2016年5月 ニュース/QLD

3月16日、クイックシルバー・プロの表彰台でトロフィーを掲げるマット・ウィルキンソン(左)とタイラー・ライト(Photo: WSL)
3月16日、クイックシルバー・プロの表彰台でトロフィーを掲げるマット・ウィルキンソン(左)とタイラー・ライト(Photo: WSL)

スナッパー・ロックスのきれいな波に、サーフボードを鋭角に当て込むマット・ウィルキンソン(Photo: WSL)

スナッパー・ロックスのきれいな波に、サーフボードを鋭角に当て込むマット・ウィルキンソン(Photo: WSL)

豪州勢が男女そろって優勝

サーフィンの世界ツアー、ゴールドコーストで開幕

プロ・サーフィンの「ワールド・サーフ・リーグ」(WSL)は3月16日、ゴールドコースト(GC)南部スナッパー・ロックスで2016年の男女ツアー開幕戦の決勝を行った。男子の「クイックシルバー・プロ」は、マット・ウィルキンソン(豪)がコロヒ・アンディーノ(米)を破り、ツアー初優勝を飾った。NSW州東部セントラル・コースト出身の27歳は、準々決勝で昨年の世界王者アドリアーノ・デ・ソウザ(ブラジル)、準決勝で昨年のクイックシルバー・プロの覇者フィリペ・トレドをそれぞれ退けて勝ち上がった。

オーストラリアは有数のサーフィン強豪国。その中心地GCで行われる世界ツアー第1戦は、トップ・プロが威信をかけて臨む重要な大会となっている。しかし、地元オーストラリア勢はこのところ優勝から遠ざかっており、ウィルキンソンの勝利で一矢を報いた格好だ。オージー選手の勝利は、12年のタジ・バロー以来4年ぶり。13年は世界王者11回のケリー・スレーター(米国)、14年と15年の過去2年間は新興のブラジル選手に、それぞれ勝利を奪われていた。

 

一方、女子の「ロキシー・プロ」は同日、スナッパー・ロックスで決勝を行い、タイラー・ライト(豪)が長年のライバルであるコートニー・コンローグ(米)を倒し、ツアー通算7勝目、ロキシー・プロ2勝目を勝ち取った。

ウィルキンソンは開幕2連勝

クイックシルバー・プロとロキシー・プロは、共にオーストラリア有数のサーフ・スポットを転戦する3連戦の初戦。4月3日にVIC州ベルズ・ビーチで行った第2戦「リップ・カール・プロ」の決勝では、最大2.5メートルのビッグ・ウェーブをウィルキンソンが制し2連勝。女子はコンローグが今季初の栄冠を勝ち取った。

ツアー初優勝からいきなり2連勝を飾ったウィルキンソンは、リップ・カール・プロの終了後に「これまでずっとどの試合も勝ちたいと努力してきたけど、報われなかった。でも、今年は優勝トロフィーを獲得し続けている。うれしくてしょうがないんだ」と語った。

第3戦はインド洋の大波が押し寄せるWA州マーガレット・リバーで、4月19日までに開催された。


GC財界、夏時間を切望
パラシェイ州政権は導入に難色

QLD州への夏時間(デイライト・セービング・タイム=DST)導入の是非をめぐる議論が再燃している。公共放送ABC(電子版)が4月6日、報じた。

DSTを実施しているNSW州側では、今年10月2日から来年4月2日まで時計の針を1時間先に進める。しかし、QLD州南東部の中でも特にGCでは、州境を隔てて南側に位置するNSW州北部と市街地が一体化していて人の移動が激しいことから、DST導入の動きは以前から何度も出ていた。

このほど、DST導入を求める2万1,000人以上の請願書がQLD州政府に提出された。ただ、アナスタシア・パラシェイQLD州首相は政権1期目に導入を検討しないことを改めて表明した。

これに対して、ゴールドコースト(GC)中央商工会議所のピーター・ヤード会頭は、NSW州に隣接したQLD州南東部については、州北部と時間帯を分けて、DSTを導入するべきだとの考えを示した。

NSW州北部ツイード選挙区選出のジェフ・プロベスト州下院議員(国民党)も「州境の(QLD州とNSW州の)両方の街では非常に困ったことになっている。市民生活や地域経済に負担がかかっている」と述べ、QLD州政府にDST導入を要請している。同下院議員によると、DST導入のメリットが少なく変化を望まない州北部の有権者の反発を恐れて、QLD州の政治家が導入に踏み切れていないのだという。


ホッチキス投げた警官に謹慎命令

ブリスベン南西部の拘置所で昨年8月、拘留中の容疑者に事務用のホッチキスを投げつけたとして傷害罪に問われたQLD州警察のジョン・ロイド・ジョーンズ巡査部長に対する判決公判が4月8日、ブリスベン地裁で行われた。同地裁は、情状酌量の余地があるとして、犯罪歴の付かない謹慎命令と、破損したホッチキスなど400ドルの損害賠償を言い渡した。同巡査部長が当時、心的外傷後ストレス傷害(PTSD)によるうつ状態にあったことと、罪を認めて反省していることを考慮。判決とは別に、州警察は内部審査を行い、同巡査部長を免職するかどうかを判断する。

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