2016リオ五輪「注目競技・選手、徹底ガイド」8/5~21開催

開会式と閉会式が行われるマラカナン・スタジアム
開会式と閉会式が行われるマラカナン・スタジアム

いよいよ開幕まで間近に迫ったリオデジャネイロ五輪。4年に一度行われるスポーツの祭典を直前に控え、日豪両国の熱い戦いぶりを、本紙スポーツ関連記事でおなじみの植松久隆が展望する。併せてメダル有望選手もご紹介。本特集を読んで、日豪両国でメダル争いのデッド・ヒートが予想されるリオ五輪を、心行くまで楽しもう!文=植松久隆(ライター/本誌特約記者)

治安面やジカ熱、開催には不安山積

開幕が迫ってから世界的にテロが多発して、「無事に開催できるの?」と不安に思う読者も多いだろう。テロの不安よりも現実的な不安は、リオの街の治安面だ。先月、現地でトレーニング中の豪州パラリンピック・セーリング代表のリーゼル・テッシュが、同行のチーム関係者と朝のトレーニング中に銃を持った強盗に襲われ自転車を強奪される事件が起きた。

パラリンピック出場6回を誇る金メダリストの直接的被害を受け、豪州選手団のキティ・チラー団長は「これは1回だけの特殊なケースでは終わらない。来月から大会のためにリオに向かう我が選手団の全員の安全を確保できるよう、しかるべき措置を望む」と強い調子で語った。全世界から多くの人びとが集まる世界最大のスポーツの祭典で、選手・観客の安全確保に最大限の注意が払われるのは当然。ブラジル政府にも国の威信を掛けての治安維持に努めてもらいたいものだ。

リオの問題は治安面だけではない。昨年来、猛威を振るっているジカ熱への不安もいまだ拭えない。一時期に比べれば小康状態となった大会期間中の感染確率は「50万人に1人」とされるが、それでも世界中のアスリートが懸念を拭えないままに参加を辞退をするケースが後を絶たない。その動きが顕著なゴルフ界では、ジェイソン・デイ、松山英樹と日豪のトップ・プロの、欠場が決まったのは残念だ。

更には、政情不安や交通渋滞、インフラ・競技施設の建設の遅れなど懸念材料は多い。しかし、準備も開幕を控えて急ピッチで進むし、何とか開催にはギリギリで帳尻が合うのではないだろうか。そう楽観的になれるのも、14年サッカーW杯ブラジル大会直前の同じ経験があるから。あの時もいざ始まれば大会自体はつつがなく終わった。今回も、その時と同じようになる、いやなると“ブラジル人気質”に準じて考えるようにしよう。

五輪開催地のリオデジャネイロ
五輪開催地のリオデジャネイロ
(左)リオ五輪公式マスコット「ヴィニシウス」、(右)リオ五輪で実際に使用される公式メダル
(写真左)リオ五輪公式マスコット「ヴィニシウス」(左)とパラリンピック公式マスコット「トム」、(写真右)リオ五輪で実際に使用される公式メダル

日本のメンツを懸けて、水泳では“金2個”を狙う

さて、ここからは日豪両国のメダル候補、注目選手を見ていく。まずは、日豪両国が高いレベルでメダル争いに絡んでくる競泳。リオのオリンピック・プールでは、多くの両国国旗が掲揚されるに違いない。

日本競泳「トビウオジャパン」を指揮する平井伯昌競泳委員長は、リオ五輪でのノルマを「複数の金メダル獲得」と公言。前回のロンドン大会では、戦後最多となる11個のメダルを獲得しながら、金メダルは「ゼロ」に終わった。今大会は、何としても日の丸を一番高いところに揚げ、君が代をリオの地に響かせようと競泳選手団は燃えている。そのチームで、金メダルに最も近いのが、世界レベルでの切磋琢磨で成長を続ける男子400メートル個人メドレーの萩野公介瀬戸大也。ジュニア時代からライバルの2人は、夢のオリンピックでのワンツー・フィニッシュを真剣に狙う。荻野は、男子200メートル個人メドレーでも金メダルの有力候補。その次に控えるのは、ロンドンで背泳ぎ男子200メートルで銀メダルの入江陵介。昨年の世界選手権でメダル無しに終わるなど、ここのところ精彩を欠く入江だが、タイム的にはまだまだ世界のトップ・レベル。今大会エントリーする100・200メートル背泳ぎのいずれかを大舞台で制して、前回大会で銀2銅1に終わったメダル・コレクションに金メダルを加えたい。

