第38回ゴールドコースト・エアポート・マラソン、大会リポート

第38回ゴールドコースト・エアポート・マラソン、大会リポート

女子の部

堀江美里選手優勝!

男子の部

川内優輝選手2位!


7月2日(土)と3日(日)にゴールドコースト・エアポート・マラソン(以下GCAマラソン)が開催され、フル・マラソン女子の部では堀江美里選手が大会新記録で優勝。男子の部では川内優輝選手が2位でフィニッシュ。ゴール直後で興奮冷めやらぬ中、両選手にインタビューすることができた。その喜びの第一声をお届けしよう。

2016年大会の結果

7月3日(日)に第38回GCAマラソンが開催された。快晴の空の下、午前7時20分に約6,200人のランナーが一斉にサウスポートをスタートした。

男子の部は、昨年大会新記録で優勝したケニアのムンガラ選手が2時間9分のタイムで優勝。日本人勢では最速の市民ランナーの異名を持つ、川内優輝選手が2時間9分1秒の僅差で第2位にゴール・インした。

ゴールまで残り5キロの地点から、2人のデッドヒートが続き会場は大いに盛り上がり、ゴール直前でスパートしたムンガラ選手が川内選手をわずかに引き離し、そのままゴールした。

日本人選手はこの他に、高田千春選手が2時間10分43秒で4位、濱崎達規選手が2時間15分37秒で9位にそれぞれ入賞した。

また女子の部は堀江美里選手が見事優勝。大会記録を37秒も更新する新記録で、自己ベストでもある2時間26分40秒でゴールした。日本人女子選手はこの他に、竹中(新宅)理香選手が2時間34分39秒で4位、渋井陽子選手が2時間38分13秒で5位、中村仁美選手が2時間38分52秒で6位にそれぞれ入った。今大会の堀江選手の優勝で、日本人女子選手は5年連続でGCAマラソンの優勝を飾ることになった。

「今日のレースで満足」ーー川内選手

今年で5年連続出場を果たした川内選手。昨年は8位という結果だったので今年の走りに注目が集まった。そんな川内選手へゴール直後に話を聞くことができた。

2位でゴールした今大会の率直な感想を尋ねると「ラストで勝てなかったのは悔しいですが、1年半ぶりに(2時間)10分を切ることができたので本当にうれしいです」と素直な気持ちを表現してくれた。最後の5キロからゴール直前まで続いたムンガラ選手との競り合いについて、「つらかったですけど、離されたら終わりだ、離されなければ10分を切れると考えながら付いていきました。ただ最後にもう1回スパートできれば100パーセントの自分だったのですが、今の自分としては今日のレースで満足しています」と振り返る。今後の目標について伺うと「来年もぜひ参加したいと思います。まずは今年の12月に開催される福岡国際マラソンでしっかりと結果を残し、来年ロンドンで行われる世界陸上に選抜されることを目標に走ります」とゴール直後にもかかわらず、気さくに質問に答えてくれた。

「今後の大きな自信に」ーー堀江選手

大会新記録で優勝を果たした堀江選手にGCAマラソンを走った率直な感想を訊ねてみた。「この時期のマラソンは初めての経験で、どれくらい走れるのか全く分からず、自信のない中でチャレンジする気持ちで走りました。フラット・コースと聞いていたのですが、所々にアップ・ダウンがあったり、風を受けながら走るので駆け引きの要素もありましたが、沿道の皆さんの声援がすごい力になって、奇麗な街、海、そして空の下で楽しく走ることができました」と答えてくれた。

自己ベスト、そして大会新記録を達成したことについては「33キロを過ぎた所からパッと頭の中で計算して、新記録を出せるかもと感じてはいました。でも新記録でゴールできたということに正直ビックリしています。とても出せるとは思ってませんでしたので、これからのレースの大きな自信につながります」と話す。

今後の目標は「日本の冬に開催される選考レースに出場して、世界陸上への切符を手にしたいです」と力強く答えてくれた。最後に今一番したいことは何かと聞いたところ「この美しい海沿いを、ゆっくり歩きたいですね」とすてきな笑顔で答えてくれた。

昨年はけがに悩まされ満足な結果が残せなかったが、それを乗り越えての優勝と自己ベスト、大会新記録に惜しみない拍手と今後の活躍へのエールを送りたい。

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