家族呼び寄せビザの申請

ビザ VISA

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Q: 私は現在、永住者としてシドニーに在住しています。両親をシドニーに呼び寄せたいので、家族呼び寄せビザの申請を希望しています。申請の条件などを教えてください。
 

(40歳主婦=女性)

A: 日本の両親を呼び寄せるビザを申請するには、スポンサーとなる人に、以下のような条件があります。
 

・2年以上オーストラリアに合法的に滞在している(学生ビザ期間なども含めてOK)。
・親の子どもの半分以上がオーストラリアに居住している。または、半分以下であっても、オーストラリアに居住している子どもの数が一番多い。
・親をサポートする十分な収入がある、またはお金のスポンサーになってくれる人がいる。

スポンサーになる人物は、肉親である必要はありませんが、定期的な収入が必要となります。収入額は、何人のビザを申請するか、また、スポンサーになる人の家族構成などによって、センターリンクが審査し決めます。

上記が問題ないということであれば、申請するビザのタイプを決めます。

 
(1)費用はあまりかからないが、待ち時間が長いビザ

申請費用は比較的安いのですが、審査の待ち時間が約10〜15年ほどかかります。ビザの合否のポイントは健康診断ですが、どんな健康な方でも、10年後の健康状態は分かりません。予算が許すのであれば、これは避けた方がいいかもしれません。ただ、まだ年齢も若く、日本での仕事もしばらくやめられないなどの事情がある人には、向いているかもしれません。

 
(2)費用は高いけれど、審査が早いビザ

このカテゴリーは、ビザ認可時に支払う申請費用が約4万2,000ドルで、もし両親(2人)が申請する場合、費用は2倍となり、十分な予算が必要になります。ただ、審査の待ち時間は1年〜1年半ほどで、かなり早くビザが発行されます。

ビザが出ればオーストラリアのメディケアも使えます。

上記、いずれもボンドの支払いがあるので、申請費用以外にも十分な資金の準備が必要です

いきなり上記のような高額の申請費は支払えないという方は、2段階で半分ずつ支払うこともできます。まず、テンポラリーのビザを約半分の費用を払って取得した後、永住権を申請し、残りの約半分を払います。ただ、最初に出るビザはあくまでもテンポラリーなので、この期間に大病などにかかってしまうと、将来の永住権獲得まで進めないこともあります。

移民局は、毎年家族呼び寄せビザの人数を定めており、年々少なくなる傾向にありますので、家族呼び寄せビザの審査スピードも、今後遅くなっていくかもしれません。したがって、特にお年を召している方のビザ申請の場合は、早く出るビザ・タイプでの申請をお勧めします。

※上記は一般的なご案内となり、各個人へのアドバイスとしては使われるものではありません。ご自身の状況については専門家とご相談されることをお勧めします。


 

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西尾 彩子(にしお あやこ)
Australian Visanet

UTS並びにSydney大学卒。教育、流通、航空業界での経験を経て、永住権取得後、移民エージェントとなる。豊富な社会経験を生かした確実・丁寧なコンサルタントに定評がある

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