豪州ビザ最新情報/職種リストの種類と職種の入れ替えなど


職種リスト

―リストの種類と職種の入れ替えなど―

独立技術永住、就労ビザ、卒業ビザとさまざまな種類のオーストラリアのビザ申請の際に用いられる職種リストですが、申請するビザの種類により利用する職種リストの種類が異なることをご存じでしょうか。以下がその一例となります。

【SOL: Skilled Occupation List】

■ 独立技術永住ビザ:Skilled Independent visa(subclass 189)

■ 卒業ビザ:Temporary Graduate visa(subclass 485)

【CSOL: Consolidated Skilled Occupation List】

■ 就労ビザ:Temporary Work(Skilled) visa(subclass 457)

■ 卒業ビザ:Training visa(subclass 407)

【State and Territory Migration List】

■ Skilled Nominated visa(subclass 190)

■ Skilled Regional(Provisional)visa(subclass 489)など

リストにある職種がビザ申請者にふさわしい職種であるかどうかを判断するものとして、「オーストラリア並びにニュージーランド基本職種要項(ANZSCO: Australian and New Zealand Standard Classification of Occupations)」があり、職種要項で定義されている職務経験やスキルがビザ申請者のものと合致していることが重要なポイントとなります。

例えば、Accountant(General/ANZSCO: 221111)の場合、関連する学士号以上の学歴並びに場合により関連の職歴を有していることがAccountant(General)に認められるための条件です。

職種リストの選別は、国内経済動向や職に対する需要など、各種産業協会との話し合いを基に毎年見直しが行われ、その結果として職種リストの職種の入れ替えが行われます。2016年7月1日以降、SOLから9つの職種が除外されましたが、これも上記の理由によります。

なお、教育訓練省(Department of Education and Training)は毎年会計年度ごとの「Flagged Occupations List」を発表しています。このリストは、近い将来SOLから外される可能性がある職種をリストアップしたもので、上記で述べたような国内の経済動向や各種産業協会の意見を基に選別されます。

同リストを確認することで、永住権申請に向けての今後の方向性を決めていくというのも1つの方法ではありますが、注意しなければいけないのは、毎年のようにリストに載るものの一向に外されない職種も実際にあるということです。結局は国内の経済動向次第で、2016/17年度の同リストには52の職種が挙げられています。



清水英樹(Hideki Shimizu)
◎QLD州弁護士、ビザ・移民法政府公認アドバイザー(MARN9900985)。「清水国際法律事務所」筆頭弁護士所長のほか、移民ビザ専門コンサルティング会社「GOオーストラリア・ビザ・コンサルタント」、各種不動産売買手続き専門法律事務所「Conveyancing Home QLD」を経営する。

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