家族(大人2人+子ども3人まで)$48 その他マルチ・エントリー・チケットなどがあります。詳しくは下記美術館のサイトでご確認ください。
Tel: (02)9225-1700
Web: www.artgallery.nsw.gov.au/exhibitions/archibald-wynne-sulman-prizes-2019

■同日本語ツアー
日時:8月中毎週土曜日(3日、10日、17日、24日、31日)11AM~
料金:無料(要入場券、ツアー開始前に展覧会入場券の購入が必要)
備考:1階インフォメーション・デスク前に集合、ツアー催行時間45分

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