一方、女子最大の注目種目は、平泳ぎ200メートル。こちらも、日本人選手同士の高いレベルでの争いが期待される。最近、日本記録連発、4月に世界で4人目となる2分19秒台を叩きだした27歳のベテラン金藤理絵。昨年の世界選手権王者で、3月の豪州遠征では世界記録保持者のリッケ・ぺダーセン(デンマーク)にタッチの差に迫った渡部香生子。この2人で表彰台の“寡占”を狙いたい。昨年の世界選手権覇者の星奈津美も、女子200メートル・バタフライの金メダル候補。そして、日本競泳の未来を担うスーパー高校生、16歳の池江璃花子。実に6種目にエントリーする池江は、170センチの長身を駆使してのダイナミックな泳ぎで、50・100メートル自由形、50メートル・バタフライで日本記録を保持するなどその実力は折り紙付き。世界相手に苦戦してきた自由形で世界に伍するまでに成長した池江は、バルセロナ大会のあの岩崎恭子のような新鮮な驚きをもたらすポテンシャルを秘めている。

(左)競泳女子エースの渡部香生子、(右)競泳界期待のホープ、池江璃花子
(左)競泳女子エースの渡部香生子、(右)競泳界期待のホープ、池江璃花子

メダル・ラッシュなるか?豪「ドルフィンズ」、金7個を予想

日本がトビウオなら、豪州はイルカ。豪男女競泳チーム「ドルフィンズ」の一番の注目株は、50・00メートル自由形のケイト・キャンベル、ブロンテ・キャンベル姉妹。姉のケイトは、7月2日の地元ブリスベンでの壮行会・豪州グランプリで、100メートルの世界記録を0.001秒更新、世界記録保持者として上り調子で本大会に臨む。妹のブロンテも負けてはいない。昨年の世界選手権では50・100メートルで優勝、リレーでのメダルも併せて金3銅1と大暴れ。100メートルでは後に世界記録保持者となった姉のケイトを負かしている。この2人、うまくいけば、姉妹でのオリンピック・ワンツー・フィニッシュという快挙を実現させかねない。ちなみに、この姉妹は女子4×100メートル・フリー・リレーの世界記録保持者でもあり、こちらでの金メダルも有力だ。彼女たちのいずれも金メダルを持ち帰らないというケースはまさに想定外であり、ドルフィンズの浮沈はこの姉妹の双肩に掛かっている。

さらには、前回ロンドン大会で、400メートル・メドレー・リレーの金メダルなどメダル5個を獲得するなど大活躍を見せたアリシア・クッツ。28歳で迎える今大会は200メートル個人メドレーだけに絞り、キャリアの集大成のレースに臨む。100メートル背泳ぎのロンドン大会の銀メダリストのエミリー・シーボームも、同種目と400メートル・メドレー・リレーの有力なメダル候補。

女子に比べて、一時期の勢いを欠いた感の否めない男子競泳陣でメダルの期待を一身に背負うのが、背泳ぎのミッチ・ラーキン。100・200メートルのいずれもメダル圏内で、相手関係では金メダルにも手が届く可能性がある。さらに、ラーキンを擁して臨む、男子4×100メートル・メドレー・リレーもメダル濃厚で、100メートル自由形のキャメロン・マケボイも有力候補。豪州オリンピック協会が発表したメダル予想では、競泳で金7を含む計13個のメダルを目論む豪州。リオの地で、水を得た“イルカ”がメダル・ラッシュを巻き起こすか。

豪競泳界注目のキャンベル姉妹。左が姉のケイト(Photo: AFP)
豪競泳界注目のキャンベル姉妹。左が姉のケイト(Photo: AFP)

豪旗手はアナ・ミアーズ日本は吉田主将で旗手は?

