Vol. 28 番外編:クボタ・スピアーズ、古川BKコーチ

Go! ワラビーズ in Japan
古川泰士BKコーチ

 

Go! ワラビーズ in Japan

Vol. 28 番外編:クボタ・スピアーズ、古川BKコーチ

トウタイ・ケフHCが率いるクボタ・スピアーズがトップリーグに帰ってくる。

1月5日にコカコーラ・ウエスト・レッドスパークスに31対37で敗れたが、12日に豊田自動織機シャトルズに32対30で辛勝。続いて20日には三菱重工相模原ダイナボアーズに40対17で快勝し、復帰を決めた。次シーズンの戦いぶりに注目したい。

そのケフHCを支えるスタッフに古川泰士BKコーチがいる。

現役時代のポジションはCTB。1995年からクボタ・スピアーズでプレーし、引退後は社員として社業に専念した。しかし、ふと人生を振り返った時に「毎日、スーツを着て、満員電車に乗って…。そこに生き生きしていない自分がいた。自分の人生、これでいいのか」という疑問が浮かび上がった。そして自問の末、導き出した答えは“キャンベラへのコーチング留学”。「チャレンジしよう」。彼の中のラグビーへの思いが再燃したのだ。

「個人的には、(日本と比べて)オーストラリアの方が進んでいるのかなという印象。私の場合、どうせ勉強するのなら海外で勉強したいと思っていました。同時に英語の勉強もできますからね。スポーツ、特にラグビーでは今後、英語力も自分の武器になると思うので」

オーストラリアのコーチング資格を取得し、2003年からバイキングスでのアシスタント・コーチやブランビーズでの期間契約コーチとして、また0 4 年〜0 6 年にはA RU 期間契約コーチとして主にジュニア選手への指導に携わってきた。

10年にJRFU(日本ラグビー協会)のリソース・コーチ、そして11年からは古巣クボタ・スピアーズにBKコーチとして復帰した。

「今、好きなことを職業にすることができました。今後、プロ・コーチとして、勉強することを止めたら自分のレベルが上がっていかなくなるので、常に向上心と危機感を持ってやっていきたい。英語力を磨きつつ、ケフHCに追いつけるようにコーチングもさらに磨いていきたいと思っています」

筆者は「好きなことを仕事にするのは大変だ。好きじゃなくなるかもしれないぞ」という、学生時代の恩師の言葉を思い出した。しかし、彼からは、好きなこと“ラグビー”を仕事にしたことによって、“ラグビー”をより好きになっているように感じられた。

ワラビーズの国で学んだコーチング力が花開くのはこれから。彼がどんなコーチになっていくのか楽しみだ。

新着記事

新着記事をもっと見る

NICHIGO CHANNEL

新着イベント情報

新着イベントをもっと見る