同居8カ月でもディファクト(事実婚)として配偶者ビザは申請可能?

ビザ

Q

デファクト(事実婚)で配偶者ビザ申請を考えています。まだ8カ月しか一緒に住んでいませんが、申請できますか? 結婚した方が有利なのでしょうか?
(30歳主婦=女性)

A

デファクトで申請される場合、原則12カ月以上の同居期間の証明が必要となります。ただ、「Relationship Certificate」を発行してくれる州にお住まいの方は、その証明書があれば、12カ月未満でも申請することができます(11月末時点で、QLD州、NSW州、VIC州、TAS州、ACT州で可能)。

ただ、あくまでも2人の関係を十分証明できるかが原則となりますので、同居期間がまだ1、2カ月程度の方は、もう少し書類がそろった時点での申請が良いのではないでしょうか。

ご結婚して申請される方は、結婚証明が必要となります。日本で入籍した場合は、戸籍謄本を提出します。必ずしもオーストラリア国内での結婚である必要はありません。

もちろん上記の書類のみでは不十分となります。他にも下記に挙げられる、必要書類などをそろえてください。

  • ●共同名義の銀行口座
    普段の買い物などに使っている口座を用意してください。あまり動いていない口座は良い証明書類にはなりません。
  • ●共同名義のレント契約書やレシート
    シェア・ハウスをされている方は、家主さんに共同名義のレシートを出してもらいましょう。
  • ●共同名義の電気、電話、ガスなどの明細書
  • ●お付き合いの始め頃から最近までの2人の写真
  • ●スーパーアニュエーションの受け取り人をそれぞれの名前にする
  • ●一緒に旅行に行った際の搭乗券や、ホテルの共同名義レシート
  • ●保険の共同加入証明
  • ●家の共同購入証明
  • ●メール、ライン、スカイプ、フェイスブックなどの通信記録

これらの書類は、長期間で証明できればなお良いので、一緒に住み始めたらすぐに手配するようにしてください。

申請後も2人の各種書類を、申請の日付け以降で再度提出するように言われるケースが増えています。申請後も継続して、共同名義の各書類や写真などは作るようにしてください。

2017年11月18日より、申請は全てオンラインでの受付となりました。書面での申請は受け付けてもらえませんので気を付けましょう。

上記は一般的な説明となり、各個人に対するアドバイスではありません。ご自身の詳細については、移民局またはビザ・エージェントにご相談されることをお薦めします。

*オーストラリアで生活していて、不思議に思ったこと、日本と勝手が違って分からないこと、困っていることなどがありましたら、当コーナーで専門家に相談してみましょう。質問は、相談者の性別・年齢・職業を明記した上で、Eメール(npeditor@nichigo.com.au)、ファクス(02-9211-1722)、または郵送で「日豪プレス編集部・何でも相談係」までお送りください。お寄せいただいたご相談は、紙面に掲載させていただく場合があります。個別にご返答はいたしませんので、ご了承ください。


西尾 彩子(にしお あやこ)
Australian Visanet

UTS並びにシドニー大学卒業。教育、流通、航空業界での経験を経て、永住権取得後、移民エージェントとなる。豊富な社会経験を生かした確実・丁寧なコンサルタントに定評がある

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