栄誉ある豪州選手団の旗手(筆者注:豪州選手団に主将は不在。選手団長により旗手が指名される)には、伝統的に強い自転車競技の英雄アナ・ミアーズが選ばれた。4大会連続出場となるミアーズは、04年のアテネ大会(500メートル・タイム・トライアル)、前回のロンドン大会(スプリント)で既に2つの金メダルを獲得、ケイリンでノミネートの今大会も有力な金メダル候補。北京大会の7カ月前にレース中の転倒で首の骨を折る大けがを負いながら、驚異的な回復で銀メダルを獲得した彼女。豪州スポーツ史に残るカム・バック劇を演じた不屈のアスリートとして、とみに知られるだけに大役にはふさわしい。

日本選手団の主将には、前大会で旗手を務めた女子レスリング53キロ級の吉田沙保里が“昇格”。今大会も五輪4連覇にまったく死角がない吉田は「霊長類最強の女」と呼ばれる金メダル候補の鉄板。女子レスリングは6階級全部でメダルが濃厚と、お家芸の最たるもので、まさに日本のメダル獲得の金城湯池。吉田と同じく4連覇を狙う伊調馨(58キロ級)、22歳と若い登坂絵莉(43キロ級)など強力な顔ぶれがそろう。

国民栄誉賞を受けた吉田を継ぎ、今大会の旗手に指名されたのは、陸上男子十種競技の右代(うしろ)啓祐。同競技で右代はメダル候補ではなく、歴代の旗手のような知名度もない。相次ぐ有力選手の辞退で、その勝者が「キング・オブ・アスリート」と称えられる陸上の伝統競技の日本王者に白羽の矢が立った。196センチ96キロという日本人離れした体格で旗手の大役を堂々を果たせば、一気にブレークのチャンスも。

日本陸上で、低迷が続くマラソン以上に注目を集めるのが、陸上競技の花形男子100メートル。ケンブリッジ飛鳥、山縣亮太、桐生祥秀といった若い選手が「10秒の壁」を破ろうかとの高いレベルの争いを繰り広げ、リオの晴れ舞台で日本陸上界悲願の「9秒台」実現も期待できる。この3人は、陸上400メートル・リレーに共に出場して、08年の北京での銅メダルの感動の再現をも狙う。

日本はメダル・ラッシュか?豪州は球技で優位

体操においても日本はメダル候補だ。ロンドンの銀より良い色のメダルを狙う体操男子・団体総合。個人総合と種目別鉄棒でも金メダルが期待される絶対エースの内村航平。“ひねり王子”こと白井健三の種目別のゆか競技など、金メダルの有力候補が目白押し。さらに、個人と団体のいずれでもメダルが狙える競技はアーチェリーとフェンシング。アーチェリーでは、前大会銀メダルの男子古川高晴、銅メダルだったアーチェリー女子団体が、更に上を目指す。北京大会で個人、ロンドンで団体で共に銀と惜しいところで金メダルを逃してきた男子のエース太田雄貴もキャリアの集大成となる今大会では何とか表彰台の一番高いところに上りたい。

今大会に、前回のロンドン激闘の末の銀メダルで国中を沸かせた女子サッカーのなでしこジャパンの姿は無い。その日本をリオ五輪予選で3-1と破った豪州女子サッカー代表マチルダズは、タフな予選グループを勝ち抜けてのメダル獲得に挑む。その他の豪州の球技は、多くの競技で世界レベルにあり、メダル期待競技は、男女共にホッケー、バスケットボール、ラグビーなど。ホッケーは男子のクッカバラズ、女子のホッキルーズのいずれもオランダが強敵として立ちはだかる。男子バスケットのブーマーズは、メダルまではもう一歩だが、短期決戦で流れをつかめば銅メダルに手が届く可能性は残る。女子バスケットボールのオパールズにとっては、メダル獲得はより現実的な目標となってくる。

日本のお家芸で忘れてはならないのが、日本発祥の柔道。ロンドン大会でまさかの金メダル1個(女子57キロ級松本薫)と期待を裏切ったが、ここ最近は復活気配。女子では、松本薫(57キロ級)の連覇。ロンドンは絶対的金メダル候補として臨みながらのまさかの初戦敗退に泣いた中村美里(52キロ級)の4年越しのリベンジに期待。全大会、金メダル・ゼロの予想もしなかった惨敗を喫した男子柔道。その同じ轍を踏むまいと努力を重ねた結果、リオ大会はどの階級でも金を狙える有力な陣容がそろった。その中では3人共に世界王者として臨む大野将平(73キロ級)永瀬貴規(81キロ級)羽賀龍之介(100キロ級)が最有力。男女共に充実の顔ぶれがそろった柔道、ロンドンの悪夢を完全に忘れ去るお家芸復活の雄たけびを上げられるか。

大会の華!アスリートの“美”も見逃せない!?

