ジャパン・トップ・リーグ2014−20151stステージ終了

Go! ワラビーズ in Japan
オーストラリア代表ワラビーズに新たに加わったナイサン・グレイ氏

Go! ワラビーズ in Japan

Vol.36 
ジャパン・トップ・リーグ2014−20151stステージ終了

 日本ラグビー界では現在、オーストラリア、ニュージーランドなど世界の強豪チームでの代表経験を持つ選手が多数プレーしており、日本のレベルアップにひと役買っている。そこで、かつて豪州で活躍し、現在は日本に舞台を移した元ワラビーズの選手たちについて日本からリポートする。
文=山田美千子/写真=山田武

ユアン・マッケンジーHCの辞任という衝撃的なニュースが飛び込んで来た。成績不振もさることながらチーム内でのドタバタ劇も起因しているという。昨年7月のロビー・ディーンズHCの辞任、そして今回のマッケンジーHCの辞任。1年ちょっとの間に3人もの指揮官交代は、まるで数年前のどこぞの国の首相交代の再現のようだ。

新指揮官に指名されたのはワラタスを率いるマイケル・チェイカ氏。チェイカHCの下で始まるスプリング・ツアーでは数々の問題をどう修正してくるのだろうか。ワールド・カップまではあと1年を切っている。時間がない。すぐに結果を求められるであろうチェイカHCの厳しいチャレンジはたった今、始まったところだ。そのチェイカ体制には、日本でプレーし、その後コーチの道を歩み始めたナイサン・グレイ氏がコーチとして参加する。グレイ氏といえば、本コラム初回のインタビューに登場してくれたワラビーとして私個人としても思い入れが深い。今後のコーチとしての活躍も期待したい。一方、日本国内のトップ・リーグはファースト・ステージが終了。

元ワラビーズHCのディーンズ氏が率い、ダニエル・ヒーナン、ベリック・バーンズ両選手がプレーするパナソニックがプールAを1位で終えた。

同じプールAを2位で終えたのがクーパー・ブーナ選手の東芝。開幕戦では東芝がパナソニックを破っており、侮れない存在だ。トウタイ・ケフHC率いるクボタも同じプールAの5位。クボタは1位のパナソニックに敗れはしたが、2位東芝に勝利、3位ヤマハには引分けるなど上位キラーに成長しつつある。さらにマーク・ジェラード選手の豊田自動織機が7位につけている。

プールBには今シーズンからトップ・リーグに参戦したニック・カミンズ選手のコカ・コーラが1勝6敗の7位。このカミンズ選手のプレーを見る機会があったが、フォース時代ほどのキレは感じられなかった。初年度だから仕方ないのかもしれないが期待が大きかった分、残念な気がした。セカンド・ステージでの活躍に期待したい。

トップ・リーグはセカンド・ステージが始まる11月28日まで約1カ月の中断期間に入った。トップ・リーグ中断の間、エディー・ジョーンズHC率いる日本代表チーム「エディー・ジャパン」がマオリ・オールブラックスと対戦する(11月1日神戸・8日秩父宮)。久しぶりの代表戦での名将エディーの采配も楽しみだ。

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