Vol. 32 今シーズンのトップ・リーグ、オージー選手まとめ

Go! ワラビーズ in Japan

Vol. 32
今シーズンのトップ・リーグ、オージー選手まとめ


 日本ラグビー界では現在、オーストラリア、ニュージーランドなど世界の強豪チームでの代表経験を持つ選手が多数プレーしており、日本のレベルアップにひと役買っている。そこで、かつて豪州で活躍し、現在は日本に舞台を移した元ワラビーズの選手たちについて日本からリポートする。文=山田美千子/写真=山田武

10月16日、日本代表のエディ・ジョーンズHCが軽い脳梗塞の疑いで入院したという、ショッキングな一報が飛び込んできた。そして18日、検査の結果、脳梗塞と診断され、引き続き入院加療を行うため、11月2日のオールブラックスとのテスト・マッチ、その後のヨーロッパ遠征には参加せず、この間は日本代表テクニカル・アドバイザーのスコット・ワイズマンテル氏がHC代行を務めると、日本ラグビー協会は発表した。まずは何より、エディHC自身のため、そして世界のラグビー界のためにも1日も早い回復を祈りたい。

エディHCの熱い指導の下、世界へ向けて光が見え始めた日本代表。闘病中のエディHCのためにも無様な試合は見せられない。どのような結果を残してくれるのか楽しみだ。

また16日には、オールブラックス戦と欧州遠征に参加する日本代表32人が発表された。今シーズン、メルボルン・レベルズでプレーし、来季の契約も発表されている堀江翔太選手、ハイランダーズ(NZ)でのプレーが高評価を受けた田中史朗選手といった、世界を肌で感じた2人も代表に選出されている。世界最高峰スーパー・ラグビーでの経験を生かしたプレーを期待したい。

一方、TLは第5節が終了。ファースト・ステージのプールAではジョージ・スミス選手のサントリーが1位、マーク・ジェラード選手の豊田自動織機は7位。プールBではダニエル・ヒーナン選手とベリック・バーンズ選手のパナソニックが2位、クーパー・ブーナ選手の東芝は3位、ラディキ・サモ選手の近鉄は4位、トウタイ・ケフHC率いるクボタが5位という順位になっている。

第5節終了までのワラビーたちの活躍を得点ランキングで見てみると、ワラビー1位はマーク・ジェラード選手(総合ランキング7位)で38ポイント(4T3G4PG)を獲得。2位はラディキ・サモ選手20P(21位)。ジョージ・スミス選手とクーパー・ブーナ選手が同点の10Pで3位(45位)、さらにダニエル・ヒーナン選手5Pの4位(80位)と続く。出場枠の関係上まだ出場機会に恵まれていない選手がいるものの、ワラビーたちの活躍はTLの盛り上がりに大きく貢献している。

ワラビー・ランキング2位のラディキ・サモ選手は、個性的なヘア・スタイルが目を惹く人気選手だが、彼のホーム・グラウンド、花園ラグビー場のレストランでは、彼のヘア・スタイルをモチーフにした「サモのアフロ丼」(オージーなのでオージー・ビーフの牛丼)なるメニューが人気を博しているようだ。チャンスがあればぜひトライしてみてはいかがだろうか。

一方、元ウエスタン・フォースのリチャード・ブラウン選手とキャメロン・シェパード選手の元ワラビー・コンビを擁するホンダ。今期はTLの下部リーグでの戦いを余儀なくされているが、この2人もなかなか好調のようだ。10月12日のサテライト・リーグでも積極的ないいプレーを見せていた。この2人の活躍にも注目だ。

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