WSW、アウェーの辛勝で2位死守、セミファイナル進出を決める(Aリーグ最終節)

 小野伸二のウェスタンシドニー・ワンダラーズ(WSW)は、12日、Aリーグ・レギュラーシーズンの最終節で、メルボルン・ハートにアウェーで32と勝利。レギュラーシーズンを2位で終え、ファイナルシリーズのセミ・ファイナルからの参戦を確定させた。

 2位通過のためには勝利が必須のこの試合、WSWはほぼベストメンバーで臨んだ。一方のメルボルンHも、ファイナル進出は既に絶たれているものの、キャプテンで豪州サッカーのレジェンド、ハリー・キューエルの現役最後の試合であるだけに強い気持ちで試合に臨んできた。

 お互いの強い気持ちがぶつかった試合が動いたのは、前半27分。相手ゴール前で得た少し距離のあるフリーキックを小野が蹴ったボールをDFトポー=スタンリーが頭で合わせ、WSWが先制。

 キューエルの引退試合に負けられないメルボルンHも、前半34分、MFエンゲラーが中盤の距離のあるところから左脚を振りぬき放ったシュートがゴールに吸い込まれ、試合をすぐに振り出しに戻す。

 お互いが譲らずに迎えた後半61分、この日の主役キューエルが放ったシュートはWSWGKコヴィッチのスーパーセーブに阻まれる。68分には、ゴール前でMFポリャックが倒されて得たPKを小野が決めきれずに、勝ち越しの絶好機を逃す。

 お互い絶好機を逃して、このまま試合が膠着状態に入るかと思われた71分、試合は再び大きく動く。右サイドからするすると真ん中に切り込んだMFホフマンのミドル・シュートが相手DFに当たってからWSWゴールに吸い込まれ、メルボルンHが待望の勝ち越し点を挙げる。このまま試合を終わらせるわけには行かないWSWは、78分、ベンチに温存していたMFムーイ、スーパーサブのFWサンタラブを相次いで投入、流れを引き寄せようと試みる。

 その交代策は、投入のわずか3分後に実を結ぶ。81分、右サイドのポレンツから上がったボールを交代出場のサンタラブがダイレクトで合わせて、まずは同点。さらには85分、前線でボールを奪ったヘルシが逆転のゴールを叩きこみ、一気に逆転に成功する。

 試合は、そのまま32で終了して、WSWは、レギュラー・シーズン2位を死守。来週から始まるファイナル・シリーズでは、425日、ホームでセミファイナルからの参戦を決めた。

 気になる対戦相手は、セミファイナル進出決定戦で勝ち上がってきたチームのうちでレギュラーシーズンの成績が高い方となり、6位通過のアデレードを除く3チーム(セントラルコースト、メルボルンV、シドニーFC)のいずれかとの対戦になる。一発勝負のセミ・ファイナルに勝てば、2季連続のグランド・ファイナル進出を決める。

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