スポーツの祭典たるオリンピックは美の祭典たるべき――。4年前のロンドン大会の直前記事でも、同じことを書いた記憶がある。世界各国から選りすぐられたアスリートの肉体美とその技量に魅了されるのも大会の醍醐味の1つ。そんなわけで、今大会いち押しの美人&イケメン・アスリートを駆け足で紹介したい。

美人アスリートの宝庫として名高い女子ホッケー。豪州女子のホッキルーズ、日本女子代表のさくらジャパンには、見目麗しき美人アスリートが多く目移りしてしまうので、ここでは個人名を挙げずにおく。

イケメンのいち押しは、団体金メダルを狙う日本男子体操の加藤凌平。22歳の鍛え抜かれた体から繰り出される妙技の数々は、多くの女性の目をくぎ付けにするに違いない。かたや豪州のイケメンいち押しは、ラグビー・セブンス豪州代表主将のエド・ジェンキンス。30歳のジェンキンスは、豪州のセブンス・ラグビーを長らく引っ張ってきた。その鍛え抜かれた肉体でグラウンドを走り回る勇ましい姿に、こちらも多くの女性の目を惹きつけるに違いない。セブンス日本代表の女性人気ナンバー1は、山田章仁だが、15人制のスターはけがの回復が思わしくなく、直前でまさかのメンバー落ち。今後、2人だけ選ばれるバックアップ・メンバーに残れば、リオでその世界に通じるスピードと軽やかなステップを拝める可能性は残されている。

超人ボルト、隣国の英雄ソニービル、そして日系社会の星を見逃すな!!

ここからは、日本と豪州から離れたところで大会の見どころを幾つか。五輪の大きなの華の1つが、世界最速の男を決める陸上男子100メートル。ここ数大会は、ジャマイカの英雄ウサイン・ボルトの超人ぶりを再確認する場であり、ともにエントリーする200メートルも含めて死角は無い。30歳と脂の乗ったボルトの敵は、強いて挙げるなら彼自身。08年の北京大会で最後は横向きに流しての世界記録での金メダル以来、15年の北京での世界選手権まで五輪・世界選手権を6連覇中という“絶対王者”は、3度目の五輪で自らの100メートルの世界記録9秒58を超えられるか。

一方の陸上女子100メートル。この種目の金メダル最有力候補は、ボルトと同じジャマイカのシェリー=アン・フレーザー=プライス。派手なドレッド・ヘアーがトレードマークの彼女は、小柄ながら爆発力のある走りで、北京を制してジャマイカに同種目で初の金メダルをもたらした。その後も、ロンドン五輪で金、13年のモスクワ世界陸上で100、200、100×4リレーの3冠を達成。リオではボルト程の絶対的存在ではないが、持てる力を十分に発揮すれば3連覇も決して夢ではない。

ラグビー大国・豪州でも注目を集める7人制のラグビー・セブンス。今大会から採用された同競技の日豪両国には少し触れたが、忘れてならないのは、お隣のニュージーランド。世界最強のラグビー王国としての意地もあり、このセブンスでも大会史上初の金メダルを男女共々、虎視眈々と狙う。特に男子は、国の威信をかけて臨むが、そのチームのキーマンは、ソニービル・ウィリアムズ。ラグビー愛好者であれば、13人制のラグビー・リーグ、そして15人制のユニオンのいずれでもスーパースターとして活躍してきたウィリアムズのその卓越した力量を知るだろうが、彼は転向したばかりのセブンスでの実力も世界トップ・レベル。15人制に比べ、いわゆる“アップセット”の起きやすいセブンスでは、ウィリアムズの攻守にわたる獅子奮迅の活躍こそが、ニュージーランドの金メダルを確実なものとする。

