テンポラリー・アクティビティー・ビザの改定内容について

何でも相談

Q 最近テンポラリー・アクティビティー・ビザに改定があったと聞いています。どのような内容か教えてください。
(45歳日系企業人事担当=男性〉

A 2016年11月19日にテンポラリー・アクティビティー・ビザ規定内容の改定がありました。改定内容は以下の通りです。

無くなったビザ

● サブクラス401:テンポラリー・ワーク(ロング・ステイ・アクティビティー)ビザ

● サブクラス402:トレーニング・アンド・リサーチ・ビザ

● サブクラス416:スペシャル・プログラム・ビザ

● サブクラス420:テンポラリー・ワーク(エンターテインメント)ビザ

● サブクラス488:スーパーヨット・クルー・ビザ

新たなビザ

● サブクラス400:テンポラリー・ワーク(ショート・ステイ・スペシャリスト)ビザ(非継続的な短期の高等技術を要する職務の場合)

● サブクラス403:テンポラリー・ワーク(インターナショナル・リレーションズ)ビザ(短期的な双務契約関連、外国政府機関の代表、豪州国内教育機関で外国語を教える、外交官宅でのフル・タイムの家事、法的特権と免除のある人、季節労働職務の場合)

● サブクラス407:トレーニング・ビザ(短期的な職業研修、または専門性向上のための授業参加の場合)

● サブクラス408:テンポラリー・アクティビティー・ビザ(娯楽産業での就労、非継続的な豪州の機関の招待による文化社交行事参加、学術研究プロジェクト参加または視察、フル・タイムの宗教活動、文化的国際交流の参加、高レベルのトレーニングを含むスポーツ参加、スタッフ交換プログラムによる高等技術職務への従事、豪州政府認定行事の参加、豪華ヨットの船員、特定の上級管理職者宅でのフル・タイムでの家事従事の場合)

申請者に対する改定内容

● オンライン申請が可能になった。

● 1つのスポンサーシップで、この新たな枠組み内全てのビザ・サブクラスがカバーされるようになった。また、サブクラス408申請の場合には以下の通り改定がありました。

● ノミネーションが不要になった。

● 滞在期間に関わらず、豪州国内から申請の場合はスポンサーシップが必要となった。

スポンサーシップ申請が2016年11月19日以前に提出された場合

● スポンサーシップ移民省認可が11月19日以前に発令された場合、この認可の期間中はそのままサブクラス407または408の申請に有効。

● 上記の日付以降は、サブクラス407または408の申請にはオンラインでの申請が必要。

● 11月19日以前に提出されたスポンサーシップ申請は2017年5月18日まで有効。

● スポンサーはスポンサーするビザの種類と合致する必要がある(例:宗教活動のビザ申請者のスポンサーは宗教団体である)。

● 第三団体での職業研修の場合には、特例を除きサブクラス407ビザのスポンサー資格が無い場合もある。

※上記は現行の移民法規を基にした一般的なご案内です。必ずしも全ての方に当てはまるとは限りません。上記ビザ申請をご検討中の方は、申請資格について個々に精査する必要があるので、ご不明な点は移民コンサルタント、あるいは移民省へお問い合わせすることを強くお勧めします。


エイドリアン・フェルトン(Adrian Felton)

弁護士(ソリシター)/移民コンサルタント。スタッフソリューションオーストラリア。移住手続認定代行業者登録番号(Migration Agent Registered Number): MARN 0105680。マッコリー大学で法学の学士号を取得後、移民、法律の分野で10年以上の経験を積む。現在、スタッフソリューションオーストラリアで、日系企業や幅広い層の個人のお客様のビザ申請を代行している。

*オーストラリアで生活していて、不思議に思ったこと、日本と勝手が違って分からないこと、困っていることなどがありましたら、当コーナーで専門家に相談してみましょう。質問は、相談者の性別・年齢・職業を明記した上で、Eメール(npeditor@nichigo.com.au)、ファクス(02-9211-1722)、または郵送で「日豪プレス編集部・何でも相談係」までお送りください。お寄せいただいたご相談は、紙面に掲載させていただく場合があります。個別にご返答はいたしませんので、ご了承ください。

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