Vol. 27 トウタイ・ケフ氏、特別インタビュー

Go! ワラビーズ in Japan
元ワラビーズ、現クボタスピアーズのヘッド・コーチ、トウタイ・ケフ氏

 

Go! ワラビーズ in Japan

Vol. 27 トウタイ・ケフ氏、特別インタビュー


 日本ラグビー界では現在、オーストラリア、ニュージーランドなど世界の強豪チームでの代表経験を持つ選手が多数プレーしており、日本のレベルアップにひと役買っている。そこで、かつて豪州で活躍し、現在は日本に舞台を移した元ワラビーズの選手たちについて日本からリポートする。
文=山田美千子/写真=山田武

 

日本ラグビー界に超ビッグ・ニュースが飛び込んできた。メルボルン・レベルズと堀江翔太選手が契約。日本人がスーパー・ラグビーに参戦するのは初めてとなる。堀江選手は26歳、日本代表19キャップ。フィジカル面が劣ると言われる日本人だが、それが重要なHOというポジションでのスーパー・ラグビー参戦、どんな活躍を見せてくれるのか。

豪州を戦いの場に選んだ日本人がいれば、日本を戦いの場としているオージーもいる。今回、話を伺ったのは、元ワラビーズ・ナンバー8、トウタイ・ケフ氏だ。

ケフ氏と言えば大型でパワフル、スキルフルなイメージが強いが、CTBとしての試合出場もあり、弟のスティーブ氏とCTBとして並んでグランドに立ったこともあるという。

そのことについて同氏は「当時は今ほど大きくなかったので動けたんですよ」と笑っていたが、BKとしての経験も彼のプレーに大きな影響を与えていた。1999年のRWC(対ルーマニア)では、FWでありながら1試合に3トライを奪うという活躍を果たしている。

彼がワラビーズでプレーしていた97〜2003年の成績は43勝17敗。当時について「チームにも恵まれていました。本当に良いチームでした。仲も良かったし」と振り返る。

しかし03年のRWC豪州大会の直前、ケガのためワラビーズを離れざるを得なくなり、日本でプレーすることを決意。「環境を変えたかったから」だと言う。言葉も文化も全く異なる日本で生活することに対して心配は確かにあり、家族も心配していたが、「簡単じゃないことに挑戦したかった」そうだ。

クボタ・スピアーズで選手として6年、アドバイザーとして2年、そして今季HCに就任したケフ氏は、現在トップ・リーグ復帰を目指すチームの指揮を執っている。

「勝ち続けることは大切なこと。でも得点差だけでなく、自分たちがどういうプレーをするのかが重要です。自分たちがやりたいことをしっかりできれば、おのずと結果はついてきます。昨シーズンは入替戦の最後10分でひっくり返されて上がれませんでしたが、今シーズンはより高いモチベーションで戦えています」。言葉通り、リーグ戦は全勝優勝。圧勝した試合も少なくない。とは言え、トップ・リーグへの復帰は簡単なことではない。指導者としてケフ氏の挑戦はまだまだ続く。

プレゼント
クボタスピアーズのヘッド・コーチ、トウタイ・ケフ氏の直筆サイン入りチーム・ポロシャツ(サイズ0)を抽選で1名様にプレゼント! 応募の際は、名前、郵便宛て先、同コラムへの感想・ご要望を明記の上、以下の宛て先にメールでお送りください。締め切りは1月31日です(必着)。
Email: nichigopress@gmail.com

新着記事

新着記事をもっと見る

NICHIGO CHANNEL

新着イベント情報

新着イベントをもっと見る