本紙としては、日豪両国の活躍を願う大会だけに日系選手や両国のハーフの選手がいれば応援にも気合いが入る。そこで編集部の協力で見出したのが、豪州選手団の一員としてテコンドー80キロ級に出場するハイダー・シカラ。シドニー育ちの26歳は、日本人の母を持つ日系オーストラリア人。4年前のロンドン大会にわずかに及ばなかった悔しさを糧にトレーニングに励んできた。今年のオセアニア選手権を制して、ついにつかんだ五輪の晴れの舞台でのシカラの活躍に期待しよう。

やっぱり気になる、サッカー。ネイマールは祖国に金をもたらすか!?

そして、やはり気になるのが、男子サッカー。各国に3人許されるオーバー・エイジ(筆者注:五輪の男子サッカーはU-23の世界選手権として扱われ、各チーム3人まで年齢対象外の選手を加えることが認められている)で、どんな大物選手を参戦させるかに注目が集まった。有力国のA代表はユーロやコパアメリカを戦ったばかりで、リオネル・メッシ(アルゼンチン)やクリスティアーノ・ロナウド(ポルトガル)、ズラタン・イブラヒモビッチ(スウェーデン)など、うわさされた大物の参戦は実現しなかった。しかし、ただ1人の例外は、開催国ブラジルのスーパースター、ネイマール。自国開催の大会で、24歳の若さで既にサッカー王国での絶対的存在となった男が母国のためにひと肌脱ぐ。

日本は、待望論のあった海外組の選手ではなく、手倉森誠監督が本当に必要な人材を国内組からじっくりと選んだ。結果、いずれも日本代表経験者のFW興梠慎三(浦和レッズ・29)、DF塩谷司(サンフレッチェ広島・27)、DF藤春廣輝(ガンバ大阪・27)の3人を招集。玄人好みの渋い人選だが、これも策士で知られる手倉森監督がじっくり吟味した結果の人選で、彼らの活躍はチーム力の底上げに直結することになる。23歳以下の選手にも、将来性豊かな注目株が多い。既にA代表デビューを果たしたMF遠藤航(浦和レッズ・23)、FW浅野拓磨(アーセナル・21)だけではなく、このチームの10番を背負う中島翔哉(FC東京・21)、将来の日本DF陣の要に育つであろう植田直通(鹿島アントラーズ・21)岩波拓也(ヴィッセル神戸・22)のセンターバック・コンビにも注目だ。

日本の現実的な目標は、スウェーデン、ナイジェリア、コロンビアと各大陸のトップ・レベルのチームと同組に入ったグループ・リーグを突破すること。その先は、相手関係で何とか勝ち上がってメダルへの希望をつなぎたい。

日豪伯仲、メダル争いは熾烈!!

4年前のロンドン、日本は史上最高の38個のメダルを獲得。メダル・ランキングは11位、メダル総数では世界6位の大健闘。一方の豪州は全体的に振るわず、金メダル数で日本を1つだけ上回り、メダル・ランキングは8位だったが、メダル総数では35個と日本の後塵を拝した。今大会は日豪両国共に前回を上回る成績を期待されてリオに乗り込むが、それをデータも後押しする。

膨大なデータを駆使、精密な調査で世界各国のメダル数をかなりの精度で予想することで知られる米グレースノート社。その予想では、「豪州:金16銀13銀13 計42 全体6位」「日本:金14銀10銅14 計38 全体7位」と、今大会でも日豪両国のメダル争いは伯仲しそうだ。

個々の競技での両国選手への熱い声援はもちろんのこと、日豪両国の激しいメダル争いに一喜一憂するのも、我々在豪邦人ならではの楽しみ方であろう。4年に一度の世界のスポーツの祭典、心行くまで楽しんで頂きたい。

■大会情報
大会名:第31回オリンピック競技大会(2016/リオデジャネイロ)
会場:ブラジル・リオデジャネイロ他
日程:8月5日(金)~21日(日)
実施競技・種目:28競技306種目
大会公式サイト(英語版):www.rio2016.com/en

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