2017年7月 ニュース/QLD

ブリスベンの下水処理施設で公開された電気自動車
ブリスベンの下水処理施設で公開された電気自動車

人の排泄物で車が走る

オーストラリアで初公開

QLD州南東部で下水道事業を手がける州政府機関「クイーンズランド・アーバン・ユーティリティーズ(QUU)」は5月23日、人の排泄物で走る自動車をオーストラリアで初めて公開した。

QUUはブリスベン南部オックスリーにある下水処理施設の敷地内で、住民約30万人分の排泄物から発生させたバイオガスを燃料に発電し、電力と熱を同時に取り出す「コージェネレーション」(熱電供給)を行っている。この日は、その電力だけで充電した市販の小型電気自動車「三菱アイ・ミーブ」を走らせた。

現時点では、人の排泄物から精製した濃度60%のガスで発電した電力を電気自動車のエネルギーとして使用しているが、濃度を98%に高めれば通常のエンジン車のガス燃料としても利用出来るとしている。

QUUは現在、下水処理工場の消費電力のおよそ50%を排泄物を原料にした電力で賄っており、年間約250万ドルのコストを削減している。排泄物を原料にした電力を電気自動車に使えば、同じ大きさのガソリン・エンジン車と比較して1台当たり年間1,900ドルを節約出来るという。将来的には、QUUの300台の車両を全て再生可能エネルギーで賄う計画だ。


「タカマツ」こと髙橋礼華/松友美佐紀ペア。世界王者の貫禄を見せたが、最後は及ばず涙を飲んだ(写真:植松久隆)

「タカマツ」こと髙橋礼華/松友美佐紀ペア。世界王者の貫禄を見せたが、最後は及ばず涙を飲んだ(写真:植松久隆)

日本は中国に及ばず銅メダル
バドミントンのスディルマン・カップ

バドミントンの混合団体の「国別対抗戦スディルマン・カップ2017」が5月21〜28日、ゴールドコースト・レジャー・アンド・スポーツ・センターで行われ、熱戦が繰り広げられた。

前回2015年大会も決勝で中国を前に涙を飲んだ日本は今回、「金メダルが大目標」と16人の精鋭で臨んだ。ドイツ、マレーシアと戦った予選グループを無敗で切り抜け、決勝トーナメントに首位で進出してシード権を得た。抽選の結果、準々決勝で再びマレーシアとまみえるも、これを難なく制して、準決勝に駒を進めた。

そこで日本を待ちかまえたのが、バドミントン界の強豪・中国。「事実上の決勝」の1戦は27日に行われ、5時間に及ぶ熱戦の末、頼みの世界1位ペア「タカマツ」ペアで敗れた日本が僅かに及ばず、2-3で中国に敗れた。

日本は、タイと共に3位で銅メダル。悲願の金メダルは次回大会以降に持ち越された。

なお、会場には、連日多くの邦人が応援に駆け付け、選手の大きな励ましとなった。嘉村主将は「本当に勇気付けられた」と話した。

大会は、決勝で中国を破った韓国が歓喜の14年ぶりの戴冠。日本を含む東アジア3カ国の優勢が顕著に表われる結果に終わった。(ゴールドコースト/本紙特約 植松久隆)


永住者と学生、普段はあまり関わりのないグループが力を合わせて一体感を生み出した(写真提供:チーム日本)

永住者と学生、普段はあまり関わりのないグループが力を合わせて一体感を生み出した(写真提供:チーム日本)

ドラゴン・ボート・レース
「チーム日本」奮闘

ブリスベン郊外フォレスト・レイクで6月4日、「パーキンソン・マルチカルチュアル・アンド・ドラゴンボート・フェスティバル」(主催:ブリスベン・シティ・カウンシル)が行われ、日系永住者と学生による「チーム日本」が恒例のドラゴン・ボート・レースに初出場した。急造チームながら3戦を善戦、惜しくも決勝トーナメント進出を逃したが、日系コミュニティーの存在感をしっかりアピールした。代表のロズウェル涼子さんは「来年以降もチーム日本として参加していきたい」と語った。今後は、レギュラーの漕手を募り、定期的な練習の実施も視野に入れて活動する。


パフォーマンスを披露する専門学校生

パフォーマンスを披露する専門学校生

日本の音楽専門学校生が訪問
シェルドン・カレッジ

東京、大阪、福岡、札幌の音楽専門学校の生徒がこのほど、ブリスベン東方にある私立学校、シェルダン・カレッジと同校併設の「オーストラリアン・スクール・オブ・アーツ(ASTA)」を訪問した。毎年恒例のオーストラリア訪問プログラムの一環。東京スクール・オブ・ミュージック&ダンス専門学校、大阪スクール・オブ・ミュージック専門学校、福岡スクール・オブ・ミュージック高等専修学校、札幌スクール・オブ・ミュージック&ダンス専門学校の4校の生徒100人以上が、ASTAの生徒と共に音楽やダンス、発声のワークショップに参加したり、ヒップホップやミュージカル、ロック、Jポップ、コーラスなどのコンサートを行ったりして現地の生徒と交流を深めた。


6月30日まで参加者募集中
7月1日、2日開催のGCAマラソン

QLD州政府観光局は7月1日、2日に開催されるゴールドコースト・エアポート・マラソン(GCA)への参加申し込みを直前の6月30日まで受け付けている。GCAマラソンは、初心者でも走りやすい海岸沿いの平坦なコースが特徴で7種目が実施される。

日本からは2015年の同大会女子フル・マラソンで優勝した竹中理沙さん、2013年の男子フル・マラソンの覇者である川内優輝さんら強豪招待選手の参加が発表されている。

日本人ランナーを対象に、マラソン選手の谷川真理さんとの無料のモーニングラン、日本人招待選手とのパーティーなども予定されている。エントリー方法の詳細は、下記ウェブサイトを参照。

■Gold Coast Airport Marathon 2017
日時:7月1日(土)、2日(日)
種目:フル・マラソン、ハーフ・マラソン、車いすフル・マラソン、車いす15キロ・レース、10キロ・ラン、5.7キロ・チャレンジ(ウォーク&ラン)、4キロ/2キロ・ジュニア・ダッシュ
Web: www.goldcoastmarathon.com.au


ブリスベン日本クラブ、年次総会開催

ブリスベン日本クラブは5月27日、年次総会を開催し、新年度の役員人事などを承認した。新年度も嶋田清次さんが引き続き会長を務める。新年度の理事の顔ぶれは次の通り。

嶋田清次
成内伸一
後藤利彰
栗田真里
原田一朗(補習校運営委員長)
田中俊輔(補習校運営副委員長)
浅田恵佑
新掘Jolly由香子
宮本純
Avallare Assurance(監査)
(敬称略)

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