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このページの編集責任は、私ブリスベン在住歴13年、日豪プレス特約記者の植松久隆(タカと呼んでください)が務めます。

速報!ブリス版!

会場は、天候がはっきりしない中でも8,000人を超す人びとで大盛況だった(写真=祭ブリスベン実行委員会提供)
会場は、天候がはっきりしない中でも8,000人を超す人びとで大盛況だった(写真=祭ブリスベン実行委員会提供)

9月8日にブリスベン南部のマウント・グラバット・ショーグランドで行われた「祭ブリスベン2018」。朝から、雨が降ったり止んだりと天候が危ぶまれる中での開催にもかかわらず、多くの来場者でにぎわった。中でも会場内に設けられた日本料理のフード・ストールなどには終日、長い列が並んだ。

主催者のブリスベン青年団によれば、今年初めて行われた同イベントには予想の倍を上回る8,000人以上の人びとが訪れ、開始早々で商品が売り切れる店も出るなど、5時間の開催時間で人の出足が途切れることはなかった。心配された天気も時折青空がのぞくなど、ブリスベン日系コミュニティーの熱い思いが、初めての試みを大成功に導いた。

同イベントの公式フェイスブックには、開催直後から、大成功に終わったイベントへのポジティブなフィードバックが多く書き込まれ、既に来年の開催を楽しみにしているといった声で埋め尽くされた。

大いに盛り上がった当日の様子は、下記の公式イベント・ページに投稿された写真などでも楽しめる。

■Web: www.facebook.com/events/1965655590431576


元ブリスベン総領事・坂東眞理子氏の講演会に出席多数

左から、柳井啓子在ブリスベン日本国総領事、坂東眞理子氏、ダイ・ファーマー QLD州児童安全・青年・女性・DV防止担当大臣
左から、柳井啓子在ブリスベン日本国総領事、坂東眞理子氏、ダイ・ファーマー QLD州児童安全・青年・女性・DV防止担当大臣

9月2日、ブリスベンCBDで、元在ブリスベン日本国総領事でありベストセラー『女性の品格』の著者としても知られる坂東眞理子氏(現・昭和女子大学理事長)の講演が、「ダイバーシティ、21世紀の日本における女性」と題して行われた。

同氏が、在ブリスベン総領事館に初の女性総領事として赴任したのは98年。それから20年を経て、現在の柳井啓子在ブリスベン日本国総領事まで、ブリスベンでは3人の女性総領事が誕生した。

会場では、官僚時代から常に日本での女性の社会進出の最先端を走ってきた著名な坂東氏の講演に、かねてからの知己も含め、州政府の閣僚や日系企業のトップなど多くの人びとが熱心に耳を傾けていた。


サッカー、州ローカル・リーグで日本人選手大活躍!

NPLでの大森啓生選手(左/ブリスベン・ストライカーズ)、日本人対決に臨む伊藤和也選手(右/オリンピックFC)(写真=Patrick Leigh Kearney提供)
NPLでの大森啓生選手(左/ブリスベン・ストライカーズ)、日本人対決に臨む伊藤和也選手(右/オリンピックFC)(写真=Patrick Leigh Kearney提供)

今年のQLD州のローカル・サッカー・リーグは、近年になく日本人選手の所属するチームが結果を出したシーズンとなった。そんなシーズンも9月2週目の週末の段階でほぼ結果が出そろいつつある。上位チームが争いチャンピオンを決めるファイナルでも日本人が大活躍を見せた。

州1部(豪州2部相当)のNPLQLDでは、6季目のシーズンを戦う伊藤和也選手(31)が、悲願のチャンピオン・タイトルを懸けてグランド・ファイナルにも臨んだ。年間王者のライオンズFCを相手に延長戦にもつれ込む接戦を演じたが1歩及ばずに苦杯を飲んだ。しかし、年間2位とファイナル準優勝という結果は誇れるだろう。

下部リーグでも、州2部(豪州3部相当)FQPLのグランド・ファイナルでは、竹本佳選手(23)の所属するイースタン・サバーブスが、こちらも年間王者のペニンシュラ・パワーの前に0-2で涙を飲んだ。州3部(豪州4部相当)BPLでは、藤本安之選手(29)が念願の年間王者タイトル獲得して臨んだファイナルでもその実力を発揮、セミ・ファイナルを5-1と突破して9月22日のグランド・ファイナルでの2冠達成までもう少しのところまで駒を進めている。


ウェラーズ・ヒル小学校の文化祭開催決まる

地域住民だけではなく、多くの日系住民も訪れにぎわいを見せる過去の文化祭の様子(写真=ウェラーズ・ヒル小学校提供)
地域住民だけではなく、多くの日系住民も訪れにぎわいを見せる過去の文化祭の様子(写真=ウェラーズ・ヒル小学校提供)

日本語イマージョン教育を行う学校として、ブリスベン日系社会では知らない人がいないほどの注目を集めるブリスベン南部・タラギンディにあるウェラーズ・ヒル小学校。

同校は10月21日、「ウェラーズ・ヒル小学校・文化祭」を開催する。同イベントでは、同校のバイリンガル・プログラム所属の児童による日本語及び英語を織り交ぜての出し物、太鼓の演奏や武道の演武、盆踊りなどが行われる。更に日本食の出店など、昔懐かしの縁日の雰囲気などが楽しめる。

