法改正前に取得した457ビザ保持者は、いつ永住権を申請できますか

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Q

私は、457ビザで調理人として働いています。今年の3月でちょうどビザの期間が2年経ちますが、この時点で永住ビザを申請できると聞きました。ビザの法改正があり3年経たないと申請できないと思っていたのですが、本当でしょうか。(30歳調理人=男性)

A

昨年4月以降の一時就業技能ビザ(サブクラス457/以下、457ビザ)廃止などの法改正で、永住ビザの申請は同ビザを取得してから3年後に申請可能となっていました。

しかし、移民省は既に取得している457ビザ保持者に対して、免除規定を発表しています。以下、簡単にご説明します。

    改定規定の免除の条件

  • ●2017年4月18日時点で457ビザを保持している
  • ●2017年4月18日以前に457ビザを申請中で、その後に457ビザを取得した場合

上記の条件を満たす457ビザ保持者で、今年の3月以降に457ビザから雇用主指名ビザ(Employer Nomination Scheme/ENS)及び地方雇用主指名ビザ(Regional Sponsored Migration Scheme/RSMS)カテゴリーの「Temporary Residence Transaction Stream(457ビザを取得して一定期間を過ぎて申請できるもの)」で永住ビザを申請する場合、3月以降の法改正規定を満たす必要はなくなります。

つまり、今年の3月以降も以下にある改定前の条件で永住ビザの申請ができるということになります。

    職業

  • 457ビザを取得した際の職業が中長期リストに載っていなくても良い
  • 年齢

  • 50歳未満まで申請可能
  • 規定期間

  • 457ビザを取得して2年以上経てば申請可能(ただし、同じ雇用主の元で同じ職種であること)

従ってご相談の方の場合は、職が調理人でも、457ビザを取得して2年経っていれば永住ビザ申請が可能と思われます。ただし、英語力の規定は、IELTSのスコアが6.0以上レベルとなっていますのでご注意ください。

2017年4月19日以降に457ビザの申請をしてビザを取得した場合は、法改正後の新しい法律が適用となります。

以上は、一般的な説明で、個々に対するアドバイスではありません。詳細は、直接移民局またはビザ・エージェントなどの専門家にお問い合わせください。

*オーストラリアで生活していて、不思議に思ったこと、日本と勝手が違って分からないこと、困っていることなどがありましたら、当コーナーで専門家に相談してみましょう。質問は、相談者の性別・年齢・職業を明記した上で、Eメール(npeditor@nichigo.com.au)、ファクス(02-9211-1722)、または郵送で「日豪プレス編集部・何でも相談係」までお送りください。お寄せいただいたご相談は、紙面に掲載させていただく場合があります。個別にご返答はいたしませんので、ご了承ください。


中澤 英世(なかざわ ひでよ)
Australian Visa & Education

ビザ申請代行業者(登録番号MARN:0213098)。旅行会社、英語学校、大学関連教育会社勤務を経て2002年より豪州政府認定ビザ・エージェントとなる。在豪25年の経験を生かし、留学・起業など幅広く相談に乗っている。

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