
7月10日、キャンベラにあるクエスタコン(Questacon)という愛称で知られる国立科学技術センター内にある日本劇場(Japan Theatre)で、日豪の宇宙分野の先駆者たちが登壇するイベント「Orbiting Ambition: Space Missions and Journeys of Japanese and Australian Trailblazers」が開催された。会場にはキャンベラの高校生や大学生が集まり、第一線で活躍する専門家から直接話を聞く貴重な機会となった。
在オーストラリア日本国大使館及び、ANU宇宙研究所からの開会あいさつが行われたのち、基調講演には、日本の小惑星探査機「はやぶさ」プロジェクトの初代マネージャーであり、オーストラリア国立大学(ANU)の川口淳一郎教授と、オーストラリア初の宇宙飛行士、キャサリン・ベネル・ペグ氏が登壇した。

登壇者と参加者による対話形式のQ&Aセッションも行われ、宇宙分野に関心を持つ次世代の若者たちにとって刺激的な時間となった。