■ウェラーズ・ヒル小学校・文化祭
場所:ウェラーズ・ヒル小学校(190 Toohey Rd., Tarragindi)
日程:10月21日(日)
料金:無料
Tel: (07)3249-1333(問い合わせ:ウェラーズ・ヒル小学校・橋本教頭)
Email: thash3@eq.edu.au


ソーシャル・シーン@ブリスベン

JCQ設立記念パーティー@the Parliament House

JCQ会長の平野尚道氏(左から5番目)ら、JCQの設立準備に携わった面々(写真=JCQ提供)
JCQ会長の平野尚道氏(左から5番目)ら、JCQの設立準備に携わった面々(写真=JCQ提供)

8月22日、QLD州各地の日系社会の地位や生活の質の向上につながる事案を包括的に扱い、QLD州日系社会の窓口として活動することを目指して設立された「The Japan Community of Qld(JCQ)」の設立記念パーティーが、州政財界の要人を招いて行われた。


天候にも恵まれ、庭園の緑に着物姿の女性の美しい色合いが良く映える(写真=Nino Lo Giudice提供)
天候にも恵まれ、庭園の緑に着物姿の女性の美しい色合いが良く映える(写真=Nino Lo Giudice提供)

ジャパニーズ・カルチュラル・デー@Mt. Cootha Botanic garden Japanese garden

8月19日、ブリスベン郊外のマウント・クーサ植物園・日本庭園で毎年恒例の日本文化に親しめるイベントが催された。会場には多くの人が訪れて茶道や書道などの日本文化に触れるなどして楽しむ姿が見られた。また、会場には多くの和服姿の着飾った女性が見られ、ブリスベンらしからぬ華やいだ雰囲気を演出していた。


ブリスベン総領事館便り:第3回

日豪プレス読者の皆様は、8月15日の日本のお盆をどのように過ごされたでしょうか。帰郷してお墓参りをされた方も多いのではないでしょうか。私はこの日QLD州北端にある木曜島を訪れ、当地の日本人墓地で行われた慰霊祭に出席してきました。

地図をご覧頂くと分かるように、QLD州北端のヨーク岬とパプアニューギニアとの間に数百に及ぶ美しいサンゴ礁の小島があります。これらの島々は、トレス海峡諸島と呼ばれ、その1つがケアンズからプロペラ機とフェリーを乗り継いで数時間の所にある木曜島。人口約3,000人と小規模ながらも、州庁舎、行政区庁舎、学校、病院、裁判所などが整ったトレス行政区の立派な中心地です。

とはいっても島はとても穏やか。エメラルド・グリーンに輝く海から吹いてくる心地良い風に吹かれていると、まるでタイムスリップしたようです。

ご存じの方もいらっしゃると思いますが、木曜島には戦前多くの日本人ダイバーが真珠貝採取のために移民していました。記録では1883年に37人の日本人が、木曜島に契約移民として渡豪したのが最初とされ、1900年までに3,000人以上の日本人がこの地域で働いていたそうです。その中で、木曜島には「リトル横浜」と言われる日本人街が生まれ、驚くことに銭湯や露天映画館まであったそうです。慰霊祭でご一緒したトレス行政区長は、「日本人が木曜島の経済発展に生命を与えたと言っても過言ではない」と仰っていました。

当時、日本人は世界一の真珠貝採りダイバーとして知られ、その多くが和歌山県出身の若者だったそうです。しかし、まだ潜水器具も今のようには発達しておらず、常に危険と隣り合わせの職業で、実際に潜水病や事故で命を落とす若者も少なくなかったようです。木曜島の墓地には、彼らのように当地で亡くなった日本人の墓碑と慰霊塔があり、近年では毎年お盆の時期にブリスベンの浄土宗僧侶による慰霊祭が営まれています。今年は、私が日本政府を代表して出席しました。残念なことに700以上に上る墓石の多くが荒廃しつつあり、改修のための資金調達が現在最大の課題となっています。

暖かな日差しの中、鳥のさえずりだけが聞こえる静まりかえった墓地の日本人区で僧侶のお経に耳を傾けながら、当時の活気溢れる木曜島に思いを馳せました。そのころから、100年以上に及ぶ和歌山県と木曜島の関係は、相互訪問や交流を通して一層深まり、11年には和歌山県串本町と木曜島の姉妹友好都市関係が結ばれるまでに至っています。

読者の皆様も機会がありましたら、木曜島にタイムスリップしてみてはいかがでしょうか。(投稿=柳井啓子在ブリスベン日本国総領事)

ウィルソン哲雄氏の厳かな読経の後に、祭壇で物故者の冥福を祈る柳井啓子在ブリスベン総領事
ウィルソン哲雄氏の厳かな読経の後に、祭壇で物故者の冥福を祈る柳井啓子在ブリスベン総領事
慰霊祭の後に、日系住民など出席者全体で記念撮影を行った(写真=共に在ブリスベン総領事館提供)
慰霊祭の後に、日系住民など出席者全体で記念撮影を行った(写真=共に在ブリスベン総領事館提供)

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