日本にいる両親をペアレント・ビザで呼びたいのですが

Q オーストラリアの永住者です。日本にいる両親をオーストラリアに呼び、永住ビザのスポンサーをしたいと思っているのですが、どのようなビザを申請すればよいでしょうか?
(40歳会社員=女性)

 

A 日本にいらっしゃるご両親をオーストラリアへ呼び寄せるためにはペアレント・ビザを申請する必要があります。

ペアレント・ビザには一時滞在ビザと永住ビザの両方があります。これらのビザの需要は高く、標準的なペアレント・ビザは申請から申請結果が出るまでに10年以上かかります。この長い待ち時間を避けるため、コントリビュートリー・ペアレント・ビザを申請することができます。このビザを申請する場合、ビザが認可される前に第2ビザ申請料を支払う必要があります。現在の第2ビザ申請料は42,250ドルですが、支払うことにより待ち時間がかなり短くなります。現在のコントリビュートリー・ペアレント・ビザ審査の待ち時間はおよそ12カ月程度ですが、申請の数、ビザ認可の数により変動します。

ご両親(実親または養親)がペアレント・ビザを申請するためにはオーストラリアに生活の基盤があるオーストラリア市民、オーストラリア永住者または資格のあるニュージーランド市民のスポンサーが必要です。

またスポンサーは「Assurance of support」を提供しなければなりません。「Assurance of support」とは 保証人(Assurer)がビザ申請者の移住後、ビザ保持者が生活保護手当てに頼らないよう、保証金を納めることです。ペアレント・ビザ・カテゴリーの場合、保証人による保証期間はビザ申請者の移住後2年間で、コントリビュートリー・ペアレント・ビザ・カテゴリーの場合、保証人による保証期間はビザ申請者の移住後10年間です。スポンサーが保証人となる必要はありません。

また、申請者は通常、家族構成テスト(Balance of family test)に合格しなければなりません。家族構成テストに合格するためには、申請者の子どもの半分以上がオーストラリア市民または永住ビザを保持しているオーストラリア居住者であるか、資格のあるニュージーランド市民である必要があります。または、前述のオーストラリア居住者である子どもの数が、オーストラリア国外にいる子どもの数より多い必要があります。例えば、申請者に3人の子どもがおり、その内、2人がオーストラリア居住者、1人がオーストラリア国外に居住している場合、申請者はこのテストに合格できますが、申請者に4人の子どもがおり、その内3人が国外に居住している場合、このテストには合格しません。

さらに、国内申請のペアレント・ビザには年齢制限があるビザもあります。オーストラリア国内でビザを申請する場合、申請者の年齢が、男性は65歳または、65歳以上、女性は60歳から65歳(生年月日による)である必要があります。

ほかに、申請者が段階的に移民省に寄付金を支払う、永住ビザにつながるコントリビュートリー・ペアレント(一時滞在)ビザがあります。

上記の情報は、ペアレント・ビザの種類に関する一般的な概要ですので、専門的なアドバイスに関しましては移民コンサルタントにご相談することをお薦めいたします。


Adrian Felton (エイドリアン・フェルトン)
弁護士(ソリシター)/ 移民コンサルタント
スタッフソリューションオーストラリア

移住手続認定代行業者登録番号(Migration Agent Registered Number): MARN 0105680
マッコリー大学で法学の学士号を取得後、移民、法律の分野で10年以上の経験を積む。ここ8年間はスタッフソリューションオーストラリアにて勤務し日系企業や幅広い層の個人のお客様のビザ申請を代行している

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