Go! ワラビーズ in Japan「日本ラグビー2017/18年シーズン閉幕」

Go! ワラビーズ in Japan

日本ラグビー界では現在、オーストラリア、ニュージーランドなど世界の強豪チームでの代表経験を持つ選手が多数プレーしており、日本のレベル・アップにひと役買っている。そこで、かつて豪州で活躍し、現在は日本に舞台を移した元ワラビーズの選手たちについて日本からリポートする。 文=山田美千子/写真=山田武

日本ラグビー2017/18年シーズン閉幕

サンウルブズの主力選手の1人、立川理道選手
サンウルブズの主力選手の1人、立川理道選手

1月13日、第55回日本ラグビーフットボール選手権大会兼トップ・リーグ(以下、TL)総合順位決定トーナメントでのサントリー・サンゴリアスの優勝をもち、日本のラグビー2017/18年シーズンが閉幕した。

決勝戦の見どころの1つは「ワラビー対決」だった。対戦カードは、サントリー対パナソニック、サントリーにはマット・ギタウ選手(17年11月号参照)、シーズン途中加入のション・マクマーン選手、パナソニックにはデービッド・ポーコック選手、ベリック・バーンズ選手、ヒーナン・ダニエル選手、ディグビ・イオアネ選手が所属し、ワラビーズ・ファンにはたまらない1戦となった。

残念なことに、前半10分にパナソニックのSOバーンズ選手がけがで、後半からはFLポーコック選手もベンチへ退いたが、後半27分にはWTBイオアネ選手が出場。LOヒーナン選手、サントリーのSOギタウ選手、No.8マクマーン選手はフル出場で縦横無尽にグランドを駆け回った。

代表歴保持者ではないが、シドニー出身のLOサム・ワイクス選手もフル出場。同選手は今季もスーパー・ラグビーのサンウルブスからの参戦が決まっており、ワラビーズ選出経験がなく代表資格取得条件の「国内居住3年以上」もクリアし、今後、日本代表になる可能性も考えられる。NZ出身の日本代表戦士は多いが、豪州出身者は少なく、近年では国籍こそフィリピンだったが15年RWCのエディ・ジャパンに選出された、シドニー出身のクレイグ・ウイング選手以来となる。来季はワイクス選手の動向も見守っていきたい。

TL下位チームでは、入れ替え戦に臨んだコカ・コーラ・レッドスパークスが、三菱重工相模原ダイナボアーズと戦い、同点のため残留。宗像サニックス・ブルースは九州電力に勝利して残留を決めた。一方、NTTドコモ・レッドハリケーンズは日野自動車レッド・ドルフィンズに敗れたため、最下位の近鉄ライナーズ(自動降格)と共に、来季はTLの下部リーグで戦うことになる。降格チームが2つもあり、熾烈な戦いが予想される。なお日野自動車は、TL初挑戦となる。

一方で、日本ラグビー界を去る選手もいる。昨年末に選手登録が抹消されていたが、豊田自動織機シャトルズのマーク・ジェラード選手の退団が発表。また、トヨタ自動車ヴェルブリッツのワイクリフ・パールー選手、ベン・ルーカス選手、NTTドコモのBKコーチ、クリス・レイサム氏もチームを離れる。彼らの今後の活躍を祈りたい。

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