
昨年2月の多雨で増水した3月上旬のケアンズ市のバロン川
ケアンズの昨年降水量、例年の3 割増し
−気象局統計
ケアンズ市では2011年、例年の平均 より3割多い2,630ミリの降雨があった。 1月4日付「ケアンズ・ポスト」紙が豪気 象局発表の2011年気象統計について報 じた。
同統計によると、同市の気象は2月と 10月が多雨だったほか6月が低温だっ た。QLD州北部を通過した大型サイクロ ン「ヤシ」の影響を受け、2月だけで降水 量は999ミリに達した。平年は雨が少な い時期に当たる10月は394ミリの降水量 を観測。10月18〜19日の24時間降水量 は、同月としては観測史上最多の213ミ リを記録した。
最高気温は12月13日の35.8度、最低気 温は6月19日の9.2度で、6月の平均気温 は17.7度と過去4年間で最も低かった。 ケアンズの南約60キロに位置するバ ビンダの年間降水量は、豪国内で最多の 5,431.8ミリ。バビンダとともに降水量が多いことで知られるタリーも5,000ミリ を超えた。11年はQLD州全体の約7割の 地域で、年間降水量が平均を上回った。
交通事故死が2年連続で減少
QLD州北部では過去2年間、交通事故に よる死亡者が減少し続けている。1月2日 付「ケアンズ・ポスト」紙が報じた。
同州北部における2011年の交通事故 死者数は、2年前から半減して19人。09 年は40人、10年は28人だった。11年 のQLD州全域の交通事故死者数は269人 で、過去5年間の平均に比べて52人少な いものの、10年より20人増加した。人口 10万人当たりの死亡者数は5.87人。
同州警察交通課のボブ・ウォーター警部は「同州北部では交通事故死者数が減少 傾向にあるが、さらに減らせるはず。自 動車の運転はもちろん、自転車に乗って いる時や歩行中も油断は禁物だ」と注意 を促した。
同州北部の交通事故死者19人のう ち、13人がケアンズ南西のテーブルラ ンド高原で発生した事故で死亡。飲酒運 転、シート・ベルト非着用、速度違反、 疲労、不注意などが主な原因として挙げ られた。
エンターテイメント・プリシンクト、間もなく着工
1,100人収容の大型劇場誕生へ
1月7日付「ケアンズ・ポスト」紙は、 芸術・娯楽施設が集結するエリア「ケア ンズ・エンターテイメント・プリシンク ト」の建設工事が3月から開始されると 報じた。
ケアンズ市は12月14日、同施設の建 設を承認。建設に伴い150人を雇用し、 2015年の完成を目指す。総工費は約1億 5,500万ドルで、連邦政府からの交付金 4,000万ドル、QLD州政府からの5,730万 ドルに加えて、同市が5,730万ドルを投 じる。
バル・シアー同市市長は「完成が楽しみ だ。ケアンズ市が誇る財産になるととも に、経済効果も高い」と言う。
建設地は、旅客船ターミナル「クルー ズ・ライナー・ターミナル」に隣接し、ト リニティー湾に面した連邦政府の所有 地。国際会議や各種催事の会場として利 用されている「ケアンズ・コンベンショ ン・センター」と歩道橋でつなぐ。最新の 舞台装置を備える劇場をはじめ、スタジ オ、リハーサル・スペース、公共広場、駐 車場などが建設される。

QLD州北部に多く生息するパイソン
ヘビに注意—幼児負傷で注意喚起
1月2日付「ケアンズ・ポスト」紙は、 QLD州北部で幼児がヘビに襲われたことを 受け、専門家からのアドバイスを伝えた。
同紙によると12月26日午後7時45分ご ろ、ニシキヘビ種「パイソン」がポート ダグラスの自宅の庭で遊んでいた2歳男児 を襲撃。体長約4メートルの同パイソンは、男児の足を噛んだ後、全身 に巻きついたという。母親は助 けを求め、駆け付けた隣人がパ イソンを男児から引き離して救 助。男児は救急車で病院に搬送 され、手当てを受けた。
地元の救急救命士クレイグ・ ダウリング氏は「この時期はヘ ビが活発に動き回るため、注意 が必要。車や芝刈り機の下、靴 や箱の中などに潜んでいること がある。駆除は、ワイルドライ フ・サービスに電話で依頼する のが賢明。毒蛇に噛まれた場合は、毒の広がりを避けるため、安静にし て救急車を呼ぶこと」と注意を促した。
パイソンは無毒だが、体重30キロのワ ラビーを捕食した例が報告されている。
■QLD州パークス・アンド・ワイルドライフ・サービス
Tel: 1300-130-372
