ボート

イタさんのメルボルン・スポーツ  2012
ヤラ川での練習の様子

 

イタさんのメルボルン・スポーツ 2012

メルボルンで話題のスポーツを毎月ご紹介します。

ボート

ボートは、オーストラリアの金メダル通算獲得数では、水泳、陸上、自転車に次いで第4位。オージーは、あれこれと技術的な難易度が高い競技よりは、カンガルーやエミューではないが、単純に前へ突進する競技が得意と言われている。この4種目とも後ろに後退することがない競技であり、納得できる。

今年のロンドン・オリンピックでも、ボートは金メダルが期待される有力種目の1つで、前回の北京オリンピックでも3個の金メダルを獲得している。

オーストラリア選手の出場種目は、男子では、クォドルプル・スカル、ダブル・スカル、舵手なしフォア、エイト、舵手なしペア、軽量級舵手なしフォア、女子では、クォドルプル・スカル、ダブル・スカル、舵手なしペア、軽量級ダブル・スカルと、ほとんどの種目に出場する。

注目の金メダル候補の1つは、女子舵手なしペアのケイト・ホーンセイ(K a t eHornsey)とサラ・テイト(Sarah Tait)のチーム。この6年ほどオリンピックや世界選手権にほぼ連続して出場するトップ・ペアだ。ともにVIC州の選手で息の合ったストロークを見せる。

2人が所属するのは、マーカンタイル・ロウイング・クラブ。メルボルンの中心地を流れるヤラ川で毎日、練習を繰り返す。メルボルン・シティのプリンセス橋のたもとにいくつかのボート艇庫が並んでいるが、右から3つ目がマーカンタイルのクラブ・ハウス。1880年に設立されたメルボルンの老舗ボート・クラブで、北京オリンピックでは10人以上のボート選手が活躍し、2人の金メダリストが生まれている。高校生のチームに交じってオリンピック選手が練習しているのが、いかにものんびりしたメルボルンらしい。

ボートは、個々の実力とともに、チームのコンビネーションが強く要求される種目。オージーらしいガッツあふれるプレーをロンドンで見せてほしい。


イタさんのメルボルン・スポーツ   2011

文・写真=イタさん(板屋雅博)。

ジャーナリスト。日豪プレスのコ ントラクト・フォトグラファー。 AFL、テニス、ゴルフ、F1、サッ カー、競馬などメルボルンのプロ・ スポーツをメインに取材、撮影。 メルボルンの情報・歴史が盛りだく さん「メルボルン百景(melhyak.web.fc2.com/)」も更新中

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