Vol.13 エディー・ジョーンズ監督(サントリー・サンゴリアス)

Go! ワラビーズ in Japan
エディー・ジョーンズ監督

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Vol.13 エディー・ジョーンズ監督(サントリー・サンゴリアス)

 2003年RWCオーストラリア大会。つい先日のようだが、もう7年も前の出来事である。大会の決勝戦、特に最後の瞬間は、今でも私の脳裏にはっきりと焼きついている。イングランドのジョニー・ウィルキンソン選手にドロップ・ゴールを蹴られた瞬間、凍りついたのは私だけではないだろう。
 その当時のワラビーズHCがエディー・ジョーンズ氏。今シーズンからはサントリー・サンゴリアスでGM兼監督として本格的に指揮を執っている。そのエディー監督を東京都府中市にあるクラブハウスに訪ねた。
「Hi !! 」と現れたエディー監督の姿を目にした瞬間から私の頭は真っ白。01年にブランビーズを優勝に導き、03年にワラビーズを準優勝に導いた、あのエディー監督だ。緊張のあまり、言葉もしどろもどろに。それを察して「日本語で」と助け舟を出してくれる。実は彼のお母様は日本人、奥様も日本人。それゆえ日本とのつながりがとても強く、日本語もかなり堪能だ。
 とにかく、表情豊かで話上手。今ではジェントルマンなエディー監督だが、子どものころはいたずらっ子だったと笑う。ラグビーだけでなく、野球などいろいろなスポーツを楽しむスポーツ少年だったそうだ。
 01年から05年までのワラビーズHC時代の一番印象に残っている選手は誰かと尋ねると、「ジョージ(・グレーガン)だね」と返ってきた。賢さ、そしてキャプテンとして常にチームを鼓舞して引っ張る姿勢が印象的だという。そのジョージ選手は今、エディー監督の下でプレーしている。
 印象に残る試合は、01年のオールブラックス戦(3勝0敗)と03年RWCの準決勝(オールブラックス戦)だという。やはりワラビーズの最大のライバルはオールブラックスだからだろうか。
 今のワラビーズについては「良い若手選手がたくさんいて期待できる。来年のワールドカップより、その次がさらに期待できるのではないか」と語ってくれた。
“Aggressive Attacking Rugby”をスローガンに掲げ始まった10/11シーズンも残すところあと3節。12月15日現在、8勝2負で第3位のエディー・サントリー。変更したプレースタイルが定着するにつれ、本来の強さが現れてきた。今後どんな試合を見せてくれるのか、エディー監督から目が離せない。

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